JP2757804B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents
電気貯湯容器Info
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Description
しくは器体に内容器を収容し、内容器内の内容液を加熱
する内容器の底部まわりに設けられたヒータと、内容器
に接続した注出管路と、この注出管路を通じ内容液を器
体外に注出するポンプと、器体の底部材に設けられて電
気回路を収容するように下方に開口した回路ボックス
と、この回路ボックスの上に前記ヒータとの間に設けら
れた遮熱板とを少なくとも備えた電気貯湯容器に関する
ものである。
ットとして従来から多く提供されており、内容液をヒー
タで加熱することにより保温状態にして、あるいは湯沸
かし後に保温状態にして貯湯し、コーヒーやお茶を抽出
したりするのに必要温度の内容液をいつでも供給でき
る。また、これらを含む各種の動作に対応した制御回路
を備えて高機能化が達成され、この制御回路の主な部分
を回路ボックスと遮熱板とによって、ヒータからの熱、
および上方より落下する漏水や結露水から保護し、製品
の安全や使用の安全を図っている。
機能、高品質化によって、器体および器体内構造が部品
点数および組立工数の多い複雑で高価なものになってい
る。
を課題とし、高機能や高性能を損なわずに部品点数およ
び組立工数の少ない構造が簡単で安価な電気貯湯容器を
提供することを主たる目的とするものである。
は、上記のような目的を達成するために、器体に内容器
を収容し、内容器内の内容液を加熱する内容器の底部ま
わりに設けられたヒータと、内容器の内容液を器体外に
注出する注出管路と、器体の底部材に設けられて電気回
路を収容するように下方に開口した回路ボックスに前記
ヒータとの間に設けられた遮熱板とを少なくとも備え、
前記回路ボックスは、底部材に一体成形され、前記遮熱
板は、底部材に回路ボックスとともに一体成形された係
合部との係合により取り付けたことを特徴とするもので
ある。
ックスが底部材に一体成形されているし、この回路ボッ
クスに遮熱板を取り付けるのに、底部材に回路ボックス
とともに一体成形された係合部を設けて遮熱板と係合し
てそれを取付けられるようにするので、回路ボックスお
よび遮熱板の係合部を設けるための特別な部材が不要と
なり、部品点数および組み立て工数の少ない、構造が簡
単で安価なものとなる。
ついて説明する。本実施例は湯沸かし可能でかつポンプ
によって内容液を注出する電気ポットの場合を示してい
る。図6に示すように、ステンレス鋼製の内容器2を鋼
板製の外装ケース3内に収容して器体4を構成し、内容
器2の全体が磁性体で貯湯域におけるマグネットとの吸
着部をなすようにしている。この内容器2の底部下面に
ヒータ1が当てがわれて湯沸かしや保温を行うようにし
ている。内容器2は外装ケース3の上端に嵌め合わせた
合成樹脂製の肩部材5によって上端フランジを受けられ
ている。
な底部材6が当てがわれ、この底部材6と前記内容器2
の底部とを鋼板製の底遮熱板7a、連結金具7b、7c
によって連結し外装ケース3、内容器2および底部材6
の相互を一体化している。7d、7eは前記連結を行う
ビスである。底部材6には回路ボックス8が一体形成さ
れ、底部材6の中央開口には底蓋9が下方から当てがわ
れて外周部の爪の底部材6への係合と1か所でのビス止
めとによって取付けられている。この底蓋9の外周に回
転座体11を回転可能に嵌め合わせ保持している。これ
によって器体4を定置したとき回転座体11上で器体4
が滑動して回転される。
管路12が接続されている。この注出管路12は内容器
2と外装ケース3との間の空間で、肩部材5の前部に設
けられた嘴状突出部13内にまで立ち上がり、この部分
で逆U字状に屈曲して吐出口14が下向きに開口してい
る。注出管路12の内容器2よりも下になった部分に
は、注出管路12に流入する内容液を前記吐出口14に
送り出すポンプ15が設けられ、図5に示すモータ10
によって駆動するようにしている。12aは注出管路1
2の内容器2の底部への接続口である。
ケース3の前部に取付た下カバー16に注液ガイド17
が一体に設けられ、前記吐出口14から吐出される内容
液は吐出口14の注液ガイド17内に開口する下端から
のスリット14aにより一旦大気に開放された後、前記
注液ガイド17により周りへ飛散しないように案内され
注液される。
1の中央孔を通じて温度センサ21が当てがわれ、内容
液の温度を検出して、回路ボックス8に収容される制御
回路22に内容液の温度情報を与える。これによって制
御回路22は内容液を湯沸かししたり、所定の温度に保
温したりするようにヒータ1を通電制御し、また、これ
らのために内容液の沸騰の有無や内容液温度を判断す
る。
いる。器体蓋31はその後部で肩部材5の内側に一部が
開放するように設けられた軸受部32にヒンジピン33
によって開閉および着脱が可能なように枢着されてい
る。器体蓋31の着脱は器体蓋31に一体のヒンジピン
33が軸受部32の開放部から出し入れできる状態にま
で器体蓋31を開くことによって可能となる。したがっ
て器体蓋31が閉じ状態にあるとき器体蓋31が不用意
に外れるようなことが回避される。
設けられ、器体蓋31が閉じられたとき肩部材5の一部
に設けた図示しない係止部に弾性係合することにより器
体蓋31を閉じ状態に係止する。このロック部材34は
これに働かされたばねに抗し外部の図1に示す仮想線状
態となるロック解除部材30により後退方向に押動され
て、前記係止部との係合が外れ器体蓋31の閉じ位置へ
の係止を解除する。
らなる内蓋36が当てがわれ、ビス止めされている。内
蓋36の外周にはシールパッキング38が装着され、こ
れが内容器2の後部に当接して内容器2を閉じるように
している。
間には、内容器2内で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気
通路39が設けられ、内容器2内が蒸気の発生によって
異常昇圧するのを回避するようにしている。
時に内容液が蒸気通路39を通じて流出するのを防止す
る転倒時止水弁41や、器体4の転倒時に内容液が蒸気
通路39を通じて外部に流出しようとしても、これを蒸
気通路39の途中に溜め込み、外部への流出を遅らせる
液溜め40aと40bが設けられている。
の位置に設けた転倒時止水弁41の弁室壁42dの周り
に弁室42よりは前側寄りに形成され、図1に示すよう
な環状の内側周壁42aとこの環状周壁42aと弁室4
1との間に形成した放射状の隔壁42bと、前記内側周
壁42aの外側に形成した外側環状周壁42cとで、内
蓋35との間に形成され、外側周壁42cが内蓋35と
の間をシール部材43によりシールされているのに対
し、弁室壁42d、内側周壁42a、隔壁42bは内蓋
35との間に僅かの隙間Sを持つようにしている。これ
により器体4が転倒して内容液が蒸気通路39を通じて
流出しようとして内蓋35の開口39aを通じて弁室壁
42d内に一度に流れ込んでくると、これを前記隙間S
を通じて前記弁室壁42d、内側周壁42a、隔壁42
b、外側周壁42cの相互間に形成している隔室42e
内に徐々に分散収容しながら、蒸気通路39の弁室壁4
2d内よりも外側に流れ出すのを遅らせ、弁室壁42d
内からさらに内容液が蒸気通路39の外側に流れ出よう
とすると、これを弁室壁42dと蒸気通路39の器体蓋
31外への開口39bとの間に設けた広い液溜め40b
に溜め込み、液溜め40bに対して後部側に偏位してい
る前記開口39bを通じた外部への流出を最終的に遅ら
せるようにしている。
ンプ15を働かせたり、電気ポットが有する各種モード
を設定したりする操作パネル44が設けられ、操作パネ
ル44の内側に設けられた操作基板45上の各種スイッ
チを押圧操作し、また操作基板45上に設けられたLE
D等の各種表示部の点灯、消灯を外部に表示できるよう
にしてある。44aはポンプ15を働かせて内容液を注
出する注出キーを示している。
ぐ下には転倒時止水弁61が設けられている。
体からなるマグネットとの吸着部であることに対応し
て、内容器2内に浄水部64を着脱できるように備え、
これの器体4内への取付け基部63に前記吸着部である
内容器2に吸着するマグネット62を設けてある。
ミック等の浄水材64aを収容している。したがって、
器体4内に貯湯される内容液はヒータ1により加熱して
湯沸かしや保温を行って貯湯しておき、これをポンプ1
5により注出管路12を通じていつでも外部に注出し使
用に供することができるようにしながら、器体4の貯湯
域をなす前記吸着部である内容器2に、浄水部64の器
体4への取付け部63を当接させてこれに設けられてい
るマグネット62により吸着させるだけで、前記貯湯さ
れる内容液中に浄水部64が浸漬されて内容液と常時接
触しこれを浄水できる状態とする。これにより、前記使
用に供する内容液を特別な引っ掛けや嵌め合いのない着
脱しやすく簡単かつ安価な構造で、充分に浄水処理した
ものとすることができる。
グネットとの吸着部をなしているので、器体4の貯湯域
を形成する内容器2の材料に磁性体材料を選択するだけ
で、前記特徴を発揮することができるし、浄水部64を
貯湯域のどの部分にも取付けることができる。したがっ
て、1種類の浄水部64を機種や用途等に応じて適宜に
用いることができる。しかし、吸着部を器体4の貯湯域
の一部に設けるようにしてもよい。この場合全体が非磁
性体よりなる内容器2の一部の外面に磁性体やマグネッ
トを当てがって、内容器2がなす貯湯域内に設けられる
浄水部64のマグネット62との吸着部を形成するのが
適当である。
ジ部65によって揺動できるように接続されている。こ
のため、内容液の加熱による対流や注出による流れに応
じて、器体4の貯湯域に吸着された取付け基部63との
間で内容液の流れに遅れながら上方へ揺動したり、内容
液の流れよりも速く下降したりし、前記内容液の流れと
の速度差や移動方向の違いによって浄水材64aの粒子
間に捕捉され移動しにくい気泡が内容液によって押し動
かされ、あるいは引き動かされて浄水材64aの粒子間
から引き離されて浄水材64a外に出るので、浄水材6
4aの粒子間に気泡が捕捉されて動かず内容液が通過す
るのを阻害し浄水機能を損なうようなことを回避するこ
とができる。
揺動させるには、本実施例のように浄水部64が偏平で
しかも平面が横向きとなるように装着するのが、内容液
の前記動きを受けやすくする上で好都合である。
は、内容器2内の内容液をヒータ1により加熱して湯沸
しや保温を行って貯湯し、これをポンプ15の働きで内
容器2に接続された注出管路12を通じて器体4外に注
出し、いつでも使用に供することができ、回路ボックス
8の上に今1つの遮熱板81を設けたことにより、各種
高機能、高性能に対応する電子回路等を含む高度な制御
回路22でも回路ボックス8とこれの上の遮熱板81と
によってヒータ1の熱、および上方より落下する漏水や
結露水から保護することができる。これに加え前記底遮
熱板7aは内容器2の底部下面のヒータ1の下に位置し
て、自身の遮熱性と自身と前記遮熱板81との間にでき
る断熱隙間S1とによって回路ボックス8内の制御回路
22の保護機能をさらに向上することができる。
路ボックス8の上面にこれに一体形成された複数のスペ
ーサ突起8aを介し当てがうとともに、回路ボックス8
の天井壁8b等に係合させて取付けてある。これによ
り、特別な取付け部材を必要としない係合作業だけで簡
単に取付けられるのと同時に、回路ボックス8との間に
スペーサ突起8aによる所定の間隙S2を形成して断熱
空間を得、回路ボックス8と遮熱板81とによる制御回
路22の熱保護をさらに向上することができる。
形成された鉤形係止片8cに遮熱板81の一端側の取付
け穴81aを図1、図2に示すように引っ掛けて前記ス
ペーサ突起8aへの当接位置に遮熱板81を掛け止め
る。また、遮熱板81の他端側に下向きに一体形成され
た取付け片81bを設け、底部材6側の回路ボックス8
形成部分から外れた位置に設けられた取付け穴6aに前
記取付け片81bの下端のフック81c部を上方から抜
け止め状態に弾性的に挿入している。これらによって遮
熱板81は前記スペーサ突起8aへの当接位置に保持し
て取付けられる。
上面の複数のスペーサ突起8aを介し当てがって取付け
ることにより、双方間に断熱隙間S2を形成して遮熱板
81による制御回路の保護機能を高めるが、この取付け
が遮熱板81の一端側の取付け穴81aを回路ボックス
8の天井壁8bに一体形成されて、回路ボックス8とと
もに底部材6に一体成形された鉤形係止片8cに掛け止
める一方、他端側の取付け片81bに有する下端のフッ
ク81cを底部材6に回路ボックス8とともに回路ボッ
クス8の形成部分から外れて一体成形された取付け穴6
aに上方から抜け止め状態に弾性的に挿入する、特別な
部品を用いない簡単な作業にて遮熱板81を前記スペー
サ突起8aへの当接位置に保持し、前記機能を達成させ
ることができるので、機能の低下を招くことがない。
成されているし、この回路ボックス8に遮熱板81を取
り付けるのに、底部材6に回路ボックス8とともに一体
成形された係合部としての取付け穴6a、鉤型係止片8
cを設けて遮熱板81と係合してそれを取り付けられる
ようにしてあるので、回路ボックス8および遮熱板81
の係合部を設けるための特別な部材が不要となり、部品
点数および組み立て工数の少ない、構造が簡単で安価な
電気ポットが得られる。
8bに下向きに一体形成した複数のスペーサ突起8dを
介して制御回路22を装備した回路基板22aを当てが
い、回路ボックス8に合成樹脂製のカバー82を下方か
ら被せ付けてある。このカバー82には上向きの押圧突
起82aが一体成形され、この押圧突起82aにより前
記回路基板22aを前記スペーサ突起8dへの当接位置
に保持させてある。併せてこの押圧突起82aから突出
したフック片82cを回路ボックス8の天井壁8bに設
けた取付け穴8eに回路基板22aの逃げ穴22bを通
じて抜け止め状態に弾性的に挿入することにより、回路
基板22aを前記スペーサ突起8dへの当接位置に保持
するのと同時にカバー82を回路ボックス8への被せ付
け状態に係合し保持している。
ー82を被せ付けるので、器体4が溜り水等にじゃぶ漬
けされると云ったことによる下方からの侵入水からも制
御回路22を保護することができるし、このカバー82
は回路ボックス8の開口に下方から被せ付けて係合し取
付けるが、この取付けによって制御回路22の回路基板
22aを回路ボックス8の天井壁8b側に当てがうとと
もに双方間に挟持するので、回路基板22aおよびカバ
ー82の取付け構造および作業が共通のものとなるので
低コストにて実現する。
介し回路ボックス8の天井壁8bに当てがうことによ
り、双方間に断熱隙間S3を形成し遮熱板81等による
制御回路22の保護機能を高めることができるし、回路
ボックス8に下方から被さるカバー82により、回路ボ
ックス8内の制御回路22を器体4が水溜め部にじゃぶ
漬けされると云ったことによる下方からの侵入水から保
護することができる。そしてこれらのことは、カバー8
2の押圧突起82aにて回路基板22aをスペーサ突起
8dに押圧した状態で、押圧突起82aから突出したフ
ック片82bを回路ボックス8の天井壁8bに設けた取
付け穴8eに回路基板22aの逃げ穴22bを抜け止め
状態に弾性的に挿入する特別な部品を用いない1つの取
付け作業にて達成され、さらなる高品質化を安価に実現
することができる。
ンペラー85を、このインペラー85が封入されたポン
プ室15aから隔絶されたマグネット15bの吸引力に
よって非接触で回転駆動する電動ポンプであって、マグ
ネット15bおよびこのマグネット15cを一体に保持
する金属製のバックアッププレート15cに合成樹脂製
被覆15dを設け、合成樹脂製被覆15dの取付け穴1
5eとバックアッププレート15cの取付け穴15fと
をモータ10の回転軸10aに圧入して取り付けたもの
としてある。
15bの吸引力を利用してポンプ室15aに封入された
インペラー85を非接触に駆動するシールの問題のない
高性能なポンプ15を使用していながら、マグネット1
5bおよびこれのバックアッププレート15cは、合成
樹脂被覆15dとバックプレート15cとをモータ10
の回転軸10aに圧入することにより、特別な取付け部
材を使用しない1回の嵌合作業で取付けられるので、部
品点数の少ない安価なものとすることができ、しかも、
合成樹脂被覆15dの弾性を利用した締まり代の大きな
嵌合とバックアッププレート15cの金属による高い剛
性を利用した締まり代が小さくても強固な嵌合との2つ
の嵌合により確固な取付け状態を得て高品質なものとす
ることができる。
板81の下に位置するので、上方より落下する漏水や結
露水が回路ボックス8内に侵入するような原因にはなら
ない。したがって制御回路22の保護機能は損なわれな
い。また、取付け穴8eは1つのスペーサ突起8dの部
分に設けてあるので、取付け穴8eを設けることおよび
これにフック82bが抜け止め状態に挿入されることに
より強度が低下して問題となるようなことを回避してい
る。取付け穴8aと鉤型係止片8cの成形穴8gとも双
方が上下で位置ずれしているので、前記漏水や結露水に
対する保護機能を損なう原因にはならない。
よる回路基板22の取付け箇所を複数にすると、これに
よる回路基板22の取付けはより安定して好適である。
があるので、回路基板22の一端部を回路ボックス8の
前記スペーサ突起8dとこれに対向して設けた押え突起
8hとの間に挟み込むとともに、他端側一か所で前記押
圧突起82aおよびフック82bを利用した取付けを行
うようにしている。
に示すようにカバー82の一端側に一体形成したフック
片82eを、回路ボックス8の一端部外面に形成した係
止穴8kに抜け止め状態に弾性係合させることにより対
処している。カバー82には下向きに突出して底蓋9と
当接し合うバックアップ脚82fが一体形成され、底蓋
9をねじ止めする際の持ち上げによって底蓋9をバック
アップ脚82fに当接させることによって、底蓋9にガ
タツキが生じるのを防止することができ、底蓋9に局部
的な外力が下方から働いても保護することができる。
底遮熱板7aおよび温度センサ21の他、異常昇温時に
ヒータ1への給電を断つように制御回路22に結線され
る温度ヒューズ86を備え、温度センサ21を内容器2
の底部に押圧する押圧部87aを中央に有するセンサ取
付け板87の一端87bを底遮熱板7aの一部に設けた
切り起こし穴7fに挿入して係止するとともに、他端8
7cを底遮熱板7aにねじ88によりねじ止めしてセン
サ取付け板87を底遮熱板7aに取付け、これによりセ
ンサ取付け板87の前記押圧部87aにて温度センサ2
1を内容器2の底部に押圧させるとともに、センサ取付
け板87の他端87c側と底遮熱板7aとの間に温度ヒ
ューズ86を挟み付けて保持している。
温度ヒューズ86は電気ポットの高機能、高性能な各種
制御と使用の安全とを達成するが、センサ取付け板87
をこれの一端87bで底遮熱板7aの切り起こし穴7f
に挿入し、他端87cを底遮熱板7aにねじ止めする、
一本のねじ88を利用する簡単な取付けによって温度セ
ンサ21を内容器2の底部に当てがうことができるし、
このセンサ取付け板87の底遮熱板7aにねじ止めした
端部87c側と底遮熱板7aとの間に温度ヒューズ86
を挟み付ける、センサ取付け板と一本のねじによる少な
い部品および組立作業にて温度センサ21と温度ヒュー
ズ86とを取付けて機能させることができコストの低減
が図れる。
ける部分には、図4に示すように温度ヒューズ86が嵌
まり込む凹部89を形成してあり、前記挟み込むだけの
取付け構造でも温度ヒューズ86の位置ずれを防止して
不用意に脱落するのを防止できる。
86の挟み付け部分には、温度ヒューズ86を押圧する
側に湾曲させたばね部87dとしてあり、相互の形状や
大きさの誤差を吸収しながら温度ヒューズ86を確固に
挟み付け保持できる。
し、遮熱板81の一端側の取付け穴81aを回路ボック
ス8の天井壁8bに一体形成された割りピン8iに抜け
止め状態に弾性的に嵌め合わせるようにし、第1の実施
例の取付け穴81aと鉤型係止片8aへの掛け止め構造
に代えて遮熱板81を取付けた点で、第1の実施例と相
違しおり、回路ボックス8の天井壁8bに穴が明かない
のが制御回路22を保護する上で有利である。
ているが、第1の実施例のようなカバー82の取付け構
造を利用したものとすることもできる。温度センサ21
のセンサ取付け板87による取付け構造も第1の実施例
の場合と異なっているが、同じにすることもできる。
回路22の他の電子部品等とともに自動搭載したものと
して、遮熱板81および底遮熱板7aの逃げ穴92、9
3を通じてヒータ1の下に位置するようにしてある。こ
れによっても温度ヒューズ86の特別な取付け部材や組
立作業が省略できる。
向きの凹溝94内に回転できるように嵌め付けてある
が、第1の実施例の構造とするこができる。
成樹脂製とした外装ケース103と器体4に収容した内
容器2との間に合成樹脂製の筒状の断熱壁95を設けて
底遮熱板7aと器体4の肩部材5とに嵌合させて双方間
に保持している。
脂製とした断熱壁85と外装ケース103とが位置し
て、これらが金属に比し熱伝導性の低いものであること
と、内容器2と断熱壁95との間、断熱壁95と外装ケ
ース103との間に形成される2つの断熱隙間S4、S
5とによって、内容器2内にて加熱される内容液の熱
が、器体4の胴部まわりに逃げるのを効果的に抑止する
ようにして、電気ポットを熱効率のよいものとしなが
ら、断熱壁95を底遮熱板7aと器体4の肩部材5との
間に特別な部材を用いないで保持するので、比較的低コ
ストにて実現することができる。
に放射状に突出する複数の支持爪7hを設け、これを断
熱壁95の下端部に円周方向に設けた取付け穴95aに
嵌め合わせ、底遮熱板7aが内容器2の底部に連結され
る際に断熱壁95を肩部材5に押圧して双方間で確固に
挟持するようにしている。
で、同一部材には同一符号を付し重複する説明は省略す
る。
ックスが底部材に一体成形されているし、この回路ボッ
クスに遮熱板を取り付けるのに、底部材に回路ボックス
とともに一体成形された係合部を設けて遮熱板と係合し
てそれを取付けられるようにするので、回路ボックスお
よび遮熱板の係合部を設けるための特別な部材が不要と
なり、部品点数および組み立て工数の少ない、構造が簡
単で安価なものとなる。
を取り外して見た底部の一部の下面図である。
付け部の斜視図である。
ある。
の一部の断面図である。
を示す斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 器体に内容器を収容し、内容器内の内容
液を加熱する内容器の底部まわりに設けられたヒータ
と、内容器の内容液を器体外に注出する注出管路と、器
体の底部材に設けられて電気回路を収容するように下方
に開口した回路ボックスに前記ヒータとの間に設けられ
た遮熱板とを少なくとも備え、前記回路ボックスは、底
部材に一体成形され、前記遮熱板は、底部材に回路ボッ
クスとともに一体成形された係合部との係合により取り
付けたことを特徴とする電気貯湯容器。
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JP7022417A JP2757804B2 (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 電気貯湯容器 |
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JP5298751B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2013-09-25 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気ポット |
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JPH0683692B2 (ja) * | 1987-11-30 | 1994-10-26 | 松下電器産業株式会社 | 電気湯沸し器 |
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1995
- 1995-02-10 JP JP7022417A patent/JP2757804B2/ja not_active Expired - Lifetime
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