JP3538751B2 - 炊飯器 - Google Patents
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Description
らに詳しくは、炊飯器における蓋体の構造に関するもの
である。
示す縦断面図である。図において、1は上部が開口した
炊飯器本体、2は炊飯器本体1の後方上部に設けられた
ヒンジ部1aを介して炊飯器本体1の上部開口部を開閉
自在に覆うように取り付けられた蓋体、3は炊飯器本体
1内に収容される内釜、4は炊飯器本体1内に設けられ
内釜3を電磁誘導加熱する誘導加熱コイルである。
本体1の外側壁6a、上枠6bおよび内側壁6cを形成
し、これらは例えばポリプロピレン(以下、PPと記
す)などの合成樹脂によって一体に形成された上ケース
6と、例えばPPなどの合成樹脂からなり、上端部が上
ケース6の外側壁6aの下端部に結合された炊飯器本体
1の底板7aを形成する下ケース7と、例えばナイロン
などの合成樹脂によって内釜3の下部を覆う形状に形成
され、かつ上端部が上ケース6の内側壁6cの下端部に
結合されて下面側に誘導加熱コイル4が配設されたコイ
ル台8とによって構成されている。そして、上ケース6
の前面側には操作パネル9が設けられ、下ケース7の後
方底面には電源供給用の電源コードリール10が設けら
れている。
心部には、内釜3の底部に接触して内釜3の温度を検知
する内釜温度センサ11が設けられており、炊飯器本体
1の内部には、誘導加熱コイル4の外側に設けられて誘
導加熱コイル4の磁気の外方への洩れを防止するフェラ
イト12と、誘導加熱コイル4およびフェライト12の
外周部を覆い両者4,12からの磁気洩れをさらに防止
する例えばアルミニウムの如き非磁性金属材によって構
成された円筒状の防磁板13と、制御基板14a等を有
して炊飯器の動作を制御する制御部14とを備えてい
る。
ばPPなどの合成樹脂からなり、ほぼ中心部に蒸気口1
7aが設けられて蓋体2の上面側を形成する上板16
と、例えばPPなどの合成樹脂からなり、ほぼ中心部に
上板16の蒸気口17aに連通する筒状の蒸気排出路1
8aが設けられて蓋体2の下面側を形成する下板18と
によって構成されている。19は金属材料によって構成
され、ほぼ中心部の下板18の蒸気排出路18aに対応
する位置に開口孔19aを有し、上面に保温を行いかつ
露付を防止するための、例えばニクロム線のような抵抗
線を利用したコードヒータからなる蓋ヒータ20が設け
られた放熱板で、下板18の下面に取り付けられてい
る。21は金属材によって構成され、ほぼ中心部に下板
18の蒸気排出路18aに連通する蒸気孔21aを有す
る内蓋で、放熱板19を覆うように下板18の下面側に
着脱自在に取り付けられている。また、内蓋21の外周
縁部には内釜3のフランジ3aに圧接して内釜3内を気
密に保持する蓋パッキン22が取り付けられており、放
熱板19の開口孔19aには蓋体2内への蒸気等の流れ
込みを防止するためのシールパッキン23が取り付けら
れている。
を行う場合は、まず、所定量の米と水が入った内釜3を
炊飯器本体1内(本体ケース5の上ケース6の内側壁6
cおよびコイル台8の内側)に収容して蓋体2を閉め
る。このとき、内釜3の底面と内釜温度センサ11の上
面は密接している。ついで、炊飯器の電源を入れて炊飯
器本体1の前面側に設けられた操作パネル9の炊飯キー
(図示せず)を押下すると、炊飯器本体1内に設けられ
た制御部14は、誘導加熱コイル4に通電して内釜3の
底面に渦電流を発生させ、内釜3を発熱させて炊飯工程
を開始する。そして、内釜温度センサ11の検知温度に
基づいて予熱、炊飯、むらしの各工程を実行し、内釜3
内の米を炊きあげ、炊飯工程が終了すると、蓋ヒータ2
0に通電して保温工程を実行させる。
は、炊飯工程が開始されて内釜3内が沸騰すると、その
蒸気は内蓋21の蒸気孔21aから下板18の蒸気排出
路18aを通って上板16の蒸気口17aより外部へ排
出される。このとき、蒸気の熱によって蒸気口17aの
周辺の蓋ケース15(特に蒸気口17aの近傍の上板1
6)が局部過熱され、蓋体2の外周部側にあたる蓋ケー
ス15との間に温度差が生じ、このため蓋ケース15が
変形して、蓋体2の開閉動作に支障を来すおそれがある
とともに、蓋ケース15の特に上板16の蒸気口17a
周辺が脆くなって破損するおそれがあるなどの問題があ
った。
めになされたもので、蓋体の受ける熱の温度分布を均一
にして、蓋体の変形を防止し、蓋体の開閉動作に支障を
来すおそれのない蓋体の破損を防ぐことのできる炊飯器
を提供することを目的としたものである。
本体と、本体の上部開口部を覆い蒸気排出部を有する蓋
体と、本体内に着脱可能に収容される内釜と、内釜を加
熱する加熱手段とを備え、蓋体は、金属材からなり蒸気
排出部を有する第1の上板と、合成樹脂からなり第1の
上板の外周縁部に一体成形された第2の上板とを備えて
なり、蓋体に、第1の上板の蒸気排出部近傍および第2
の上板の内壁面に当接する放熱板を設けたものである。
部開口部を覆う蓋体と、本体内に着脱可能に収容される
内釜と、内釜を加熱する加熱手段とを備え、蓋体は、金
属材からなり、ほぼ中心部に、蒸気口を有する蒸気排出
装置が着脱自在に装着される凹部を備えた平面ほぼリン
グ状の第1の上板と、合成樹脂からなり、第1の上板の
外周縁部に一体成形された平面ほぼリング状の第2の上
板とを備えてなり、蓋体に、第1の上板の凹部下面に当
接し、かつ第2の上板の内壁面に嵌合または当接する放
熱板を設けたものである。
縁部内側に平面ほぼリング状の放熱シートを設けたもの
である。
び放熱シートを、熱伝導性のよい金属材によって構成し
たものである。
よび放熱シートを、アルミニウム材によって構成したも
のである。
面図、図2はその平面図、図3は本発明の実施の形態の
一部断面で示した正面図、図4はその要部の拡大図、図
5は本発明の実施の形態に係る蓋体の縦断面図である。
なお、図6で説明した従来例と同一部分には同じ符号を
付し、説明を省略する。
ス33とコイル台8とからなる炊飯器本体1の本体ケー
スである。上ケース32は、一方の面、つまり外表面
に、例えばフッ素樹脂、アクリル樹脂またはポリエステ
ル樹脂などの無着色(透明)な合成樹脂によりコーティ
ングされた、例えばオーステナイト系ステンレス304
材の如き非磁性金属材からなる筒状の炊飯器本体1の外
側壁32aと、例えばPPなどの合成樹脂からなる炊飯
器本体1の上枠32bと、例えばフェライト系ステンレ
ス430材の如き金属材からなり、遮熱板としての機能
を有する炊飯器本体1の内側壁32cとがそれぞれ結合
されて形成されている。下ケース33は、例えばPPな
どの合成樹脂からなり、上端部が上ケース32の外側壁
32aの下端部に結合されて炊飯器本体1の底板33a
を形成している。
有し、上枠32bの外側の端部に数カ所形成された爪部
と、底板33aの外周部の数カ所に形成された爪部とに
そのカール部を嵌合させることにより、少なくとも誘導
加熱コイル4と対向する部分、好ましくは、誘導加熱コ
イル4の上端部より上方から下端部の下方に達する範囲
に亘って固定されている。また、外側壁32aの表面は
前述のように指紋等の汚れの付着を防止するためにクリ
アコート処理されている。なお、底板33aは、外側壁
32aを上枠32bに取り付け、本体内部部品を組み付
けた後、最後に取り付けられる。
4から本体外部へ磁気洩れし易い部分であるが、前述に
ように外側壁32aを非磁性金属材で構成したので、磁
気洩れを効果的に防止できる。さらに、外側壁32aを
誘導加熱コイル4の最下端部よりも下方まで延ばせば、
磁気洩れをより確実に防止できる。また、外側壁32a
が磁性金属材であると誘導加熱コイル4から洩れた磁気
によって加熱されて熱くなるが、非磁性金属材で構成し
たため、磁気で加熱されることはない。
性の合成樹脂によって内釜3の下部を覆う形状に形成さ
れ、かつ上端部が上ケース32の内側壁32cの下端部
に結合されており、下面側に誘導加熱コイル4が配設さ
れている。
前面側上部には、炊飯スイッチや予約スイッチ等の操作
パネル9が設けられており、上ケース32の内側壁32
cの外面側にはコードヒータからなる保温用の胴ヒータ
34が取り付けられている。また、電源コードリール1
0は炊飯器本体1内の後方側の上ケース32から下ケー
ス33にかけて縦方向に設けられている。
閉自在に取り付けられて、その上部開口部を覆う蓋体
で、35は第1の上板36と第2の上板37と取付部材
38と下板39とからなる蓋ケースである。第1の上板
36は、一方の面、つまり外表面に、例えばフッ素樹
脂、アクリル樹脂またはポリエステル樹脂などの無着色
(透明)な合成樹脂によりコーティングされた、例えば
オーステナイト系ステンレス304材の如き非磁性金属
材からなり、ほぼ中心部に、蒸気口17aを有し蒸気排
出部を構成する蒸気排出装置17が着脱自在に装着さ
れ、底面には取付穴36aを備えた凹部36bが設けら
れて平面ほぼリング状に形成されており、蓋体2の上面
側を形成している。
樹脂によって平面ほぼリング状に形成されており、第1
の上板36の外周縁部に一体成形されて蓋体2の上面側
を形成している。37aは第2の上板37の外周縁部内
側に形成された複数の係止片、37bは第2の上板37
の内周縁部内側に形成された突出部である。取付部材3
8は、例えばPPなどの合成樹脂によってほぼ円筒状に
形成されており、第1の上板36の内周縁部(取付穴3
6a)と一体成形されている。下板39は、例えばPP
などの合成樹脂によって平面ほぼリング状に形成されて
おり、第2の上板37の下面側に取り付けられて、蓋体
2の下面側を形成している。
38に対応する位置に開口孔40aを有し、上面に保温
を行いかつ露付を防止するためのコードヒータからなる
蓋ヒータ20が設けられた第1の放熱板で、その外周縁
部が下板39によって支持されている。41は金属材に
よって構成され、第1の放熱板40の開口孔40aに対
応する位置に蒸気孔41aを有する内蓋で、第1の放熱
板40を覆うように外周縁部が下板39に着脱自在に取
り付けられている。また、内蓋41の外周縁部には、内
釜3のフランジ3aに圧接して内釜3内を気密に保持す
る蓋パッキン22が取り付けられており、取付部材38
および第1の放熱板40の開口部40aの内周縁部に
は、蓋体2内への蒸気等の流れ込みを防止するためのシ
ールパッキン42が取り付けられている。
性のよいシート状の金属材によって構成され、第1の上
板36の外周縁部内側の第2の上板37の突出部37b
近傍に接着剤により貼付された平面ほぼリング状の放熱
シートで、第1の上板36の熱を拡散させる。45は例
えばアルミニウム材の如き熱伝導性のよい薄板状の金属
材によって構成され、蒸気排出装置17の下部側に対応
して開口部45bが設けられた第2の放熱板で、図4お
よび図5に示すように、第2の放熱板45の外周側壁4
5aが第2の上板37の係止片37aと突出部37bと
の間の内壁面に嵌合し、かつほぼ中心部が第1の上板3
6に設けられた凹部36bの底面の下面に沿うように当
接されている。また、第2の放熱板45の開口部45b
の内周縁部は、取付部材38の外周面に当接されてい
る。なお、外周側壁45aは第2の上板37の内壁面に
沿わせて配設(当接)してもよい。
成樹脂によって断面ほぼ逆L字状に形成されており、そ
の下部側を、第1の上板36の凹部36bの取付穴36
a、取付部材38および放熱板40の開口孔40aにシ
ールパッキン42を介して取り付けることによって、上
部側が凹部36b内に収容される。また、蒸気口17a
が設けられた上部側の上面には、一方の面、つまり外表
面に、例えばフッ素樹脂、アクリル樹脂またはポリエス
テル樹脂などの無着色(透明)な合成樹脂によりコーテ
ィングされた、例えばオーステナイト系ステンレス30
4材の如き非磁性金属材からなるカバー部材43が設け
られている。
沸騰した際に、内釜3の内圧の上昇により発生するおね
ばと蒸気とを内蓋41の蒸気孔41aを介して内釜3内
に連通した導入筒17bから導入し、途中複数の障壁1
7cによりおねばと蒸気とを分離して、蒸気のみ蒸気口
17aから蓋体2の外方に排出して残ったおねばをタン
ク部17dに貯め、沸騰がおさまり内釜3の内圧が低下
した際に戻し弁17eからおねばを内釜3内に戻すこと
により吹きこぼれを防止する。
いて炊飯を行う場合、まず、所定量の米と水が入った内
釜3を炊飯器本体1内(本体ケース31の上ケース32
の内側壁32cおよびコイル台8の内側)に収容して蓋
体2を閉める。このとき、内釜3の底面と内釜温度セン
サ11の上面は密接している。ついで、炊飯器の電源を
入れて炊飯器本体1の前面側に設けられた操作パネル9
の炊飯キー(図示せず)を押下すると、炊飯器本体1内
に設けられた制御部14は、誘導加熱コイル4に通電し
て内釜3の底面に渦電流を発生させ、内釜3を発熱させ
て炊飯工程を開始する。炊飯中、内釜温度センサ11は
内釜3の温度を検知しており、この検知温度に基づいて
制御部14は誘導加熱コイル4への通電を制御し、予
熱、炊飯、むらしの各工程を実行して内釜3内の米を炊
きあげる。
際に発生したおねばと蒸気は、蒸気排出装置17内に送
られて分離され、蒸気のみが蒸気口17aから蓋体2の
外方に排出されて、残ったおねばは沸騰がおさまり内釜
3の内圧が低下した際に戻し弁17eから内釜3内に戻
される。
となる蒸気排出装置17近傍の第1の上板36の凹部3
6bは、その底面の下面に当接された第2の放熱板45
によって熱が拡散され、その熱は第2の放熱板45の外
周側壁45aおよび第2の上板37を介して外部へ放出
される。また、第1の上板36の外周縁部内側に貼付さ
れた放熱シート44によって第1の上板36の熱が拡散
され、第1の上板36、特に凹部36bにおける局部過
熱が防止される。
によって保温工程に移行し、蓋ヒータ20および胴ヒー
タ34が発熱して内釜3内の米飯を保温する。
5において、放熱シート44を第1の上板36の外周縁
部内側に貼付するとともに、第2の放熱板45を第2の
上板37の内壁面に嵌合させかつ第1の上板36の凹部
36bの底面の下面に当接させて設けたので、炊飯工程
中に内釜3内で発生した蒸気を外部への排出させる際の
蒸気によって高温になった蓋ケース35、特に蒸気排出
装置17近傍の第1の上板36の凹部36bの熱を拡散
させることができる。これにより、凹部36bの局部過
熱を防止することができ、蓋ケース35の変形および破
損を防ぐことができる。
イル4によって内釜3を加熱する誘導加熱式炊飯器にお
いて、本発明を実施した場合を例示して説明したが、誘
導加熱コイル4に代えて発熱体(シーズヒータ)により
内釜を加熱する炊飯器に本発明を実施してもよい。この
場合も同様の効果を奏する。
上部開口部を覆い蒸気排出部を有する蓋体と、本体内に
着脱可能に収容される内釜と、内釜を加熱する加熱手段
とを備え、蓋体は、金属材からなり蒸気排出部を有する
第1の上板と、合成樹脂からなり第1の上板の外周縁部
に一体成形された第2の上板とを備えてなり、蓋体に、
第1の上板の蒸気排出部近傍および第2の上板の内壁面
に当接する放熱板を設けたので、この放熱板により、炊
飯中に内釜内で発生した蒸気を外部に排出する際の蓋
体、特に第1の上板が受ける蒸気の熱を拡散させて、第
1の上板の蒸気排出部近傍の局部過熱を防止することが
でき、蓋体の温度分布を均一にすることができる。これ
により、熱による蓋体の変形を防止して蓋体の開閉動作
に支障を来すおそれのない炊飯器を得ることができると
ともに、蓋体の破損を防ぐことができる炊飯器が得られ
る。
部開口部を覆う蓋体と、本体内に着脱可能に収容される
内釜と、内釜を加熱する加熱手段とを備え、蓋体は、金
属材からなり、ほぼ中心部に、蒸気口を有する蒸気排出
装置が着脱自在に装着される凹部を備えた平面ほぼリン
グ状の第1の上板と、合成樹脂からなり、第1の上板の
外周縁部に一体成形された平面ほぼリング状の第2の上
板とを備えてなり、蓋体に、第1の上板の凹部下面に当
接し、かつ第2の上板の内壁面に嵌合または当接する放
熱板を設けたので、この放熱板により、炊飯中に発生す
る蒸気の熱を特に受ける第1の上板の凹部の局部過熱を
防止でき、熱を拡散させて蓋体の変形および破損を確実
に防ぐことができる炊飯器が得られる。
縁部内側に平面ほぼリング状の放熱シートを設けたの
で、第1の上板の受ける蒸気の熱を拡散させることがで
き、局部過熱を防止できる炊飯器を得ることができる。
び放熱シートを、熱伝導性のよい金属材によって構成し
たので、蒸気の熱の拡散を効率よくかつ確実に行うこと
ができる。
よび放熱シートを、アルミニウム材によって構成したの
で、蒸気の熱の伝導性および拡散性を高めることができ
るとともに、安価な炊飯器を得ることができる。
図である。
ある。
図である。
イル、17 蒸気排出装置、17a 蒸気口、35 蓋
ケース、36 第1の上板、36b 凹部、37 第2
の上板、44 放熱シート、45 第2の放熱板。
Claims (5)
- 【請求項1】 本体と、該本体の上部開口部を覆い蒸気
排出部を有する蓋体と、前記本体内に着脱可能に収容さ
れる内釜と、該内釜を加熱する加熱手段とを備え、前記蓋体は、金属材からなり前記蒸気排出部を有する第
1の上板と、合成樹脂からなり前記第1の上板の外周縁
部に一体成形された第2の上板とを備えてなり、前記蓋
体に、前記第1の上板の蒸気排出部近傍および第2の上
板の内壁面に 当接する放熱板を設けたことを特徴とする
炊飯器。 - 【請求項2】 本体と、該本体の上部開口部を覆う蓋体
と、前記本体内に着脱可能に収容される内釜と、該内釜
を加熱する加熱手段とを備え、 前記蓋体は、金属材からなり、ほぼ中心部に、蒸気口を
有する蒸気排出装置が着脱自在に装着される凹部を備え
た平面ほぼリング状の第1の上板と、合成樹脂からな
り、前記第1の上板の外周縁部に一体成形された平面ほ
ぼリング状の第2の上板とを備えてなり、前記蓋体に、
前記第1の上板の凹部下面に当接し、かつ前記第2の上
板の内壁面に嵌合または当接する放熱板を設けたことを
特徴とする炊飯器。 - 【請求項3】 第1の上板の外周縁部内側に平面ほぼリ
ング状の放熱シートを設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の炊飯器。 - 【請求項4】 放熱板および放熱シートを、熱伝導性の
よい金属材によって構成したことを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか記載の炊飯器。 - 【請求項5】 放熱板および放熱シートを、アルミニウ
ム材によって構成したことを特徴とする請求項1乃至3
のいずれか記載の炊飯器。
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