JPS60234695A - 電子制御電気洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子制御ｌＩ電気洗曜機に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図は従来の電子タイマー内蔵の電気流Ｎ１１Ｉのパ
ネル部の要部断面図である。同図において洗液機の上槽
部１は洗ｆ機本体２の上部に取り付けられ、この上槽部
１の一部に表面に表示板３を装着したパネルベース４を
載置Ｊる。上槽部１とパネルベース４とで構成した内方
の空間部５内には、電子制御部品等を載置した基板６、
防炎板７及びカバー８等のタイマ一部や、給水制御用の
電磁給水弁９等の電装部品が配置される。基板６には、
電気流１１機の駆動源であるモーター（図示せず）や、
水路開閉用の電磁弁（図示せず）、給水制御用の電磁給
水弁９等の所謂強電回路を必要とする電装品を制御する
ためのトライアック１０やコンデンサー１１及びマイク
ロプロセツサ〜１２や表示を行なうためのＬＥＤ　（発
光ダイオード）１３等の所謂弱電低圧回路部品が載置さ
れる。前記パネルベース４や上槽部１はプラスチック材
により構成されている。さて前記基板６上の前記部品に
おいて、電子部品の劣化等によりオーブンやショート故
障が発生した場合、前述の強電回路部品が燃焼し、パネ
ルベース４や上槽部１に類焼する危険性がある。そこで
防炎板７やカバー８を難燃性の例えば鋼板等で製作し、
トライアック１０の放熱板１４と共に基板６を覆うよう
にねじ１５で取り付ける。外力（前方）に表示をしなけ
ればならないＬＥＤ１３取付部は、防炎板７に小さな開
孔７ａを形成してその部分から１−ＥＤ１３を突出させ
、パネルベース４と表示板３の一部に形成した開孔に装
着した透明なランプカバー１６でＬＥＤ１３を覆い、外
方よりＬＥＤ１３の点滅が目視できるようになっている
。

この第１図に示す従来例は例えば特公昭５７−５８９５
８号等でも提棄されている内容であり、電子制御式の基
板を構成したときの防炎構造としては有効な手段である
。しかし、このような従来例では以下に述べるような問
題点がある。

■　ＬＥＤ１３＄、を比較的細いリードワイヤー１７で
基板６上から空出しているため、撓み易く、防炎板７の
開孔７ａに正しく挿入することが作業性を低下させてい
る。特にＬ　Ｅ　Ｄ　１３の数が少ない構成ならば作業
も簡単であるが、多数のＬＥＤ１３を設ける場合は作業
性が著るしく低下する。

■　上記従来例では使用者が外方より洗濯機の操作を行
なう、例えばセレクＩ〜メイッチ部分の処理を如何に成
でかの具体例が無い。一般に電子制御の場合のスイッチ
類は弱電低圧回路を使用するので、基板６上に構成する
ことが望ましいが、パネルベース４及び表示板３側から
防炎板７を貫通して、基板６上のスイッチを操作するこ
とは防炎板７と塞板６との寸法関係を更に複雑にし、Ｌ
ＥＤ１３取付部の組立と同様に作業性が著るしく低下し
てくる。

又、第１図でＬＥＤ１３部のランプカバー１６はパネル
ベース４と表示板３とで防水構成にしなければ外方から
の水滴がＬ　Ｅ　Ｄ　１３取付部より基板６側に滴下し
てくる恐れもあり、該当個所に接着剤等のシール剤を必
要とする場合があり、これまた作業性に大きい彩管を与
えている。又基板６上から電装パーツに連通させるリー
ド線構成を如何にして防炎するかについても詳述されて
いない。

以上の如く、第１図に示す従来例や特公昭５７−５８９
５８号の例は、電子制御式洗Ｉ！機の構成において基板
上の部品の燃焼に対する類焼防止という点に主眼が置か
れた提案であり、作業性、生産性といった点では何らか
の改善を必要とするものである。即ち、電子化した洗濯
機の初期的な構成例であり、多量生産には不向きなもの
であった。又防炎板７及びカバー８も基板６を覆う形状
にする必要があり、大きいものとなり、コスト的にも不
利であった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、電子化した
洗ｗＩＩＩの制御用基板を有したものにおいて、防炎構
成を簡単小形に構成すると共に基板に電子化部品を構成
し、洗濯機生産性の向上を計ることを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の電子ＩＩＪｔＩｌｌ
電気洗濯機は、電気洗濯機本体の上部に上槽部を配し、
この上槽部の一部にパネルベースを固着し、パネルベー
ス裏側に電子部品を構成する基板を、強電高圧用の部品
を載置する基板と、信号入力要スイッチやＬＥＤ等の弱
電低圧用の部品を載置する基板とに大別し、前記強電高
圧用基板の表裏には難燃材から成る防炎効果のあるカバ
ー休を覆設し、一方弱電低圧用基板の周りを防水構造に
したものである。

実施例の説明 以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明す
る。

第２図は本発明の第１実施例における洗１１ｉ機のパネ
ル部の要部ｌＩｉ面図である。上槽部２１上に載置した
パネルベース２２はプラスチック等の合成樹脂で作られ
ている。このパネルベース２２の裏側には、強電高圧回
路を主として構成した第１の基板２３と、弱電低圧回路
を主として構成した第２の基板２４を配設する。第１の
基板２３側にはモーター等の強電＾圧電装部品に接続１
べきリード線２５等を接続したコネクター２６やトライ
アック２７及びその放熱板２８、強電用コンデンサー２
９等を載置する。尚スペース等に余裕のある場合は減圧
用トランス等を配することもある。更に第２の基板２４
との接続を行なう信号リード線３０を接続する信号用コ
ネクター３１を配づることもある。第１の基板２３のパ
ネルベース２２側には鋼板等の難燃材から成る防炎板３
２を配し、一方反対側には絶縁性のある例えば合成樹脂
部材にてなる絶縁シート３３とその外方にやはり難燃材
からなるカバー３４を配づる。前述の防炎板３２はパネ
ルベース２２のリブ状突起２２ａ内に嵌り込むようにし
ているが、カバー３４及び絶縁シート３３とをパネルベ
ース２２に共締め固着するねじ３５によって締結しても
差し支えない。前記リード線２５はカバー３４と防炎板
３２との狭い隙間３６ｈ１１ら外方に引き出している。

一方、前記弱電低圧用の第２の基板２４には、マイクロ
プロセッサ−３７、ＬＥＤ　（発光オード）３８、電子
ブザー３９及び信号入力用タフ［−スイッチ４０等を配
する。前記ＬＥＤ３８は予じめガイドブロック４１内に
収設しておき、ガイドブロック４１の脚片先端４１ａが
第２の基板２４に挿入されるようにしている。更にガイ
ドブロック４１の一部パネルベース２２側は、パネルベ
ース２２に形成したガイドリブ４２内に挿入して位置決
めされている。パネルベース２２の表側にはポリエステ
ルフィルム等の可撓性があり且つ印刷表示が可能で透明
な材料から成る表示板４３を接着等で水密的に貼盾して
いる。表示板４３の前記ＬＥＤ３８の所は外方より点滅
が目視できるようになっている。更に表示板４３の一部
には既）ホのタクトスイッチ４０に対応した位置にて外
方に凸状の操作部４４を形成し、その内方のパネルベー
ス２２には可撓性を有せしめるための薄肉部４５にて連
接した突起部４６を一体形成すると共にこの突起部４６
をタクトスイッチ４０のボタン部４７に近接対応させて
いる。従って操作部４４を外方より押すことにより、パ
ネルベース２２の突起部４６を介して間接的にタクトス
イッチ４０に入力信号を操作することができる。第２の
基板２４のパネルベース２２と反対側にはプラスチック
材等にてなる防湿防水用のカバーシート４８が配され、
ねじ４９にで第２の基板２４と共にパネルベース２２の
裏面より共締めされる。カバーシート４８には露結した
場合の防滴用小孔５６を設けている。

尚、第２図では、第１の基板２３の上方に第２の基板２
４を配したが、洗濯機としてのデザイン上、或いは上方
の形状制約等から、第３図に示すように横長手方向に強
電用基板５１と弱電用基板５２を配設しても良い。第３
図で弱電用基板５２には数字や文字表示を行なう多数の
しＥＤを内蔵したガイドブロック５３を配している。

ところで以上の実施例では、弱電部と強電部に大別して
基板を構成したが、回路的に必ず２分野の部品を区別す
る必要はなく、例えば強電部の部品であっても全く焼損
の恐れの無いものは部分的に弱電部に構成しても良いが
、少くとも弱電部のＬＥＤやタクトスイッチ等を逆に強
電部に移すことは避けねばならない。

発明の効果 以上のように本発明によれば、電子制御部品を強電高圧
で且つ焼損の恐れのあるものと、弱電で且つ操作入力及
び表示等を行なう部品とに大別し、強電部には十分なる
類焼防止を行ない、弱電部で且つ入力信号や表示を必要
とする部分には防水構造にしであるので、例えば強電部
の防炎構造は小型で且つ確実なものでしかもパネルベー
ス６表側とは全く独立して構成できる。一方、弱電部は
ＬＥＤの位置決め等多１生産に向いた構成となり且つ信
号入力スイッチ部は確実な防水が容易に行なえる。以上
により洗Ｉ’機生産性の向上を計ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子制御電気洗濯機のパネル部の要部断
面図、第２図は本発明の第１実施例を示す電気洗濯機の
パネル部の要部断面図、第３図は本発明の他の実施例を
示す基板構成の斜視図である。 ２１・・・上槽部、２２・・・パネルベース、２３・・
・第１の基板、２４・・・第２の基板、２７・・・トラ
イアック、２８・・・放熱板、２９・・・強電用コンデ
ン勺−１３２・・・防炎板、３３・・・絶縁シート、３
４・・・カバー、３１・・・マイクロプロセッサ−１３
８・・・ＬＥＤ、３９・・・電子ブザー、４０・・・タ
クトスイッチ、４３・・・表示板、４４・・・操作部、
４８・・・カバ−シート、５１・・・強電用基板、５２
・・・弱電用基板代理人　森　本　義　弘 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電気洗！ｌ！機本体の上部に上槽部を配し、この上
   槽部の一部にパネルベースを固着し、パネルベース裏側
   に電子部品を構成する基板を、強電高圧用の部品を載置
   する基板と、信号入力用スイッチやＬＥＤ等の弱電低圧
   用の部品を載置する基板とに大別し、前記強電高圧用基
   板の表裏には難燃材から成る防炎効果のあるカバ一体を
   覆設し、一方弱電低圧用基板の周りを防水構造にしｌｃ
   電子制ｒＲ電気洗Ｍ、１１゜