JP3297464B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
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- JP3297464B2 JP3297464B2 JP10979592A JP10979592A JP3297464B2 JP 3297464 B2 JP3297464 B2 JP 3297464B2 JP 10979592 A JP10979592 A JP 10979592A JP 10979592 A JP10979592 A JP 10979592A JP 3297464 B2 JP3297464 B2 JP 3297464B2
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- container
- stopper
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、収容液体を加熱・保温
する電気湯沸かし器に関するものである。
する電気湯沸かし器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の、この種の電気湯沸かし器は、例
えば図２の一部縦断面図に示されたような構成になって
いた。すなわち、図２において、１は外装体２内に設け
た有底筒状の容器で、容器１の底面裏側には発熱体３を
固着し、容器１の中央底部の裏側には温度検知装置４を
装着している。５は容器１の上方開口部を覆う蓋体であ
る。蓋体５は、容器１側に面した内蓋６と、内蓋６周部
に配したゴムのパッキン７と、外郭を構成する外蓋８
と、内蓋６と外蓋８との間に配した蓋カバー９と、蓋体
５内部に配した摺動自在なストッパー10からなり、一方
の側を外装体２に軸支部12にて軸支し、他側を摺動自在
なストッパー10で形成し、容器１の上方開口部を開閉自
在に封止している。
えば図２の一部縦断面図に示されたような構成になって
いた。すなわち、図２において、１は外装体２内に設け
た有底筒状の容器で、容器１の底面裏側には発熱体３を
固着し、容器１の中央底部の裏側には温度検知装置４を
装着している。５は容器１の上方開口部を覆う蓋体であ
る。蓋体５は、容器１側に面した内蓋６と、内蓋６周部
に配したゴムのパッキン７と、外郭を構成する外蓋８
と、内蓋６と外蓋８との間に配した蓋カバー９と、蓋体
５内部に配した摺動自在なストッパー10からなり、一方
の側を外装体２に軸支部12にて軸支し、他側を摺動自在
なストッパー10で形成し、容器１の上方開口部を開閉自
在に封止している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
湯沸かし器では、蓋体５を開放するときに、内蓋６の底
面26Ａに付いた蒸気が水滴となって軸支部12側へ流れ、
回動時の勢いで軸支部12より後方に飛び出して外装体２
の外面を伝って設置面に滴下するという問題があった。
湯沸かし器では、蓋体５を開放するときに、内蓋６の底
面26Ａに付いた蒸気が水滴となって軸支部12側へ流れ、
回動時の勢いで軸支部12より後方に飛び出して外装体２
の外面を伝って設置面に滴下するという問題があった。
【０００４】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、内蓋底面に付いた水滴を蓋体開放時に外装体外面に
流れ出さない構成とするのもので、使い勝手のよい電気
湯沸かし器を提供することを目的としている。
り、内蓋底面に付いた水滴を蓋体開放時に外装体外面に
流れ出さない構成とするのもので、使い勝手のよい電気
湯沸かし器を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外装体内に配した液体を収容する容器と、
容器上方開放部を覆い、一方の側を軸支部によって外装
体に軸支し、他側に摺動自在なストッパーを形成した蓋
体を有する電気湯沸かし器において、前記蓋体を、容器
側に面した内蓋と、内蓋周部に配したゴムのパッキン
と、外郭を構成する外蓋と、内蓋と外蓋との間に配した
蓋カバーと、蓋体内部に配した摺動自在な前記ストッパ
ーから構成し、前記内蓋における前記軸支部に近い側に
前記容器側に突出する突き出し部を設け、この突き出し
部における前記ストッパーに対向する側を傾斜面とし、
この傾斜面に開口を設けたことを特徴とする。
するために、外装体内に配した液体を収容する容器と、
容器上方開放部を覆い、一方の側を軸支部によって外装
体に軸支し、他側に摺動自在なストッパーを形成した蓋
体を有する電気湯沸かし器において、前記蓋体を、容器
側に面した内蓋と、内蓋周部に配したゴムのパッキン
と、外郭を構成する外蓋と、内蓋と外蓋との間に配した
蓋カバーと、蓋体内部に配した摺動自在な前記ストッパ
ーから構成し、前記内蓋における前記軸支部に近い側に
前記容器側に突出する突き出し部を設け、この突き出し
部における前記ストッパーに対向する側を傾斜面とし、
この傾斜面に開口を設けたことを特徴とする。
【０００６】
【０００７】
【０００８】
【０００９】
【作用】本発明によれば、蓋体を開放したときに、内蓋
の底面に付着した蒸気の結露による水滴が流れ出して
も、突き出し部によって容器側へ流れるようになり、さ
らに、突き出し部におけるストッパーに対向する側を傾
斜面とし、この傾斜面に開口を設けたことにより、流れ
出した水滴が開口から内蓋内に入るので水滴が軸支部へ
は流れなくなる。
の底面に付着した蒸気の結露による水滴が流れ出して
も、突き出し部によって容器側へ流れるようになり、さ
らに、突き出し部におけるストッパーに対向する側を傾
斜面とし、この傾斜面に開口を設けたことにより、流れ
出した水滴が開口から内蓋内に入るので水滴が軸支部へ
は流れなくなる。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【実施例】以下、本発明の電気湯沸かし器の実施例につ
いて図１の縦断面図を参照しながら説明する。
いて図１の縦断面図を参照しながら説明する。
【００１４】図１は本発明の一実施例の基本構成を示
し、図１に示すように、21は外装体22内に設けた有底筒
状の容器で、容器21の底面裏側には発熱体23を固着し、
容器21の中央底部の裏側には温度検知装置24を装着して
いる。25は容器21の上方開口部を覆う蓋体である。蓋体
25は、容器21側に面した内蓋26と、内蓋26周部に配した
ゴムのパッキン27と、外郭を構成する外蓋28と、内蓋26
と外蓋28との間に配した蓋カバー29と、蓋体25内部に配
した摺動自在なストッパー30からなり、一方の側を外装
体22に軸支し、他側を摺動自在なストッパー30で形成
し、容器21の上方開口部を開閉自在に封止している点は
従来と同様の構成である。
し、図１に示すように、21は外装体22内に設けた有底筒
状の容器で、容器21の底面裏側には発熱体23を固着し、
容器21の中央底部の裏側には温度検知装置24を装着して
いる。25は容器21の上方開口部を覆う蓋体である。蓋体
25は、容器21側に面した内蓋26と、内蓋26周部に配した
ゴムのパッキン27と、外郭を構成する外蓋28と、内蓋26
と外蓋28との間に配した蓋カバー29と、蓋体25内部に配
した摺動自在なストッパー30からなり、一方の側を外装
体22に軸支し、他側を摺動自在なストッパー30で形成
し、容器21の上方開口部を開閉自在に封止している点は
従来と同様の構成である。
【００１５】本発明の実施例では内蓋26に、容器21側に
突出する傾斜面31を蓋体25と外装体22の軸支部32に近い
側に設け、傾斜面31のストッパー30に対向する側には、
開口33を設けている。そのため、蓋体25を閉じた状態に
おいては、内蓋26の上部に付着した水滴が開口33を介し
て容器21側へ流れるようになる。また、蓋体25を開放す
るときに内蓋26に付いた水滴が流れ出しても、その水滴
は軸支部32に対向する側の傾斜面31によって流れが遮ら
れて容器21側へ流れ、同時に開口33から流出した水滴
も、軸支部32に対向する側の傾斜面31によって流れが遮
られて容器21側へ流れるようになる。
突出する傾斜面31を蓋体25と外装体22の軸支部32に近い
側に設け、傾斜面31のストッパー30に対向する側には、
開口33を設けている。そのため、蓋体25を閉じた状態に
おいては、内蓋26の上部に付着した水滴が開口33を介し
て容器21側へ流れるようになる。また、蓋体25を開放す
るときに内蓋26に付いた水滴が流れ出しても、その水滴
は軸支部32に対向する側の傾斜面31によって流れが遮ら
れて容器21側へ流れ、同時に開口33から流出した水滴
も、軸支部32に対向する側の傾斜面31によって流れが遮
られて容器21側へ流れるようになる。
【００１６】
【００１７】
【００１８】上記図１に示す構成において、容器21内に
液体を収容し、通電を開始すると発熱体23が加熱され容
器21内の液体が加熱されるとともに、容器21下部に装着
した温度検知装置24の検知温度も上昇し、設定値になる
と通電を停止する。
液体を収容し、通電を開始すると発熱体23が加熱され容
器21内の液体が加熱されるとともに、容器21下部に装着
した温度検知装置24の検知温度も上昇し、設定値になる
と通電を停止する。
【００１９】加熱された容器21内のお湯をポンプ等で排
出して容器21内のお湯が無くなると、蓋体25のストッパ
ー30の係合を外し、蓋体25を外装体22との軸支部32を回
動支点として開放し、容器21内へ水を入れる。
出して容器21内のお湯が無くなると、蓋体25のストッパ
ー30の係合を外し、蓋体25を外装体22との軸支部32を回
動支点として開放し、容器21内へ水を入れる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気湯沸か
し器によれば、内蓋における軸支部に近い側に容器側に
突出する突き出し部を設けたことにより、内蓋の底面に
付着した蒸気の結露による水滴が、使用時の蓋体の開閉
の際に外装体の外へは流れずに容器内に流れるようにな
る。さらに、突き出し部におけるストッパーに対向する
側を傾斜面とし、この傾斜面に開口を設けたことによ
り、蓋体を開放する時に流れ出した水滴が開口から内蓋
内に入るために、水滴が軸支部へは流れなくなる。
し器によれば、内蓋における軸支部に近い側に容器側に
突出する突き出し部を設けたことにより、内蓋の底面に
付着した蒸気の結露による水滴が、使用時の蓋体の開閉
の際に外装体の外へは流れずに容器内に流れるようにな
る。さらに、突き出し部におけるストッパーに対向する
側を傾斜面とし、この傾斜面に開口を設けたことによ
り、蓋体を開放する時に流れ出した水滴が開口から内蓋
内に入るために、水滴が軸支部へは流れなくなる。
【００２１】これにより、使用時の蓋体の開閉におい
て、水滴が設置面に滴下するのを防止でき、使用性の優
れた電気湯沸かし器が提供できるというすぐれた効果が
得られるものである。
て、水滴が設置面に滴下するのを防止でき、使用性の優
れた電気湯沸かし器が提供できるというすぐれた効果が
得られるものである。
【図１】本発明の一実施例の電気湯沸かし器の基本構成
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図２】従来の電気湯沸かし器の一部縦断面図である。
21…容器、 22…外装体、 25…蓋体、 26…内蓋、
26Ａ…内蓋の底面、 27…パッキン、 28…外蓋、 29
…蓋カバー、 30…ストッパー、 31…傾斜面、32…軸
支部、 33…開口。
26Ａ…内蓋の底面、 27…パッキン、 28…外蓋、 29
…蓋カバー、 30…ストッパー、 31…傾斜面、32…軸
支部、 33…開口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神坂 省二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−67126（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭63−7154（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭59−17255（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭57−19051（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47J 27/21
Claims (1)
- 【請求項１】 外装体内に配した液体を収容する容器
と、容器上方開放部を覆い、一方の側を軸支部によって
外装体に軸支し、他側に摺動自在なストッパーを形成し
た蓋体を有する電気湯沸かし器において、前記蓋体を、
容器側に面した内蓋と、内蓋周部に配したゴムのパッキ
ンと、外郭を構成する外蓋と、内蓋と外蓋との間に配し
た蓋カバーと、蓋体内部に配した摺動自在な前記ストッ
パーから構成し、前記内蓋における前記軸支部に近い側
に前記容器側に突出する突き出し部を設け、この突き出
し部における前記ストッパーに対向する側を傾斜面と
し、この傾斜面に開口を設けたことを特徴とする電気湯
沸かし器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979592A JP3297464B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979592A JP3297464B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電気湯沸かし器 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11054799A Division JP3390692B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 電気湯沸かし器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300833A JPH05300833A (ja) | 1993-11-16 |
| JP3297464B2 true JP3297464B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=14519418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10979592A Expired - Fee Related JP3297464B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3297464B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP10979592A patent/JP3297464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05300833A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080412 Year of fee payment: 6 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100412 Year of fee payment: 8 |
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