JP3276717B2 - 石油ファンヒータ等の電気機器 - Google Patents

石油ファンヒータ等の電気機器

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JP3276717B2
JP3276717B2 JP12944293A JP12944293A JP3276717B2 JP 3276717 B2 JP3276717 B2 JP 3276717B2 JP 12944293 A JP12944293 A JP 12944293A JP 12944293 A JP12944293 A JP 12944293A JP 3276717 B2 JP3276717 B2 JP 3276717B2
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正信 沼尾
英夫 岡田
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作部パネルを外装ケ
ースの天板に設けた石油ファンヒータ等の電気機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、石油ファンヒータ等の電気機器に
おいては、特開平4−112420号公報に開示されて
いるように、外装ケースの天板に合成樹脂成形にて形成
した操作部パネルを設け、運転のオン・オフや設定温度
調節等の操作を立ったままで行えるようにしたものが知
られている。このように、操作部パネルを外装ケースの
天板に設けたものでは、通常、操作部パネルの直下の外
装ケース内に、運転スイッチ等の各種のスイッチやマイ
クロコンピュータ等の電装部品を搭載した回路基板を配
置している。そして、回路基板に搭載された各種のスイ
ッチは、操作部パネルに設けられた操作ボタンの操作で
駆動されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の電気機器では、水が天板にかかると、操作部
パネルと天板との衝合部分の隙間を通って外装ケース内
に水が侵入し、回路基板に搭載された各種のスイッチや
マイクロコンピュータ等の電装部品を損傷するという問
題があった。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、天板と操作部パネルの衝合部分へ水が侵入し
た場合でも、回路基板に搭載された電装部品が損傷しな
いようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、外装ケース
の天板に操作部パネルが設けられ、この操作部パネルの
直下の外装ケース内に回路基板を配置してなるととも
に、前記天板には下向きに折り曲げられた突き当て片を
設け、前記操作部パネルには回路基板の上方位置で、か
つ回路基板の幅寸法よりも長寸とした樋状の長溝を設
け、この長溝に前記天板の突き当て片を挿入してなる
油ファンヒータ等の電気機器において、前記長溝の底壁
上には、前記突き当て片の裏面に圧接してその突き当て
片を長溝の一側壁に突き当てる突起を設け、この突起は
長溝の対向する両側壁から離れた構成である。
【0006】
【作用】このように構成すると、操作部パネルと天板と
の衝合部分から侵入した水は、操作部パネルに設けた樋
状の長溝で受け止められ、この樋状の長溝により回路基
板から離れたところへ案内されるため、操作部パネルと
天板との衝合部分から水が侵入した場合でも、その水が
回路基板にふりかかる心配がなく、回路基板に搭載され
た電装部品の損傷を防止できる。また、長溝の底壁上
に、突き当て片の裏面に圧接して、この突き当て片を長
溝の一側壁に突き当てる突起を長溝の底壁上に立ち上げ
て設けたので、突き当て片は長溝の一側壁に密着され、
天板と操作部パネルとの衝合部分に隙間が生じないよう
にでき、水の侵入が一層抑制されるとともに、外観性も
良好となり、しかも、突起は長溝の両側壁から離れてい
るので、突起により水の流れが止められないようにでき
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図5に基
づいて説明する。図において、1は石油ファンヒータ等
の電気機器の外装ケースであり、この外装ケース1は天
板2、前面板3、左右の側面板4及び背面板(図示せ
ず)から構成され、台板5上に固定されている。前記外
装ケース1内には、石油気化バーナ等にてなる燃焼部6
が収容されるとともに、この燃焼部6の後方には対流フ
ァン7が配置され、また、前記前面板3の中間位置には
温風吹出口8を設けている。そして、前記燃焼部6の燃
焼による熱は、対流ファン7の風によって温風となり、
温風吹出口8から室内に放出される。
【0008】9は前記天板2の前方部に設けた合成樹脂
成形品の操作部パネルであり、この操作部パネル9は左
端部が外装ケース1上部の左コーナ部に位置し、かつ、
右端部が外装ケース1上部の中間位置に至るように横長
形状に形成され、また、この操作部パネル9の直下の外
装ケース1内の上部には回路基板10が配置されてい
る。
【0009】前記操作部パネル9には、運転入切ボタ
ン、お早うタイマーボタン及び3時間延長ボタン等の操
作体11,11を挿通させる複数の円形開口12,12
が右側部に設けられ、現在時刻、タイマー時間、現在温
度及び設定温度等の各種の表示を行う表示器13を挿通
させる矩形開口14が中央部に設けられ、また、この矩
形開口14の両側近傍には、バネ性を有し、運転セレク
トスイッチ、秒速点火スイッチ、時刻合わせスイッチ及
び温度調節スイッチ等の各種スイッチ15,15を操作
するスイッチ操作部16,16が設けられ、さらに、室
温を検知する温度検知素子17とゆらぎ運転時に点灯す
る表示灯18を臨ませたセンサー収容部19が左端部に
設けられ、そして、このセンサー収容部19には複数の
スリット状の通気孔20を有する保護蓋21が装着され
ている。
【0010】22は前記矩形開口14及びスイッチ操作
部16,16の上面を覆うように貼り付けた薄膜状の化
粧シートであり、この化粧シート22は矩形開口14に
対応する部分を透明としている。この化粧シート22の
上方は左右のヒンジ23,23に枢着された開閉自在な
保護カバー24によって覆われている。
【0011】前記操作部パネル9の前後両縁部には、図
3ないし図5に示すように、前記回路基板10の上方位
置で、かつ回路基板10の幅寸法よりも長寸とした樋状
の第1及び第2の長溝25,26が、操作部パネル9の
長手方向の略全長にわたってそれぞれ設けられ、前縁部
側の第1の長溝25には、図3に示すように、前記前面
板3の上端部に設けられた下向きの折曲片3Aが挿入さ
れる一方、後縁部側の第2の長溝26には、前記天板2
の左側部前方の切欠(図示せず)の周縁を下向きに折り
曲げて垂下形成した突き当て片2Aが挿入されている。
また、前記第2の長溝26の底壁上には、突き当て片2
Aの裏面に圧接して、この突き当て片2Aを第2の長溝
26の一側壁27に突き当てる複数の突起28,28を
設けている。29,29は前記第1の長溝25内に設け
た複数のリブである。
【0012】また、前記回路基板10は、図4に示すよ
うに、操作部パネル9に設けられた複数の固定ボス3
0,30にビス31,31により固定されており、この
回路基板10の上面側には、前記表示器13、スイッチ
操作部16,16にて操作されるスイッチ15,15、
表示灯18及び温度検知素子17等が搭載され、下面側
には表示器13を駆動するためのマイクロコンピュータ
32等が搭載されている。
【0013】本実施例によれば、外装ケース1の天板2
に下向きに折り曲げられた突き当て片2Aを設け、前記
操作部パネル9の後縁部には、回路基板10の上方位置
で、しかも、この回路基板10の横幅寸法よりも長い寸
法に設定された樋状の第2の長溝26を設け、この第2
の長溝26に、天板2の突き当て片2Aを挿入するよう
にしたので、操作部パネル9と天板2との衝合部分、即
ち、長溝26の一側壁27と突き当て片2Aとの間から
水が侵入した場合、この水は、第2の長溝26で受け止
められ、この第2の長溝26内を流れて回路基板10の
両端から離れたところへ案内されるため、その水が回路
基板10にふりかかる心配がなく、回路基板10に搭載
されたスイッチ15やマイクロコンピュータ32等の電
装部品の水漏れが防止され、それら電装部品の損傷を未
然に防ぐことができる。
【0014】また、上述の実施例においては、第2の長
溝26の底壁上に、突き当て片2Aの裏面に圧接して、
この突き当て片2Aを第2の長溝26の一側壁27に突
き当てる複数の突起28,28を第2の長溝26の底壁
上に立ち上げて設けたので、突き当て片2Aは長溝26
の一側壁27に密着され、天板2と操作部パネル9との
衝合部分に隙間が生じないようにでき、水の侵入が一層
抑制されるとともに、外観性も良好となる。さらに、突
起28,28は長溝26の両側壁から離れているので、
突起28,28により水の流れが止められることもな
い。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、操作部パ
ネルを設けた天板に下向きに折り曲げられた突き当て片
を設け、操作部パネルには回路基板の上方位置で、かつ
回路基板の幅寸法よりも長寸とした樋状の長溝を設け、
この長溝に前記天板の突き当て片を挿入するようにした
ので、操作部パネルと天板との衝合部分から水が侵入し
た場合でも、その水が操作部パネルの直下に配置された
回路基板にふりかかる心配がなく、回路基板に搭載され
た各種の電装部品の損傷を防止でき、耐水性に優れた電
気機器となせるのはもちろんのこと、前記長溝の底壁上
には、前記突き当て片の裏面に圧接してその突き当て片
を長溝の一側壁に突き当てる突起を設け、この突起は長
溝の対向する両壁から離れた構成としているから、天板
と操作部パネルとの衝合部分に隙間が生じないようにで
き、水の侵入が一層抑制されるとともに、外観性も良好
となり、しかも、突起は長溝の両側壁から離れているの
で、突起により水の流れが止められないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気機器の外観斜視図
である。
【図2】同じく要部拡大斜視図である。
【図3】同じく図2に示す要部のA−A線に沿う部分の
拡大断面図である。
【図4】同じく要部の縦断正面図である。
【図5】同じく操作部パネル単体の平面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 2 天板 2A 突き当て片 9 操作部パネル 10 回路基板 26 第2の長溝(長溝)28 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/02 302 F24H 9/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースの天板に操作部パネルが設け
    られ、この操作部パネルの直下の外装ケース内に回路基
    板を配置してなるとともに、前記天板には下向きに折り
    曲げられた突き当て片を設け、前記操作部パネルには回
    路基板の上方位置で、かつ回路基板の幅寸法よりも長寸
    とした樋状の長溝を設け、この長溝に前記天板の突き当
    て片を挿入してなる石油ファンヒータ等の電気機器にお
    いて、前記長溝の底壁上には、前記突き当て片の裏面に
    圧接してその突き当て片を長溝の一側壁に突き当てる突
    起を設け、この突起は長溝の対向する両側壁から離れた
    構成としていることを特徴とする石油ファンヒータ等の
    電気機器。
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