JPH1116685A - 調光器 - Google Patents

調光器

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JPH1116685A
JPH1116685A JP9169262A JP16926297A JPH1116685A JP H1116685 A JPH1116685 A JP H1116685A JP 9169262 A JP9169262 A JP 9169262A JP 16926297 A JP16926297 A JP 16926297A JP H1116685 A JPH1116685 A JP H1116685A
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case
mounting frame
dimmer
cover
operation knob
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Yoshihisa Ishigami
義久 石神
Toshihiro Kawarada
俊博 川原田
Sadashige Sakai
禎茂 坂井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】専用の取付枠が不要な埋込型の調光器を提供す
る。 【解決手段】ケース1は、ボディ10とカバー20とを
結合して形成される。ケース1は施工面に固定される埋
込型の配線器具用の取付枠110に取り付けられ、ケー
ス1の後端部は施工面に埋め込まれた形で設置される。
ケース1の側面には、取付枠110に形成された保持溝
に係合する係止爪25が突設されている。ケース1は、
取付枠110に最大3個まで取り付けることができるよ
うに設定された単位寸法の配線器具の2個分の寸法に形
成されている。ケース10に収納されるトライアックQ
1 には放熱板40が取着される。ボディ10の後面に
は、放熱用のスリットが形成されている。カバー20の
前面には、ボリュームVRの抵抗値を変化させるための
操作摘子60が露出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面のような施工
面に一部を埋め込んだ形で施工され照明負荷を所望の調
光レベルで点灯させるように操作される調光器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の調光器は、白熱灯などの
照明負荷の調光レベルを設定する調光設定器を備えてい
る。調光設定器としては、回転式のボリュームが用いら
れ、ケースの前面から露出した操作摘子の操作によりボ
リュームの抵抗値を変化させて照明負荷を調光制御する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記調光器
は、ケース内に、照明負荷に対して直列接続され照明負
荷への供給電力を制御する電力制御手段としてのトライ
アックを備え、照明負荷とトライアックとの直列回路が
商用電源に接続され、トライアックのゲートに制御信号
を与えて位相制御することにより、照明負荷への供給電
力が調節されて調光がなされる。
【0004】しかしながら、埋込型の調光器は、トライ
アックの発熱によりケースが高温になるのを防ぐため
に、埋込ボックスに取着される金属製の取付枠とケース
とが一体式になっており、専用の取付枠が必要なので、
スイッチやコンセントなどの他の配線器具とは別途に設
置スペースを確保する必要があり、施工に手間がかかる
という不具合があった。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、専用の取付枠が不要な埋込型の調光
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、照明負荷の調光レベルを設定す
る調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前面に露出す
るケースとを備え、ケースは、埋込型の配線器具用の取
付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形
で最大3個まで連設して取り付けることができる単位寸
法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸法に形成さ
れて成ることを特徴とするものであり、従来のような専
用の取付枠が不要となり、上記配線器具用の取付枠にス
イッチやコンセントなどの他の配線器具と連設すること
ができ、また、別途に設置スペースを設ける必要がなく
施工が容易になる。また、専用の取付枠が不要となるか
ら、低コスト化を図ることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ケースは、後端側のボディと前端側のカバーとから
なり、ボディの外側面に突設した組立爪と、カバーから
突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合によりボデ
ィとカバーとが結合されるので、ボディとカバーとを別
部材を用いることなく簡単に結合することができる。請
求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明におい
て、ケースの両側面には上記取付枠に形成された保持部
に係止される係止爪が突設されているので、コンセント
やスイッチなどの配線器具と同じ施工方法で施工するこ
とができ、施工業者にとって施工が容易になる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、ケースは、後面に放熱用のスリットが
形成されているので、ケース内の温度が上昇するのを抑
制することができる。請求項5の発明は、請求項2乃至
請求項4の発明において、操作摘子の後部に、前後方向
に略直交するリブを突設し、カバーの後面側には、照明
負荷をオフする位置まで操作摘子が操作されたときに上
記リブが係合する係合溝が形成されているので、操作摘
子を上記位置まで操作したときにクリック感が得られ、
操作感触が良くなるとともに、照明負荷をオフする位置
まで操作したことを使用者が確実に認識することができ
る。
【0009】請求項6の発明は、請求項2乃至請求項5
の発明において、ケース内に、照明負荷への供給電力を
制御する電力制御素子と、電力制御素子に取着される放
熱板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪が突設
され、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係合する
係合突起が突設されているので、放熱板をボディに容易
に固定することができる。
【0010】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、放熱板には位置決め用の位置決め孔が形成され、ボ
ディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入される位置決
め用リブが突設されているので、ねじ等を使うことなし
に放熱板の位置決めがなされる。請求項8の発明は、請
求項6又は請求項7の発明において、ケース後面の内側
には放熱板と当接する複数の小さな突起が突設されてい
るので、ケース後面の内側と放熱板との間に隙間が生じ
るから、放熱性がよくなり、ケース後面の温度上昇を抑
制することができる。
【0011】請求項9の発明は、請求項6乃至請求項8
の発明において、放熱板は、ボディの内周面に沿う形に
適宜折曲されているので、放熱板の面積を大きくするこ
とが可能となり、放熱効果を高めることができる。請求
項10の発明は、請求項1乃至請求項9の発明におい
て、調光設定器は、スライド式のボリュームと、ボリュ
ームの操作軸に連結される操作摘子とで構成されている
ので、調光レベルを感覚的に認識しやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の調光器を図1乃至図
15を参照しながら説明する。本実施形態の調光器のケ
ース1は、埋込型の配線器具用の取付枠110に該取付
枠110の開口窓111からケース1の前面が露出する
形で最大3個まで連設して取り付けることができる単位
寸法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸法に形成
されている。ケース1は、熱硬化性合成樹脂製(例え
ば、メラミンフェノール樹脂製)であって前面が開放さ
れた直方体状に形成されたボディ10と、弾性を有する
合成樹脂製(例えば、ポリブチレンテレフタレート樹脂
製=PBT樹脂製)であって後面が開放された直方体状
に形成されたカバー20とを結合して形成される。
【0013】ボディ10の上下方向(図2(a)の上下
方向)の両端面には組立爪11が突設されている。一
方、カバー20の上下両端部にはそれぞれ一対の肩部2
1が突設され、両側面の上下後縁からボディ10に向か
ってそれぞれ組立片22が突設されている。各組立片2
2にはボディ10に設けた組立爪11と凹凸係合する係
合孔22aが形成されている。組立爪11の前端部には
前方ほどボディ10からの突出量を小さくするように傾
斜した誘導面11aが形成されている。したがって、ボ
ディ10にカバー20を組み付けるときには、組立片2
2が誘導面11aに沿って撓み、最終的に組立片22に
設けた係合孔22aが組立爪11に嵌合することによっ
て、ボディ10とカバー20とが結合される。このよう
に、組立片22を撓ませる必要があるから、カバー20
を弾性を有した合成樹脂で形成しているのである。
【0014】ボディ10は仕切壁12により内部空間が
端子収納室13と回路収納室14とに分割されている。
ボディ10内において仕切壁12を介して形成された端
子収納室13には、速結端子よりなる一対の端子30が
納装される。端子30は、端子板35と鎖錠ばね36と
で構成され、鎖錠ばね36は、端子板35と鎖錠ばね3
6との間に電線挿入口15(図2(e)参照)に挿入さ
れた電線に食い込んで抜け止めをする鎖錠片36bと、
電線に弾接する接触片36aとを備えている。すなわ
ち、ボディ10の後壁には鎖錠ばね36と端子片35と
の間に電線を導入することができるように電線挿入口1
5が形成されている。この電線挿入口15を通して鎖錠
ばね36と端子板35との間に、鎖錠片36a側から電
線を挿入すると、接触片36a及び鎖錠片36aのばね
力によって電線が端子板35との間に挟持され、かつ鎖
錠片36bが電線に食い込むことによって電線を引き抜
くことができなくなる。このように、電線挿入口15に
電線を挿入するだけで結線することができるから、ねじ
付きの端子などを用いる場合に比較して結線作業が容易
になる。
【0015】また、端子収納室13には、両鎖錠ばね3
6に跨がるように熱硬化性樹脂製(例えば、ユリア樹脂
製)の解除釦37が配設される。解除釦37は両鎖錠ば
ね36の鎖錠片36bに当接しており、解除釦37が鎖
錠片36bに当接する部位は鎖錠片36bが端子片35
との間に電線を挟持する部位からずれている。ここに、
本実施形態では、解除釦37の一部が両端子30の間に
介在するように解除釦37の中間部から前方へ絶縁片3
7aが一体的に突設されているので、電線挿入口15か
ら挿入された電線が対応する端子30と異なる端子30
に接触するのを防止でき、両端子30間の絶縁性を高め
ることができる。また、解除釦37に対応する部位でボ
ディ10の後壁には操作孔16(図2(e)及び図3参
照)が形成されており、操作孔16にマイナスドライバ
の先端などを挿入して解除釦37を押すことにより、電
線に食い込んでいる鎖錠片36bを電線から離すように
撓ませて電線の引き抜きが可能となるようにしてある。
なお、端子板35には、後述のプリント板51に実装す
るための接続片35aが突設されている。
【0016】また、回路収納室14には、プリント板5
1に実装された後述のチョークコイルLや、放熱板40
などが納装される。ここに、プリント板51は実装され
る回路部品とともにプリント板ブロック50を構成する
ものであって、プリント板51には上述の端子板35の
接続片35aが半田付けされており、プリント板ブロッ
ク50(図7参照)には、図8に示すような回路部が構
成される。端子30間には、商用電源Vsと白熱灯など
の照明負荷Laとの直列回路が上述の電線によって接続
される。
【0017】両端子30間には、後述のマイクロスイッ
チSを介して電力制御素子としてのトライアックQ1
ノイズフィルタを構成するチョークコイルLとの直列回
路が挿入され、この直列回路にはチョークコイルLとと
もにノイズフィルタを構成するコンデンサC1 が並列接
続される。トライアックQ1 には、抵抗Rとボリューム
VRとコンデンサC2 との直列回路が並列接続され、ボ
リュームVRとコンデンサC2 との直列回路にはツェナ
ダイオードZD1 ,ZD2 の直列回路が接続されてい
る。また、ボリュームVRとコンデンサC2 との接続点
と、トライアックQ1 との間にはトリガ素子としてのダ
イアックQ2 が挿入され、上記接続点の電位がダイアッ
クQ2 のブレークオーバ電圧に達すると、トライアック
1 がトリガされてオンになる。トライアックQ1 は一
旦オンになると次に商用電源Vsの電圧波形がゼロクロ
ス点に達するまでオン状態を保つ。すなわち、商用電源
Vsの電圧波形の半サイクルごとにダイアックQ2 によ
りトリガされ、その後、ゼロクロス点までオン状態を保
つのである。したがって、ボリュームVRの抵抗値を調
節してコンデンサC2 の端子電圧がダイアックQ2 のブ
レークオーバ電圧に達するまでの時間を調節することで
トライアックQ1 の点弧期間を調節することができ、照
明負荷Laを所望の調光レベルで点灯させることができ
るのである。なお、チョークコイルLはコイルカバーで
覆われえることによって絶縁性が保たれている。また、
端子30間には、サージ吸収素子としてのサージアブソ
ーバZNRが接続されている。
【0018】ところで、ボリュームVRは、回転式であ
って、前方に突出した操作軸には操作摘子60が嵌合さ
れる。操作摘子60は後部に鍔部62を有し、カバー2
0の前面の略中央に形成された円形状の孔24に後方か
ら挿入される。ここに、ボリュームVRの操作軸の先端
面と操作摘子60との間には弾性体66(例えば、ネオ
プレンゴム製)が介装されており、カバー20と操作摘
子60との間に隙間が生じるのを防ぎ、カバー20に対
する操作摘子60のがたつき防止するとともに、孔24
を通してケース1内へ水滴などが浸入するのを防止でき
るようになっている。なお、ボリュームVRと操作摘子
60とで調光設定器を構成している。
【0019】また、調光レベルは、カバー20の前面で
操作摘子60の周辺に設けた表示と操作摘子60の回転
度合いとで知ることができる。ところで、操作摘子60
は、後部に鍔部62を有し、鍔部62の要所からリブ6
2aが突設されている。一方、カバー20の後面側に
は、操作摘子60を調光レベルを下げる向きに回転させ
て照明負荷Laをオフする位置まで操作したときに上記
リブ62aが係合する係合溝が先端に形成された突部2
0dが突設されている。したがって、操作摘子60を上
記位置まで操作したときにクリック感が得られ、操作感
触が良くなるとともに、照明負荷Laをオフする位置ま
で操作したことを使用者が確実に認識することができ、
操作摘子に不要な力がかかるのを防止できる。なお、操
作摘子60を操作することによって照明負荷のオンオフ
及び調光がなされる。
【0020】ところで、トライアックQ1 は放熱板40
に取着され、その後、回路基板51に半田付けされる。
放熱板40は、図9に示すような構造であって、例えば
アルミニウム板をボディ20の内周面に沿う形に適宜折
曲されている。トライアックQ1 は、取付ねじ75(図
1参照)によって放熱板40の固定片40bに取着され
る。なお、トライアックQ1 は固定片40bに当接する
面に予めシリコングリスが塗布される。本実施形態で
は、放熱板40をボディ20の内周面に沿う形に適宜折
曲することにより、放熱板40の面積を大きくすること
ができ、トライアックQ1 の放熱が効率良く行われるの
で、ケース1の前面側の温度が上昇するのを抑制でき、
調光設定を行う時に使用者に不安感を与えるということ
がない利点がある。また、本実施形態では、ボディ10
後面の内側に放熱板40と当接する複数の小さな突起1
0a(図4及び図10参照)が突設されているので、ボ
ディ10後面と放熱板40の基端片40aとの間に隙間
が生じるから、ボディ10後面の温度上昇を抑制するこ
とができる。また、放熱板40の基端片40aには打抜
きにより位置決め用の位置決め孔42が形成されてお
り、ボディ20の後面の内側には上記位置決め孔42に
挿通される位置決め用リブ10b(図4参照)が突設さ
れているので、ねじなどを使うことなしに放熱板40の
位置決めがなされる。また、放熱板40の基端片40a
の左右両端部からは係合爪40h,40gが一体に突設
され、ボディ20の左右内側面には上記係合爪40h,
40g係合する係合突起10c(図4及び図5及び図1
0参照)が突設されているので、放熱板40をボディ2
0の前方から押し込むことにより放熱板40をボディ2
0に容易に固定することができる。
【0021】さらに、本実施形態では、ボディ10の後
面にボディ10の内外を連通する放熱用のスリット17
を複数形成してあるので、ボディ10の内部に熱がこも
りにくくなっている。ところで、上述のケース1は後述
するプレート100に取り付けられるものであって、カ
バー20の両側面に設けた肩部21にはプレート100
に結合するために各一対の係止爪25が突設されてい
る。係止爪25の前端部には前方ほど肩部21からの突
出量を小さくするように傾斜した傾斜面25aが形成さ
れている。
【0022】上述した構成の調光器を施工するには、図
1及び図16及び図17に示すプレート100を用い
る。プレート100は、ケース1を保持する取付枠11
0と、取付枠110を覆って見栄えをよく施工する化粧
プレート120とからなる。取付枠110には、合成樹
脂製のものと金属製のものとがある。合成樹脂製の取付
枠110は絶縁性を有し、一対の枠片113a,113
bの左端部同士(図18(a)の上端部同士)および右
端部同士(図18(a)の下端部同士)をそれぞれ横片
112で連続一体に結合することによって、ケース1の
前面を露出させる長方形状の開口窓111を中央部に備
えた縦長の矩形枠状に形成されている。開口窓111の
長手方向に沿った両側縁の後面側にはそれぞれ帯板状の
固定梁部114と可動梁部115とが互いに対向する形
で設けてある。
【0023】可動梁部115は、長手方向の両端部で可
動梁部115の長手方向に延長された連結部116を介
して枠片113bに連続一体に連結され、中間部の2箇
所が可動梁部115に直交する方向のブリッジ部117
を介して枠片113bに連続一体に連結されている。ま
た、各連結部116と各ブリッジ部117との間および
両ブリッジ部117の間の部位は表裏に貫通するスリッ
ト118a〜118cとなっている。取付枠110を形
成する合成樹脂は可撓性を有し、可動梁部115および
連結部116が可撓になっている。両側のスリット11
8a,118cはL字形に形成され、中間部のスリット
118bは一直線上に形成されている。枠片113bに
おいて各ブリッジ部117の近傍には、ブリッジ部11
7に対応する部位でも可動梁部115が可撓となるよう
に、表裏に貫通する長孔状の溝119をそれぞれ設けて
ある。
【0024】一方、固定梁部114および可動梁部11
5において開口窓111に臨む一面には、ケース1の両
側面に各一対ずつ突設された係止爪25と凹凸係合する
保持部としても保持溝114a,115a(図18
(c),(d)及び図19参照)が各3対ずつ等ピッチ
で設けられている。したがって、ケース1に設けた係止
爪25を各保持溝114a,115aに凹凸係合させる
と、ケース1の前面を開口窓111から露出させた形で
取付枠110にケース1を取着することができる。ま
た、ケース1が取付枠110から前方に抜け落ちないよ
うに、固定梁部114および可動梁部115の基部には
ケース1の肩部21の前面に当接する当接部114d,
115dが形成されている(図18(d)及び図19参
照)。つまり、肩部21の前面が当接部114d,11
5dに当接し、係止爪25の後面が保持溝114a,1
15aに係止されることによって、ケース1が取付枠1
10に取着される。
【0025】ここで、固定梁部114と可動梁部115
との開口窓111に臨む一面における各先端部分には、
ケース1の係止爪25を取付枠110の後面側から保持
溝114a,115aに導入する際に、各係止爪25を
保持溝114a,115aに誘導するために、先端側ほ
ど互いの距離を広げるように傾斜した傾斜面となった誘
導部114b,115bが設けてある(図18(e)参
照)。取付枠110にケース1を取り付けるには、ケー
ス1の一側面に突設した係止爪25を固定梁部114の
保持溝114aに係合させておき、ケース1の前端部を
開口窓111にほぼ一致させてケース1を取付枠110
に対して前方に押し込むと、ケース1の他側面に突設し
た係止爪25が可動梁部115を撓ませながら傾斜面2
5aと誘導部115bとによって保持溝115aに追い
込まれ、係止爪25を保持溝115aに容易に係合させ
ることができるのである。
【0026】ところで、上述のように可動梁部115の
延長線上に連結部116を設けているから、ケース1に
前面側から後方に向かって押圧力が作用しても、可動梁
部115が開口窓111側へ倒れるように撓んで、保持
溝115aからケース1の係止爪25が外れないように
なっている。これにより、ケース1の取付枠110に対
する取付強度を向上させることができる。
【0027】一方、固定梁部114の基部には隣接する
各一対の保持溝114aの間で取付枠110の表裏に貫
通する器具取り外し孔114cが穿設してあって、ケー
ス1を取付枠110に取着した状態で、ドライバや取り
外し専用の治具等の先端部分を器具取り外し孔114c
に挿入し、治具の先端部分でケース1を可動梁部115
側へ押すと梃子の原理によってわずかな力で可動梁部1
15を撓ますことができ、固定梁部114側の保持溝1
14aとケース1の係止爪25との係合状態を解除して
取付枠110からケース1を取り外すことができるよう
になっている。
【0028】ところで、上述したように、取付枠110
は固定梁部114と可動梁部115とにそれぞれ3対の
保持溝114a,115aを有し、ケース1には各側面
に一対ずつの係止爪25が形成されているから、上述の
ケース1を取付枠110に1個取り付け、さらに、単位
寸法に形成されたケースを有するスイッチやコンセント
などの配線器具を1個取り付けることができる(連設す
ることができる)。つまり、取付枠110は単位寸法の
ケースを最大3個まで取り付けることができるように寸
法を設定してある。固定梁部114および可動梁部11
5に設けた各保持溝114a,115aのピッチはケー
ス1の側面に突設されている係止爪25のピッチと等し
く、かつ上述のように各保持溝114a,115aは等
間隔であるから、固定梁部114および可動梁部115
の隣接する任意の4個の保持溝114a,115aを用
いてケース1を取付枠110に取着することができる。
【0029】ところで、取付枠110の各横片112の
中間部前面にはそれぞれ凹所131が形成してある。各
凹所131には、取付枠110を埋込ボックス(図示せ
ず)に取り付けるためのボックスねじを挿通するボック
ス用孔132と、取付枠110を壁面等の施工面に直付
けするためのねじが挿通されるねじ挿通孔133と、施
工面を形成する壁パネル等に取り付ける際に使用するは
さみ金具(図示せず)を係止するはさみ金具係止孔13
4とが設けてある。
【0030】また、取付枠110の4隅には、化粧プレ
ート120の後面から突設した係止突起123を係止す
る化粧プレート係止孔135が設けてあり、化粧プレー
ト係止孔135に係止突起123を挿入係止することで
取付枠110の前面を覆う形で化粧プレート120を着
脱自在に取り付けることができるようになっている。化
粧プレート120は、絶縁性を有する合成樹脂を用いて
形成されたものであって、取付枠110の前面を覆う矩
形状の主部121と、主部121の周縁から全周に亙っ
て後方に突出する側壁122とを連続一体に形成した略
箱形に形成される。係止突起123は主部121の後面
側の4隅に突設してある。また、主部121の中央部に
は、取付枠110に取り付けたケース1の前面を露出さ
せる開口窓121aが設けてある。図13はケース1を
取付枠110に取り付けた状態を示し、図14はケース
1を取付枠110に取り付ける前の状態を示す。また、
図15はケース1を取り付けた取付枠110に化粧プレ
ート120を取り付けた状態を示している。なお、図1
5中のWは壁などの取付面である。
【0031】化粧プレート120の開口窓の寸法は、取
付枠110に取り付けるケースの数に応じて設定すれば
よく、例えば、図18に示すように、プレート100に
3個の調光器のケース1を連設して取り付けることもで
きる。また、さらに、図19に示すように、コンセント
Bのケース1’やスイッチCのケース1”と調光器のケ
ース1とを連設することもできる。なお、図19中の2
50aは平板状の平型栓刃が差し込まれる平型栓刃挿入
口であり、250bはピン状のピン型栓刃が差し込まれ
るピン型栓刃挿入口であって、平型栓刃挿入口250a
とピン型栓刃挿入口250bとを連通されている。
【0032】化粧プレート120の側壁122のうちの
各対向面間の距離は、それぞれ取付枠110の対応する
部位の幅寸法よりも大きくしてある。すなわち、施工面
に配設した取付枠110の前面側に化粧プレート120
を取着したとき、取付枠110が化粧プレート120の
内側に収まり、化粧プレート120の側壁122の先端
縁が施工面にほぼ当接する。その結果、取付枠110と
化粧プレート120との突き合わせ面が施工面よりも前
方へ出ることがなく、両者の突き合わせの線が側面から
ほとんど見えなくなり外観が向上する。
【0033】また、化粧プレート120の側壁122の
内側面には、先端側ほど開口幅を広げるように傾斜した
傾斜面122aが形成され、かつ取付枠110の側面に
当接して取付枠110に対する化粧プレート120の位
置ずれを防止する規制リブ124を複数列設している。
ところで、取付枠110の両枠片113a,113bの
外側面には、後方ほど外側に突出するように傾斜する傾
斜面113cと、傾斜面113cに連続して外側に張り
出した張出部113dとが形成されている。さらに化粧
プレート120の上下の側壁122の内側面には後端部
が張出部113dの前面に当接するリブ125が突設さ
れ、このリブ125によって化粧プレート120のがた
つきが防止される。取付枠110に化粧プレート120
を取り付けるときには、化粧プレート120の規制リブ
124が取付枠110の枠片113a,113bに形成
した傾斜面113cに案内されるから、取り付けが容易
である。
【0034】化粧プレート120の上下の一方の側壁1
22には一対の切欠部126が設けてあり、この切欠部
126に治具(マイナスドライバの先端部など)を差し
込んで化粧プレート120を取付枠110から離す向き
(前向き)の力を作用させると、化粧プレート120の
係止突起123と取付枠110の化粧プレート係止孔1
35との係合状態が解除され、化粧プレート120を取
付枠110から取り外すことができる。取付枠110の
枠片113bにおいて切欠部126に対応する位置には
傾斜面113cよりも内側へ窪んだ逃がし部136が設
けてあり、切欠部126に差し込まれた治具を逃がして
奥まで挿入できるようにしてあり、化粧プレート120
を取り外す際に力を作用させやすくしてある。さらに、
逃がし部136の後面側端部からは張出部113dより
も薄肉のリブ137が、化粧プレート120の切欠部1
26から突出しない程度まで延設してある。すなわち、
切欠部126に差し込んだ治具に施工面に当接する部分
を支点として力を加えることで施工面に傷が付くおそれ
があるが、リブ137を設けていることで切欠部126
に差し込んだ治具がリブ137に当接し、化粧プレート
120を取付枠110から取り外す際に治具によって施
工面に傷が付くのを防ぐことができるのである。
【0035】化粧プレート120の後面側には、取付枠
110に取着したときに取付枠110に設けた3つのス
リット118a〜118cにそれぞれ嵌入される突条片
128a〜128cが列設してある。ここで、各突条片
128a〜128cの寸法は、取付枠110の各スリッ
ト118a〜118cに嵌入された状態で、スリット1
18a〜118cの内周面と各突条片128a〜128
cとの間にわずかな隙間しか生じないような寸法に設定
してある。すなわち、ケース1を取り付けた取付枠11
0に化粧プレート120を取着した状態では、3つの突
条片128a〜128cが取付枠110の各スリット1
18a〜118cに嵌入され、スリット118a〜11
8cの内周面と各突条片128a〜128cとの間には
わずかな隙間しか生じないので、取付枠110の可動梁
部115の動き(撓み)が規制されることになる。
【0036】ところで、本実施形態では合成樹脂製の化
粧プレート120を用いているが、金属製の化粧プレー
トを用いる場合もある。金属製の化粧プレート(図示せ
ず)の場合には合成樹脂製の化粧プレート120のよう
な係止突起123を設けることができない。そこで、金
属製の化粧プレートを取付枠110に取り付ける場合に
は、金属製の化粧プレートを取り付ける取付ねじが螺着
される取付ねじ孔(図示せず)を取付枠110の凹所1
31に設けるようにすればよい。これにより、係止突起
123を有する合成樹脂製の化粧プレート120と、取
付ねじによっって取り付けられる金属製の化粧プレート
とのどちらにも対応することができる。
【0037】しかして、本実施形態の調光器のケース1
は、上記取付枠110にコンセントやスイッチなどの配
線器具と連設することができ、上記配線器具と同じ施工
方法で施工することができ、先行配線も可能となるか
ら、施工業者にとって施工作業が容易になる。なお、ボ
リュームVRとしてはスライド式のものを用いてもよ
く、この場合には図20に示すようにカバー20の前面
にスライド溝29を形成し、スライド溝29を通してボ
リュームVRの操作軸と操作摘子60’とを連結すれば
よい。このような構成にすれば、ボリュームVRとして
回転式のものを用いた場合に比べて、調光レベルを感覚
的に認識しやすくなる。
【0038】また、ケース1は、一般の配線器具の単位
寸法と同じ寸法に形成されていればよく、図21及び図
22に示すように、ボディ10とカバー20とを組立枠
140にて結合して組み立てるような構造にしてもよ
い。すなわち、カバー20の両側の肩部21’には略コ
字状に形成された組立枠140がそれぞれ嵌合され、こ
の組立枠140の両脚片140dの先端部に形成された
略V字形の引掛爪140aがそれぞれボディ10の上下
両端面に形成された段部19に係合し、カバー20とボ
ディ10とが組立枠140により固定される。なお、組
立枠140の脚片140dは、肩部21’の凹部21と
ボディ10の凹部8とに嵌め込まれ、脚片140dの先
端部の引掛爪140aが段部19に係合している。ここ
で、ケース1は、図23に示すような埋込型の配線器具
用の取付枠170に最大3個まで取り付けることができ
るように規格化された単位寸法の埋込型の配線器具の2
個分に相当する寸法(例えば、JIS規格で規格化され
ている大角形連用配線器具の取付枠に取り付けることが
できる大角形連用配線器具の1個分に相当する寸法)に
形成されており、上記取付枠170に設けられた保持孔
173,177に係合可能な一対の係合爪140bが組
立枠140の両端部に突設されている。なお、組立枠1
40には、金属製の取付枠(図示せず)に取り付ける際
に取付枠の係止爪が係止される一対の係止孔140cが
設けてある。
【0039】このように形成されたケース1は、図23
に示すような埋込型の配線器具用の取付枠170に取り
付けられる。すなわち、上述したように、ケース1は一
般の配線器具の単位寸法の2倍の取付寸法に形成されて
いるから、単位寸法の埋込型の配線器具を1個連設する
ことができる。取付枠170は、開口窓171を囲む両
側片172a,172bに、それぞれ組立枠140の側
縁に突設された係止爪140bが係合する保持孔17
3,177を有し、一方の側片172aには側片172
bとの距離を変えるように撓むことができる操作片17
5が形成される。取付枠170にケース1を取り付ける
ときは、取付枠170の後方からケース1を取付枠17
0に押し付けるようにすれば、操作片175が撓んでケ
ース1を取付枠170に嵌着でき、このとき、ケース1
の前面側が開口窓171から突出する。一方、取付枠1
70からケース1を外すには、操作片174をドライバ
等でこじればよい。開口窓171を囲み側片172a,
172bに直交する連結片174a,174bには、ス
イッチボックスに取付枠170を結合するためのボック
スねじを挿入する長孔178や取付枠170の前面を覆
う化粧プレート(図示せず)を取り付けるプレートねじ
が螺合するねじ孔179などが設けられる。図示した取
付枠170は合成樹脂製の取付枠170であるが、金属
製の取付枠の場合には、組立枠140の係止孔140c
を用いて取付枠に結合すればよい。なお、化粧プレート
には、ケース1の前面側を露出させる開口窓と、プレー
トねじを挿通する挿通孔とが穿孔される。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、照明負荷の調光レベ
ルを設定する調光設定器と、調光設定器の操作摘子が前
面に露出するケースとを備え、ケースは、埋込型の配線
器具用の取付枠に該取付枠の開口窓からケースの前面が
露出する形で最大3個まで連設して取り付けることがで
きる単位寸法の埋込型の配線器具の2個分に相当する寸
法に形成されているので、従来のような専用の取付枠が
不要となり、上記配線器具用の取付枠にスイッチやコン
セントなどの他の配線器具と連設することができ、ま
た、別途に設置スペースを設ける必要がなく施工が容易
になるという効果がある。また、専用の取付枠が不要と
なるから、低コスト化を図ることができるという効果が
ある。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ケースは、後端側のボディと前端側のカバーとから
なり、ボディの外側面に突設した組立爪と、カバーから
突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合によりボデ
ィとカバーとが結合されるので、ボディとカバーとを別
部材を用いることなく簡単に結合することができるとい
う効果がある。
【0042】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、ケースの両側面には上記取付枠に形成
された保持部に係止される係止爪が突設されているの
で、他の規格化されたコンセントやスイッチなどの配線
器具と同じ施工方法で施工することができ、施工業者に
とって施工が容易になるという効果がある。請求項4の
発明は、請求項1乃至請求項3の発明において、ケース
は、後面に放熱用のスリットが形成されているので、ケ
ース内の温度が上昇するのを抑制することができるとい
う効果がある。
【0043】請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4
の発明において、操作摘子の後部に、前後方向に略直交
するリブを突設し、カバーの後面側には、照明負荷をオ
フする位置まで操作摘子が操作されたときに上記リブが
係合する係合溝が形成されているので、操作摘子を上記
位置まで操作したときにクリック感が得られ、操作感触
が良くなるとともに、照明負荷をオフする位置まで操作
したことを使用者が確実に認識することができるという
効果がある。
【0044】請求項6の発明は、請求項2乃至請求項5
の発明において、ケース内に、照明負荷への供給電力を
制御する電力制御素子と、電力制御素子に取着される放
熱板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪が突設
され、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係合する
係合突起が突設されているので、放熱板をボディに容易
に固定することができるという効果がある。
【0045】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、放熱板には位置決め用の位置決め孔が形成され、ボ
ディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入される位置決
め用リブが突設されているので、ねじ等を使うことなし
に放熱板の位置決めがなされるという効果がある。請求
項8の発明は、請求項6又は請求項7の発明において、
ケース後面の内側には放熱板と当接する複数の小さな突
起が突設されているので、ケース後面の内側と放熱板と
の間に隙間が生じるから、放熱性がよくなり、ケース後
面の温度上昇を抑制することができるという効果があ
る。
【0046】請求項9の発明は、請求項6乃至請求項8
の発明において、放熱板は、ボディの内周面に沿う形に
適宜折曲されているので、放熱板の面積を大きくするこ
とが可能となり、放熱効果を高めることができるという
効果がある。請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9の発明において、調光設定器は、スライド式のボリュ
ームと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子とで
構成されているので、調光レベルを感覚的に認識しやす
くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面
図、(c)は平面図、(d)は側面図、(e)は背面
図、(f)は側断面図である。
【図3】同上を示す側断面図である。
【図4】同上を示し、ボディの正面図である。
【図5】同上を示し、ボディに端子と放熱板とを収納し
た状態の正面図である。
【図6】同上を示し、カバーを取り外した状態の正面図
である。
【図7】同上に用いるプリント板ブロックを示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図であ
る。
【図8】同上の回路図である。
【図9】同上に用いる放熱板を示し、(a)は正面図、
(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は左側面
図、(e)は断面図である。
【図10】同上を示す要部断面図である。
【図11】同上を示し、カバーに操作摘子を取着した状
態の背面図である。
【図12】同上を示し、カバーに操作摘子を取着した状
態の要部断面図である。
【図13】同上のケースを取付枠に取り付けた状態の正
面図である。
【図14】同上のケースの取付枠への取り付け方の説明
図である。
【図15】同上のケースをプレートに取り付けた状態を
示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は側面
図である。
【図16】取付枠と化粧プレートを前面側から見た斜視
図である。
【図17】取付枠と化粧プレートを後面側から見た斜視
図である。
【図18】取付枠を示し、(a)は正面図、(b)は縦
断面図、(c)は縦断面図、(d)は背面図、(e)は
横断面図、(f)は横断面図である。
【図19】取付枠の要部を示す一部省略した斜視図であ
る。
【図20】他の実施形態のケースをプレートに取り付け
た状態を示す正面図である。
【図21】別の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図22】同上の要部を示す一部省略した側面図であ
る。
【図23】同上を取り付ける取付枠の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 10 ボディ 17 スリット 20 カバー 25 係止爪 30 端子 40 放熱板 60 操作摘子 VR ボリューム 100 プレート 110 取付枠

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷の調光レベルを設定する調光設
    定器と、調光設定器の操作摘子が前面に露出するケース
    とを備え、ケースは、埋込型の配線器具用の取付枠に該
    取付枠の開口窓からケースの前面が露出する形で最大3
    個まで連設して取り付けることができる単位寸法の埋込
    型の配線器具の2個分に相当する寸法に形成されて成る
    ことを特徴とする調光器。
  2. 【請求項2】 ケースは、後端側のボディと前端側のカ
    バーとからなり、ボディの外側面に突設した組立爪と、
    カバーから突出する組立片に設けた組立孔との凹凸係合
    によりボディとカバーとが結合されることを特徴とする
    請求項1記載の調光器。
  3. 【請求項3】 ケースの両側面には上記取付枠に形成さ
    れた保持部に係止される係止爪が突設されて成ることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の調光器。
  4. 【請求項4】 ケースは、後面に放熱用のスリットが形
    成されて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載の調光器。
  5. 【請求項5】 操作摘子の後部に、前後方向に略直交す
    るリブを突設し、カバーの後面側には、照明負荷をオフ
    する位置まで操作摘子が操作されたときに上記リブが係
    合する係合溝が形成されて成ることを特徴とする請求項
    2乃至請求項4記載の調光器。
  6. 【請求項6】 ケース内に、照明負荷への供給電力を制
    御する電力制御素子と、電力制御素子に取着される放熱
    板とを備え、放熱板の外周部の要所から係合爪が突設さ
    れ、ボディの内側面には、放熱板の係合爪が係合する係
    合突起が突設されて成ることを特徴とする請求項2乃至
    請求項5記載の調光器。
  7. 【請求項7】 放熱板には位置決め用の位置決め孔が形
    成され、ボディ後面の内側には上記位置決め孔に挿入さ
    れる位置決め用リブが突設されて成ることを特徴とする
    請求項6記載の調光器。
  8. 【請求項8】 ケース後面の内側には放熱板と当接する
    複数の小さな突起が突設されて成ることを特徴とする請
    求項6又は請求項7記載の調光器。
  9. 【請求項9】 放熱板は、ボディの内周面に沿う形に適
    宜折曲されて成ることを特徴とする請求項6乃至請求項
    8記載の調光器。
  10. 【請求項10】 調光設定器は、スライド式のボリュー
    ムと、ボリュームの操作軸に連結される操作摘子とで構
    成されて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項9記
    載の調光器。
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