JP5454550B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の空気の入れ替えに用いられる換気装置に関するものである。
この種の換気装置は、本体枠の下面に開口を有し排気風路を形成する送風機と、送風機の周囲にファンケーシングを設けている。送風機と電源電線との接続は、このファンケーシングの風路外に位置する部分に接続ターミナル及びモータ始動用コンデンサ等を設け、これら電気部品のトラッキングなどによる発煙、発火等に対する安全対策を図っている。この対策として、本体枠の内壁とファンケーシングとの隙間に箱状のケースを設け、さらにそのケース内に電気部品を収めたボックスを挿入した換気装置が提案されている(特許文献1)。また、本体枠とファンケーシングとの隙間となるコーナー部に、ファンケーシングの側壁より保護枠を設け、そこに接続ターミナルを装着した換気装置が提案されている(特許文献2)。
特開平9−137986号公報 特開2006−78129号公報
特許文献1では、電気部品を樹脂性のボックスに収め、さらに金属製の収納ケースで覆っている。しかしながらこの構成では、電気部品のボックスと、さらに金属製の収納ケースを必要とする事から、ファンケーシングと本体枠との間に、収納ケースを納める大きさの空間が必要となり換気装置が大型になるという課題があった。さらには部品点数の増加や組立の手間がかかるという問題があった。
一方、特許文献2に示すものは、接続ターミナルに金属製のカバーを設け本体枠に固定し、ファンケーシングの風路外に備えた保護枠に、この接続ターミナルを収めていることから樹脂製のボックスを必要とせず、特許文献1のものより小型化が可能である。しかしながら、接続ターミナルと金属製のカバーのはめ込み時や、ファンケーシングを本体枠に挿入する際にモータやコンデンサ等のリード線の噛み込み等に注意した組み立てとなり、組み立て性が悪いといった課題があった。また、施工時でも電源電線を引き入れる際、保護枠内のスペースが限られており電源電線が引き込みにくく作業性や施工性の改善が求められていた。
また、さらには、小風量で常時換気をする機能を付加させる場合、小風量を得るために分圧用のコンデンサを搭載するなど、電気部品の収納部を可能な限り大空間として風量調節に対する設計自由度を高くするものが求められていた。
この発明は上記のような課題を解決し、電気部品の収納部を可能な限り広くすることと、組立て性のよい換気装置を得る事を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、グリルを装着する下面を開口した箱状の本体枠と、前記本体枠の一側に備えた排気口と、前記本体枠の下面の開口から前記排気口に向かう気流を形成する送風機と、前記送風機と電源電線とを接続する接続ターミナルと、前記接続ターミナルは前記本体枠の内壁の近傍に備え、前記送風機の周囲に設け風路を形成するファンケーシングと、前記ファンケーシングの風路外に備えた収納カバーと、前記収納カバーの前記本体枠の内壁に面する側は開放し、前記収納カバーは前記接続ターミナルを囲んで前記収納カバーの開放した側の端部が前記本体枠の内壁と当接する構造としたものである。
本発明は、電源電線との接続ターミナル及びモータ駆動用のコンデンサや速度調整用の分圧コンデンサ等の電気部品を収納する空間を大きくするために、本体枠とファンケーシングの隙間部分を最大限使活用するものである。つまり、ファンケーシングに直接収納カバーを取付、この収納カバーが接続ターミナルを囲うように本体枠の内壁に接するため、本体枠とファンケーシングの隙間を最大限広くすることが可能である。また、従来のように、電気部品を収納したボックスや、接続ターミナル取付板とその収納カバーを嵌め込む組み立てが必要ないことから、モータやコンデンサのリード線の噛み込みに注意した組み立てをする必要がなくなり、作業性の改善も図れるものである。
この発明の実施の形態1に示す換気装置の設置状態の断面を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に示す換気装置の化粧グリルを外した状態の斜視図であり、室内側から換気装置を見上げた図である。 図2からファンケーシングを外した状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に示す換気装置の本体枠開口から換気装置内部を見た正面図であり、端子カバーは開いた状態を示している。 この発明の実施の形態1に示す換気装置のファンケーシングに収納カバーと端子カバーを取付た状態と、左側に接続ターミナル取付板に接続ターミナル、コンデンサを取付た状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に示す収納カバーに端子カバーを取付た状態を示す斜視図であり、図5の裏側より収納カバーを見た図である。 図6に示す収納カバーに端子カバーを固定する固定部を示す斜視図の拡大図である。 図7に示す収納カバーに端子カバーをスライドして固定する固定方法を示す斜視図である。 収納カバーに端子カバーを引掛けて取り付け、端子カバーを開いた状態を示す斜視図である。
実施の形態1
以下、本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。まず、換気装置の構成について説明する。図1はこの発明の換気装置の設置状態の断面を示す断面図であり、図2はこの換気装置の化粧グリルを外した状態の斜視図であり、室内側から換気装置を見上げた図である。図3は図2からファンケーシングを外した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の換気装置1は本体の大半が天井裏空間に臨むように建物の天井構造10に取付られ、吸込んだ室内の空気はダクト2を介して室外へ排気する。このような換気装置は通常設置される用途によって、居室(事務所ビルを含む)、台所、浴室の3種類に大別され、仕様も若干変更しているが、特に定義はしない。
換気装置1の本体を形成する本体枠3は箱型の形状をし、住宅室内の天井面に取り付けている。本体枠3は、施工や、点検、清掃などのメンテナンスは住宅の室内側から行なえるよう下面は開口している。本体枠3の開口部3aには天井面に沿って装着される化粧グリル7を備え、化粧グリル7には室内空気の吸込み口7aを形成している。なお、化粧グリル7は、施工時、メンテナンスなどの場合は簡単に取り外せるよう換気装置1に着脱自在に固定している。開口部3aの端は本体枠3の側壁から周囲に水平上に屈曲したフランジ部3bを有しており、このフランジ部3bよりビス(図示なし)などで天井構造10に固定する。
本体枠3の内部には送風機4と、本体枠3の一側の排気口に係脱可能に装着されるダクト接続枠5を設けている。送風機4は、本体枠3の下面の開口部3aから排気口に向かう排気流を形成するもので、送風機4の樹脂製のファンケーシング8は、本体枠3の天面3cなどにネジ(図示なし)で固定する。ファンケーシング8の中央には吸込口8aを形成し、本体枠3の下面の開口部3aのほぼ中央に位置するよう配置している。ファンケーシング8の内部にはモータ4aを設け、モータ4aの回転軸には多翼遠心羽根4bを備えている。室内空気をダクト2を介して換気する場合、ダクト2の配管による圧力損失(抵抗)があるため、圧力の確保できる多翼遠心羽根4bを用いる。
本体枠3の開口部3aからみてダクト接続枠5を有する面と隣り合ったそれぞれの面の中心部には、化粧グリル7に備えた固定バネ6を支持するバネ支持部8bを対向して設けている。バネ支持部8bはファンケーシング8より突出して設け、固定バネ6の開脚した二本のバネ脚部6aを掛止めている。固定バネ6は通常では、バネ脚部6aが開く方向に力がかかっており化粧グリル7は天井構造10に密着するようになっている。また、化粧グリル7を外す場合は、化粧グリル7を室内側から引き下げると、バネ脚部6aは閉じる方向にスライドする。次に化粧グリル7と天井構造10との隙間から指を入れバネ脚部6aを摘んで閉じ、先端に設けた係止部6bをバネ支持部8bから外すことで化粧グリル7を換気装置1から外す。このように、化粧グリル7は特別な工具を用いないで換気装置1に容易に着脱でき、また固定バネ6による固定であることから、天井構造10に用いる天井材の板厚さが多少変化しても容易に対応可能としている。
ダクト接続枠5は本体枠3の一側の面に設け本体枠3を室内側からスライドすることで着脱自在に固定している。これは、住宅施工時において、天井構造10の工事はダクト2を配管した後に天井材を張ることに対応している。つまり、ダクト2の配管時にダクト接続枠5も接続しておいて、天井材の施工後に本体枠3を室内側から挿入することでダクト接続枠5と本体枠3は確実に固定可能としている。また、メンテナンスや製品交換する場合にもダクト接続枠5とダクト2を外すことなく、本体枠3を天井構造10から外すことが可能となり、施工時のみでなくメンテナンス時においても作業性が良い。
ダクト接続枠5のダクト2と接続する部分の外形は、径の異なる段状に形成している。これは,配管するダクト2の内径が異なっても対応できることやテーピングなどの作業性を考慮し段状にしている。ダクト接続枠5の内部には、円盤状のシャッター9を備え、送風機4の風圧で開閉する構成となっている。シャッター9は、換気扇が運転時には風圧で開き、停止時はシャッター9の自重でダクト接続枠5を閉鎖する。なお、図1に示すようにシャッター9は支点を水平から若干斜めにして設け、シャッター9が開く際の荷重(自重)を低減し、開きやすくしている。このようにシャッター9を設けることで、換気扇停止時に屋外からの外風や、雨水が室内に侵入するのを防止することができる、またシャッター9を斜めにすることで小風量でも開くことができる。
ダクト2は,屋外まで延びており建物の屋外外壁に備えたフードなどと連結し、住宅内の空気を換気する換気風路を形成している。
ファンケーシング8の吹き出し部8cは、ファンケーシングのスクロール部8dからダクト接続枠5につながる風路の助走区間であり、スクロール部8dより若干突出し本体枠3に接している。このため、ファンケーシング8の吹き出し部8c側には、本体枠3の角を有したコーナー部3dが生じる。コーナー部3dはファンケーシング8の風路から独立した空間であり、この部分に電気部品を収納する。
次に本発明の電気部品の収納構造について詳細に説明する。
図4は換気装置の本体枠開口より換気装置内部を見た正面図であり、端子カバーは開いた状態を示している。図5はファンケーシングに収納カバーと端子カバーを取付た状態と、その左に接続ターミナル、コンデンサを接続ターミナルに取付た状態を示す斜視図である。図6は収納カバーに端子カバーを取付た状態を示す斜視図であり、図5の裏側から収納カバーを見た斜視図である。図7、図8、図9は、図6に示す収納カバーに端子カバーを固定する固定部の拡大図である。
図4、図5に示すように、本体枠3のコーナー部3dには接続ターミナル21を備える。接続ターミナルは、平板状の接続ターミナル取付板22に取付られ、接続ターミナル取付板22にはこの他にモータ始動用の進相コンデンサ25、さらに風量調整用の分圧コンデンサ26も取付られる。このように接続ターミナル取付板22に電気部品を集約することで、電気部品をコンパクトにまとめることができ、また配線などの作業性も良い。接続ターミナル21は、その端子差込側21aが本体枠3の開口部3a側に向くように取付、住宅の室内側から端子接続の工事を行なうようにしている。また接続ターミナル取付板22は本体枠3の天面3cにネジ(図示なし)で固定している。コーナー部3dの天面3cには、ブッシュ23を設け、このブッシュ23を通して電源電線24をコーナー部3dに引き込み接続ターミナル21に接続する。このようにすることで。電源電線24の切断、皮むきさらには接続ターミナル21への接続工事は室内側から行なうことが可能で、天井付近の高所での作業ながら作業性がよく安全に工事できる。
ファンケーシング8には、本体枠3のコーナー部3d側にファンケーシング8の奥行き方向に複数箇所折れ曲がった板状の収納カバー27を備えている。図5、図6に示すように、開口部3a側の収納カバー27にはファンケーシング8の方向に90度屈曲したファンケーシング8との係合部27aを設けている。一方ファンケーシング8の吸込口8aに対向する側の端部にはスクロール部8dから突出して備えた突起片8eを形成している。係合部27aのほぼ中央には開口した穴部27bを設け、突起片8eには突起部8fを備えており、この穴部27bと突起部8fにより、収納カバー27は着脱自在にファンケーシング8に固定できる。なお、図4、図5に示すように、ファンケーシング8の収納カバー27側にファンケーシング8より突出した凸状のリブ8gを設けている。これにより、ファンケーシング8と収納カバー27とは密着せず、若干の空間を有している。
このような構成により収納カバー27は箱状にする必要もなく、板状で形成していることから加工性が良い。また、ファンケーシング8を本体枠3に固定した場合は、係合部27aは、突起片8eと天面3cにはさまれることで、収納カバー27は自重で落下することはない。さらに、凸状のリブ8gにより、収納カバー27の位置決めが確実になる、また、双方が完全に密着せず、空間を有していることから、ファンケーシング8との断熱性を確保している。
開口部3a側の収納カバー27には、端子カバー28を取付ている。端子カバー28は本体枠3の角に接する直角をはさむ2辺と、収納カバー27の形状に合わせた辺によるほぼ台形の板状で形成している。また、端子カバー28の直角をはさむ2辺のどちらか1辺側の端部には、長方形状の開口した穴部28aを備え、もう一辺側の端部には大小の矩形状の開口が連続して開口した段状のスリット部28bを備えている。一方、収納カバー27の端部には、端子カバー28の穴部28aに対応する位置に、ファンケーシング8の方向に90度屈曲し、さらにその先端を収納カバー27側に向けた断面U字状の引掛け部27cを設けている。また、スリット部28bに対応した位置には端子カバー28の板厚さ分立ち上げてファンケーシング側に90度屈曲した鍵部27dを形成している。
スリット部28bの連続した大小の矩形状の大側の矩形状28dは鍵部27の上面が通る開口面積で、小側の矩形状28cは、鍵部27dの立ち上がりの板厚さ分の開口面積となっている。端子カバー28の収納カバー27への取付は、まず穴部28aを引掛け部27cに引掛けて、端子カバー28を閉じ、さらにスリット部28bに鍵部27dを通し、端子カバーをスライドすることで、開閉自在に固定できる。なおスライド方向は30の側にスライドすることで固定し、31の側へのスライドで解除する。このような構成により端子カバーの開閉は引掛け部27cを支点に自在に開閉でき、端子カバーの取付は、端子カバー28をスライドするだけで良く、特別な工具を必要としないため施工性が良い。
次にこのように構成した換気装置1の組立て手順について若干説明する。
本体枠3の天面3cにモータ4aをネジで固定し、ついで接続ターミナル取付板22を天面3cに固定する。この段階でモータ4aのリード線、並びに、コンデンサ25、26の接続作業を行ない、リード線、接続箇所を所定の位置に配置する。次に、モータ4aの回転軸に羽根4bをセットする。ついで端子カバー28、収納カバー27を備えたファンケーシング8を本体枠3に挿入する。この際モータ4aのリード線を収納カバー27に備えた、モータリード通し部27fに併せながら挿入し、所定の箇所をネジで天面3cに固定する。
以上のような構成により、電気部品ならびにその接続部分は本体箱体3の内壁、収納カバー27と端子カバー28の板金で覆うことができ、発煙、発火等に対する安全が確保出来る。また、本体枠3の内壁で電気部品を覆うことから、電気部品の収納部を広くすることができる。また、接続ターミナル取付板22をあらかじめ本体枠3に固定し、モータ4aのリード線やコンデンサ25、26の接続作業をすることが可能で、本体枠3の内部スペースを活用できることから作業性は良い。また、ファンケーシング8を本体枠3に挿入する際は、モータ4aのリード位置を、収納カバー27のモータリード通し部27fに合わせるだけで良いことから作業性がよい上に、あらかじめリード線の接続作業が済んでいることから、他の電気部品のリード線をかみこむこともなく信頼性も高い。端子カバー28は、収納カバー27の引掛け部27cに引っかかっているため、開いている時でも自重で下に落下することはない。さらに、開いた状態のままでは化粧グリル7の装着が困難となるため、端子カバー28は確実に閉じる必要があり、端子カバー28の閉め忘れはない。
端子カバー28には直角を挟む2辺、すなわち本体枠3の内壁に接する辺の端部には、端部から90度屈曲して本体枠3の開口側に向け、8mm前後の立ち上がり部を設けている。このようにすることで端子カバー28と本体枠3の内壁は面で接することになり、密着性が向上できる。
図9に示すように収納カバー27は、端子カバー28と接する端部に本体枠3のコーナー部3d側に向けて90度屈曲した折り曲げ部27eを設けている。このようにすることで収納カバー27と端子カバー28は面で接することになり、密着性の向上が可能となる。なお、端子カバー28を引掛ける引掛け部27c、固定する鍵部27dは、収納カバー27で囲まれる投影面よりも外側(ファンケーシング側)にする。このようにすることで、収納カバー27、端子カバー28で覆われた電気部品スペースには切り欠き等隙間を発生させることがなく、密着性がよい、
換気装置は使用される用途により、例えば浴室用途では浴室の湿気などの耐食性の対応から、本体及び内部の風路は樹脂を採用し、また台所用途では、耐熱性への対応から本体及び内部風路は鋼板を採用している。居室用途では、事務所ビルなど軽量鉄骨天井での施工性の要望から本体は鋼板を使用し本体内部の風路は樹脂を採用している。説明では、鋼板製の金属枠に鋼板製の収納カバー、端子カバーを備えたものを説明したが、例えば難燃材を混入した樹脂材料を用いても同様な効果が得られることから、用途により材料を選択すれば良い。また収納カバー、端子カバーの形状は、電気部品を一様に覆う形状であればよく、そのため図面で示した形状のみにとらわれない。
上記した実施の形態での説明は。本発明をダクト用換気扇について述べたが、その他の送風機や空気調和機にも利用できる。
1 換気装置
2 ダクト
3 本体枠、3a 開口部、3b フランジ、3c 天面、3d コーナー部
4 送風機、4a モータ、4b 羽根
5 ダクト接続枠
6 固定バネ、6a バネ脚部、6b 係止部
7 化粧グリル、7a 吸込口
8 ファンケーシング、8a 吸込口、8b バネ支持部、8c 吹出部、
8d スクロール部、8e 突起片、8f 突起部、8g リブ
9 シャッター
10 天井構造
21 接続ターミナル
22 接続ターミナル取付板
23 ブッシュ
24 電源電線
25 進相コンデンサ
26 分圧コンデンサ
27 収納カバー、27a 係合部、27b 開口、27c 引掛け部、27d 鍵部、
27e 折れ曲がり部、27f モータリード通し部
28 端子カバー、28a 穴部、28b スリット部、
28c 開口大、28d 開口小、28e 立ち上がり部

Claims (9)

  1. グリルを装着する下面を開口した箱状の本体枠と、
    前記本体枠の一側に備えた排気口と、
    前記本体枠の下面の開口から前記排気口に向かう気流を形成する送風機と、
    前記送風機と電源電線とを接続する接続ターミナルと、
    前記接続ターミナルは前記本体枠の内壁の近傍に備え、
    前記送風機の周囲に設け風路を形成するファンケーシングと、
    前記ファンケーシングの風路外に備え前記接続ターミナルを覆う収納カバーと、
    前記収納カバーの前記本体枠の内壁に面する側は開放し、この開放した側の端部が前記本体枠の内壁と当接することを特徴とする換気装置。
  2. 前記ファンケーシングと前記収納カバーとを着脱自在に係合する係合部をそれぞれに備えたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記ファンケーシングと前記収納カバーとの間に空間を設けるよう前記ファンケーシングの側壁に凸部を備えたことを特徴とする請求項1〜2いずれか記載の換気装置。
  4. 前記収納カバーの係合部は前記ファンケーシングの係合部と、前記本体枠の天面の間に位置することを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の換気装置。
  5. 前記収納カバーに、前記接続ターミナルの前記本体枠開口側を覆う端子カバーを開閉自在に備えたことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の換気装置。
  6. 前記端子カバーが開の時自重で落下しないように前記収納カバーに引掛け部を備えたことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の換気装置。
  7. 前記ファンケーシングを前記本体枠に挿入することで、前記接続ターミナルを前記本体枠の内壁と前記収納カバー、前記端子カバーで覆うことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の換気装置。
  8. 前記本体枠の内壁と接する前記端子カバーの端部に、前記内壁と面で密着する立ち上がり部を設けたことを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の換気装置。
  9. 前記端子カバーと接する前記収納カバーの端部に、前記端子カバーの面と密着する折れ曲がり部を備えたことを特徴とする請求項1〜8いずれか記載の換気装置。
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