JP6201873B2 - 通信制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明で示す通信制御装置の使用例を示す模式図である。図2は通信制御装置の斜視図である。図3は図2で示した通信制御装置の分解斜視図である。
この発明の通信制御装置1は、Home Energy Management System(以下HEMS)等の家庭用電気機器の制御システムにおいて、家庭用電気機器の対象となる制御機器50と通信線51にて接続し、家庭用電気機器を中央制御する情報収集装置52とWIFI等無線接続している。通信制御装置1は情報収集装置52と相互に通信を行う通信機器5を内蔵し、家庭用電気機器のうち対象となる制御機器50の運転、停止などの信号を通信するものである。通信制御装置1は制御機器50の近くの室内の壁面に固定され、無線通信によって、情報収集装置52と通信を行う。また、通信制御装置1と情報取集装置52をLANなどの線で繋ぐことにより、有線となり通信が途絶える心配もなくなる。
図2、図3を用い通信制御装置について説明する。
通信制御装置1は、箱体2と、箱体2を室内側から覆う化粧パネル3によって外殻を構成している。図3の分解斜視図に示すとおり、箱体2は一面を開口した箱状に形成しており、箱体2の内部には電源回路9を内蔵している。箱体2の開口部周囲4辺に、住宅の壁面などに接するフランジ部10を形成し、住宅の室内側には、このフランジ部10を露出し、箱体2は壁内に収まるものである。また、フランジ部10の前面側には、通信機器固定板4を設け、情報収集装置52と通信する通信機器5を固定している。なお、図3では箱体2を壁面に固定する固定部品6と、箱体2の壁面の可動開口部を覆うための不燃シート7と、不燃テープ8は取り外した状態を示しており、これら部品の詳細は後述で説明する。
次に箱体2について、図3、図4を用いて説明する。図4は、図3で示した箱体2を90度回転して示し、スリット13a、13b、可動開口部12を見やすく表している。
図4の箱体2は、前面が開口された箱状の板金であって、開口した端部の4辺にフランジ部10が設けられ、側面11には固定部品6を可動可能に支持する矩形状の可動開口部12を設けている。可動開口部12には固定部品6を挿入するスリット13a、13bを2箇所に設けている。この2箇所のスリット13a、13bは住宅の壁の厚さが薄い場合にはスリット13aより固定部品6を挿入する、一方壁厚さが厚い場合にはスリット13bより固定部品6を挿入する。箱体2の開口側の可動開口部12の端部には、固定部品6をネジ締めするためのネジ固定面14を設ける。ネジ固定面14は箱体2の内側に向けて側面11より突出している、またネジ固定面14には貫通穴15を備えている。フランジ部10の図4では上下2箇所の両側には通信機器固定板4を固定するためのネジ穴17を有するネジ穴部16が設けられている。
図6に示すように通信機器固定板4は平板状樹脂部品であって、ほぼ中央に略四角状の通信機器5を上面に固定するための嵌合リブ18を、通信機器5のコーナー部を保持する形状で4箇所突出して設けている。また、嵌合リブ18の周囲には、通信機器5の通信線30を固定するための通信線用リブ19を設けている。図6では通信線用リブ19は通信機器5の上部に湾曲して備えている。通信線用リブ19は図6に示すように2本のレール状リブ19aを通信機器固定板4より突出して形成し、レール状リブ19a内壁面には、通信線30を固定する通信線固定リブ19bを複数備えている。嵌合リブ18の内寸は、通信機器5の外寸とほぼ同じか若干大きく形成し、嵌まり込みで保持している。レール状リブ19aは、通信線30を内部に這わせるように、対向して2本形成し箱体2の内部に導く通し穴21まで形成している。
化粧パネル3は図7に示すように箱体2の前面に備えた通信機器固定板4を覆うように形成した薄い箱状をなしている。図6に示すように、箱体2の開口に固定する通信機器固定板4の上辺と下辺には、化粧パネル3と係合する嵌合部20が上下にそれぞれ2箇所づつ設けている。化粧パネル3の内側には、嵌合部20と相対する位置に爪状の嵌合リブ23を上下にそれぞれ2箇所づつ配置している。このようにして通信機器固定板4の嵌合部20に化粧パネル3の持つ弾性を利用して嵌合される。
図8に示すように、固定部品6は、T字状で形成しており、水平形状の下辺左右両側に爪部24をそれぞれ設けている。また、固定部品6は、T字状の垂直形状の面26と水平形状の面25を有し、面25は壁をはさみこむ面となっている。一方面26はネジ穴27を有し、図4に示した箱体2のネジ固定面14の貫通穴15と相対する位置となっている。固定部品6は箱体2のスリット13aもしくは13bの位置で箱体2の内側から外側に向けて貫通して取り付ける。固定部品6が箱体2に取り付けられた状態では、爪部24は箱体2の開口部側に向くように折り曲げられた爪形状であり、箱体2の内側面に沿うように配置している。
次に、箱体2の壁面への固定方法を図10の断面図を用いて順に説明する。
図10は箱体2の可動開口部12並びに固定部品6の部分を拡大して示しており、図の上方が室内側、下方が壁もしくは天井内を表している。
さらに、図11では、箱体2の側面11に不燃テープ8を貼付し、不燃シート7を固定部品6に挿入した状態を示している。不燃テープ8は箱体2の外側面に貼付し、不燃シート7は固定部品6とともに箱体2の内側面に配置される。固定部品6は不燃テープ8を突き破って可動開口部12より挿入するが、突き破った箇所以外は不燃テープ8によって塞ぐことが出来る。固定部品6によって破られた箇所も、内側面から不燃シート7によって覆われるため、箱体2の底面に設置された電源回路9は不燃材料によって完全に覆われている。このようにすることで電源回路9部分に塵埃や湿気が侵入するのを防いでいる、また電源回路9より万が一発煙、発火した場合でも、箱体2よりも外に出すことがなく、延焼することがない。また、不燃シート7と固定部品6が同時に移動することにより、固定部品6によって破られた不燃テープ8の穴を確実に塞ぐことが出来る。また、固定部品6と箱体2の内側面に挟んでおけば不燃シート7が紛失することも無くなる。
次に図12を用いて施工手順と、通信機器5の設置状態を説明する。施工手順は、まず、壁面や天井面に開口を設け、設けた開口に箱体2を挿入する。上記に示したように固定部品6を用いて箱体2を壁に固定し、電源回路9の電源線や、制御機器50との通信線51など(図示せず)を接続する。電源線と通信線51の接続は箱体2を壁に固定した後でも、前でもどちらでも良い。次に通信機器固定板4の通し穴21より、通信線30を挿入し、電源回路9に接続し、通信機器固定板4を箱体2のネジ穴部16にネジ固定する。次に通信機器5を通信機器固定板4の嵌合リブ18によって嵌合し、通信線30をレール状にリブ19aに這わせるようにして複数の通信線固定リブ19bで挟み込んで係合し、通信線30の余り分は通し穴21より箱体2に押し込む。次に、通信線30はクリップによって、通信機器固定板4のクリップ固定穴31に固定する。最後に化粧パネル3を通信機器固定板4に固定する。この時、通信線30は通信機器固定板4に一定の位置で固定されるため、這い回し状態による通信への影響が少なく、また化粧パネル3で挟まれることがない。
レール状リブ19aの全長は、通信機器5の長手寸法の1.5倍程度の長さとなっているため、通信機器5を通信機器固定板4から持ち上げて取り外し、通信機器5の裏面の状態を容易に確認することが出来る。例えば、裏面に通信の状態を示すLEDなどがある場合は、その状態をユーザーや施工業者が容易に確認することが出来る。また、レール状リブ19aによって、通信線30の位置が決まるため、通信線30が常に同じ場所に固定出来るため、通信線30にループ出来てノイズなどの影響を受け難く、通信の低下を防止できる。また、通信線30の一部をクリップにて通信機器固定板4に固定することにより、引っ張りなどの力が直接基板に掛かることがなく、抜け止めにより抜け防止しているため、基板の破損や、通信線30が外れて通信が出来なくなるなどの恐れがない。
2 箱体
3 化粧パネル
4 通信機器固定板
5 通信機器
6 固定部品
7 不燃シート
8 不燃テープ
9 電源回路
10 フランジ部
11 側面
12 可動開口部
13 スリット
14 ネジ固定面
15 貫通穴
16 ネジ穴部
17 ネジ穴
18 嵌合リブ
19 通信線用リブ
19a レール状リブ
19b 通信線固定リブ
20 嵌合部
21 通し穴
22 貫通穴
24 爪部
25 面
26 面
27 ネジ穴
28 壁
29 ネジ
30 通信線
31 クリップ固定用穴
Claims (7)
- 住宅内に設置した家庭用電気機器を中央制御する情報収集装置と前記情報収集装置と通信する通信機器と、
前記通信機器を搭載した箱体と、前記箱体は箱状の一面を開口し開口した側にフランジ部を備え、前記フランジ部で前記箱体を住宅の壁、天井に設けた開口に固定する通信制御装置であって、
前記箱体の側面に備え前記開口した面と平行に形成したスリットと、
前記スリットの前記箱体内部から外側に向けて貫通し備えた固定部品と、
前記箱体の側面に前記固定部品を可動可能に案内する可動開口部を前記スリットと連続して形成し、
前記箱体の開口側の前記可動開口部の端部より突出して備えたネジ固定面と、
前記ネジ固定面に貫通穴を設け、前記貫通穴より挿入した固定ネジと、
前記可動開口部を塞ぐ不燃シートと、前記不燃シートに設けたスリットと、前記不燃シートのスリットに前記固定部品を挿入し、
前記固定部品に前記固定ネジと螺合するネジ穴を設け、
前記固定ネジのネジ締めに伴って前記固定部品が前記可動開口部を前記フランジ部側へ移動することを特徴とした通信制御装置。 - 前記スリットを箱体の奥行方向に複数備えたことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置
- 前記固定部品は前記箱体の側面側に折り曲げた複数の爪部を備えたことを特徴とする請求項1、2いずれか記載の通信制御装置。
- 前記可動開口部に前記箱体の外側面から不燃テープを貼ることを特徴とする請求項1〜3記載の通信制御装置。
- 住宅内に設置した家庭用電気機器を中央制御する情報収集装置と前記情報収集装置と通信する通信機器と、
前記通信機器を搭載した箱体と、前記箱体は箱状の一面を開口し開口した側にフランジ部を備え、前記フランジ部で前記箱体を住宅の壁、天井に設けた開口に固定する通信制御装置であって、
前記フランジ部の前面に備え前記通信機器を固定する通信機器固定板と、
前記通信機器固定板より突出して設け前記通信機器を固定する複数の嵌合リブと、
前記通信機器より出される通信線と、
前記通信機器固定板より突出して設け前記通信線を固定する通信線用リブを備え、
前記通信線用リブを前記嵌合リブの周囲に湾曲して配置したことを特徴とする通信制御装置。 - 前記通信線用リブは、前記通信線を挟む2本のレール状で形成したレール状リブと、前記2本のレール状リブの内壁より突出して備えた複数の通信線固定リブで形成したことを特徴とする請求項5記載の通信制御装置。
- 前記レール状リブの長さを前記通信機器の長手寸法の1.5〜2倍程度の長さとしたことを特徴とする請求項6記載の通信制御装置。
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