JP3107706B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP3107706B2
JP3107706B2 JP06136945A JP13694594A JP3107706B2 JP 3107706 B2 JP3107706 B2 JP 3107706B2 JP 06136945 A JP06136945 A JP 06136945A JP 13694594 A JP13694594 A JP 13694594A JP 3107706 B2 JP3107706 B2 JP 3107706B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯器、特にその容器本
体の加熱板と内胴の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器の容器本体は、図9に示す
ように、外胴51と、該外胴51の下端に装着された底
52と、前記外胴51内に収容された有底の外容器53
とからなっている。外容器53の上端は外胴51の肩部
54に掛止されている。また、外容器53の底内面には
加熱板55が収容され、底外面には遮熱板56が位置し
ている。この加熱板55と遮熱板56とは、取付ねじ5
7によって外容器53の底面に取り付けられている。そ
して、底52の外側から固定ねじ58を前記遮熱板56
にねじ込むことにより、底52が外胴51の下端に固着
されると同時に、外容器53が遮熱板56を介して図に
おいて下方に引き込まれて外容器53と一体に取り付け
られている。なお、鍋59は、前記外容器53に収容さ
れて、その底面が加熱板55の上面に接触するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の容器本体5
0の外容器51は有底容器であり、平板からプレス加工
によって形成されるものであるから、加工に時間がかか
るうえ、材料を多量に使用し、高価になっていた。ま
た、従来の構造では、加熱板55の上面と外容器53の
底面との間に段差があり、清掃が困難であるうえ、この
段差部分に米粒やゴミが溜まりやすく、不衛生になりが
ちであった。本発明はかかる問題点を解決するのを課題
とし、加工や組立てが簡単であるうえ、底面の清掃が容
易な容器本体を備えた炊飯器を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、請求項1に記載のように、外胴と、該外
胴の下端に装着される底と、前記外胴内に収容されてそ
の上端が当該外胴の肩部に当接する円筒形状の内胴と、
該内胴の下端に当接して当該内胴の底を形成する加熱板
とを備え、該加熱板を前記外胴の肩部に向かって押し付
けて当該加熱板と肩部の間に内胴を挾持したものであ
る。
【0005】好ましい実施態様として、請求項2に記載
のように、前記加熱板の外周縁に沿って環状のフランジ
部を形成し、前記内胴の下端を当該フランジ部の内面に
沿って加熱板の外周縁に当接してもよい。また、請求項
3に記載のように、前記加熱板の下面に遮熱板を取り付
ける一方、前記外胴の肩部内面より内胴に沿って複数の
固定用柱を垂設し、固定ねじを前記遮熱板を介して前記
固定用柱にねじ込むことにより、前記加熱板を前記外胴
の肩部に向かって押し付けて当該加熱板と肩部の間に内
胴を挾持するのが好ましい。さらに、請求項4に記載の
ように、前記固定ねじを前記底および前記遮熱板を介し
て前記固定用柱にねじ込むことも可能である。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は、本発明に係る炊飯器を示し、この炊飯
器は、容器本体1と蓋体2とからなっている。容器本体
1は、概略、外胴3、底4、内胴5、加熱板6、および
鍋7で構成されている。外胴3の上端には、内方に向か
って肩部8が延設されている。外胴3の前面上部には、
表示操作パネル9が設けられ、該表示操作パネル9の裏
側すなわち外胴3の内側には、液晶表示器や、スイッチ
等からなる表示操作基板10が取り付けられている。
【0007】外胴3の側面には、ハンドル11が取り付
けられている。このハンドル11は、倒したときにハン
ドル受け12に当たって支持されるようになっている。
また、外胴3の内部には、肩部8より下方に垂下する4
本の加熱板固定用柱13が突設されている。底4は、前
記外胴3の下端に嵌合して、外胴3を下方から蓋するよ
うになっている。この底4の下面には、電源コードのコ
ードリール14が取り付けられている。
【0008】内胴5は、図3に示すように、薄板を巻い
て両端をハゼ欠けにより接合した円筒形状で、その上下
端にカール部5a,5bが形成されている。この内胴5
の上端カール部5aは、前記外胴3の肩部8に当接さ
れ、下端カール部5bは加熱板6の外周縁に当接するよ
うになっている。内胴5の下部には、図2および図3に
示すように、センサ取付穴15が設けられ、該センサ取
付穴15には、温度センサ16を保持するセンサホルダ
17が取り付けられている。温度センサ16は、コイル
ばね18によって内胴5の内方に向かって付勢され、鍋
7が内胴5内に収容されたときに、鍋7の底近傍の側面
に圧接するようになっている。
【0009】なお、センサホルダ17には、鍋7の有無
を検知するためのリミットスイッチ19が設けられてい
る。鍋7が無いときには温度センサ16と一体に設けら
れたロッド20の先端の腕部21が前記リミットスイッ
チ19に圧接して鍋無しが検出され、鍋7が収容されて
温度センサ16が後退したときに前記腕部21がリミッ
トスイッチ19から離れる結果、鍋有りが検出されるよ
うになっている。
【0010】加熱板6は、シーズヒータ22を一体に成
形したもので、その上面は、鍋7の底面と合致するよう
に上に凸に湾曲している。加熱板6の外周縁には、フラ
ンジ部23が突設され、このフランジ部23の内側に前
記内胴5の下端カール部5bが載置されるようになって
いる。加熱板6の下面の外周近傍には8本の脚24が設
けられ、中央には2本のボス25が突設されている。2
6は遮熱板で、加熱板6の脚24に下方より当てがわ
れ、取付ねじ27をボス25にねじ込むことによって取
り付けられている。このように遮熱板26と一体になっ
た加熱板6と前記内胴5の取付構造については、後にさ
らに詳細に説明する。鍋7は、有底の容器であって、前
記内胴5の中に収容されて加熱板6の上に載置されるよ
うになっている。鍋7の底面は、加熱板6の上面に沿う
ように湾曲している。
【0011】一方、蓋体2は、蓋外板29の内側に蓋リ
ング30を取り付けるとともに、外周に蓋パッキン31
を備えた放熱板32を前記蓋リング30の下面に取り付
けたものである。放熱板32には通気口33を有するブ
ッシュ34が取り付けられ、当該通気口33は蓋外板2
9に形成された排気口35に連通している。放熱板32
の上面には保温ヒータ36が配設されている。この蓋体
2は、前記容器本体1にヒンジ軸37を支点にして開閉
可能に取り付けられている。蓋体2を閉じると、先端の
フック38がフックレバー39に係合して閉鎖状態が維
持されるとともに、蓋パッキン31が鍋7に圧接してシ
ールされる。また、フックレバー39を押すと、フック
38との係合が外れ、スプリング40によって自動的に
開放されるようになっている。
【0012】次に、前記内胴5および加熱板6の取付け
のための構造および手順について詳細に説明する。加熱
板固定用柱13の長手方向に形成された3本のリブ41
は、図4に示すように、さらに下方に延長されて柱13
の先端から突出する3個のガイド突起42となってい
る。また、この固定用柱13の先端には、ねじ穴43が
形成されている。
【0013】遮熱板26には、図7に示すように、前記
ガイド突起42およびねじ穴43に対応して、ガイド穴
44およびねじ挿入穴45が形成されている。また、底
4には、図3に示すように、前記加熱板固定用柱13に
対応して、底面より内方に突出する円筒状の突部46が
形成されている。この突部46の内部は下方に開口する
固定ねじ収容凹部47となっている。突部46の上端に
は、図6および図7に示すように、前記固定用柱13の
ガイド突起42およびねじ穴43に対応して、切欠き部
48およびねじ挿入穴49が形成されている。
【0014】前記内胴5および加熱板6を外胴3に取り
付けるには、図3に示すように、まず内胴5を外胴3の
中に挿入してその上端カール部5aを外胴3の肩部8に
当接する。続いて、遮熱板26を取り付けた加熱板6
を、内胴5の下端カール部5bに当接する。このとき、
図4に示すように、固定用柱13のガイド突起42が遮
熱板26のガイド穴44に挿入されるようにする。これ
により、固定用柱13と遮熱板26のねじ挿入穴45が
一致する。次に、底4を外胴3に装着する。このときに
おいても、固定用柱13のガイド突起42が突部46の
切欠き部48に挿入されるようにする。この結果、固定
用柱13のねじ穴43と遮熱板26のねじ挿入穴45、
突部46のねじ挿入穴49が一致する。
【0015】この状態で、底4の凹部47より固定ねじ
28をねじ挿入穴49に挿入して、固定用柱13のねじ
穴43にねじ込む。固定ねじ28が進むにつれ、底4が
図3において上方に押し付けられ、これに伴い遮熱板2
6も上方に押し付けられるため、加熱板6は内胴5に向
かって押され、内胴5は肩部8に向かって押し付けられ
る。また、逆に、固定用柱13のガイド突起42は、突
部46の切欠き部48に侵入してゆく。このようにし
て、内胴5と加熱板6は、外胴3の肩部8と底4との間
に、遮熱板26を介して強固に挾持される。
【0016】なお、前記実施例では、遮熱板26を介し
て内胴5と加熱板6を外胴3の肩部8に押し付けるよう
にしたが、図8に示すように、加熱板6の外周部に複数
の耳部6aを設けて、この耳部6aに固定ねじ6bを通
して前記固定用柱13にねじ込むようにしてもよい。ま
た、前記実施例では、固定ねじ28で、内胴5と加熱板
6の取付作業と、底4と外胴3の取付け作業を同時に行
うようにしたが、両者の取付け作業を別個のねじで行う
ようにしてもよい。すなわち、まず、底4を取り付ける
前に、遮熱板26を介して固定ネジ28を固定用柱13
にねじ込んで内胴5と加熱板6を固定した後、底4を外
胴3に装着して、異なる箇所に設けたねじ穴から別個の
固定ねじを遮熱板26にねじ込んで底4を固定するので
ある。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、内胴が従来の外容器のように有底容
器形状ではなく、板を巻いた円筒形状であるため、加工
が容易であり、材料も少なくて済み、安価である。ま
た、内胴の下端に加熱板が直接当接していて、その加熱
板自体が内胴の底を形成しているため、底に段部はな
く、平坦であり、清掃が容易である。このため、米粒や
ゴミを完全に除くことができ、常に清潔に保つことがで
きる。
【0018】これに加えて、特に請求項2の発明によれ
ば、加熱板の外周縁にフランジ部を有しているので、外
周縁の熱変形を防止することができるうえ、そのフラン
ジ部に沿って内胴の下端を加熱板に当接しているので、
加熱板が内胴に対してずれることなく、簡単に取り付け
ることができる。また、請求項3の発明によれば、既存
の遮熱板を利用して加熱板と内胴を取り付けているの
で、構造が簡単になる。さらに、請求項4の発明によれ
ば、内胴および加熱板の外胴に対する固定と、底の外胴
に対する固定とが同時に行われ、組み立てが迅速かつ簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る炊飯ジャーの断面図である。
【図2】 温度センサの取り付け状態を示す断面図であ
る。
【図3】 内胴と加熱板の取り付け構造を示す分解断面
図である。
【図4】 固定ねじの取付け状態を示す拡大断面図であ
る。
【図5】 図4のI−I線断面図である。
【図6】 図4のII−II線断面図である。
【図7】 底の一部破断底面図である。
【図8】 内胴と加熱板の当接部の拡大断面図である。
【図9】 従来の炊飯器の容器本体の構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
3…外胴、 4…底、5…内胴、
6…加熱板、8…肩部、
13…加熱板固定用柱、23…フランジ
部、 26…遮熱板、28…固定ねじ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外胴と、該外胴の下端に装着される底
    と、前記外胴内に収容されてその上端が当該外胴の肩部
    に当接する円筒形状の内胴と、該内胴の下端に当接して
    当該内胴の底を形成する加熱板とを備え、該加熱板を前
    記外胴の肩部に向かって押し付けて当該加熱板と肩部の
    間に内胴を挾持したことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記加熱板の外周縁に沿って環状のフラ
    ンジ部を形成し、前記内胴の下端を当該フランジ部の内
    面に沿って加熱板の外周縁に当接したことを特徴とする
    請求項1に記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記加熱板の下面に遮熱板を取り付ける
    一方、前記外胴の肩部内面より内胴に沿って複数の固定
    用柱を垂設し、固定ねじを前記遮熱板を介して前記固定
    用柱にねじ込むことにより、前記加熱板を前記外胴の肩
    部に向かって押し付けて当該加熱板と肩部の間に内胴を
    挾持したことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに
    記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記固定ねじを、前記底および前記遮熱
    板を介して前記固定用柱にねじ込んだことを特徴とする
    請求項3に記載の炊飯器。
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