JPH0346130B2 - - Google Patents

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JPH0346130B2
JPH0346130B2 JP13199989A JP13199989A JPH0346130B2 JP H0346130 B2 JPH0346130 B2 JP H0346130B2 JP 13199989 A JP13199989 A JP 13199989A JP 13199989 A JP13199989 A JP 13199989A JP H0346130 B2 JPH0346130 B2 JP H0346130B2
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JP
Japan
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panel
cover plate
lid
steam vent
outer cover
Prior art date
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JP13199989A
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English (en)
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JPH02147022A (ja
Inventor
Yoshuki Miwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Netsukigu KK
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Netsukigu KK
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Netsukigu KK filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13199989A priority Critical patent/JPH02147022A/ja
Publication of JPH02147022A publication Critical patent/JPH02147022A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、蓋の上面部に、操作部又は表示部を
設けた炊飯器に関する。
(従来の技術) 従来の炊飯器においては、一般に操作パネルを
炊飯器本体の外周側面下部にこれから突出させた
状態で取付け、この操作パネルに操作部を外部か
ら操作可能に設けると共に、該操作パネル内に表
示用のランプ或いは発光ダイオード等の発光素子
を配設し、以つて前記操作部を操作して炊飯運転
を行なわしめると共に、その操作に基づく発光素
子の光を前記操作パネルに設けた窓部を通して視
認することにより炊飯運転の行程を確認できるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) 一般に、炊飯器は、炊飯後鍋内の御飯をすくい
出すことを考慮して、テーブル、流し台といつた
低い部位に載置されるのが通常のこととなつてお
り、従つて使用者の目の位置も通常では本体より
高くなる。ところが上述のものでは操作パネルが
本体の外周側面下部に位置するため、立つたまま
では視線が操作パネルに対して斜めになりすぎ
て、腰が屈めないと操作パネルが見づらいばかり
か、その操作部の操作を行ないづらいという欠点
があつた。
斯かる欠点を解消するために、本発明者は、蓋
の上面部に、操作部又は表示部を設けることを考
えている。しかし、蓋には炊飯中に発生した蒸気
を逃がすための蒸気抜口が形成されているため、
この蒸気抜口から蒸気の噴出に伴つて御飯のたき
汁が吹き出され、それが蓋の上面に飛び散るとい
う事情があり、それ故に、操作パネルを蓋の上面
に設けた場合、蒸気抜口から飛び散つた汁が操作
パネルに落ちて、内部の電気部品側に侵入する等
の不具合が発生するおそれがある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、従つてその目的は、操作部や表示部の視認
性や操作性を向上できると共に、蒸気抜口から飛
び散つた汁(水滴)がパネルに落ちることを防止
できる炊飯器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の炊飯器は、把手を有する蓋の上面部
に、操作部又は表示部を有するパネルと蒸気抜口
を設けたものであつて、前記パネルを前記蒸気抜
口に対し前記把手の反対側に位置させたものであ
る。
(作用) 操作部又は表示部が蓋の上面部に設けられてい
るので、操作部や表示部の視認性や操作性が良く
なる。しかも、パネルを蒸気抜口に対し把手の反
対側に位置させて、パネルを蒸気抜口から離れた
位置に設けているので、蒸気抜口から飛び散つた
汁(水滴)がパネルに達する前に蓋の上面に落下
するようになつて、パネルに汁が落ちないように
できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。まず、全体の外観を示す第3図において、
1は炊飯器の本体、2は本体1に対し周知のヒン
ジ機構3を介して開閉可能に設けられた蓋で、こ
れは第1図にその断面を拡大して示すように外蓋
板4と内蓋板5とから成り、該外蓋板4上面に把
手基部6が一体に形設され、この把手基部6にそ
の上部を覆う様に把手カバー7が取着されて把手
51が構成されている。そして、外蓋板4の内周
縁部には複数個の係合凸部8が形成される一方、
内蓋板5の外周縁部には前記係合凸部8に対応し
て複数個の係合凹部9が形成され、該係合凹部9
に前記係合凸部8が内蓋板5及び外蓋板4のそれ
自身の弾性により係合状態に保持されている。1
0は径大部10a及び径小部10bを上下に有し
て成る段付円筒状の蒸気抜用筒体で、これの上下
両端部には夫々鍔部11,12が形成され、更に
径小部10bにはねじ部13及び蒸気抜孔14が
上下に位置して形成されている。斯かる蒸気抜用
筒体10は、外蓋板4の一側部に下向きに突出形
成された挿入孔部15とこれに対応して内蓋板5
に形成された孔部16に挿通され、そして鍔部1
1が外蓋板4の上面部に当接された状態で内蓋板
5の下方からナツト部材17がねじ部13に締付
けられて、該ナツト部材17が内蓋板5に圧接さ
れており、斯様な蒸気抜用筒体10の取付構造に
より外蓋板4と内蓋板5とがその一側部において
挾着されている。この様にして取付けられた蒸気
抜用筒体10は、その上端開口である蒸気抜口1
0cを蓋2の上面において上向きに開放してい
る。尚、図示はしないが内蓋板5の下面部には中
蓋係合用の係合突起が設けられ、この係合突起と
蒸気抜用筒体10の径小部10bとにより蓋2の
内蓋板5下面部に中蓋(図示せず)が係合保持さ
れている。18は蓋2の内蓋板5の中央部に設け
られた中蓋保温用の蓋ヒータである。而して、1
9はパネルであり、以下これについて詳述する。
即ち、パネル19は例えばABS樹脂から成るも
ので、これの上面部には本体1の側方に向けて傾
斜するシート取付凹部20が形成され、このシー
ト取付凹部20には第2図に示すように例えば2
個の操作用開口部21,22及び4個の表示用開
口部23乃至26が形成されている。斯かるパネ
ル19の4辺部に周壁部19aを斜め下向きに形
成し、その周壁部19aの高さ寸法を把手基部6
側に行くに従つて順次高くすることによつて、パ
ネル19を外側に向けて下り傾斜させている。ま
た、周壁部19aの一外側縁部(第1図において
は左外側縁部)にはコ字状の係合溝27が形成さ
れる一方、これ以外の周縁下部には該周縁から若
干内側に位置して嵌合凸条部28が形成されてい
る。更に、パネル19の下面部にはボス部29が
下向きに一体に突設され、このボス部29に雌ね
じ部30が形成されている。斯様に構成したパネ
ル19は、外蓋板4のうち蒸気抜用筒体10とは
反対側に位置する部位に形成された開口部31の
縁部に係合溝27を係合させると共に嵌合凸条部
28を嵌合させて該パネル19の周縁部を外蓋板
4上面に当接係合させており、この状態で該パネ
ル19のボス部29が、内蓋板5に隆起形成され
たねじ孔部32に下方から挿通されたねじ33に
より該内蓋板5に止着されており、これにより該
パネル19を介して外蓋板4と内蓋板5との間に
挾着力が与えられて両者が結着されている。34
はパネル19と内蓋板5との間に配設されたプリ
ント基板で、これの上面には炊飯運転に係る操作
をするための電気部品である例えば2個の操作ス
イツチ(図示せず)の操作部35,36(第2図
参照)及び炊飯運転の行程を表示するための4個
の発光素子37乃至40が夫々パネル19の操作
用及び表示用の各開口部21乃至26に臨む様に
配置されて表示部49が構成されている。そし
て、プリント基板34上の操作スイツチ及び発光
素子37乃至40から導出されたリード線(図示
せず)は本体1から蓋2内に導入されたリード線
に接続されている。41はパネル19のシート取
付凹部20に貼着された弾性変形可能なシート
で、これには第2図に示すように操作用開口部2
1,22に対向する部分に操作部35,36の位
置を示すための指示マーク42,43が形成され
ると共に、表示用開口部23乃至26に対向する
部分に透明な窓部44乃至47が形成されてい
る。尚、第3図において、48は把手カバー7に
設けられた蓋2ロツク解除用のクランプである。
而して、本実施例では、蒸気抜口10cを蓋2
の後側部分(第1図において右側部分)に設け、
この蒸気抜口10cから離れた位置である蓋2上
面の前側部分(図示左側部分)にパネル19を設
けている。
これにより、パネル19を蒸気抜口10cに対
し把手51の反対側に位置させた構成となつてい
る。
斯かる構成とした本実施例の場合、パネル19
を蓋2の上面部に設ける構成としたので、このパ
ネル19の操作部35,36や表示部49が見易
くなり、且つ操作部35,36が操作し易くな
る。
しかも、パネル19を蒸気抜口10cに対し把
手51の反対側に位置させて、パネル19を蒸気
抜口10cから離れた位置に設けているので、た
とえ、炊飯中に御飯のたき汁(水滴)が蒸気抜口
10cから飛び散るという事情があつても、この
蒸気抜口10cから飛び散つた汁(水滴)はパネ
ル19に達する前に蓋2の上面に落下するように
なり、パネル19に汁が落ちないようにできる。
このため、パネル19が汁で汚れることを防止で
きると共に、この汁がパネル19の〓間から内部
の電気部品側に侵入してその絶縁性を低下させる
といつた不具合を解消できる。
尚、本実施例では、パネル19が傾斜されてい
るので、使用者の視線がパネル19に対しより垂
直に近くなり、パネル19の視認性を大幅に向上
でき、操作部35,36、パネル19に付された
「保温」等の文字及び発光素子37乃至40から
発せられる光の視認性を向上させることができる
と共に、勿論操作部35,36の操作性も向上さ
せることができる。
ところで、斯様な効果のみなら、パネルを外蓋
板に一体成形により形設する構成でも得られる
が、しかしながら、このものではプリント基板3
4上の電装品の修理等をするには内蓋板を外蓋板
から取外す必要があり、実に面倒であり、しかも
この場合本実施例のようにパネルを外蓋板から突
出させた構成にすると、成形型構造上把手基部を
外蓋板とは別体に形成しなければならないという
不具合を生ずる。また、別体で設けたパネルを外
蓋板の方にねじ止めする構成も考えられるが、こ
の場合、パネルを外蓋板に上方からねじ止めする
と、取外し性は良いもののねじの頭部が外部に露
出して見掛けが悪く、かといつて、パネルを外蓋
板に内方からねじ止めすれば、見掛け上良くなる
ものの、取外し時に外蓋板から内蓋板を取外さな
い限りパネルを取外すことができず、パネルの取
外しが実に面倒である。
しかるに、本実施例においてはパネル19を内
蓋板5に下方からねじ33止めする構成としたの
で、ねじ33の頭部がパネル19上に露出するこ
とがなく、見掛けが良いことは勿論のこと、パネ
ル19の取外し時にはねじ33を取外せば、後は
パネル19を外蓋板4の開口部31から外方に持
上げるようにするだけで、容易に該パネル19を
蓋2から取外すことができて、パネル19の取外
し性に優れる。更に、パネル19の取付時におい
ては、パネル19の係合溝27を外蓋板4の開口
部31縁部に係合させた後嵌合凸条部28を開口
部31に嵌合させて該パネル19の周縁部を外蓋
板4上面に宛がい、この状態でねじ33を内蓋板
5のねじ孔部32に挿通して前記パネル19のボ
ス部29に締付けるだけでパネル19の取付けが
完了するため、パネル19の取付性に優れる。し
かも、斯様にパネル19を内蓋板5にねじ33止
めすることにより、パネル19の取付と同時に該
パネル19を介して外蓋板4と内蓋板5との間に
挾着力が与えられて両者が結着される構成である
ため、パネル19を含めた蓋2自体の組立作業を
容易に行うことができるばかりか、パネル19に
て蓋2の中央寄り部分に挾着力が与えられるた
め、長期使用における外蓋板4と内蓋板5の変形
により外蓋板4の係合凸部8と内蓋板5の係合凹
部9との係合力が低下した場合でも、従来構造の
ものに比べて外蓋板4と内蓋板5との結着状態を
安定して維持でき、しかも、パネル19の周縁部
が外蓋板4の上面に圧接されるため、該パネル1
9の周縁部が外蓋板4の上面に浮き上がることな
く確実に密着されて、見掛けが良い。また、特に
本実施例においてはパネル19をABS樹脂にて
形成したので、シート41の接着性が良いことは
勿論のこと、パネル19の下面にボス部29を一
体に突設しても、例えば一般に外蓋板を形成する
ポリプロピレンとは異なり該パネル19の上面に
肉ひけが発生することなく、該パネル19の外観
を美しく保ち得る。
尚、本発明は上記し且つ図面に示した実施例の
みに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない
範囲内で種々変形可能である。
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、把手
を有する蓋の上面部に、操作部又は表示部を有す
るパネルと蒸気抜口を設けたものであつて、前記
パネルを前記蒸気抜口に対し前記把手の反対側に
位置させた構成としたので、操作部や表示部の視
認性や操作性を向上できると共に、蒸気抜口から
飛び散つた汁(水滴)がパネルに達する前に蓋の
上面に落下するようになつて、パネルに汁が落ち
ないようにできるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1
図は蓋の拡大縦断面図、第2図はパネル部分の拡
大平面図、第3図は全体の斜視図である。 図面中、2は蓋、4は外蓋板、5は内蓋板、1
9はパネル、10は蒸気抜用筒体、10cは蒸気
抜口、31は開口部、33はねじ、34はプリン
ト基板、35,36は操作部、37〜40は発光
素子、49は表示部、51は把手である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 把手を有する蓋の上面部に、操作部又は表示
    部を有するパネルと蒸気抜口を設けたものであつ
    て、前記パネルを前記蒸気抜口に対し前記把手の
    反対側に位置させたことを特徴とする炊飯器。
JP13199989A 1989-05-24 1989-05-24 炊飯器 Granted JPH02147022A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13199989A JPH02147022A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 炊飯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5345177B2 (ja) * 2011-05-18 2013-11-20 三菱電機株式会社 加熱調理器

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