JP3389980B2 - ジャー炊飯器 - Google Patents

ジャー炊飯器

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JP3389980B2 JP22895796A JP22895796A JP3389980B2 JP 3389980 B2 JP3389980 B2 JP 3389980B2 JP 22895796 A JP22895796 A JP 22895796A JP 22895796 A JP22895796 A JP 22895796A JP 3389980 B2 JP3389980 B2 JP 3389980B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍋の上部開口部に
蓋体の蓋下面部材が直接対向するいわゆる内蓋のない構
造のジャー炊飯器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の内蓋のな
いジャー炊飯器は、内蓋を着脱する手間がない他に、内
蓋を清掃する必要がなく、使い勝手がよい利点がある反
面、蓋体の下面すなわち蓋下面部材の表面は、澱粉が溶
けた湯(おねば)が直接接触して汚れがこびり付きやす
く、蓋下面部材の表面を絶えず拭き取る必要がある。こ
の場合、使用者側は汚れたことが直ぐにわかる方が、拭
き取りの目安となって好ましく、また、汚れがこびり付
いたときには強く拭き取る必要があるため、蓋下面部材
の表面強度はできるだけ強い方が好ましい。このような
観点から、表面仕上げが高光沢なステンレスなどの金属
材料を蓋下面部材として用いる場合があるが、表面を高
光沢仕上げにしたものでは、蓋下面部材が平坦あるいは
外蓋側に突出しているために、蓋体を開けた状態で太陽
光が蓋下面部材に当たると、反射した光が局部的に集光
して、集光部分が高温になるととともに、反射した光に
より汚れがわかりにくくなるという欠点がある。
【0003】また、内蓋のないジャー炊飯器は、内蓋に
よる吹きこぼれの抑制効果がなくなるため、炊飯時にお
ける蒸気出口部からの吹きこぼれを抑制する必要があ
る。この場合、沸騰時の加熱量を少なくすれば、蒸気出
口部からの吹きこぼれを抑制することができるが、逆に
加熱不足によって鍋内に収容された米が十分に糊化しな
くなり、炊き上がりが悪くなる欠点がある。
【0004】さらに、内蓋のないジャー炊飯器は、外蓋
の蒸気出口部から蒸気通過空間に入り込んだ外気が、蓋
下面部材の蒸気孔に装着した蒸気口キャップの蒸気通路
に直接侵入しやすく、蒸気通路に外気の侵入を遮断する
一方向性の弁部材を別に設けないと、蒸気孔や蒸気口キ
ャップが冷えて結露を生じるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は上記各問題点に鑑み、弁
部材を設けずに、外蓋の蒸気出口部からの外気の侵入に
よる蒸気孔や蒸気口キャップ周辺の結露を防止できる
ともに、蓋下面部材による太陽光の集光を防止しつつ
も、蓋下面部材の清掃性を向上させることが可能なジャ
ー炊飯器を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明のジャ
ー炊飯器は、前記目的を達成するために、蓋体の外面を
形成し蒸気出口部を有する外蓋と、蓋体の内面を形成し
鍋の開口部に直接対向するとともに、蒸気孔を有する蓋
下面部材と、前記蒸気孔に装着され弾性部材からなる蒸
気口キャップとからなり、前記蒸気口キャップに略水平
方向に開口する蒸気通路を形成し、前記蓋下面部材の表
面を外周部から中心部にかけて前記鍋側に突出する方向
に傾斜部を設けた形状にし、前記蓋下面部材の表面を高
光沢仕上げに形成したものである。
【0007】この請求項1の構成によれば、外蓋の蒸気
出口部から外気が侵入しても、この外気が蒸気通路の開
口部に直接侵入しなくなり、蒸気孔および蒸気口キャッ
プが冷えにくくなる。つまり、蒸気孔を塞ぎ、蒸気の放
出状態を調節する蒸気通路を形成し、かつ、この蒸気通
路の垂直方向の開口を避けた蒸気孔部を単一の機能部品
である蒸気口キャップで構成してあるので、蒸気通路を
遮断する弁部材を設けなくても、蒸気孔および蒸気口キ
ャップ周辺の冷えによる結露を防止することができる。
また、蓋体を開けたときに太陽光が当たっても集光しに
くくなるとともに、蓋下面部材の表面は汚れが直ぐにわ
かり、しかも強度が強くなる。
【0008】また、請求項2の本発明のジャー炊飯器
は、前記請求項1の構成に加えて、前記蓋下面部材の最
下部に位置する略中心部に前記蒸気孔を設け、前記外蓋
と前記蓋下面部材とにより形成される前記蒸気孔上方の
蓋体内部に、蒸気を外蓋の外部に放出する蒸気通過空間
を形成したものである。
【0009】この請求項2の構成によれば、蒸気孔から
外蓋の蒸気出口に至る距離が長く確保され、炊飯時にお
ねばを収容する蒸気通過空間の容積が大きく確保される
ので、沸騰時における鍋への加熱量を減らさなくても、
外蓋の蒸気出口からの吹きこぼれを防止できる。
【0010】また、請求項の本発明のジャー炊飯器
は、前記請求項1の構成に加えて、前記蓋下面部材は薄
板金属材料からなり、その略中心部に前記蒸気孔を設け
るとともに、前記蒸気出口部の外周を囲むようにして前
記外蓋内面から前記蓋下面部材側に突出した縦壁と、こ
の縦壁の下端と前記蓋下面部材の裏面との間に介在する
弾性部材とをさらに備えて構成される。
【0011】この請求項の構成によれば、蓋下面部材
の中心部を外蓋側に押しても、縦壁と弾性部材が蓋下面
部材の動きを規制して、蓋下面部材の最も変形しやすい
中心部の変形を防止できる。また、蓋下面部材の薄板金
属材料化が可能になり、蓋体の重量が軽くなって、蓋体
を開きやすくできる。さらに、縦壁と弾性部材を蒸気の
放出通路と兼用させることで、蓋体内部の構造の簡素化
などを図ることができる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明のジャー炊飯器の一実
施例について、図面を参照しながら説明する。図1にお
いて、1は器本体であり、この器本体1は、その外殻を
形成するプラスチック製の外枠2および底板3と、外枠
2内に設けられた例えばアルミニウムなどの金属材料か
らなる有底筒状の内枠4とを備えている。また5は、被
炊飯物である米や水が収容される鍋であって、この鍋5
は、アルミニウム材を主体として、上面を開口した有底
筒状に形成されており、鍋収容部たる前記内枠4に着脱
自在に収容される。
【0013】内枠4の底面中央部には、上方へ膨出した
膨出部6が形成され、この膨出部6の上面には開口部7
が形成される。また、内枠4の内底面周辺部には、前記
鍋5を輻射加熱する鍋加熱手段たるシーズヒータなどの
炊飯ヒータ8が配設される。なお、鍋加熱手段は、本実
施例のような輻射加熱を行なうシーズヒータに限らず、
電磁誘導加熱式のものであってもよい。炊飯ヒータ8の
上部には、この炊飯ヒータ8を覆うようにして熱伝導性
に優れた例えばアルミニウム部材からなるヒータプレー
ト9が設けられる。また、前記鍋5は、ヒータプレート
9上に載って支持された状態で、内枠4内に収容され
る。
【0014】11は、内枠4の保温用の加熱手段として、
この内枠4の外面上部に設けられたコードヒータなどか
らなる胴ヒータである。また、12は鍋5の温度を検出す
る鍋温度センサであり、これは上下動自在で、かつ図示
しないスプリングにより上方へ付勢して設けられてい
る。この鍋温度センサ12は、内枠4の開口部7を介して
ヒータプレート9の上方まで突出し、鍋5の外底面に弾
発的に当接するものである。13は鍋温度センサ12に連動
して上下動するスイッチレバーであって、鍋5を内枠4
に収容することにより、鍋温度センサ12が下方に押され
ると、鍋スイッチ14の可動部に当接するスイッチレバー
13が下方に移動して、鍋5がある旨の信号が鍋スイッチ
14から図示しない加熱制御基板に送られるようになって
いる。なお、15は底板3の下部後側に設けられた電源コ
ードを巻取るコードリール、16は外枠2の前面に取付け
られ、LED表示器,LCD表示器および各種の操作ス
イッチを備えて構成される操作パネルである。
【0015】21は、鍋5の上部開口部を開閉自在に覆う
蓋体である。この蓋体21は、蓋体21の上側にある外面を
形成し、ポリプロピレンなどのプラスチック材料からな
る外蓋22と、外蓋22の下側外周に沿って設けられた外蓋
カバー23と、蓋体21の下側にある内面を形成し、鍋5の
上部開口部に直接対向するステンレスやアルミニウムな
どの金属材料からなる蓋下面部材24とにより構成され
る。蓋下面部材24は、図2にも示してあるように、鍋5
側に面する表面24Aが、この蓋下面部材24の外周部24C
から中心部24Dにかけて、鍋5側に突出する方向に傾斜
部24Eを設けた形状にしてある。この蓋下面部材24の表
面24Aに設けた傾斜部24Eの形状は、特に制約はない
が、蓋下面部材24の全面積に対して半分以上が鍋5側に
向かって傾斜しているか、あるいは、平坦状であること
が好ましい。蓋下面部材24の略中心部24Dには、炊飯時
に鍋5内に発生する蒸気を抜くための蒸気孔25が設けて
ある。蒸気孔25は、鍋4の上部開口部の内径のほぼ中心
に対向して設けられており、蒸気孔25から蓋下面部材24
の外周部24C外端までの距離は、すべての部分でほぼ同
一になっている。また、蓋下面部材24の表面24Aは、ブ
ライト仕上げなどにより高光沢を有する仕上げ状態に形
成されており、蓋下面部材24は、ステンレスの場合 0.2
〜 0.6mm,アルミニウムの場合 0.4〜 0.8mm程度の材厚
を有する薄板金属材料からなる。
【0016】蓋体21は、器本体1の上部後側にヒンジ部
26により軸支されている。このヒンジ部26の内部には、
蓋体21に対して常時開く方向への力を作用させるねじり
コイルばねからなるヒンジばね27が設けてある。一方、
前記ヒンジ部26と反対側の器本体1の上部または蓋体21
の上面には、ヒンジばね27が作用させる力に抗して、器
本体1に対し蓋体21を閉じた状態に保持するクランプボ
タン28が設けてある。外蓋カバー23と蓋下面部材24との
間には、蓋体21を閉じたときに鍋4の上端部のフランジ
部に密着する円環状の蓋パッキン29が設けられている。
また、蓋下面部材24の外蓋22側に面する裏面24Bには、
コード状のヒータからなる蓋ヒータ30が両面テープを介
在させたアルミ箔で固定されており、この蓋ヒータ30に
よって、炊飯時と保温時に蓋下面部材24を加熱する構成
になっている。なお、蓋加熱手段である蓋ヒータ30は、
蒸気孔25周辺の結露を防止するために、この蒸気孔25の
近傍に配置することが好ましい。
【0017】図3にも示してあるように、前記外蓋22の
内面から下側には、蒸気孔25の外周部に対向してリング
状の縦壁すなわち縦リブ31が一体的に形成してあり、縦
リブ31の下端にはシリコーンゴムなどの弾性部材である
蒸気孔パッキン32が備えてある。この蒸気孔パッキン32
は、縦リブ31の下端に密着状態で嵌入される嵌入部33
と、嵌入部33の下部より外側にあって、断面がほぼくの
字形をなす屈曲部34と、屈曲部34よりも内方に位置し、
縦リブ31の下端面と蓋下面部材24の裏面24Bにその両端
が各々当接する屈曲しにくいスペーサ状の縦リブ35とか
らなる。また、蒸気孔パッキン32は、縦リブ31の下端と
蓋下面部材24との間の隙間を埋めるように、圧接状態で
介在されており、蒸気孔パッキン32のスペーサ部35の下
端が蓋下面部材24の裏面24Bに接触することで、外蓋22
と蓋下面部材24とにより形成される蒸気孔25上方の蓋体
21内部に、鍋5内の蒸気を蒸気孔25から外蓋22の外部に
放出する蒸気通過空間36が形成される。この場合、縦リ
ブ31の下端と蓋下面部材24との間に介在した蒸気孔パッ
キン32は、単に蒸気の漏れを防止しているだけでなく、
前記縦リブ35が蓋下面部材24の裏面24Bを押圧するよう
に形成して、蒸気孔パッキン32の縦リブ35と外蓋22の縦
リブ31にて、外蓋22と蓋下面部材24とを支える構成にし
てある。
【0018】外蓋22は、蒸気孔25のほぼ真上に位置する
中心部が他の部分よりも高く形成された最上部22Aとな
っており、この最上部22Aには、前記蒸気通過空間36か
ら通過し上昇した蒸気を外部に放出する複数の開口部を
有する蒸気出口部37が形成されている。そして、前記縦
リブ31は、この蒸気出口部37の外周を囲むようにして、
外蓋22の内面から蓋下面部材24側に突出して形成してあ
る。この蓋下面部材24側に延出した縦リブ31は、外蓋22
と一体であるので強度的に強く、また、縦リブ31と外蓋
22との係合部(つなぎ目)に蒸気漏れ防止用のパッキン
を設けなくてもよい利点がある。
【0019】前記蒸気孔25には、鍋5内から蒸気通過空
間36への蒸気の放出状態を調節するシリコーンゴムなど
から形成される弾性材料の蒸気口キャップ41を設けてあ
る。この蒸気口キャップ41は、図4にも示してあるよう
に、外周部の上部および下部に係止用の突出部42が設け
てあり、これが蓋下面部材24の蒸気孔25の端部に係合し
て、装着される構成となっている。また、上下の突出部
42の間には、蒸気孔25の端面が当接する当接凹部43が、
蒸気口キャップ41の全周にわたって形成されるととも
に、この蒸気口キャップ41の外周側面には、複数のコ字
状の縦溝44が当接凹部43よりもさらに内方に凹んで形成
してある。そして、蒸気口キャップ41を蒸気孔25に装着
すると、縦溝44の開口部中央が蒸気孔25すなわち蓋下面
部材24の内端部で塞がれた状態になり、この縦溝44の塞
がれた部分が蒸気口キャップ41の蒸気通路45になる。こ
のようして蒸気通路45を形成すると、蒸気口キャップ41
の上側から下側にかけて、垂直方向に露出した孔のない
構成(蓋下面部材24の表面24A側および裏面24D側にお
いて、蒸気通路45の両端にある孔は略水平方向に開口し
ている)となるため、外蓋22の蒸気出口部37の開口部か
ら直接外気が侵入しなくなる利点を有する。
【0020】このように構成した本実施例のジャー炊飯
器は、蓋下面部材24の表面24Aの大部分に、外周部24C
から中心部24Dにかけて鍋5側に突出した傾斜部24Eを
設けてあるため、蓋体21を開けたときに太陽光が蓋下面
部材24の表面24Aに当たっても、反射した光が集光しに
くくなり、従来のような太陽光による局部的な温度上昇
を防止することができる。また、蓋下面部材24を平坦状
に形成してあると、形状のばらつきなどに起因して、表
面24Aが外蓋22側に突出した凸面状になる場合がある
が、本実施例では、意図的に鍋5側に突出する傾斜部24
Eを設けてあるので、蓋下面部材24にある程度の形状バ
ラツキを生じても、安定して太陽光の集光を防止するこ
とができる。
【0021】つまり、蓋体21を、この蓋体21の外面を形
成する外蓋22と、蓋体21の内面を形成し鍋5の開口部に
直接対向する蓋下面部材24とにより構成し、この蓋下面
部材24の表面24Aを、外周部24Cから中心部24Dにかけ
て鍋5側に突出する方向に傾斜してあれば、蓋下面部材
24の形状がある程度ばらついても、蓋下面部材24による
太陽光の集光を防止することが可能となる。
【0022】また、このような構成において、蓋下面部
材24の最下部に位置する中心部24Dに蒸気孔25を設ける
とともに、蓋体21の内部に形成される蒸気通過空間36
を、蒸気孔25の上方に設けてあるので、蒸気孔25から外
蓋22の蒸気出口部37に至る距離が長く確保される。つま
り、炊飯時におねばを収容する蒸気通過空間36の容積が
大きく確保されるので、内蓋のないジャー炊飯器におい
て、沸騰時における鍋5への加熱量を減らさなくても、
外蓋22の蒸気出口部37からの吹きこぼれを防止できる。
【0023】このように、蓋下面部材24の中心部24D付
近に蒸気孔25を設け、外蓋22と蓋下面部材24とにより形
成される蒸気孔25上方の蓋体21内部に、蒸気を外蓋22の
外部に放出する蒸気通過空間36を形成することにより、
炊き上がりを悪化させることなく、炊飯時における吹き
こぼれを抑制することが可能になる。
【0024】また、このような構成において、蒸気通過
空間36に連通する蒸気出口部37を外蓋22の最も高い部分
である最上部22A付近に位置させているので、蒸気孔25
から蒸気出口部37に至る距離が一層長く確保され、吹き
こぼれの抑制効果をさらに高めることが可能となる。
【0025】さらに、前述のような形状の蓋下面部材24
を有するジャー炊飯器は、蓋体21を開けたときに太陽光
が当たっても集光しにくいので、汚れが直ぐにわかり、
しかも表面強度の強い高光沢仕上げを蓋下面部材24の表
面24Aに施しても、局部的な温度上昇は起こらない。つ
まり、蓋下面部材24の表面24Aを高光沢仕上げに形成す
れば、蓋下面部材24による太陽光の集光を防止しつつ
も、蓋下面部材24の清掃性を向上させることが可能とな
る。
【0026】ところで、従来の内蓋のないジャー炊飯器
は、蓋下面部材の表面に汚れがこびり付きやすいので、
この蓋下面部材の清掃性を向上させる必要があるが、蓋
下面部材の表面は、汚れを拭き取る際に拭き取り部が強
く押され、変形の虞れがあるため、これを防止するため
に、蓋下面部材の表面を平坦か、あるいは蓋体の上側外
面に位置する外蓋側に突出した形状に形成してある。ま
た、その材料は、拭き取り時に傷が付きにくく、しかも
裏面に配置した蓋加熱手段の熱伝導が良好なアルミニウ
ムやステンレスなどの金属により構成される。しかし、
蓋下面部材は平坦あるいは外蓋側に突出しているため、
前記太陽光の集光による問題が発生しやすくなる。
【0027】こうした太陽光の集光の問題を改善するに
は、上述のように蓋下面部材の表面を鍋側に突出させれ
ばよいが、蓋下面部材をこのような形状にすると、拭き
取り時に表面を強く押すと変形を生じやすくなる。特
に、弾性変形しやすいステンレス材料を用いた場合、蓋
下面部材の鍋側に突出した部分を外蓋側に押すと簡単に
弾性変形し、手を離すと元に戻って、いわゆるペコ付き
を生じてしまう欠点がある。この場合、蓋下面部材の外
径と表面の鍋側への突出高さにもよるが、少なくとも
0.8mm以上の材料厚さがないと、こうしたペコ付きは解
消しない。また、弾性変形しにくいアルミニウム材料を
用いた場合は、蓋下面部材の鍋側に突出した部分を外蓋
側に押すと塑性変形し、元に戻らなくなって変形したま
まになる欠点がある。この場合も、蓋下面部材の外径と
表面の鍋側への突出高さにもよるが、少なくとも1mm以
上の材料厚さがないと、こうした変形は解消しない。つ
まり、蓋下面部材はその材料厚さを1mm以上程度にし
て、強度を上げる必要があるが、このようにすると、今
度は蓋下面部材の重量が重くなり、蓋体全体の重量増加
によって、蓋体が開きにくくなる問題点を生じる。
【0028】そこで本実施例では、こうした問題に対処
するために、外蓋22の下側に突出する縦リブ31と、この
縦リブ31の下端に介在する蒸気孔パッキン32とにより、
鍋5側に突出する蓋下面部材24の略中心部24Dにて、外
蓋22と蓋下面部材24とを支える構造となっている。この
ため、蓋下面部材24の中心部24Dを外蓋22側に押して
も、縦リブ31と蒸気孔パッキン32が蓋下面部材24の動き
を規制して、蓋下面部材24の最も変形しやすい中心部24
Dの変形を防止できる。具体的には、蓋下面部材24にス
テンレスを使用した場合は、蓋下面部材24の中心部24D
を外蓋22側に押しても、縦リブ31と蒸気孔パッキン32と
による支え構造により変形が防止され、弾性変形による
ペコ付きが解消される。また、蓋下面部材24にアルミニ
ウムを使用した場合も、同じく縦リブ31と蒸気孔パッキ
ン32とによる支え構造により変形が防止され、塑性変形
したまま元に戻らなくなる欠点を一掃できる。しかも、
蓋下面部材24の薄板金属材料化が可能になるため、蓋体
21の重量が従来のものよりも軽くなり、ヒンジ部26に備
えたヒンジばね27の蓋開き方向に作用する強さの抑制が
なされて、蓋体21を開きやすくできる。さらに、蓋下面
部材24の略中心部24Dの1カ所にのみ、縦リブ31と蒸気
孔パッキン32とによる支え構造を設ければよいので、合
理的に蓋下面部材24の変形防止を図ることができる。
【0029】また、縦リブ31は蒸気出口部37を囲むよう
にして蓋下面部材24側に突出してあり、この縦リブ31と
蒸気孔パッキン32が蒸気孔25から蒸気出口部37に至る蒸
気の放出通路を兼用しているので、特別な支え構造を蓋
体21の内部に設ける必要がない。したがって、例えば、
蒸気孔25の周囲の蓋下面部材24のほぼ全体に蓋ヒータ30
を均一に配置することが可能になり、蓋下面部材24をム
ラなく加熱できる他、蓋体21内部の構造が簡素化する利
点がある。
【0030】また、蓋下面部材24の蒸気孔25から蒸気口
内部すなわち蒸気通過空間36を清掃する際に、蒸気孔25
の端部が鍋5側に引っ張られても、蒸気孔25が位置する
蓋下面部材24の中心部24Dは予め鍋5側に突出している
ので、蒸気孔25周辺がそれ以上変形することは防止され
る。加えて、当該部分の変形が防止されることで、蒸気
口パッキン32のシール性が悪化することなく保たれる。
【0031】このように、薄板金属材料からなる蓋下面
部材24の中心部24D付近に蒸気孔25を設ける一方、蒸気
を外部に放出する蒸気出口部37を外蓋に設け、この蒸気
出口部37の外周を囲むようにして、外蓋22の内面から蓋
下面部材24側に縦リブ31を突出させ、さらに、縦リブ31
の下端と蓋下面部材24の裏面24Bとの間に、弾性部材で
ある蒸気孔パッキン32を介在させることで、清掃時など
における蓋下面部材24の変形を合理的に防止できるとと
もに、蓋下面部材24ひいては蓋体21の軽量化を図ること
が可能になる。また、縦リブ31と蒸気口パッキン32を蒸
気の放出通路と兼用させることで、蓋体21内部の構造の
簡素化などを図ることも可能になる。
【0032】また、このような構成において、蒸気孔パ
ッキン32を縦リブ31の下端と蓋下面部材24の裏面24Bと
の間に圧接状態で介在させると、この間からの蒸気漏れ
を確実に防止できるという利点がある。
【0033】ところで、従来この種の内蓋のないジャー
炊飯器は、内蓋による蓋体の断熱効果が薄れるため、蓋
下面部材を加熱して保温時における結露の抑制を行なわ
ないと、保温中に蓋下面部材の表面に付着した露が鍋内
のご飯の上面に滴下し、この滴下した部分のご飯は水分
過多となってベチャ付く不具合が発生する。このため、
蓋体の内部にグラスウールなどの断熱材を入れたり、空
気断熱がなされるように、蓋体の内部に仕切り部材を設
けたりする必要があった。しかし、蓋体の断熱構造をい
かに強化しても、炊飯時に蒸気が放出する蒸気口に連通
した蒸気通路から外気が侵入すると、蓋下面部材の蒸気
孔周辺の温度低下により、この部分に結露を生じる問題
があり、蒸気通路を遮蔽する弁部材を別に設ける必要が
あった。
【0034】そこで、本実施例では、このような問題点
に鑑み、蓋体内部の簡素化と、蒸気通路からの外気の侵
入を抑制した構造により、簡単な構成で保温性能を向上
することのできるジャー炊飯器を提供するために、蓋体
21の外面を形成する外蓋22と、蓋体21の内面を形成し鍋
5の開口部に直接対向する蓋下面部材24と、蓋下面部材
24の略中心部24Dに備えた蒸気孔25と、蒸気孔25の外周
側の蓋下面部材24の裏面24Bに備えた蓋加熱手段たる蓋
ヒータ30と、外蓋22と蓋下面部材24とにより形成される
蒸気孔25上方の蓋体21内部に形成した蒸気を外蓋22の外
部に放出する蒸気通過空間36と、蒸気孔25に装着される
弾性部材からなる蒸気口キャップ41とを備え、蒸気口キ
ャップ41の側面に鍋5の内部から蒸気通過空間36内に直
接垂直方向に開口しない略水平方向に開口した蒸気通路
45を複数形成してある。
【0035】つまり、蒸気孔25は蓋下面部材24の略中心
部24Dにあるので、蒸気孔25の外周部に略均等に蓋ヒー
タ30を配置でき、蓋ヒータ30による蓋下面部材の加熱ム
ラが低減し、グラスウールなどの断熱材や、複雑な構造
の断熱空間を別に形成しなくても、簡単な蓋体21内部の
構造にて、蓋体21全体を均一に加熱することが可能とな
る。また、最も冷えやすい蒸気孔25の周囲近傍に蓋ヒー
タ30を配置できるので、蓋下面部材24からの熱伝導によ
り、蓋ヒータ30の熱が非加熱部である蒸気口キャップ41
に素早く伝達され、効率よく蒸気口キャップ41の冷えを
防止して、結露を抑制することができる。さらに、蓋体
21の内部構造が簡素化することで、蓋体21の分解が容易
になり、廃棄時の分別が容易になる利点もある。
【0036】また、特に蓋下面部材24の蒸気孔25に装着
される弾性部材からなる蒸気口キャップ41は、鍋5の内
部から蒸気通過空間36内に直接垂直方向に開口しない略
水平方向に開口した蒸気通路45をその側面に形成してあ
るので、外蓋22の蒸気出口部37から蒸気通過空間36に外
気が侵入しても、この外気が蒸気通路45の開口部に直接
侵入しなくなり、蒸気孔25および蒸気口キャップ41が冷
えにくくなる。つまり、蒸気孔25を塞ぎ、蒸気の放出状
態を調節する蒸気通路45を複数形成し、かつ、この蒸気
通路45の垂直方向の開口を避けた蒸気孔部を単一の機能
部品(蒸気口キャップ41)で構成してあるので、蒸気通
路45を遮断する弁部材を設けなくても、保温中の蒸気孔
25および蒸気口キャップ41周辺の冷えによる結露を防止
することができる。またこの場合、前記蓋ヒータ30との
配置を組み合わせることによって、簡単で合理的な構成
により保温性能を向上することが可能となる。
【0037】なお、その略中心部24Dを鍋5側に突出し
た傾斜部24Eをもつ蓋下面部材24の表面24Aの形状は、
蓋体21を開いた状態で放置した場合に、蓋下面部材24の
表面24Aに反射した太陽光が集光しにくくなり、局部的
な高温状態が回避されるとともに、中心部24Dに蒸気孔
25を形成すると、蓋体21内部の蒸気通過空間36の容積が
大きくなって、吹きこぼれ裕度が増す利点があるが、外
気の侵入によって特に冷えやすい蒸気孔25周辺が、鍋5
内のご飯の上面に一層近くなるため、露が滴下しやすく
なるという欠点がある。しかし、本実施例のように直接
垂直方向に開口しない蒸気通路45を蒸気口キャップ41の
側面に形成してあれば、鍋5側に突出した蓋下面部材24
の中心部24Dに蒸気孔25を設けた利点を損なわずに、蒸
気孔25周辺の冷えを防止することが可能になる。
【0038】ところで、蓋下面部材24の材料として、例
えばSUS304などのオーステナイト形ステンレス材を使用
した場合は、錆びにくく、表面24Aの汚れを除去すると
きに傷が付きにくく、また強度も強いという利点がある
反面、熱伝導性が悪く、蓋下面部材24の蓋ヒータ30取付
け部だけが局部的に加熱が強くなり、温度ムラが大きく
なる欠点がある。この欠点は、蒸気口キャップ41が蓋ヒ
ータ30により加熱されにくくなることにもなり、蒸気口
キャップ41を含む蒸気孔25周辺の冷えにつながる問題点
にもなる。しかし、本実施例では、蓋ヒータ30を蒸気孔
25の近傍に配置できる構成となっているため、蒸気口キ
ャップ41の冷えを防止する効果が高く、また、蒸気孔25
と蒸気口キャップ41との間には垂直方向に開口した蒸気
通路45の孔がないのでさらに冷えが防止できる。このよ
うに、蓋下面部材24を熱伝導性のよいアルミニウム材料
にした場合よりも、熱伝導性のあまりよくないステンレ
ス材料にした場合のほうが、その欠点が防止され、か
つ、ステンレス材料本来の利点をそのまま生かすことが
できる。
【0039】また、本実施例のように、着脱自在な蒸気
口キャップ41の側面に複数の縦溝44を設け、この縦溝44
の開口部を前記蒸気孔25の内端部で部分的に塞いで蒸気
通路45を形成すれば、蒸気孔25から外した蒸気口キャッ
プ41を手で変形させ、縦溝44を開いた状態で縦溝44に付
着した汚れを細部にわたり簡単除去することが可能とな
る。これは、蒸気口キャップ41を弾性材料にし、かつ、
蒸気口キャップ41の外側面にのみ溝状の蒸気通路44を形
成した利点である。内蓋のないジャー炊飯器は、炊飯時
に直接おねばが蒸気口キャップ41に当たるため、内蓋が
あるものに比べて非常に汚れやすい問題があるが、本実
施例によれば、蒸気孔25を塞ぐ単一の機能部品である蒸
気口キャップ41を外して洗浄するだけでよく、しかも、
蒸気口キャップ41自体が弾性材料で清掃性が良好なた
め、この部分の汚れの除去が極めて容易になる。
【0040】なお、本実施例では、保温時に蓋ヒータ30
にて蓋下面部材24を加熱する構成で説明してあるが、炊
飯中や炊飯後のむらし中に蓋下面部材24を加熱する構成
でもよく、この場合も、蓋下面部材24への結露を抑制
し、炊飯終了後に蓋体21を開いた場合の露落ちを低減で
きる利点がある。
【0041】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。
【0042】
【発明の効果】請求項1の本発明のジャー炊飯器は、蓋
体の外面を形成し蒸気出口部を有する外蓋と、蓋体の内
面を形成し鍋の開口部に直接対向するとともに、蒸気孔
を有する蓋下面部材と、前記蒸気孔に装着され弾性部材
からなる蒸気口キャップとからなり、前記蒸気口キャッ
プに略水平方向に開口する蒸気通路を形成し、前記蓋下
面部材の表面を外周部から中心部にかけて前記鍋側に突
出する方向に傾斜部を設けた形状にし、前記蓋下面部材
の表面を高光沢仕上げに形成して構成され、弁部材を設
けずに、外蓋の蒸気出口部からの外気の侵入による蒸気
孔や蒸気口キャップ周辺の結露を防止できる。また、蓋
下面部材による太陽光の集光を防止しつつも、蓋下面部
材の清掃性を向上させることが可能となる。
【0043】また、請求項2の本発明のジャー炊飯器
は、前記請求項1の構成に加えて、前記蓋下面部材の最
下部に位置する略中心部に前記蒸気孔を設け、前記外蓋
と前記蓋下面部材とにより形成される前記蒸気孔上方の
蓋体内部に、蒸気を外蓋の外部に放出する蒸気通過空間
を形成したものであり、前記請求項1の作用,効果のみ
ならず、炊き上がりを悪化させることなく、炊飯時にお
ける吹きこぼれを抑制することが可能になる。
【0044】また、請求項の本発明のジャー炊飯器
は、前記請求項1の構成に加えて、前記蓋下面部材は薄
板金属材料からなり、その略中心部に前記蒸気孔を設け
るとともに、前記蒸気出口部の外周を囲むようにして前
記外蓋内面から前記蓋下面部材側に突出した縦壁と、こ
の縦壁の下端と前記蓋下面部材の裏面との間に介在する
弾性部材とをさらに備えて構成され、清掃時などにおけ
る蓋下面部材の変形を合理的に防止できるとともに、蓋
下面部材ひいては蓋体の軽量化を図ることが可能にな
る。また、縦壁と弾性部材を蒸気の放出通路と兼用させ
ることで、蓋体内部の構造の簡素化などを図ることも可
能になる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すジャー炊飯器全体の断
面図である。
【図2】同上蓋下面部材の断面図である。
【図3】同上蒸気孔周辺の断面図である。
【図4】同上蒸気口キャップの斜視図である。
【符号の説明】 5 鍋 21 蓋体 22 外蓋 24 蓋下面部材 25 蒸気孔 31 縦リブ(縦壁) 32 蒸気口パッキン 36 蒸気通過空間 37 蒸気出口部 41 蒸気口キャップ 45 蒸気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−215221(JP,A) 特開 平8−19476(JP,A) 実開 昭54−138864(JP,U) 実開 平5−68421(JP,U) 実開 昭59−70625(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体の外面を形成し蒸気出口部を有する
    外蓋と、蓋体の内面を形成し鍋の開口部に直接対向する
    とともに、蒸気孔を有する蓋下面部材と、前記蒸気孔に
    装着され弾性部材からなる蒸気口キャップとからなり、
    前記蒸気口キャップに略水平方向に開口する蒸気通路を
    形成し、前記蓋下面部材の表面を外周部から中心部にか
    けて前記鍋側に突出する方向に傾斜部を設けた形状に
    し、前記蓋下面部材の表面を高光沢仕上げに形成した
    とを特徴とするジャー炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記蓋下面部材の最下部に位置する略中
    心部に前記蒸気孔を設け、前記外蓋と前記蓋下面部材と
    により形成される前記蒸気孔上方の蓋体内部に、蒸気を
    外蓋の外部に放出する蒸気通過空間を形成したことを特
    徴とする請求項1記載のジャー炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記蓋下面部材は薄板金属材料からな
    り、その略中心部に前記蒸気孔を設けるとともに、前記
    蒸気出口部の外周を囲むようにして前記外蓋内面から前
    記蓋下面部材側に突出した縦壁と、この縦壁の下端と前
    記蓋下面部材の裏面との間に介在する弾性部材とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項1記載のジャー炊飯
    器。
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