JP3375248B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP3375248B2
JP3375248B2 JP07625396A JP7625396A JP3375248B2 JP 3375248 B2 JP3375248 B2 JP 3375248B2 JP 07625396 A JP07625396 A JP 07625396A JP 7625396 A JP7625396 A JP 7625396A JP 3375248 B2 JP3375248 B2 JP 3375248B2
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博子 松本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、調理器本体内に鍋
を着脱可能に収納し、その鍋内で炊飯等の調理を行なう
調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の調理器は、調理器本体内に金属
製の鍋を着脱可能に収納し、この鍋内に所定量の米と水
を収容し、この状態で鍋を加熱手段により加熱して炊飯
を行なうようになっている。
【0003】そして近年においては、調理器本体に対す
る鍋の着脱性を改善するために、鍋の上部に、部分的に
その外方に突出するプラスチック製の取っ手を設けるよ
うにしたものが提供されている。
【0004】この調理器においては、鍋の上部の取っ手
に手先を掛けて鍋を容易に能率よく着脱することができ
る。そして炊飯直後や保温時においても、高温となって
いる金属製の鍋に直接手を触れることなくその着脱を行
なうことができるから、火傷の危険がなく、安全に取り
扱うことができる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、鍋の上部に
部分的に取っ手が突出していると、鍋を洗うときにその
取っ手が邪魔となって洗いにくくなり、またその取っ手
の細部も洗いにくい。そして、鍋を調理器本体内に収納
するときに、取っ手を所定の位置に位置決めしなければ
ならないから、その収納性が低下する。
【0006】また、従来の調理器においては、調理器本
体の内側に取っ手を配置させるようにしており、このた
め調理器本体の外形寸法が大きくなってしまう欠点があ
る。調理器本体には取っ手の下方側に、取っ手のハンド
リングを可能にするための切欠部を形成する必要がある
が、この切欠部内にはご飯粒や水が溜まって汚れやす
い。
【0007】従来の調理器においては、鍋収納部の上面
や内面にゴム等の摩擦抵抗の大きい弾性部材からなる回
り止め部材を部分的に設け、この回り止め部材でご飯を
よそうときの鍋の回り止めを図っている。
【0008】しかしこの場合、その回り止め部材により
部品点数が増し、またその回り止め部材を個々に取り付
けなければならないから手数がかかり、したがって製造
性が低下し、また鍋収納部の上面や内面に回り止め部材
が部分的に配置するから、その上面や内面に対する清掃
性が低下する。
【0009】また、制御装置の故障等により鍋が異常加
熱され、鍋が通常より高温となり、その熱で鍋を支持し
ている支持部の材料が溶ける恐れがあり、このため従来
においては、その鍋の支持部を調理器本体とは別個の耐
熱性の高いポリアミド樹脂や、鍋の回り止めを兼ねてシ
リコーンゴム等の材料で構成するようにしており、この
ため構造が複雑となり、製造性の低下の原因となってい
る。
【0010】一方、従来の調理器として、鍋を収容しか
つその鍋の上部を覆う蓋体を有したユニットと、鍋を加
熱する加熱装置を有した下部ユニットと、鍋を収容しか
つその鍋の上部を覆う蓋体を有した上部ユニットとを分
離可能に組み合わせて調理器本体とし、下部ユニットの
加熱装置を利用して専用の鍋以外の容器の加熱を可能に
したり、鍋を収納した上部ユニットの移動を簡便に行な
えるようにしたものがある。
【0011】しかし、このものにおいては、上部ユニッ
トを下部ユニットに対して着脱するための取っ手が蓋体
の上部に設けられているため、調理器本体の全体構成が
大型となる欠点がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、調理器本体と、この調理器本体内に挿脱可能に収納
された金属製の鍋とを備え、鍋の上部の外周の全域に、
非金属製の取っ手を設け、この取っ手を調理器本体の上
部に当接させて鍋を支持し、前記取っ手の一部の区間ま
たは全周区間の外周部を調理器本体の外側面に露出さ
せ、かつ調理器本体の側面の上部に前記取っ手の下側に
通じる切欠部を形成したことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、調理器本体と、
この調理器本体内に挿脱可能に収納された金属製の鍋と
を備え、鍋の上部の外周の全域に、非金属製の取っ手を
設け、この取っ手を調理器本体の上部に当接させて鍋を
支持し、前記取っ手の一部の区間または全周区間の外周
部を調理器本体の外側面とほぼ面一に露出させ、かつ調
理器本体の側面の上部に前記取っ手の下側に通じる切欠
部を形成し、この切欠部の上面を、水平あるいは調理器
本体の外側に向って下方に傾斜する状態としたことを特
徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、一部または全部
が非金属の材料で形成された調理器本体と、この調理器
本体内に挿脱可能に収納された金属製の鍋とを備え、鍋
の上部の外周の全域に、非金属製の取っ手を設け、この
取っ手を調理器本体の上部に当接させて鍋を支持し、前
記取っ手と調理器本体との接触部を鍋の回り止め手段と
して用いていることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、調理器本体を下
部ユニットと、この下部ユニットの上に分離可能に載置
した上部ユニットとで構成し、この調理器本体の一部ま
たは全部を非金属の材料で形成し、下部ユニットには加
熱装置を設け、上部ユニット内には前記下部ユニットの
加熱装置で加熱される金属製の鍋を挿脱可能に収納し、
この鍋の上部の外周の全域に非金属製の取っ手を設け、
この取っ手を上部ユニットの上部に当接させて鍋を支持
し、前記取っ手を上部ユニットの外側面に露出させ、か
つ上部ユニットの側面の上部に前記取っ手の下側に通じ
る切欠部を形成し、かつ上部ユニットの上部に前記鍋の
開口部を開閉する蓋体を設けてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1ないし図4には、本発明
の第1の実施形態を示してある。符号1はポリプロピレ
ン等のプラスチックで形成された調理器本体で、この調
理器本体1は外枠2と、この外枠2の内側に配置した内
枠3とを備え、内枠3の内部にその上面の開口部からア
ルミニウム製の鍋4が着脱可能に収納されている。内枠
3は鍋4の外面形状とほぼ相似した有底筒状に形成さ
れ、この内枠3の外底面および外側面の下部には誘導コ
イル7が取り付けられ、これら誘導コイル7がコイルカ
バー9で覆われている。
【0017】内枠3の底面の中央部には開口10が形成
され、この開口10を通して鍋4の外底面に接触するよ
うに負特性サーミスタからなる鍋センサ11が設けら
れ、また内枠3の底部に温度ヒューズ12が取り付けら
れ、さらに内枠3の外周のほぼ中段部に保温用の側面ヒ
ータ13が取り付けられている。
【0018】調理器本体1の上面にはヒンジ装置15を
介して蓋体16が上下方向に回動自在に取り付けられ、
この蓋体16の下面にアルミニウム製の下板17が取り
付けられ、この下板17の周縁部に蓋パッキング18が
設けられ、この蓋パッキング18が鍋4の上端部に密着
し、前記下板17により鍋4の上面の開口部が閉塞され
るようになっている。
【0019】蓋体16のほぼ中央部には、鍋4内の蒸気
を流出させる蒸気口19が設けられ、また下板17の上
面には、この下板17を加熱する蓋ヒータ20および下
板17の温度を検出する蓋センサ21が設けられてい
る。蓋ヒータ20は前記側面ヒータ13と並列の回路で
電源に接続され、また前記蓋センサ21は負特性サーミ
スタからなる。
【0020】蓋体16を枢支したヒンジ装置15の反対
側には、蓋体16を調理器本体1に係脱可能に係止する
クランプ装置22が設けられている。また前記ヒンジ装
置15には、図示しないが蓋体16を常時開き方向に弾
性的に付勢するねじりコイルばね等の弾性部材が設けら
れている。
【0021】鍋4の外底面から側面下部に亘る部分には
磁性金属材料からなる発熱層25が設けられ、この発熱
層25が内枠3に設けられた前記誘導コイル7に所定の
間隔をあけて対向し、また発熱層25の中央部に前記鍋
センサ11が接触し、この鍋センサ11により鍋4の温
度が検出されるようになっている。
【0022】調理器本体1の内底部には加熱基板26が
設けられ、この加熱基板26に前記誘導コイル7に所定
の高周波電流を供給するためのインバータ回路等が設け
られている。
【0023】さらに調理器本体1の内底部には、モータ
27で駆動される冷却ファン28が設けられ、前記冷却
ファン28に対向して調理器本体1の底面に吸気口29
が形成され、さらに外枠2の側面下部に排気口30が形
成されている。
【0024】そして前記冷却ファン28の回転により調
理器本体1の外部の空気が吸気口29から調理器本体1
内に吸入されるとともに、この空気が前記加熱基板26
に向けて送風され、この送風空気で加熱基板26が冷却
されるようになっている。
【0025】調理時においては、加熱基板26のインバ
ータ回路により誘導コイル7に高周波電流が供給され、
この高周波電流により誘導コイル7に交番磁界が発生
し、これに伴いその磁界中に配置する鍋4の発熱層25
に渦電流が流れ、この渦電流によるジュール熱で発熱層
25が発熱し、この熱が鍋4に伝導し、これにより鍋4
内の内容物、つまり米と水が加熱される。
【0026】鍋4の温度は鍋センサ11により逐次検出
され、この検出温度に応じて、予め設定された制御シー
ケンスに従って鍋4の加熱量が調整され、この調整で炊
飯や保温が行なわれる。なお、鍋4に対する加熱手段と
しては、電磁誘導加熱方式を用いる場合に限らず、シー
ズヒータ等を用いる場合であってもよい。
【0027】鍋4の上端の開口縁部にはその外側に折曲
するフランジ部32が一体に形成され、このフランジ部
32の全周に亘って取っ手33が取り付けられている。
この取っ手33は、例えばガラス繊維入りのポリアミド
やポリエチレンテレフタレート、あるいは硬質シリコー
ンゴム等の非金属材料からなり、鍋4のフランジ部32
に接着剤またはねじ止めにより、あるいは金型を用いる
モールド成形により取り付けられている。
【0028】調理器本体1の上端部には、内枠3の上部
からその上方に突出するように凸状の鍋支持部34が一
体に形成されている。この鍋支持部34は内枠3の上部
の開口周縁に沿うように連続した環状に形成され、この
鍋支持部34が鍋4の取っ手33の下側に配置し、この
鍋支持部34により鍋4が水平に支持されている。
【0029】鍋4の上部の全周に連続して設けられた取
っ手33は、調理器本体1の上部と蓋体16の下面との
間に配置してその大部分の区間の外周部が調理器本体1
の外周面とほぼ面一をなして外部に露出している。
【0030】調理器本体1の側面上部には、図2に示す
ように、調理器本体1の両側の部分において、鍋4の取
っ手33の下側に通じる切欠部35が形成され、この切
欠部35と取っ手33との間で指先の挿入が可能な空間
が確保されている。そしてこの切欠部35の上面35a
は水平または図3に示すよいうに、調理器本体1の内側
から外側に向って斜め下方に傾斜する状態となってい
る。
【0031】このような構成の調理器において、調理器
本体1内に収納されている鍋4を取り出す際には、まず
蓋体16を開き、切欠部35を介して取っ手33の下側
に指先を差し込んで取っ手33を把持し、この状態で鍋
4を上方に引き上げて取り出す。
【0032】鍋4は金属で形成されているが、取っ手3
3は熱伝導の悪い非金属で形成されており、したがって
炊飯時や保温時における鍋4から取っ手33への熱伝導
が抑制され、このため取っ手33に手を触れても火傷の
危険がなく、安全に取り扱うことができる。
【0033】取っ手33は鍋4の全周に亘って連続して
設けられており、このため鍋4の一部に部分的な突出部
がなく、したがって鍋4を洗うときに、その全体を能率
よく洗え、また取っ手33の細部も洗いやすくなる。
【0034】さらに、取っ手33が鍋4の全周に亘って
連続して設けられているから、鍋4を調理器本体1内に
収納するときに、取っ手33を特に位置決めする必要が
なく、したがって鍋4の収納性が向上する。
【0035】鍋4を調理器本体1内に収納した状態にお
いては、環状をなす取っ手33の大部分の区間の外周部
が調理器本体1の外部に露出するように構成されてお
り、したがって取っ手33の全体を調理器本体1の内側
に配置させる構成の場合に比べ、図2にLで示す調理器
本体1の外形寸法を小さくしてそのコンパクト化を図る
ことができる。
【0036】そして、取っ手33の大部分の区間の外周
部が調理器本体1の外部に露出しているが、その露出面
は調理器本体1の外周面とほぼ面一をなしていて、調理
器本体1からその外部に突出したり、その内側に凹んだ
りせず、したがって外観的な体裁が悪化するようなこと
がない。
【0037】取っ手33をハンドリングするための切欠
部35の上面35aは、水平か外側に傾斜する状態にあ
り、したがってこの切欠部35の上面35aにはご飯粒
や水が溜まりにくく、したがって汚れにくい。また、切
欠部35の上に異物が落ちてもそれを容易に掃き出すこ
とができ、さらに水洗いしても水を容易に除去でき、清
掃性が向上する。
【0038】調理器本体1には凸状の鍋支持部34が形
成され、この鍋支持部34の上に鍋4の取っ手33の下
面が当接し、この当接で鍋4が調理器本体1内に収納保
持されている。
【0039】ここで、取っ手33の材料として硬質シリ
コーンゴム等の摩擦抵抗の大きな材料を用いれば、取っ
手33と凸状の鍋支持部34との接触による摩擦力で鍋
4の回り止めを図れ、鍋4内のご飯をよそうときの使い
勝手が向上する。
【0040】この場合、図4(A)に示すように、鍋支
持部34の上端部を凹凸形状にすることも可能で、この
場合には取っ手33と鍋支持部34との摩擦力が増し、
したがってこの場合には、取っ手33の材料として特に
硬質シリコーンゴム等の摩擦抵抗の大きな材料を用いな
くても鍋4の回り止めを図ることができる。さらに図4
(B)に示すように、取っ手33の下面を凹凸形状とす
る場合、あるいは図4(C)に示すように、取っ手33
の下面を凹凸形状とし、かつ鍋支持部34の上端を凹凸
形状とすることも可能で、これらいずれの場合において
も、鍋4に対する有効な回り止めを達成することができ
る。
【0041】従来においては、鍋収納部の上面や内面に
ゴム等の摩擦抵抗の大きい弾性部材からなる回り止め部
材を部分的に設け、この回り止め部材で鍋の回り止めを
図っている。
【0042】しかしこの場合、その回り止め部材により
部品点数が増し、またその回り止め部材を個々に取り付
けなければならないから手数がかかり、したがって製造
性が低下し、また鍋収納部の上面や内面に回り止め部材
が部分的に配置するから、その上面や内面に対する清掃
性が低下する。
【0043】これに対し、本発明の実施形態によれば、
別個の回り止め部材が不要であり、したがって製造性が
向上し、また鍋収納部に対する清掃性が向上する。とこ
ろで、制御装置の故障等により鍋が異常加熱され、鍋が
通常より高温となり、その熱で鍋を支持している支持部
の材料が溶ける恐れがあり、このため従来においては、
その鍋の支持部を耐熱性の高いポリアミド樹脂や、鍋の
回り止めを兼ねてシリコーンゴム等の調理器本体とは別
個の材料を用いて構成するようにしており、このため構
造が複雑となり、製造性の低下の原因となっている。
【0044】これに対し、本発明の実施形態において
は、鍋4が断熱性の高い取っ手33を介して鍋支持部3
4と接触しており、したがって鍋4が高温となっても鍋
支持部34の温度上昇が抑制され、したがって鍋支持部
34を調理器本体1と一体に成形することが可能とな
り、製造性が向上する。
【0045】図5ないし図8には、本発明の第2の実施
形態を示してあり、この実施形態における調理器は、調
理器本体1が下部ユニット1aと、この下部ユニット1
aの上に分離可能に載置された上部ユニット1bとで構
成されている。そして下部ユニット1aの上面の内側に
電磁誘導加熱方式による加熱装置40が設けられてい
る。なお、この加熱装置40としては、ヒーズヒータ等
を用いる加熱方式のものであってもよい。
【0046】上部ユニット1bは上下面が開口する筒状
に形成され、その上部の開口から鍋4が挿入されてい
る。鍋4はアルミニウム等の金属で形成され、図7およ
び図8に示すようにその上端の開口縁にフランジ部32
を一体に有し、このフランジ部32の全周に亘って取っ
手33が取り付けられている。
【0047】この取っ手33は、例えばガラス繊維入り
のポリアミドやポリエチレンテレフタレート、あるいは
硬質シリコーンゴム等の非金属材料からなり、鍋4のフ
ランジ部32に接着剤またはねじ止めにより、あるいは
金型を用いるモールド成形により取り付けられている。
【0048】そして鍋4は、取っ手33が上部ユニット
1bの上端の開口縁部に当接することにより支持され、
この取っ手33のほぼ全周区間の外周部が上部ユニット
1bの外側面とほぼ面一をなしてその外部に露出してい
る。
【0049】上部ユニット1bの上面にはヒンジ装置1
5を介して回動自在に蓋体16が取り付けられ、この蓋
体16により前記鍋4の上面の開口部が閉塞され、かつ
その蓋体16がクランプ装置22により上部ユニット1
bに係脱可能に係止されている。
【0050】鍋4の外底部には図示しないが磁性金属材
料からなる発熱層が設けられ、下部ユニット1aに設け
られた前記加熱装置40による電磁誘導加熱により前記
発熱層が発熱し、この発熱で鍋4が加熱され、この加熱
で炊飯が行なわれるようになっている。
【0051】上部ユニット1bの側面の上部には、前記
取っ手33の下側に通じる切欠部35が形成されてい
る。そしてこの切欠部35の上面が水平または上部ユニ
ット1bの内側から外側に向って斜め下方に傾斜する状
態となっている。
【0052】この調理器においては、炊飯後に図6に示
すように下部ユニット1aの上から上部ユニット1bを
引き上げて分離し、その分離した上部ユニット1bのみ
を食卓等の上に載置して鍋4内のご飯をよそうことがで
きる。
【0053】上部ユニット1bを下部ユニット1aから
引き上げて分離する際には、鍋4の上面に蓋体16が閉
合している状態で、切欠部35内に指先を差し込み、鍋
4の取っ手33をつかんで上部ユニット1bを引き上げ
て分離することができる。また、上部ユニット1bから
鍋4を取り出す際には、蓋体16を上方に回動して鍋4
の上面を開放し、この状態で切欠部35内に指先を差し
込み、鍋4の取っ手33をつかんで鍋4を取り出すこと
ができる。
【0054】すなわち、鍋4の取っ手33は、上部ユニ
ット1bを下部ユニット1aから分離するときと、鍋4
を上部ユニット1bから取り出すときとに兼用して利用
することができ、したがって上部ユニット1bを分離す
るときに用いる専用の取っ手を蓋体16の上面に設ける
ような必要がなく、このため調理器の構成を小型にする
ことができる。
【0055】また、下部ユニット1aの上から上部ユニ
ット1bを取り除くと、その下部ユニット1aの上面が
開放されるから、この下部ユニット1aの上に磁性金属
を備える鍋4とは別の容器を乗せ、この容器を加熱装置
40による電磁誘導加熱により加熱して別の調理を行な
うこともできる。
【0056】図9および図10には、本発明の第3の実
施形態を示してあり、この実施形態における調理器は、
その調理器本体1が第2の実施形態の場合と同様に、互
いに分離可能な下部ユニット1aと上部ユニット1bと
で構成されている。すなわち、下部ユニット1aは水平
なベース部43を備え、このベース部43の上に上部ユ
ニット1bが着脱可能に設けられている。
【0057】上部ユニット1bは筒状に形成され、この
上部ユニット1bの上面の開口部からアルミニウム製の
鍋4が着脱可能に収納されている。そして下部ユニット
1aのベース部43の上面には、上部ユニット1bの内
側の領域の部分において誘導コイル7および鍋センサ1
1が設けられている。
【0058】鍋4の外底面には磁性金属材料からなる発
熱層25が設けられ、この発熱層25が前記誘導コイル
7に所定の間隔をあけて対向し、また発熱層25の中央
部に前記鍋センサ11が接触し、この鍋センサ11によ
り鍋4の温度が検出されるようになっている。
【0059】鍋4の周壁は、内板44と外板45とで二
重壁構造に構成され、その内板44と外板45との間が
真空層46となっている。また、鍋4の上端の開口縁部
にはその外側に折曲するフランジ部32が形成され、こ
のフランジ部32の全周に亘って取っ手33が取り付け
られている。この取っ手33は、例えばガラス繊維入り
のポリアミドやポリエチレンテレフタレート、あるいは
硬質シリコーンゴム等の非金属材料からなり、鍋4のフ
ランジ部32に接着剤またはねじ止めにより、あるいは
金型を用いるモールド成形により取り付けられている。
【0060】上部ユニット1bの周壁は、内板48と外
板49とで二重壁構造に構成され、その内板48と外板
49との間が真空層50となっている。そしてこの上部
ユニット1bの上端部に鍋4の取っ手33が当接し、こ
の当接で鍋4が水平に支持されている。そして取っ手3
3の全周の区間の外周面が上部ユニット1bの外周面と
ほぼ面一をなすように外部に露出している。
【0061】上部ユニット1bの外側面の上部には、鍋
4の取っ手33の下側に通じる切欠部35が形成され、
この切欠部35により取っ手33の下側への指先の挿入
が可能な空間が確保されている。
【0062】鍋4の上面には蓋体16が設けられ、この
蓋体16はヒンジ装置15を介して下部ユニット1aに
上下方向に回動可能に取り付けられている。この蓋体1
6の下面には、アルミニウム製の下板17が取り付けら
れ、この下板17の周縁部に蓋パッキング18が設けら
れ、この蓋パッキング18が鍋4の上端部に密着し、前
記下板17により鍋4の上面の開口部が閉塞されるよう
になっている。
【0063】蓋体16には、鍋4内の蒸気を流出させる
蒸気口19が設けられ、また下板17の上面には、この
下板17を加熱する蓋ヒータ20および下板17の温度
を検出する蓋センサ21が設けられている。
【0064】下部ユニット1aの内部には加熱基板26
が設けられ、この加熱基板26に前記誘導コイル7に所
定の高周波電流を供給するためのインバータ回路等が設
けられている。
【0065】さらに下部ユニット1aの内底部には、モ
ータ27で駆動される冷却ファン28が設けられ、前記
冷却ファン28に対向して下部ユニット1aの底面に吸
気口29が形成され、さらに下部ユニット1aの側面に
排気口30が形成されている。
【0066】そして前記冷却ファン28の回転により下
部ユニット1aの外部の空気が吸気口29から下部ユニ
ット1a内に吸入されるとともに、この空気が前記加熱
基板26に向けて送風され、この送風空気で加熱基板3
2が冷却されるようになっている。
【0067】下部ユニット1aの一端側の上面部には、
炊飯用の水を収容するための水タンク53が着脱可能
に、または固定して設けられている。そしてこの水タン
ク53の側面に、炊飯量(米量)に対する標準の水量を
表示する計量目盛54が印刷等により施されている。例
えば、炊飯量(米量)が1,2,3,4,5カップ
(合)のときの標準水量の水位位置を示す目盛が施され
ている。なお、炊きあがりのご飯が柔らかめ目、硬め等
となる水量調節範囲を標準の水位とともに併記して表示
するようにすれば、より好ましい。
【0068】そして水タンク53はその全体が透明か、
あるいは計量目盛54が施されている一部分が透明とな
っていて、その透明部を通して内部の水位を確認するこ
とができるようになっている。
【0069】水タンク53の底部には、浄水フィルタ5
5を介して給水管56が接続され、この給水管56はそ
の先端側が下部ユニット1aの内部から前記蓋体16の
内部に導入され、さらに蓋体16の下板17を貫通し、
その先端の開口が注水口57として鍋4内に配置してい
る。
【0070】給水管57の途中には給水ポンプ58が設
けられ、この給水ポンプ58の駆動により水タンク53
内に水が給水管56を通して鍋4内に注入されるように
なっている。
【0071】下部ユニット1aの前端部には操作パネル
60が取り付けられ、この操作パネル60の裏面側にタ
イマ機能を備えた制御部61が設けられている。操作パ
ネル60の前面には、時計と炊き上がりの予約時刻と炊
飯コースを示す液晶表示部62と、炊飯、保温(普通、
低温)、予約、給水を表示するLED表示部63と、炊
飯、保温、予約等の設定を行なう各種のスイッチ64を
備えた設定操作部65とが設けられている。
【0072】この炊飯器を使用する際には、まず鍋4内
に所定量の米を収容し、鍋4の上面を蓋体16で閉じ
る。鍋4内に収容する米としては、洗米が不要な精米
や、研米処理を施した不洗米、あるいは水洗いして水切
りをした洗米を用いる。また、鍋4内に収容した米の量
に応じる水量の水を水タンク53内に収容する。
【0073】この状態で、操作パネル60の予約スイッ
チ64を操作し、希望する炊き上がりの時刻を予約時刻
として設定する。この設定に応じて制御部61のタイマ
が動作し、予約時刻の1時間前に達すると、制御部61
の制御により給水ポンプ58が駆動され、この給水ポン
プ58の動作で水タンク53内の水が給水管56を通し
て鍋4内に注入される。そして水の注入が完了し、かつ
予約時刻の55分前になると、炊飯が開始される。
【0074】鍋4が所定の炊き上げ温度に達したのちに
は、鍋センサ11の検出に基づいて鍋4に対する加熱が
停止し、むらしに移行し、予約時刻に達したときに、こ
れがブザーにより報知され、保温に切り換わる。
【0075】このようにこの第3の実施形態における炊
飯器においては、炊飯が開始する直前に鍋4内に水が供
給され、したがって米が鍋4内で長時間水中に浸される
ようなことがなく、その長時間の浸しによる炊き上げご
飯の食味の低下を防止することができる。
【0076】炊飯が完了した後には、蓋体16をヒンジ
装置15を支点にして上方に回動し、鍋4の上面を開放
してその内部の炊き上がったご飯をよそう。鍋4を支持
した上部ユニット1bは、下部ユニット1aのベース部
43の上に着脱可能に配置されており、したがって蓋体
16を開放し、上部ユニット1bを鍋4と一体に持ち上
げてこれのみを食卓等の上に載置し、鍋4内のご飯をよ
そうことができる。
【0077】そしてこの場合、鍋4の周側壁が、内部に
真空層46を有する二重壁構造に構成され、さらに上部
ユニット1bの周側壁が、内部に真空層50を有する二
重壁構造に構成されているから、その断熱作用により鍋
4内のご飯の温度低下が抑制され、良好に保温すること
ができる。なお、この場合、鍋4の上面の開口部に適宜
な蓋板を乗せて内部への異物の侵入を防止するようにす
る。
【0078】また、この第3の実施形態の場合において
も、下部ユニット1aの上から上部ユニット1bを取り
除くと、その下部ユニット1aのベース部43の上面が
開放されるから、この下部ユニット1aのベース部43
の上に磁性金属を備える鍋4とは別の容器を乗せ、この
容器を誘導コイル7による電磁誘導加熱により加熱して
別の調理を行なうこともできる。
【0079】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、鍋の上
部の外周の全域に連続して取っ手が設けられているか
ら、鍋を洗うときにその取っ手が邪魔にならず、容易に
能率よく洗え、またその取っ手の細部も洗いやすい。そ
して、鍋を調理器本体内に収納するときに、取っ手を所
定の位置に位置決めする必要がなく、したがってその収
納性が向上する。また、取っ手の一部の区間または全周
区間の外周面を調理器本体の外側面とほぼ面一に露出さ
せてあるから、取っ手の全部を調理器本体の内側に配置
させる場合に比べ、調理器本体の外形寸法を小さくする
ことができる。
【0080】請求項2に記載の発明によれば、鍋の取っ
手をハンドリングするために調理器本体の側面の上部に
形成された切欠部の上面が、水平あるいは調理器本体の
外側に向って下方に傾斜する状態となっているから、そ
の上面にはご飯粒や水が溜まりにくく、したがって汚れ
にくく、また切欠部の上に異物が落ちてもそれを容易に
掃き出すことができ、さらに水洗いしても水を容易に除
去でき、清掃性が向上する。
【0081】請求項3に記載の発明によれば、鍋に設け
た非金属製の取っ手を調理器本体の上部に当接させて鍋
を支持し、その取っ手と調理器本体との接触部を鍋の回
り止め手段として用いているから、従来のように、鍋収
納部の上面や内面にゴム等の摩擦抵抗の大きい弾性部材
からなる回り止め部材を部分的に設ける必要がなく、し
たがって部品点数が減少し、またその回り止め部材を個
々に取り付けような手間が不要であり、このため製造性
が向上し、また鍋収納部の上面や内面に回り止め部材が
部分的に配置するようなことがないから、その上面や内
面に対する清掃性が良好となる。
【0082】また、制御装置の故障等により鍋が異常加
熱され、鍋が通常より高温となっても、取っ手による断
熱作用によりその鍋から鍋支持部への熱伝導を抑制で
き、したがって鍋支持部を調理器本体と同じ材料で一体
に成形することが可能で、これにより構造が簡単とな
り、製造性がさらに向上する。
【0083】請求項4に記載の発明によれば、鍋の取っ
手を、上部ユニットを下部ユニットから引き上げて分離
するときの取っ手と、鍋を上部ユニットから取り出すと
きとの取っ手とに兼用して利用することができ、したが
って上部ユニットを分離するために用いる専用の取っ手
を蓋体の上面に設けるような必要がなく、このため調理
器を小型に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る調理器を示す断
面図。
【図2】その調理器の平面図。
【図3】図2中のA−A線に沿う断面図。
【図4】鍋の取っ手と鍋支持部との接触部分の構造例を
示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る調理器を示す斜
視図。
【図6】その調理器の下部ユニットと上部ユニットとの
分離状態の斜視図。
【図7】その調理器における鍋の斜視図。
【図8】その鍋の一部の断面図。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る調理器を示す斜
視図。
【図10】その調理器における操作パネルの正面図。
【符号の説明】
1…調理器本体 4…鍋 33…取っ手 35…切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−326126(JP,A) 実開 平5−56021(JP,U) 実開 昭51−1593(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理器本体と、この調理器本体内に挿脱可
    能に収納された金属製の鍋とを備え、鍋の上部の外周の
    全域に、非金属製の取っ手を設け、この取っ手を調理器
    本体の上部に当接させて鍋を支持し、前記取っ手の一部
    の区間または全周区間の外周部を調理器本体の外側面に
    露出させ、かつ調理器本体の側面の上部に前記取っ手の
    下側に通じる切欠部を形成したことを特徴とする調理
    器。
  2. 【請求項2】切欠部の上面は、水平あるいは調理器本体
    の外側に向って下方に傾斜する状態に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 【請求項3】一部または全部が非金属の材料で形成され
    た調理器本体と、この調理器本体内に挿脱可能に収納さ
    れた金属製の鍋とを備え、鍋の上部の外周の全域に、非
    金属製の取っ手を設け、この取っ手を調理器本体の上部
    に当接させて鍋を支持し、前記取っ手と調理器本体との
    接触部を鍋の回り止め手段として用いていることを特徴
    とする調理器。
  4. 【請求項4】調理器本体を下部ユニットと、この下部ユ
    ニットの上に分離可能に載置した上部ユニットとで構成
    し、この調理器本体の一部または全部を非金属の材料で
    形成し、下部ユニットには加熱装置を設け、上部ユニッ
    ト内には前記下部ユニットの加熱装置で加熱される金属
    製の鍋を挿脱可能に収納し、この鍋の上部の外周の全域
    に非金属製の取っ手を設け、この取っ手を上部ユニット
    の上部に当接させて鍋を支持し、前記取っ手の外周部を
    上部ユニットの外側面一に露出させ、かつ上部ユニット
    の側面の上部に前記取っ手の下側に通じる切欠部を形成
    し、かつ上部ユニットの上部に前記鍋の開口部を開閉す
    る蓋体を設けてなることを特徴とする調理器。
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JP2594233Y2 (ja) * 1991-12-27 1999-04-26 シャープ株式会社 電気調理器
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