JP2543932Y2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2543932Y2 JP1991099009U JP9900991U JP2543932Y2 JP 2543932 Y2 JP2543932 Y2 JP 2543932Y2 JP 1991099009 U JP1991099009 U JP 1991099009U JP 9900991 U JP9900991 U JP 9900991U JP 2543932 Y2 JP2543932 Y2 JP 2543932Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は器本体の底部にコードリ
ールを備えた炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の炊飯器は図11に示すように、円
筒形状の外ケース1と有底筒状の内ケース2とにより器
本体3が形成され、この器本体3の外ケース1と内ケー
ス2との間には断熱体4が介在され、外ケース1の底部
には底ケース5がねじ(図示せず)により固着されてい
る。また、前記内ケース2には鍋6が収容されていると
ともに、器本体3の上部には内蓋7を有する蓋8が枢支
され、この蓋8を閉じると内蓋7が鍋6の上面開口部を
閉塞するようになっている。また、内ケース2の底部に
は炊飯ヒータ9が設けられているとともに、前記蓋8に
は蓋ヒータ10が設けられている。また、前記内ケース2
の外面と断熱体4の内面との間にはリード線11が配設さ
れ、このリード線11により蓋ヒータ10と内ケース2の下
部に設けられた端子台(図示せず)とを接続している。
そして、器本体3の上面部略中央には操作部及び表示部
を備えたパネル部材12が配設されており、このパネル部
材12の内部には、炊飯運転に係わる表示用の回路基板が
配設される室(図示せず)が形成されるとともに、この
回路基板に対する防湿を保つために、室の開口部をカバ
ー(図示せず)によって塞ぐようにして構成されてい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、次のような問題点がある。器本体3は、この器本体
3の外側面を形成する外ケース1と、器本体3の底部面
を形成する底ケース5とにより構成されるため、器本体
3の部品点数が増加するばかりでなく、外ケース1と底
ケース5とをねじによって固定する作業が必要となる。
しかも、外ケース1と底ケース5との間には継ぎ目があ
るため、外観上見苦しさを生じる。
【0004】また、器本体3の底部にコードリールを取
付けた場合、底ケース5の下方よりコードリールが大き
く突出して、器本体3が不必要に高くなるとともに、コ
ードリールが露出状態となって、使用者に外観上見苦し
い印象を与える。
【0005】この点に関し、実開昭58−112219
号には、器本体を側部から底部にかけて一体に形成し、
この器本体の底面の内側に窪んで設けた凹部に、コード
リールを収納配置した構成が開示されている。
【0006】しかし、このような構成では、脚部と器本
体が別体に形成されており、部品点数の増加を招くとと
もに、各々の脚部を器本体に取付ける作業が必要とな
る。また、器本体の左外側面には、操作パネルと思われ
る極端な突出部が設けられており、外観上見苦しさを生
じる問題がある。さらに、コードリールの上部に半導体
素子や制御回路などが設けられており、これらの部品に
よって凹部の形成位置に制約を受けることから、実際に
はコード巻取装置の突出高さを可及的に低くすることが
難しい。したがって、結局は器本体が不必要に高くなっ
たり、コードリールが露出状態となって、使用者に外観
上見苦しい印象を与える。
【0007】つまり、上記従来技術では、器本体の外側
面から底部面に至る略全体の外観性を向上させることは
できず、また、器本体における部品点数の減少および作
業性の簡素化を同時に達成することもできない。
【0008】そこで本考案は上記問題点に鑑み、部品点
数の減少及び作業の簡素化を図るとともに、器本体の全
体高さを抑え、しかも、器本体の外側面から底部面に至
る略全体の外観を好ましいものにできる炊飯器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は器本体の外側面
を形成する側部と該器本体の底部面を形成する底部と脚
部とを合成樹脂により一体に形成した外ケースと、この
外ケースの底部に設けた凹部と、この凹部内に収納して
前記外ケースに固定されるコードリールと、操作部およ
び表示部を含む回路部品とを備え、前記コードリールの
近傍を避けた位置に前記操作部および表示部を含む回路
部品を配置し、前記器本体の外側面高さの中間より上方
の位置から下部を継ぎ目なくかつ極端な突出のない連続
的な表面に形成するとともに、前記器本体の底部におい
て前記コードリールの突出高さを可及的に低く形成した
ものである。
【0010】
【作用】上記構成により、器本体の側部と底部のみなら
ず、脚部をも外ケースにより一体に形成しているため、
外ケースと底ケースとをねじによって固定したり、脚部
を器本体に取付ける作業は不要となり、同時に部品点数
を減少できる。また、コードリールの近傍を避けた位置
に操作部および表示部を含む回路部品を配置して、器本
体の外側面高さの中間より上方の位置から下部を継ぎ目
なく、かつ突出のない連続的な表面に形成することで、
器本体の外側面から底部面に至る略全体を、外観上好ま
しいものにすることができる。さらに、コードリール
は、器本体の底部からの突出高さが可及的に低くなるよ
うに、外ケースの底部に設けられた凹部に収納される。
しかも、前述のようにコードリールの近傍を避けた位置
に操作部および表示部を含む回路部品を配置すること
で、コードリールの近傍にはスペースの余裕ができ、コ
ードリールを収納する凹部を深くできる。したがって、
コードリールの器本体の下方への突出を極力抑制できる
とともに、使用者からはコードリールが見えにくくな
り、器本体の高さも低くできる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0012】図1乃至図10において、21は器本体であ
り、これは上部枠体22によって結合された外ケース23と
内ケース24とを有し、この外ケース23と内ケース24との
間には断熱体25が介在し、内ケース24には容器である鍋
26が収容されている。27は器本体21の上部にヒンジ部28
により開閉可能でかつクランプ部29により固定できるよ
うに設けられた蓋であり、この蓋27の下面に金属例えば
アルミからなる円形状の下面板30がねじ31により取着さ
れ、この下面板30の上面には蓋ヒータ32が設けられてい
る。33は前記蓋27に設けられた蒸気抜口部である。34は
前記下面板30の中央下部に突設されたスタッドであり、
このスタッド34にはブッシュ35を介して内蓋36が吊持さ
れ、この内蓋36は鍋26の上部全周に設けられた段状の受
部37に圧接して鍋26の上面開口部を弾発的に閉塞できる
ようになっている。38は環状のパッキンであり、これは
蓋27の下面と下面板30の周縁部とで挾着固定され、鍋26
の上端全周に設けられたフランジ部39に密着して蓋27と
鍋26との間を密封するようになっている。40は内ケース
24の底部中央に設けられた温度検知器、41は内ケース24
の内底部に設けられた炊飯ヒータ、42は内ケース24の外
側面に設けられた保温ヒータである。
【0013】前記外ケース23はABS樹脂などの耐熱性
の良好な合成樹脂によって側部と底部とが一体に形成さ
れて有底筒状をなしており、その底部には電子回路ユニ
ット43をねじ44により収納固定する凹部45が一体に形成
されている。46は前記凹部45に隣設された開口部47を有
する凹部であり、この凹部46には底カバー48が前記電子
回路ユニット43を被うようにしてねじ49により固定さ
れ、この底カバー48の外面には前記凹部46に収納するよ
うにしてコードリール50がビス51により固定されてい
る。52は前記凹部45に隣設された開口部53に嵌装される
電池ユニットであり、ビス54により固定されている。55
は外ケース23の底部に設けられた凹部45,46の内面に取
着された遮熱板である。
【0014】また、図2からも明らかなように、器本体
21の外側面21Aの高さL1の中間よりも上方の位置から
下部、すなわち、高さL2で示した部分は、継ぎ目なく
かつ極端な突出のない連続的な表面に形成されている。
さらに、図2及び図3において、コードリール50の底部
は、器本体21の底部面よりも若干下方に突出しており、
器本体21の底部面において、コードリール50の突出高さ
は可及的に低く形成されている。また、図2,図3,図
5および図6にも示すように、外ケース23の底部には複
数の脚部21Bが一体に形成される。
【0015】また、前記外ケース23の側部内面には前記
ヒンジ部28の近傍に位置してリード線の案内部である案
内用リブ56が一体に突出形成されており、この案内用リ
ブ56は外ケース23の側部のほぼ縦幅全体に延設されてい
る。57は前記外ケース23のヒンジ部28に対応して設けら
れた溝部であり、この溝部57にはヒンジカバー58が着脱
可能に嵌装され、このヒンジカバー58には露受59が設け
られている。
【0016】前記断熱体25は円筒形状をなしており、断
熱体25の下部には前記炊飯ヒータ41の近傍に位置し、か
つ保温ヒータ42が露出しないようにして切欠溝60が形成
され、内ケース24の底部にこもった熱を切欠溝60を通し
て逃すようにしている。
【0017】前記蓋27と下面板30との間には断熱体61が
介在されているとともに、蓋27は下蓋62と中蓋63と上蓋
64とを有している。前記下蓋62は環状部65の内周縁に円
筒部66が一体に立上り形成され、この円筒部66の上面部
67が彎曲凹状をなしている。また、下蓋62の環状部65の
周縁には複数の係合部68が設けられているとともに、そ
の中央部には複数の位置決め突子69が設けられている。
前記中蓋63は環状部70の外周縁に周側面71が一体に形成
されており、前記周側面71の下端内部には前記係合部68
に対応して係合受部72が設けられているとともに、環状
部70には前記位置決め突子69に対応して位置決め孔73が
設けられている。そして、中蓋63中央の開口部74に下蓋
62の円筒部66が挿入された状態で前記係合部68と係合受
部72との係合によって中蓋63と下蓋62とが一体的に固定
され、位置決め突子69と位置決め孔73との嵌合によって
下蓋62に対する中蓋63の位置が定められている。また、
中蓋63の環状部70にはヒンジ部28側とクランプ部29側と
に対応してそれぞれ受孔75が形成されており、この受孔
75には下側取手76の両端に形成された係合爪片77が係着
され、かつ下側取手76の両端部がビス78によって中蓋63
に固定されている。その下側取手76には前記クランプ部
29が設けられている。前記上蓋64は傾斜角αが40°をな
すパネル部材79を有する環状部80が形成され、その中央
の開口部81には円筒部82が垂設されている。また、上蓋
64の下部には嵌合鍔83が一体に形成され、この嵌合鍔83
には複数の係合突部84が設けられ、前記円筒部82内に前
記下蓋62の円筒部66が挿入された状態で上蓋64の嵌合鍔
83が中蓋63の周側面71内に挿入され、係合突部84と周側
面71の内面に形成された受部85との係合によって上蓋64
と中蓋63とが一体的に固定されている。また、上蓋64の
上部には取手カバー86が設けられ、この取手カバー86は
環状部87と上側取手88とが一体に形成されている。そし
て、取手カバー86は内面に複数の係合突部89が形成さ
れ、この係合突部89と前記上蓋64および下側取手76に設
けられた受部90との係合によって、取手カバー86の環状
部87は上蓋64の内周縁と、上側取手88は下側取手76とそ
れぞれ一体的に固定される。
【0018】前記上蓋64のパネル部材79におけるほぼ1
/3幅の領域は傾斜角αが40°をなす操作パネル91によ
り形成されている。この操作パネル91はパネル部材79の
外面に浅い凹溝92が形成されているとともに、この凹溝
92内に複数の孔93が形成されており、各孔93には発光ダ
イオード94、LCDカバー95、押釦96および操作ダイヤ
ル97が嵌装され、その外側からプラスチックからなる表
示シート98が凹溝92に嵌着されている。また、パネル部
材79の内部には前記円筒部82と嵌合鍔83と側壁99とによ
り室100 が形成され、この室100 内に回路部品たる電子
回路ユニット101 が設けられている。この電子回路ユニ
ット101 は複数の回路基板102 を有し、この各回路基板
102 は傾斜状態に設けられ、パネル部材79の内面に突出
形成されたピン103 に回路基板102 に設けられた孔104
を挿入することによって支持され、かつビス105 によっ
て固定されている。また、前記室100 の下面開口部100a
にはカバー部材としてのカバー106 がねじ107 によって
固定されている。また、カバー106 の内面には複数の突
起108 が形成され、この突起108 が前記回路基板102 に
突き当てられて回路基板102 を支持するようにしてい
る。また、カバー106の周縁には溝としての凹溝109 が
形成され、この凹溝109 には押出成形体からなる細いチ
ューブ状のパッキン110 が嵌挿され、カバー106 の固定
によってそのパッキン110 が前記室100 の下面開口部10
0aに密着してパネル部材79の室100 内を密封するように
している。そして、操作パネル91には現在時刻、タイマ
のセット状態、炊飯メニューなどを表示する各種の表示
部111 、および時刻合せ用、予約設定用、炊飯メニュー
選択用、その取り消し用、スタート用の各種操作部112
が設けられ、さらに白米を炊飯する際にその炊き上り状
態を標準、強目(硬目)、弱目(柔らか目)に選択する
前記操作ダイヤル97が設けられている。
【0019】前記蓋27に装備された操作パネル91および
下面板30に設けられた蓋ヒータ32には複数のリード線11
3 が接続されており、このリード線113 は蓋27および器
本体21にそれぞれヒンジ部28に対応して設けられた開口
部114 を通し、かつ器本体21のヒンジカバー58の内側を
通って断熱体25の外面と外ケース23の内面との間に通さ
れる。さらに、リード線113 は外ケース23の内面にヒン
ジ部28の近傍に位置して突出形成された案内用リブ56に
沿って下方に案内され、案内用リブ56の近傍の凹部45に
形成されたリード線挿入溝115 から凹部45内に案内さ
れ、凹部45に収納された電子回路ユニット43に接続され
る。116 は前記室100 のリード線引出溝であり、これは
防湿材117 によって密封されている。
【0020】このように、上記実施例においては、器本
体21の外ケース23が側部と底部のみならず、脚部21Bを
も一体に形成してなるものであるため、従来のように外
ケースと底ケースとをねじによって固定したり、脚部を
器本体に取付ける作業が不要になるとともに、部品点数
を減少することができる。また、器本体21の外側面21A
の高さL1の中間より上方の位置から下部を継ぎ目な
く、かつ突出のない連続的な表面に形成することで、器
本体21の外側面から底部面に至る略全体を、外観上好ま
しいものすることができる。しかも、コードリール50が
器本体21の底部に 設けられているのに対して、操作部11
2 および表示部111 を含む電子回路ユニット101 などの
回路部品は、コードリール50の近傍を避けた位置に配置
したので、コードリール50のある器本体21の底部にはス
ペースの余裕ができる。これにより、外ケース23の底部
に設けられコードリール50を収納する凹部46を深くで
き、このコードリール50器本体21の底部からの突出高
さが可及的に低くなるように凹部46に収納でき。した
がって、コードリール50の器本体21の下方への突出を極
力抑制でき、器本体21全体が不必要に高くなることを抑
えることができる。さらに、使用者からはコードリール
50が見えにくくなり、コードリール50周辺の外観を好ま
しいものにすることができる。
【0021】また、回路基板102 を備えた電子回路ユニ
ット101 が室100 内に収納されており、かつ、その室10
0 の下面開口部100aはパッキン110 を介してカバー106
によって密閉されているため、室100 内の防湿を良好に
行うことができるとともに、パッキン110 は押出成形体
からなるため安価なものになる。さらに、従来例とは異
なりいちいち充填材をカバーの外周縁部に充填すること
なく、単にパッキン110 をカバー106 の凹溝109 に嵌挿
するだけで、室100 内の密封を保つことができるため、
その組立て作業性に極めて優れたものとなる。
【0022】また、外ケース23の内面にはヒンジ部28の
近傍に位置して上下方向に案内用リブ56が一体に設けら
れているため、蓋27に設けられた操作パネル91の電子回
路ユニット101 および下面板30に設けられた蓋ヒータ32
と、外ケース23底部に設けられた電子回路ユニット43と
を接続するリード線113 の配線時には、このリード線11
3 を前記案内用リブ56に沿わせて案内することによって
簡単に配線することができ、またリード線113 は断熱体
25の外面と外ケース23の内面との間に位置するため、炊
飯ヒータ41の熱からリード線113 を保護することができ
る。
【0023】また、外ケース23底部には凹部45が一体に
形成され、この凹部45に電子回路ユニット43が収納され
ているため、電子回路ユニット43を外ケース23の底部に
よって炊飯ヒータ41の熱から保護することができる。ま
た、凹部45内の側部に余分のリード線113 を収納でき
る。また、外ケース23と内ケース24との間に介在された
断熱体25の下部には切欠溝60が形成されているため、内
ケース24の底部に熱がこもることを防ぐことができ、温
度検知器40の検知温度が正確になるとともに、切欠溝60
は保温ヒータ42が露出しないように形成されているため
保温時に逃げる熱を抑えることができる。
【0024】また、操作パネル91は傾斜角αが40°をな
すパネル部材79の一部を形成するようにして蓋27に装備
されているため、操作性が良好であるとともに、離れた
ところからも良好に視認することができる。また、操作
パネル91は上蓋64に装備されており、上蓋64の下部には
中蓋63および下蓋62が一体的に組み付けられているた
め、操作パネル91は中蓋63と下蓋62によって鍋26から遮
断され、炊飯中において鍋26内に発生する蒸気の熱と水
分から保護される。また、操作パネル91における電子回
路ユニット101 の回路基板102 は複数に分割され、かつ
傾斜状態で上蓋64のパネル部材79とカバー106 とにより
挾み付け固定されているため、回路基板102 の組み付け
精度が良好になる。
【0025】なお本考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。例えば、パネル部材は器本体に設けるよ
うにしてもよい。
【0026】
【考案の効果】本考案の炊飯器は、器本体の外側面を形
成する側部と該器本体の底部面を形成する底部と脚部と
を合成樹脂により一体に形成した外ケースと、この外ケ
ースの底部に設けた凹部と、この凹部内に収納して前記
外ケースに固定されるコードリールと、操作部および表
示部を含む回路部品とを備え、前記コードリールの近傍
を避けた位置に前記操作部および表示部を含む回路部品
を配置し、前記器本体の外側面高さの中間より上方の位
置から下部を継ぎ目なくかつ極端な突出のない連続的な
表面に形成するとともに、前記器本体の底部において前
記コードリールの突出高さを可及的に低く形成したもの
であり、部品点数の減少及び作業の簡素化を図るととも
に、器本体の全体高さを抑え、しかも、器本体の外側面
から底部面に至る略全体の外観を好ましいものにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す炊飯器の全体斜視図で
ある。
【図2】同上全体断面図である。
【図3】同上全体断面図である。
【図4】同上分解斜視図である。
【図5】同上外ケース底部に設けられる電子回路ユニッ
ト,電池ユニット,コードリール,底カバーの分解斜視
図である。
【図6】同上電子回路ユニットの組み付け状態を示す斜
視図である。
【図7】同上蓋の分解斜視図である。
【図8】同上要部の分解斜視図である。
【図9】同上要部の拡大断面図である。
【図10】同上操作パネルの正面図である。
【図11】従来例を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
21 器本体 21A 外側面 21B 脚部 23 外ケース 46 凹部 50 コードリール101 電子回路ユニット(回路部品) 111 表示部 112 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−318916(JP,A) 実開 昭58−112219(JP,U) 実開 昭56−163244(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器本体の外側面を形成する側部と該器本
    体の底部面を形成する底部と脚部とを合成樹脂により一
    体に形成した外ケースと、この外ケースの底部に設けた
    凹部と、この凹部内に収納して前記外ケースに固定され
    るコードリールと、操作部および表示部を含む回路部品
    を備え、前記コードリールの近傍を避けた位置に前記
    操作部および表示部を含む回路部品を配置し、前記器本
    体の外側面高さの中間より上方の位置から下部を継ぎ目
    なくかつ極端な突出のない連続的な表面に形成するとと
    もに、前記器本体の底部において前記コードリールの突
    出高さを可及的に低く形成することを特徴とする炊飯
    器。
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