JP2008286412A - 音声ガイド機能を備えた機器、及び、温風暖房機 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声ガイド用のスピーカ(3)を備えた機器に於いて、小型のスピーカ(3)でも十分な音量の音声ガイドが行えるようにする。
【解決手段】前記スピーカ(3)は、音放射面が外向きとなる姿勢で本体ケース(1)の構成壁に固定されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、音声ガイド機能を備えた機器に関するもので、温風暖房機やガスコンロ、更にはオーブン等の種々の機器に適用できる。
近年に於けるニーズの多様化に伴い、温風暖房機やガスコンロ等の機器の高機能化が進み、これにより、前記機器の操作や動作が複雑化している。かかる背景の下、機器の操作方法や、動作状態を案内する音声ガイド機能が組み込まれたものが種々提案されている。
図4は、音声ガイド機能が組み込まれた従来の温風暖房機の正面図である。
このものでは、温風暖房機の本体ケース(1)の底板(10)に立設されたスピーカ台(11)にスピーカ(3)が載置固定されており、該スピーカ(3)からの音声ガイドは、本体ケース(1)に形成された温風吹出し口(13)や種々の透孔を通過して室内に拡散されるようになっている。
特開2000―112487号公報
しかしながら、上記従来のものでは、本体ケース(1)で包囲された空間の内部にスピーカ(3)が配置されているから、音声ガイド時にスピーカ(3)から放射される空気振動が本体ケース(1)内に閉じ込められ、本体ケース(1)が防音室として機能してしまう。従って、スピーカ(3)から放射される空気振動のうち、本体ケース(1)に形成された温風吹出し口(13)や種々の透孔から漏出する小量の空気振動が室内に拡散するだけであるから、大型のスピーカ(3)を組み込まなければ音量不足になり、使用者にとって聞き取り難い音声ガイドとなっていた。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『音声ガイド用のスピーカ(3)を備えた機器』に於いて、小型のスピーカ(3)でも十分な音量の音声ガイドが行えるようにすることを課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『前記スピーカ(3)は、音放射面が外向きとなる姿勢で本体ケース(1)の構成壁に固定されている』ことである。
請求項1に係る発明によれば、本体ケース(1)の構成壁には、音放射面が外向きとなる姿勢で固定されたスピーカ(3)の振動が伝達される。これにより、本体ケース(1)の構成壁全体が大きな振動板として機能し、小型のスピーカ(3)でも十分な音量の音声ガイドが行なえる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記本体ケース(1)は、金属板で形成されている』ものでは、樹脂等に比べて高い周波数の空気振動が金属板から放射されるから、注意喚起力の高い音声ガイドとなる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『前記スピーカ(3)は、音放射面側の端部が前記構成壁に開設されたスピーカ取付け穴に嵌入状態で固定されている』ものでは、スピーカ(3)からの音声ガイド用の空気振動は本体ケース(1)の構成壁に開設されたスピーカ取付け穴の部位から外部に放射される。従って、前記構成壁の無開口部の内面にスピーカ(3)の音放射面を重ね合わせ状態に固定する場合に比べ、スピーカ(3)の音放射面からの空気振動が本体ケース(1)の外部に放射され易い。これにより、本体ケース(1)の構成壁が振動することによる空気振動と、スピーカ(3)の音放射面からの空気振動が重畳されて聴者の耳に届くから、一層大きな音量の音声ガイドになる。
[請求項4に係る発明]
請求項3に係る発明に於いて、
『前記機器は温風暖房機であり、
前記スピーカ取付け穴は、本体ケース(1)の側壁に開設されており、
前記スピーカ取付け穴の外側は化粧カバーで覆われている』ものでは、スピーカ取付け穴が本体ケース(1)の後壁に開設されている場合に比べ、聴者の耳に届き易い方向に音声ガイドが放射されると共に、スピーカ取付け穴の部分に露出するスピーカ(3)が化粧カバーで覆われるから、スピーカ配設部が見苦くならない。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、本体ケース(1)の構成壁にスピーカ(3)が固定されているから、前記構成壁全体が大きな振動板として機能し、これにより、小型のスピーカ(3)でも十分な音量の音声ガイドが行なえる。
請求項2に係る発明では、前述のように、樹脂等に比べて高い周波数の空気振動が金属板から放射されるから、注意喚起力の高い音声ガイドとなる。
請求項3に係る発明では、既述したように、本体ケース(1)の構成壁が振動することによる空気振動と、スピーカ(3)の音放射面からの空気振動が重畳されて聴者の耳に届くから、一層大きな音量の音声ガイドが行なえる。
請求項4に係る発明では、既述したように、スピーカ取付け穴の部分に露出するスピーカ(3)が化粧カバーで覆われるから、スピーカ配設部が見苦くならない。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1、2は、本発明を温風暖房機に適用した場合を例示した図である。
図1、2に示すように、本発明の実施の形態に係る温風暖房機の本体ケース(1)は、脚部(20)上に固定されるケース主体(14)と、該ケース主体(14)の上・下端開放部を夫々覆う上カバー(15)及び底板(19)と、ケース主体(14)の前方開放部を覆う前蓋(16)と、左右の化粧カバー(17)(17)から構成されている。
以下、各部の詳細を説明する。
[ケース主体(14)]
図3に示すように、ケース主体(14)は、金属板を平面視コ字状に曲げ加工したもので、上下及び前方が開放しており、図1に示すように、上方開放部が前記のように上カバー(15)で覆われている。
ケース主体(14)を構成する背面板(143)の左右の側辺から前方に向けて横垂直板(140)(140)が屈曲していると共に、背面板(143)は、図2に示すように、金網(21)を具備するバックカバー(142)で覆われており、金網(21)は、背面板(143)に開設された吸気孔(144)の形成域に臨んでいる。
一方の横垂直板(140)に開設されたスピーカ取付け穴(31)(図3参照)には、操作方法や運転状態等の音声ガイドを行なう為のスピーカ(3)が取り付けられている。具体的には、図2に示すように、本体ケース(1)の側壁たる横垂直板(140)に開設されたスピーカ取付け穴(31)に、スピーカ(3)の前端部(32)(既述発明特定事項たる「音放射面」に対応する。)が嵌入されていると共に、この嵌入状態で、スピーカ(3)の外周から突出する固定片(33)がビス(34)で横垂直板(140)に固定されている。これにより、スピーカ(3)から出る音声ガイド用の空気振動は、本体ケース(1)から外向きに放射されるようになっている。
尚、スピーカ(3)は、制御基盤(4)に配線接続されていると共に、ケース主体(14)内にはガスバーナ(図示せず)を内蔵した燃焼装置(5)と、前記ガスバーナからの熱を後述の温風吹出し口(13)から室内に送出する為の送風ファン(図示せず)用のモータ(6)が設けられている。
[底板(19)]
ケース主体(14)の下方開放部を覆う金属板製の底板(19)は、ケース主体(14)の下端の結合フランジ(147)に図示しないビスで固定されている。
[上カバー(15)]
ケース主体(14)の上方開放部を覆う樹脂製の上カバー(15)は、下方及び前方が開放した横長の矩形箱状に形成されている。そして、下方開放部の内周に設けられた結合フランジ(150)がケース主体(14)上端の結合フランジ(145)に重ねられた状態で適宜結合されている。
又、上カバー(15)の上面に重ねられた操作プレート(22)には、操作スイッチ(23)(23)や、運転状態等を表示する表示部(24)が設けられている。
[前蓋(16)]
ケース主体(14)の前方開放部を覆う前蓋(16)は、金属板で形成されていると共に、後方に開放する矩形の浅皿状に形成されており、下部には、ルーバ(130)を備えた温風吹出し口(13)が開設されている。
前蓋(16)の後方開放部の内周に形成された結合フランジ(160)は、ケース主体(14)の前方開放部の内周に設けられた結合フランジ(146)と、上カバー(15)の前方開放部の内周に設けられた結合フランジ(151)に重ねられた状態で適宜結合されている。
[化粧カバー(17)(17)]
本体ケース(1)の左右両側部に配設される化粧カバー(17)(17)は、アルミニウム製の溝材をコ字状に曲成したもので、垂直部(171)の上下端から平行な上下片(170)(172)が内側へ屈曲された構成である。
化粧カバー(17)は、本体ケース(1)に対して側方から外嵌された状態で適宜固定されるようになっている。外嵌状態では、本体ケース(1)を構成する上カバー(15)の上面に上片(170)が重ねられる一方、ケース主体(14)の横垂直板(140)に垂直部(171)が重ねられ、更に、ケース主体(14)の底板(19)の下面に下片(172)が重ねられる。
化粧カバー(17)を本体ケース(1)に取り付けた状態では、図2に示すように、化粧カバー(17)の垂直部(171)によってスピーカ(3)の前端部(32)が覆われるから、見苦しくなるのが防止できる。
[使用の実際]
このものでは、図示しない電源プラグをコンセントに接続すると、使用できるガスの種類を告知する音声ガイドがスピーカ(3)から流される。具体的には、「この製品は都市ガス12A用です。」のような音声ガイドが流される。又、後述の暖房運転の操作情報や、暖房運転中の換気要請、更には、異常状態等を案内する音声ガイドがスピーカ(3)から流される。操作情報としては、例えば、時刻設定を要請する「現在時刻を設定してください。」、「おはようタイマ時刻を設定できあます。」等があり、図示しない時刻設定スイッチが操作された後で所定のモードに入ると、これらの音声ガイドが流される。又、異常状態の案内としては「安全装置が作動しました。」、「エアフィルタを掃除してください。」等がある。その他、暖房運転の開始や停止、暖房設定温度等の種々の音声ガイドが、暖房運転中にスピーカ(3)から流される。
この場合、上記実施の形態に係る温風暖房機では、本体ケース(1)の構成壁たるケース主体(14)の横垂直板(140)にスピーカ(3)が固定片(33)(33)で固定されているから、音声ガイド時に於けるスピーカ(3)の振動が前記ケース主体(14)の横垂直板(140)に伝達される。これにより、横垂直板(140)全体が振動して大きな振動板として機能する。又、横垂直板(140)を具備するケース主体(14)と上カバー部(15)及び底板(19)で構成された本体ケース(1)全体の構成壁も振動し、本体ケース(1)の構成壁全体が大きな振動板として機能する。これにより、小型のスピーカ(3)でも十分な音量が得られる。
又、スピーカ(3)の音放射面たる前端部(32)からの音声ガイド用の空気振動が、前記本体ケース(1)の構成壁の振動による空気振動に重畳されるから、一層大きな音量になる。更に、本体ケース(1)が共鳴箱として機能するから、この点からも、大きな音量が得られる。
このものでは、燃焼装置(5)に内蔵されたガスバーナを燃焼させると共に、送風ファン用のモータ(6)を駆動させると、前記ガスバーナからの熱が前記モータ(6)で駆動されるファンで送り出されて本体ケース(1)の前面下部の温風吹出し口(13)から吐出される。
尚、上記実施の形態では、ガスバーナ式の温風暖房機を例示したが、ガスバーナに代えて、灯油式の燃焼器や、電気ヒータを組み込んでもよい。
又、本発明は、音声ガイド機能を備えたガスコンロやオーブン等、種々の機器に適用できる。
本発明の実施の形態に係る温風暖房機の一部切きの分解斜視図 本発明の実施の形態に係る温風暖房機の概略横断面図 ケース主体(14)の斜視図 従来例の説明図
符号の説明
(1)・・・本体ケース
(3)・・・スピーカ
(31)・・・スピーカ取付け穴

Claims (4)

  1. 音声ガイド用のスピーカ(3)を備えた機器に於いて、
    前記スピーカ(3)は、音放射面が外向きとなる姿勢で本体ケース(1)の構成壁に固定されている、機器。
  2. 請求項1に記載の機器に於いて、
    前記本体ケース(1)は、金属板で形成されている、機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の機器に於いて、
    前記スピーカ(3)は、音放射面側の端部が前記構成壁に開設されたスピーカ取付け穴に嵌入状態で固定されている、機器。
  4. 請求項3に記載の機器に於いて、
    前記機器は温風暖房機であり、
    前記スピーカ取付け穴は、本体ケース(1)の側壁に開設されており、
    前記スピーカ取付け穴の外側は化粧カバーで覆われている、温風暖房機。
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