JPH05111425A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JPH05111425A
JPH05111425A JP3275198A JP27519891A JPH05111425A JP H05111425 A JPH05111425 A JP H05111425A JP 3275198 A JP3275198 A JP 3275198A JP 27519891 A JP27519891 A JP 27519891A JP H05111425 A JPH05111425 A JP H05111425A
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induction coil
rice cooker
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Takashi Koshio
隆 小塩
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導コイルを加熱源とする電気炊飯器におい
て、蓋体には電源に接続するためのリード線をなくし、
蓋体を本体より容易に取り外して洗うことができるよう
にすることを目的とする。 【構成】 本体ケース1には鍋8を加熱する誘導コイル
6,7の他に本体側上部誘導コイル16を装着し、この
本体側上部誘導コイル16により発熱する磁性金属体1
3を蓋体10に取り付けこの磁性金属体13の熱を炊飯
器上部よりの加熱に使用する構成をもつ電気炊飯器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭などにおいて
使用され、かつ誘導加熱を利用する電気炊飯器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気炊飯器は、一般に加熱源とし
て電気ヒータ一線を使用したものが永年使用されてきた
が、最近は加熱源として誘導加熱コイルを使用したもの
が製造され、美味な炊飯が可能なこともあって盛んに多
用されるに至っている。
【0003】従来のこの種の誘導加熱コイルを使用した
電気炊飯器の構成の例を図3を参照して説明する。
【0004】図3において、101は本体ケースで、下
面には支持脚102を有する底板103が固着されてい
る。104は耐熱性を有するプラスチックスによって形
成された保護枠で鍋105の収納部を構成する底部10
6、その上方に連設された側面部107とからなってい
る。108は誘導コイルで保護枠104の底部106の
外面に鍋105の底部と対向して配置してある。上記本
体ケース101の上部にはプラスチックス製の蓋体10
9がヒンジ部110によりピン111を介して開閉自在
に支持されている。112は誘導コイル108と蓋体1
09に内設され内蓋113を加熱するヒーター(図示せ
ず)に夫々給電するためのリード線で、ヒンジ部110
に配設されている。114は蓋体109を開けるとき係
合レバー115を押圧するボタンを示す。
【0005】一般に炊飯器で炊飯したり炊飯後の保温を
する際、炊飯器の上下側面など全面から加熱することが
最もおいしいご飯を炊くこととなり、また最良の保温状
態を維持する上でも不可欠なこととなる。鍋105の上
面よりの加熱は蓋体109と本体ケース101との間を
連結するヒンジ部110よりリード線112を延長して
蓋体109の内部に設けたヒーター(図示せず)に通電
して加熱するのが普通であった。然しながら、このよう
な構成の炊飯器では、蓋体109の内部のヒーターに通
電するためにヒンジ部110を利用してこの部分にリー
ド線112が配設されているため、蓋体109を本体ケ
ース101より取り外すことができない。従って蓋体1
09を取り外して洗うことができないのでふきこぼれお
ねばの汚れが除去することは困難であった。なお、蓋体
が本体ケースより取り外すことができるものが市場で存
在しているが、このものは、勿論蓋体にヒーターが備え
られていなくて、炊飯器内の米を上下側面などの全面よ
り加熱されるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する従来の問題点は、蓋体のヒーターに通電するため、
本体ケースの加熱源と前記蓋体のヒーターとを結ぶリー
ド線が必要であって、このリード線の存在によって蓋体
を本体ケースより簡単に取り外して丸洗いすることがで
きないという点であった。
【0007】本発明はかかる従来の問題点を解決するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記する目的を
達成するために、本体ケース内にあって鍋を収納する保
護枠には鍋の底部を加熱する誘導コイルと、蓋体の周縁
に近接する部分に、本体側上部誘導コイルとを設け、こ
の本体側上部誘導コイルによって発熱される磁性金属体
を蓋体の内周縁に装着し、上記磁性金属体の熱を鍋内の
米または炊飯に伝熱する熱良導体を上記蓋体に装備させ
た電気炊飯器としたものである。
【0009】
【作用】本発明の電気炊飯器は上記構成により、蓋体の
内周縁に装着した磁性金属体は、本体ケース内にあって
蓋体の周縁に近隣する部分に設けた本体側上部誘導コイ
ルに流れる電流によって発生する交番磁界により、渦電
流が流れ、この渦電流によるジュール熱で誘導加熱され
る。従ってこの磁性金属体と一体に構成された内蓋がア
ルミニウムのような熱良導体の金属層をもつクラッド金
属板であれば内蓋自身の温度が高くなり鍋内の米の上部
を加熱するものである。勿論炊飯後の保温においては鍋
内上面の飯を加熱することになる。また、内蓋がアルミ
ニウムのような熱良導体の金属でのみ全体が構成されて
いて、周縁部で磁性金属体のリングに接触するものであ
る場合は、本体側上部誘導コイルによって加熱される磁
性金属体の熱を内蓋によって鍋内の上部に放散し米の加
熱または飯の上部加熱を行うものである。
【0010】このように蓋体には何等リード線を設ける
ことなく本体側上部誘導コイルによって加熱される磁性
金属体の熱を鍋内の米または飯に放熱し得るものである
から蓋体は本体ケースに対して容易に取り外しができて
丸洗いをすることができるものである。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例における保温式電気
炊飯器について詳述する。
【0012】図1,2において、1は本体ケースで下面
には支持脚2を有する底板3が固着されている。4は耐
熱性を有するプラスチックスによって構成された保護枠
で、上部周縁部に設けられたつば部5が本体ケース1の
上面に固着されている。6は保護枠4の下底部に装着さ
れた底面加熱用誘導コイル、7は保護枠4の下方部に設
置された側面加熱用誘電コイルで、保護枠4に収容され
た磁性金属層をもった鍋8を前記底面加熱用誘導コイル
6とによって加熱し、鍋8内の米と水との内容物を加熱
調理するものである。9は保護枠4の底面の中心に設け
られた貫通孔に装着された温度センサ、10はつまみ1
1を有する蓋体で、保護枠4の上端部のつば部5上に着
脱自在に載置して、鍋8を覆蓋するものである。12は
蓋体10の周縁より内方に突出したリング部分で、磁性
金属層13とアルミニウム層14よりなるクラッド金属
板製の内蓋15の縁部に密着したものである。従って蓋
体10は内蓋15と一体となって鍋8を着脱自在に覆蓋
するものである。16は保護枠4のつば部5の内面に設
置された本体側上部誘導コイルで本体ケース1内の電源
部(図示しない)に接続されており、かつ内蓋15の縁
部に相対して、設置されているため、交流電力の印加に
より内蓋15を形成するクラッド金属板の磁性金属層1
3に渦電流が流れ、その渦電流によるジュール熱で、内
蓋15が誘導加熱されて、鍋8内を上部より加熱するも
のである。なお内蓋15を形成するクラッド金属板のア
ルミニウム層14は熱を良く伝導する役目をするもので
磁性金属層13と密着して一体となっている。17は内
蓋15に取り付けたパッキングで内鍋8の上端縁部を密
封するものである。
【0013】以上のように本実施例によれば、鍋8の上
部の炊飯米を、炊飯時にもまた保温時においても加熱す
る内蓋15は本体側上部誘導コイル16への交流電力の
印加によって加熱されるものであるから、蓋体10には
電源に接続されるリード線が不要であり、本体ケース1
と接離自在に構成することができる。従って蓋体10は
本体ケース1から外して丸洗いができ、おねば等の汚れ
は容易に除去できる。
【0014】(実施例2)図3に実施例2を示すもので
あるが、実施例1と同じ構成部分については同一符号を
付し、説明は省略する。
【0015】本実施例2で示したものが、図1を参照し
て実施例1として示したものと相違する点は、内蓋15
は、熱良導体のアルミニウム製であり、実施例1におけ
るような磁性金属層のないものである。そして内蓋15
の周縁部は磁性金属リング18が固着されており、かつ
この磁性金属リング18は本体側上部誘導コイル16に
相対している。
【0016】従って本体ケース1内の電源部(図示しな
い)に接続されていて、交流電力が印加されると上記磁
性金属リング18に渦電流が流れ、その渦電流によるジ
ュール熱で磁性金属リング18が発熱し、熱良導体の内
蓋15を加熱するため、内蓋15によって鍋8は上部よ
り加熱されるものである。本実施例2においても勿論蓋
体10には電源に接続されるリード線は不要であり、本
体ケース1より外して丸洗いができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上実施例で説明したように、本発明の
電気炊飯器は電源に接続されるリード線を蓋体に装備さ
せることなく、本体ケースの本体側誘導コイルによって
内蓋が加熱され、炊飯器を上部より加熱するものであ
る。従ってムラなく加熱することにより美味な炊飯がで
きるのみならず、蓋体にはリード線がないため本体ケー
スより容易に外して洗うことができ、清潔に保つことが
できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施例2における電気炊飯器の断面図
【図3】従来例の電気炊飯器の要部を断面にて示した側
面図
【符号の説明】
1,101 本体ケース 4,104 保護枠 6 底面加熱用誘導コイル 7 側面加熱用誘導コイル 8,105 鍋 10,109 蓋体 13 磁性金属層 14 アルミニウム層 15 内蓋 16 本体側上部誘導コイル 18 磁性金属リング 110 ヒンジ 112 リード線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯する鍋を着脱自在に収納する本体ケー
    スと、上記本体ケースを着脱自在に覆蓋する蓋体とを具
    備し、上記本体ケースは本体側誘導コイルを内装し、上
    記蓋体は本体側誘導コイルによって発熱される磁性金属
    体と上記磁性金属体の熱を鍋の上部より鍋内に伝熱する
    熱良導体とを有する電気炊飯器。
  2. 【請求項2】請求項1における磁性金属体と熱良導体と
    は磁性金属層と熱良導体層とが一体に結合されたクラッ
    ド金属板にて形成された内蓋となっている電気炊飯器。
  3. 【請求項3】請求項1における磁性金属体は、リング状
    であって熱良導体性の内蓋の周縁に密着し、かつ本体ケ
    ースの本体側誘導コイルに対向する蓋体部に設置された
    電気炊飯器。
  4. 【請求項4】蓋体の磁性金属体を発熱させる本体側誘導
    コイルは、鍋の加熱源となる誘導コイルと別個に本体ケ
    ースに内装した請求項1,2または3記載の電気炊飯
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05207928A (ja) * 1991-12-02 1993-08-20 Sharp Corp 電磁調理器
JPH08187165A (ja) * 1995-01-12 1996-07-23 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯器
CN102631128A (zh) * 2012-04-24 2012-08-15 施军达 三单元锅一体慢炖锅

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CN102631128A (zh) * 2012-04-24 2012-08-15 施军达 三单元锅一体慢炖锅

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