JPH02247483A

JPH02247483A - 冷蔵庫

Info

Publication number: JPH02247483A
Application number: JP6552389A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Kakinuma; 裕柿沼; Masashi Toyoshima; 昌志豊嶋
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1989-03-16
Filing date: 1989-03-16
Publication date: 1990-10-03
Anticipated expiration: 2012-12-08
Also published as: JP2686131B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は例えば前面にスイッチ等を含む制御用回路基板
を設けた冷蔵庫に関する。

（ロ）従来の技術近来比の種冷蔵庫では電子制御化が進められて来ており
、冷蔵庫の各種機能や温度設定のためのスイッチ類が多
数取り付けられている。例えば実公昭６２−２４２２１
号公報では冷凍室と冷蔵室を仕切る仕切壁前面にコント
ロールボックスを配設してそこに各種スイッチ等を備え
た回路基板を設けている。

（ハ）発明が解決しようとする課題この様な回路基板に静電ノイズが進入すると冷蔵庫の誤
動作発生の要因となる。ところが冬季等においては使用
者の身体に静電気が帯電し易く、スイッチを操作しよう
として手指をスイッチに近付けた場合、スイッチ表面を
通じて回路基板方向へ静電気による電流（ノイズ）が進
入し易い。従ってスイッチ近傍に静電気を逃がす構成が
必要となる。

本発明は、係る静電気による誤動作防止を簡単な構成で
達成する冷蔵庫を提供する事を目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段本発明は内部に制御用回路基板を収容するための収納部
と、前記収納部を覆う様設けられ、前記制御用回路基板
からのスイッチ等の操作部がその操作面に露出する操作
パネルと、該操作パネルの操作面を覆う様設けられる覆
板と、該覆板の裏面に設けた第１の導電性部材と、少な
くとも前記操作面を含む操作パネル表面に設けた第２の
導電性部材と、接地線に接続された接地板とを準備し、
前記覆板の覆着により前記両導電性部材は相互に接触す
ると共に、前記接地板は前記第２の導電性部材とそれに
対応する収納部壁面間に介装する様にして冷蔵庫を構成
したものである。

（ホ）作用本発明によれば、覆板を覆着する事によって操作面近傍
に位置する事になる第１の導電性部材は第２の導電性部
材と導通し、更に第２の導電性部材は、接地板を介装す
るのみで接地線に導通せられる事になる。

（へ）実施例次に図面において実施例を説明する。第１図は冷蔵庫１
の正面図を示す。冷蔵庫ｌの正面開口は上下にそれぞれ
一組ずつの観音開き式の扉２．３及び４．５により閉塞
され、更に最下段は引き出し大扉６にて閉塞される。更
に、扉２．３と４．５間の冷蔵庫１の前面にはコントロ
ールボックス７が突設されている。このコントロールボ
ックス７には後述する如く冷蔵庫１の温度設定等の制御
を行うための制御部８が構成される。

第２図は制御部８部分のコントロールボックス７の分解
斜視図を示す。９はコントロールボックス７に形成され
た収納部であり、上壁１ｏ、下壁１１及び左右側壁１２
．１３によって囲まれ、前後に開放して形成されている
。１４は硬質合成併脂製の操作パネルであり、コントロ
ールボックス７の収納部９内にちょうど嵌り込む寸法で
後方に開放して構成されており、前面を操作面１５とし
てそこには複数の透孔１６・・・が穿設されている。

１８は回路基板であり、複数のスイッチ１９．１９その
他の電子部品が取り付けられている。この回路基板１８
は操作パネル１４内に後方より収納されて、ネジ２０・
・・にて取り付けられる。この取り付けにてスイッチ１
９．１９等の操作部が透孔１６より操作面１５前方に望
み、操作部には摘み２１・・・が取り付けられる。又、
操作パネル１４の側面２２には係合爪２３と前後に渡る
帯状溝２４が形成されている。尚、図示しない反対側の
側面にも係合爪は形成されている。

２５は硬質合成街脂製の覆板であり、操作パネル１４の
操作面１５を前方より覆う為のカバーであり、摘み２１
・・・を通過させる為の透孔２６・・・や発行ダイオー
ドの透光部２７・・・等が形成されている。

３０は第１の導電性部材としてのアルミテープであり、
第３図に示す覆板２５の裏面図の如く、透孔２６・・・
や透光部２７・・・を除く覆板２５め裏面に略左右全幅
に渡って貼り付けられている。又、３１は第２の導電性
部材としてのアルミテープであり、溝２４内から操作面
】５の右端部まで渡って貼り付けられている。更に、３
２は短冊状の鉄板の後端を直角に折曲した接地板であり
、ネジ３３にて接地線３４に接続されている。

次に制御部８の組立て手順を説明する。コントロールボ
ックス７を冷蔵庫ｌに取り付ける前に、まず、アルミテ
ープ３０を第２図点線矢印の如く覆板２５裏面に貼り付
け、又、アルミテープ３１も溝２４部分に貼り付けてお
く。次に回路基板１８を操作パネル１４内に第２図中２
点鎖線の如くネジ２０にて取り付け、更に覆板２５を前
方から操作パネル１４に被せ、係合突起３６・・・に係
合穴：３７・・・を係合することによって操作面１５を
覆い係合固定する。この時アルミテープ３１の前部も濱
われる為、その裏面のアルミテープ３ｏはアルミテープ
３１と接触する。

次に、操作パネル１４を収納部９内に前方より嵌め込み
、係合爪２３を左右側壁１２．１３の係合部３９に係合
させてコントロールボックス７に操作パネル１４を取り
付け、回路基板１８を収納部９内に収納する。第２図は
一部この状態を示している。、二の時、溝２４部分の側
面２２は側壁ｌ３から離間して、後方に開放した空間を
構成しており、この空間内に後方より接地板３２を挿入
する。これによってアルミテープ３１と側壁１３間に接
地板３２が介装される形となり、アルミテープ３０は結
果としてアルミテープ３１及び接地板３２を介して接地
＃！３４と導通せられる。これによ、って、使用者の身
体に帯電した静電気は手指がら摘み２１近傍に位置して
いるアルミテープ３０方向に落ち、摘み２１を通じて回
路基板１８方向へ進入しなくなる。

尚、コントロールボックス７はその後冷蔵庫１に取り付
ける。

（ト）発明の効果本発明によれば予め導電性部材を取り付けられた操作パ
ネルと覆板を組立て、操作パネルを収納部に設けて接地
板を介装するのみで第１の導゛電性部材と接地線との導
通が達成されるので、各部品の組立て作業のみで回路基
板を静電気から保護する導通経路を構成でき、製造工程
が著しく簡素化され、又、導電性部材や接地板の位置関
係も画一化できるので不良品の発生も少なくすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は冷蔵庫の正面図、第２図は制御部部分のコント
ロールボックスの分解斜視図、第３図は覆板の裏面図、
第４図は操作パネルを取り付けた状態のコントロールボ
ックスの要部後方斜視図である。１・・・冷蔵庫、９・・・収納部、１４・・・操作パネ
ル、１５・・・操作面、１８・・・回路基板、２５・・
・覆板、３０．３１・・・アルミテープ、３２・・・接
地板、３４・・・接地線。

Claims

【特許請求の範囲】

１）内部に制御用回路基板を収容するための収納部と、
前記収納部を覆う様設けられ、前記制御用回路基板から
のスイッチ等の操作部がその操作面に露出する操作パネ
ルと、該操作パネルの操作面を覆う様設けられる覆板と
、該覆板の裏面に設けた第１の導電性部材と、少なくと
も前記操作面を含む操作パネル表面に設けた第２の導電
性部材と、接地線に接続された接地板とから成り、前記
覆板の覆着により前記両導電性部材は相互に接触すると
共に、前記接地板は前記第２の導電性部材とそれに対応
する収納部壁面間に介装する事を特徴とする冷蔵庫。