JPH0321170B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0321170B2 JPH0321170B2 JP13199689A JP13199689A JPH0321170B2 JP H0321170 B2 JPH0321170 B2 JP H0321170B2 JP 13199689 A JP13199689 A JP 13199689A JP 13199689 A JP13199689 A JP 13199689A JP H0321170 B2 JPH0321170 B2 JP H0321170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation panel
- cover plate
- lid
- outer cover
- inner cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 14
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 14
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 11
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 7
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、蓋の上面部に、操作部又は表示部を
設けた炊飯器に関する。
設けた炊飯器に関する。
(従来の技術)
従来の炊飯器においては、一般に操作パネルを
炊飯器本体の外周側面下部にこれから突出させた
状態で取付け、この操作パネルに操作部を外部か
ら操作可能に設けると共に、該操作パネル内に表
示用のランプ或いは発光ダイオード等の発光素子
を配設し、以つて前記操作部を操作して炊飯運転
を行なわしめると共に、その操作に基づく発光素
子の光を前記操作パネルに設けた窓部を通して視
認することにより炊飯運転の行程を確認できるよ
うにしている。
炊飯器本体の外周側面下部にこれから突出させた
状態で取付け、この操作パネルに操作部を外部か
ら操作可能に設けると共に、該操作パネル内に表
示用のランプ或いは発光ダイオード等の発光素子
を配設し、以つて前記操作部を操作して炊飯運転
を行なわしめると共に、その操作に基づく発光素
子の光を前記操作パネルに設けた窓部を通して視
認することにより炊飯運転の行程を確認できるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題)
一般に、炊飯器は、炊飯後鍋内の御飯をすくい
出すことを考慮して、テーブル、流し台といつた
低い部位に載置されるのが通常のこととなつてお
り、従つて使用者の目の位置も通常では本体より
高くなる。ところが上述のものでは操作パネルが
本体の外周側面下部に位置するため、立つたまま
では視線が操作パネルに対して斜めになりすぎ
て、腰を屈めないと操作パネルが見づらいばかり
か、その操作部の操作を行ないづらいという欠点
があつた。
出すことを考慮して、テーブル、流し台といつた
低い部位に載置されるのが通常のこととなつてお
り、従つて使用者の目の位置も通常では本体より
高くなる。ところが上述のものでは操作パネルが
本体の外周側面下部に位置するため、立つたまま
では視線が操作パネルに対して斜めになりすぎ
て、腰を屈めないと操作パネルが見づらいばかり
か、その操作部の操作を行ないづらいという欠点
があつた。
斯かる欠点を解消するために、本発明者は、蓋
の上面部に、操作部又は表示部を設けることを考
えている。しかし、この場合、操作部又は表示部
に係る電装部品を配設したプリント基板の配設場
所が問題となる。何故なら、炊飯中に発生する蒸
気や熱からプリント基板上の電気部品を保護する
必要があるからである。
の上面部に、操作部又は表示部を設けることを考
えている。しかし、この場合、操作部又は表示部
に係る電装部品を配設したプリント基板の配設場
所が問題となる。何故なら、炊飯中に発生する蒸
気や熱からプリント基板上の電気部品を保護する
必要があるからである。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、従つてその目的は、操作部や表示部の視認
性や操作性を向上できると共に、その操作部や表
示部の電気部品を蒸気や熱から保護できる炊飯器
を提供するにある。
ので、従つてその目的は、操作部や表示部の視認
性や操作性を向上できると共に、その操作部や表
示部の電気部品を蒸気や熱から保護できる炊飯器
を提供するにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の炊飯器は、蓋の上面部に、操作部又は
表示部を設けたものであつて、前記操作部又は表
示部に係る電気部品が配設されたプリント基板
を、前記蓋に設けた閉鎖空間に収納した構成とし
たものである。
表示部を設けたものであつて、前記操作部又は表
示部に係る電気部品が配設されたプリント基板
を、前記蓋に設けた閉鎖空間に収納した構成とし
たものである。
(作用)
操作部又は表示部が蓋の上面部に設けられてい
るので、操作部や表示部の視認性や操作性が良く
なる。しかも、プリント基板が、蓋に設けた閉鎖
空間に収納されているので、その閉鎖空間によつ
てプリント基板上の電気部品を蒸気や熱から極力
隔絶することができ、その電気部品の寿命を長く
できる。
るので、操作部や表示部の視認性や操作性が良く
なる。しかも、プリント基板が、蓋に設けた閉鎖
空間に収納されているので、その閉鎖空間によつ
てプリント基板上の電気部品を蒸気や熱から極力
隔絶することができ、その電気部品の寿命を長く
できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。まず、全体の外観を示す第3図において、
1は炊飯器の本体、2は本体1に対し周知のヒン
ジ機構3を介して開閉可能に設けられた蓋で、こ
れは第1図にその断面を拡大して示すように外蓋
板4と内蓋板5とから成り、該外蓋板4上面に把
手基部6が一体に形設され、この把手基部6にそ
の上部を覆う様に把手カバー7が取着されてい
る。そして、外蓋板4の内周縁部には複数個の係
合凸部8が形成される一方、内蓋板5の外周縁部
には前記係合凸部8に対応して複数個の係合凹部
9が形成され、該係合凹部9に前記係合凸部8が
内蓋板5及び外蓋板4のそれ自身の弾性により係
合状態に保持されている。10は径大部10a及
び径小部10bを上下に有して成る段付円筒状の
蒸気抜用筒体で、これの上下両端部には夫々鍔部
11,12が形成され、更に径小部10bにはね
じ部13及び蒸気抜孔14が上下に位置して形成
されている。斯かる蒸気抜用筒体10は、外蓋板
4の一側部に下向きに突出形成された挿入孔部1
5とこれに対応して内蓋板5に形成された孔部1
6に挿通され、そして鍔部11が外蓋板4の上面
部に当接された状態で内蓋板5の下方からナツト
部材17がねじ部13に締付けられて、該ナツト
部材17が内蓋板5に圧接されており、斯様な蒸
気抜用筒体10の取付構造により外蓋板4と内蓋
板5とがその一側部において挾着されている。
尚、図示はしないが内蓋板5の下面部には中蓋係
合用の係合突起が設けられ、この係合突起と蒸気
抜用筒体10の径小部10bとにより蓋2の内蓋
板5下面部に中蓋(図示せず)が係合保持されて
いる。18は蓋2の内蓋板5の中央部に設けられ
た中蓋保温用の蓋ヒータである。而して、19は
操作パネルであり、以下これについて詳述する。
即ち、操作パネル19は例えばABS樹脂から成
るもので、これの上面部には本体1の側方に向け
て傾斜するシート取付凹部20が形成され、この
シート取付凹部20には第2図に示すように例え
ば2個の操作用開口部21,22及び4個の表示
用開口部23乃至26が形成されている。斯かる
操作パネル19の4辺部に周壁部19aを斜め下
向きに形成し、その周壁部19aの高さ寸法を把
手基部6側に行くに従つて順次高くすることによ
つて、操作パネル19を外側に向けて下り傾斜さ
せている。また、周壁部19aの一外側縁部(第
1図においては左外側縁部)にはコ字状の係合溝
27が形成される一方、これ以外の周縁下部には
該周縁から若干内側に位置して嵌合凸条部28が
形成されている。更に、操作パネル19の下面部
にはボス部29が下向きに一体に突設され、この
ボス部29に雌ねじ部30が形成されている。斯
様に構成した操作パネル19は、外蓋板4のうち
蒸気抜用筒体10とは反対側に位置する部位に形
成された開口部31の縁部に係合溝27を係合さ
せると共に嵌合凸条部28を嵌合させて該操作パ
ネル19の周縁部を外蓋板4上面に当接係合させ
ており、この状態で該操作パネル19のボス部2
9が、内蓋板5に隆起形成されたねじ孔部32に
下方から挿通されたねじ33により該内蓋板5に
止着されており、これにより該操作パネル19を
介して外蓋板4と内蓋板5との間に挾着力が与え
られて両者が結着されている。このようにして操
作パネル19を取着することによつて、外蓋板4
と内蓋板5との間に閉鎖空間49が形成されてい
る。34はこの閉鎖空間49内に前記操作パネル
19の裏面に対向するように収納されたプリント
基板で、これの上面には炊飯運転に係る操作をす
るための電気部品である例えば2個の操作スイツ
チ(図示せず)の操作部35,36(第2図参
照)及び炊飯運転の行程を表示するための4個の
発光素子37乃至40が夫々操作パネル19の操
作用及び表示用の各開口部21乃至26に臨む様
に配置されて表示部50が構成されている。そし
て、プリント基板34上の操作スイツチ及び発光
素子37乃至40から導出されたリード線(図示
せず)は本体1から蓋2内に導入されたリード線
に接続されている。41は操作パネル19のシー
ト取付凹部20に貼着された弾性変形可能なシー
トで、これには第2図に示すように操作用開口部
21,22に対向する部分に操作部35,36の
位置を示すための指示マーク42,43が形成さ
れると共に、表示用開口部23乃至26に対向す
る部分に透明な窓部44乃至47が形成されてい
る。尚、第3図において、48は把手カバー7に
設けられた蓋2ロツク解除用のクランプである。
する。まず、全体の外観を示す第3図において、
1は炊飯器の本体、2は本体1に対し周知のヒン
ジ機構3を介して開閉可能に設けられた蓋で、こ
れは第1図にその断面を拡大して示すように外蓋
板4と内蓋板5とから成り、該外蓋板4上面に把
手基部6が一体に形設され、この把手基部6にそ
の上部を覆う様に把手カバー7が取着されてい
る。そして、外蓋板4の内周縁部には複数個の係
合凸部8が形成される一方、内蓋板5の外周縁部
には前記係合凸部8に対応して複数個の係合凹部
9が形成され、該係合凹部9に前記係合凸部8が
内蓋板5及び外蓋板4のそれ自身の弾性により係
合状態に保持されている。10は径大部10a及
び径小部10bを上下に有して成る段付円筒状の
蒸気抜用筒体で、これの上下両端部には夫々鍔部
11,12が形成され、更に径小部10bにはね
じ部13及び蒸気抜孔14が上下に位置して形成
されている。斯かる蒸気抜用筒体10は、外蓋板
4の一側部に下向きに突出形成された挿入孔部1
5とこれに対応して内蓋板5に形成された孔部1
6に挿通され、そして鍔部11が外蓋板4の上面
部に当接された状態で内蓋板5の下方からナツト
部材17がねじ部13に締付けられて、該ナツト
部材17が内蓋板5に圧接されており、斯様な蒸
気抜用筒体10の取付構造により外蓋板4と内蓋
板5とがその一側部において挾着されている。
尚、図示はしないが内蓋板5の下面部には中蓋係
合用の係合突起が設けられ、この係合突起と蒸気
抜用筒体10の径小部10bとにより蓋2の内蓋
板5下面部に中蓋(図示せず)が係合保持されて
いる。18は蓋2の内蓋板5の中央部に設けられ
た中蓋保温用の蓋ヒータである。而して、19は
操作パネルであり、以下これについて詳述する。
即ち、操作パネル19は例えばABS樹脂から成
るもので、これの上面部には本体1の側方に向け
て傾斜するシート取付凹部20が形成され、この
シート取付凹部20には第2図に示すように例え
ば2個の操作用開口部21,22及び4個の表示
用開口部23乃至26が形成されている。斯かる
操作パネル19の4辺部に周壁部19aを斜め下
向きに形成し、その周壁部19aの高さ寸法を把
手基部6側に行くに従つて順次高くすることによ
つて、操作パネル19を外側に向けて下り傾斜さ
せている。また、周壁部19aの一外側縁部(第
1図においては左外側縁部)にはコ字状の係合溝
27が形成される一方、これ以外の周縁下部には
該周縁から若干内側に位置して嵌合凸条部28が
形成されている。更に、操作パネル19の下面部
にはボス部29が下向きに一体に突設され、この
ボス部29に雌ねじ部30が形成されている。斯
様に構成した操作パネル19は、外蓋板4のうち
蒸気抜用筒体10とは反対側に位置する部位に形
成された開口部31の縁部に係合溝27を係合さ
せると共に嵌合凸条部28を嵌合させて該操作パ
ネル19の周縁部を外蓋板4上面に当接係合させ
ており、この状態で該操作パネル19のボス部2
9が、内蓋板5に隆起形成されたねじ孔部32に
下方から挿通されたねじ33により該内蓋板5に
止着されており、これにより該操作パネル19を
介して外蓋板4と内蓋板5との間に挾着力が与え
られて両者が結着されている。このようにして操
作パネル19を取着することによつて、外蓋板4
と内蓋板5との間に閉鎖空間49が形成されてい
る。34はこの閉鎖空間49内に前記操作パネル
19の裏面に対向するように収納されたプリント
基板で、これの上面には炊飯運転に係る操作をす
るための電気部品である例えば2個の操作スイツ
チ(図示せず)の操作部35,36(第2図参
照)及び炊飯運転の行程を表示するための4個の
発光素子37乃至40が夫々操作パネル19の操
作用及び表示用の各開口部21乃至26に臨む様
に配置されて表示部50が構成されている。そし
て、プリント基板34上の操作スイツチ及び発光
素子37乃至40から導出されたリード線(図示
せず)は本体1から蓋2内に導入されたリード線
に接続されている。41は操作パネル19のシー
ト取付凹部20に貼着された弾性変形可能なシー
トで、これには第2図に示すように操作用開口部
21,22に対向する部分に操作部35,36の
位置を示すための指示マーク42,43が形成さ
れると共に、表示用開口部23乃至26に対向す
る部分に透明な窓部44乃至47が形成されてい
る。尚、第3図において、48は把手カバー7に
設けられた蓋2ロツク解除用のクランプである。
斯かる構成とした本実施例の場合、操作パネル
19を蓋2の上面部に設ける構成としたので、こ
の操作パネル19の操作部35,36や表示部5
0が見易くなり、且つ操作部35,36が操作し
易くなる。
19を蓋2の上面部に設ける構成としたので、こ
の操作パネル19の操作部35,36や表示部5
0が見易くなり、且つ操作部35,36が操作し
易くなる。
しかも、操作部35,36や表示部49に係る
電気部品が配設されたプリント基板34が、蓋2
に形成された閉鎖空間49に収納されているの
で、この閉鎖空間49によつてプリント基板34
上の電気部品を、炊飯中に発生する蒸気や熱から
極力隔絶することができて、その電気部品の寿命
を長くすることができる。
電気部品が配設されたプリント基板34が、蓋2
に形成された閉鎖空間49に収納されているの
で、この閉鎖空間49によつてプリント基板34
上の電気部品を、炊飯中に発生する蒸気や熱から
極力隔絶することができて、その電気部品の寿命
を長くすることができる。
尚、本実施例では、操作パネル19が傾斜され
ているので、使用者の視線が操作パネル19に対
しより垂直に近くなり、操作パネル19の視認性
を大幅に向上でき、操作部35,36、操作パネ
ル19に付された「保温」等の文字及び発光素子
37乃至40から発せられる光の視認性を向上さ
せることができると共に、勿論操作部35,36
の操作性も向上させることができる。
ているので、使用者の視線が操作パネル19に対
しより垂直に近くなり、操作パネル19の視認性
を大幅に向上でき、操作部35,36、操作パネ
ル19に付された「保温」等の文字及び発光素子
37乃至40から発せられる光の視認性を向上さ
せることができると共に、勿論操作部35,36
の操作性も向上させることができる。
ところで、斯様な効果のみなら、操作パネルを
外蓋板に一体成形により形設する構成でも得られ
るが、しかしながら、このものではプリント基板
34上の電装品の修理等をするには内蓋板を外蓋
板から取外す必要があり、実に面倒であり、しか
もこの場合本実施例のように操作パネルを外蓋板
から突出させた構成にすると、成形型構造上把手
基部を外蓋板とは別体に形成しなければならない
という不具合を生ずる。また、別体で設けた操作
パネルを外蓋板の方にねじ止めする構成も考えら
れるが、この場合、操作パネルを外蓋板に上方か
らねじ止めすると、取外し性は良いもののねじの
頭部が外部に露出して見掛けが悪く、かといつ
て、操作パネルを外蓋板に内方からねじ止めすれ
ば、見掛け上良くなるものの、取外し時に外蓋板
から内蓋板を取外さない限り操作パネルを取外す
ことができず、操作パネルの取外しが実に面倒で
ある。
外蓋板に一体成形により形設する構成でも得られ
るが、しかしながら、このものではプリント基板
34上の電装品の修理等をするには内蓋板を外蓋
板から取外す必要があり、実に面倒であり、しか
もこの場合本実施例のように操作パネルを外蓋板
から突出させた構成にすると、成形型構造上把手
基部を外蓋板とは別体に形成しなければならない
という不具合を生ずる。また、別体で設けた操作
パネルを外蓋板の方にねじ止めする構成も考えら
れるが、この場合、操作パネルを外蓋板に上方か
らねじ止めすると、取外し性は良いもののねじの
頭部が外部に露出して見掛けが悪く、かといつ
て、操作パネルを外蓋板に内方からねじ止めすれ
ば、見掛け上良くなるものの、取外し時に外蓋板
から内蓋板を取外さない限り操作パネルを取外す
ことができず、操作パネルの取外しが実に面倒で
ある。
しかるに、本実施例においては操作パネル19
を内蓋板5に下方からねじ33止めする構成とし
たので、ねじ33の頭部が操作パネル19上に露
出することがなく、見掛けが良いことは勿論のこ
と、操作パネル19の取外し時にはねじ33を取
外せば、後は操作パネル19を外蓋板4の開口部
31から外方に持上げるようにするだけで、容易
に該操作パネル19を蓋2から取外すことができ
て、操作パネル19の取外し性に優れる。更に、
操作パネル19の取付時においては、操作パネル
19の係合溝27を外蓋板4の開口部31縁部に
係合させた後嵌合凸条部28を開口部31に嵌合
させて該操作パネル19の周縁部を外蓋板4上面
に宛がい、この状態でねじ33を内蓋板5のねじ
孔部32に挿通して前記操作パネル19のボス部
29に締付けるだけで操作パネル19の取付けが
完了するため、操作パネル19の取付性に優れ
る。しかも、斯様に操作パネル19を内蓋板5に
ねじ33止めすることにより、操作パネル19の
取付と同時に該操作パネル19を介して外蓋板4
と内蓋板5との間に挾着力が与えられて両者が結
着される構成であるため、操作パネル19を含め
た蓋2自体の組立作業を容易に行うことができる
ばかりか、操作パネル19にて蓋2の中央寄り部
分に挾着力が与えられるため、長期使用における
外蓋板4と内蓋板5の変形により外蓋板4の係合
凸部8と内蓋板5の係合凹部9との係合力が低下
した場合でも、従来構造のものに比べて外蓋板4
と内蓋板5との結着状態を安定して維持でき、し
かも、操作パネル19の周縁部が外蓋板4の上面
に圧接されるため、該操作パネル19の周縁部が
外蓋板4の上面に浮き上がることなく確実に密着
されて、見掛けが良い。また、特に本実施例にお
いては操作パネル19をABS樹脂にて形成した
ので、シート41の接着性が良いことは勿論のこ
と、操作パネル19の下面にボス部29を一体に
突設しても、例えば一般に外蓋板を形成するポリ
プロピレンとは異なり該操作パネル19の上面に
肉ひけが発生することなく、該操作パネル19の
外観を美しく保ち得る。
を内蓋板5に下方からねじ33止めする構成とし
たので、ねじ33の頭部が操作パネル19上に露
出することがなく、見掛けが良いことは勿論のこ
と、操作パネル19の取外し時にはねじ33を取
外せば、後は操作パネル19を外蓋板4の開口部
31から外方に持上げるようにするだけで、容易
に該操作パネル19を蓋2から取外すことができ
て、操作パネル19の取外し性に優れる。更に、
操作パネル19の取付時においては、操作パネル
19の係合溝27を外蓋板4の開口部31縁部に
係合させた後嵌合凸条部28を開口部31に嵌合
させて該操作パネル19の周縁部を外蓋板4上面
に宛がい、この状態でねじ33を内蓋板5のねじ
孔部32に挿通して前記操作パネル19のボス部
29に締付けるだけで操作パネル19の取付けが
完了するため、操作パネル19の取付性に優れ
る。しかも、斯様に操作パネル19を内蓋板5に
ねじ33止めすることにより、操作パネル19の
取付と同時に該操作パネル19を介して外蓋板4
と内蓋板5との間に挾着力が与えられて両者が結
着される構成であるため、操作パネル19を含め
た蓋2自体の組立作業を容易に行うことができる
ばかりか、操作パネル19にて蓋2の中央寄り部
分に挾着力が与えられるため、長期使用における
外蓋板4と内蓋板5の変形により外蓋板4の係合
凸部8と内蓋板5の係合凹部9との係合力が低下
した場合でも、従来構造のものに比べて外蓋板4
と内蓋板5との結着状態を安定して維持でき、し
かも、操作パネル19の周縁部が外蓋板4の上面
に圧接されるため、該操作パネル19の周縁部が
外蓋板4の上面に浮き上がることなく確実に密着
されて、見掛けが良い。また、特に本実施例にお
いては操作パネル19をABS樹脂にて形成した
ので、シート41の接着性が良いことは勿論のこ
と、操作パネル19の下面にボス部29を一体に
突設しても、例えば一般に外蓋板を形成するポリ
プロピレンとは異なり該操作パネル19の上面に
肉ひけが発生することなく、該操作パネル19の
外観を美しく保ち得る。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例の
みに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲内で種々変形可能である。
みに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲内で種々変形可能である。
[発明の効果]
本発明は以上の説明から明らかなように、蓋の
上面部に、操作部又は表示部を設けたものであつ
て、前記操作部又は表示部に係る電気部品が配設
されたプリント基板を、前記蓋に設けた閉鎖空間
に収納した構成としたので、操作部や表示部の視
認性や操作性を向上できると共に、閉鎖空間によ
つてプリント基板上の電気部品を蒸気や熱から極
力隔絶することができて、その電気部品の寿命を
長くできるという優れた効果を奏する。
上面部に、操作部又は表示部を設けたものであつ
て、前記操作部又は表示部に係る電気部品が配設
されたプリント基板を、前記蓋に設けた閉鎖空間
に収納した構成としたので、操作部や表示部の視
認性や操作性を向上できると共に、閉鎖空間によ
つてプリント基板上の電気部品を蒸気や熱から極
力隔絶することができて、その電気部品の寿命を
長くできるという優れた効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1
図は蓋の拡大縦断面図、第2図は操作パネル部分
の拡大平面図、第3図は全体の斜視図である。 図面中、2は蓋、4は外蓋板、5は内蓋板、1
9は操作パネル、31は開口部、33はねじ、3
4はプリント基板、35,36は操作部、37〜
40は発光素子(電気部品)、49は閉鎖空間、
50は表示部である。
図は蓋の拡大縦断面図、第2図は操作パネル部分
の拡大平面図、第3図は全体の斜視図である。 図面中、2は蓋、4は外蓋板、5は内蓋板、1
9は操作パネル、31は開口部、33はねじ、3
4はプリント基板、35,36は操作部、37〜
40は発光素子(電気部品)、49は閉鎖空間、
50は表示部である。
Claims (1)
- 1 蓋の上面部に、操作部又は表示部を設けたも
のであつて、前記操作部又は表示部に係る電気部
品が配設されたプリント基板を、前記蓋に設けた
閉鎖空間に収納したことを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13199689A JPH02147019A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13199689A JPH02147019A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 炊飯器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP177389A Division JPH02154708A (ja) | 1989-01-07 | 1989-01-07 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147019A JPH02147019A (ja) | 1990-06-06 |
JPH0321170B2 true JPH0321170B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=15071115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13199689A Granted JPH02147019A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02147019A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109820415B (zh) * | 2018-12-29 | 2021-07-06 | 九阳股份有限公司 | 一种电水壶 |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP13199689A patent/JPH02147019A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02147019A (ja) | 1990-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5041698A (en) | Cover plate assembly for wall-mounted electrical wiring devices | |
US4625097A (en) | Rice cooker | |
RU2006144696A (ru) | Дистанционный монитор в бытовых электроприборах | |
JPS6335717Y2 (ja) | ||
JPH0321170B2 (ja) | ||
JPH0321172B2 (ja) | ||
JPH0346129B2 (ja) | ||
JPH0346128B2 (ja) | ||
JPH0346127B2 (ja) | ||
JPH02147020A (ja) | 炊飯器 | |
JPH0346130B2 (ja) | ||
JPH02154708A (ja) | 炊飯器 | |
JP3895114B2 (ja) | ビルトイン型調理器 | |
CN209883810U (zh) | 一种烹饪器具 | |
JPS6335719Y2 (ja) | ||
JPS588931A (ja) | 組込式電気調理器 | |
JPH0523146Y2 (ja) | ||
JP2549146Y2 (ja) | 照明装置の防水構造 | |
JPH0648730Y2 (ja) | 防水形電気機器 | |
JPH1116685A (ja) | 調光器 | |
JPH0239284Y2 (ja) | ||
KR100485086B1 (ko) | 전기레인지용 차열판 | |
JPH0291Y2 (ja) | ||
JPS5918571Y2 (ja) | パイロツトランプ取付装置 | |
JP2543932Y2 (ja) | 炊飯器 |