JPH0744912Y2 - 水回路を具備する器具の電装部品取付け構造 - Google Patents

水回路を具備する器具の電装部品取付け構造

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JPH0744912Y2
JPH0744912Y2 JP1990014920U JP1492090U JPH0744912Y2 JP H0744912 Y2 JPH0744912 Y2 JP H0744912Y2 JP 1990014920 U JP1990014920 U JP 1990014920U JP 1492090 U JP1492090 U JP 1492090U JP H0744912 Y2 JPH0744912 Y2 JP H0744912Y2
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【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、給湯器等のように水回路や熱交換器を具備す
る器具に用いる電装部品の取付け構造に関するものであ
り、ケーシング内で生じる結露水・雨水などが電装部品
に直接触れることによる漏電事故などの不都合を防止し
ようとするものであり、このために、電装部品に降りか
かる滴下水等が電装部品を迂回してケーシング側壁に沿
って流下するようにするものである。
[従来技術及びその課題] 最近、給湯器付き風呂釜等の器具では、小型化・薄型化
の要求が強く、しかも、この種の器具の燃焼能力が大容
量となっている。又、各種の制御には電子制御方式が採
用されガス器具などの燃焼器具においても電装部品が多
数使用される。
このような小型化・薄型化を実現するものでは、電装部
品の一部にはケーシング内にそのまま露出状態で且ケー
シング側壁に取付けられるものがある。しかも、この種
の電装部品の配列位置が器具の下部に位置することも数
多い。
ところが、熱交換器を内蔵した給湯器等の器具では、使
用中に熱交換器部や給水管部等で結露水が生じたり、雨
水の侵入等でこれが器具の下部に配設した電装部品に滴
下すると、漏電事故を引き起す。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『給
湯器等の水回路を具備する器具であって、電装部品
(1)を器具の下部で且ケーシング(2)の側壁に取付
けるようにした形式の電装部品取付け構造』において、
器具の上部において発生した結露水等が前記電装部品
(1)に直接触れないようにすることをその課題とす
る。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
『ケーシング(2)の側壁の内面に独立的に突出させた
複数の取付け部(21)(21)を設け、この取付け部(2
1)(21)とこれらに対面する電装部品(1)の取付け
面(11)とが固定され、電装部品(1)の上方域より広
い範囲を被蓋するカバー(3)を設けると共に、このカ
バー(3)のケーシング(2)の側壁側の端縁から垂下
させた案内壁(31)を前記取付け部(21)(21)と電装
部品(1)の前記取付け面(11)との間に介在させた』
ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
ケーシング(2)の側壁に複数の取付け部(21)(21)
を設け、各取付け部(21)をケーシング(2)の側壁か
ら内面側に独立的に突出させ、この取付け部(21)(2
1)に対して、これらに対面する電装部品(1)の取付
け面(11)を固定する構造であるから、取付け面(11)
とケーシング(2)の側壁との間には、前記取付け部
(21)(21)の突出高さに相当する間隔が生じ、この状
態で電装部品(1)がケーシング(2)の側壁に取付け
られる。
電装部品(1)の上方には、この電装部品(1)の上方
域より広い範囲を被蓋するカバー(3)を設けたから、
電装部品(1)に向って滴下する結露水等は電装部品
(1)に達することなくカバー(3)によって受け止め
られる。このカバー(3)のケーシング(2)の側壁側
の端縁から案内壁(31)を垂下させ、この案内壁(31)
を電装部品(1)の取付け面(11)と上記取付け部(2
1)(21)との間に介在させたから、カバー(3)によ
って受け止められた結露水などは、案内壁(31)に沿っ
てケーシング(2)の側壁との間を流下することとな
る。この結果、最終的にはケーシング(2)の側壁に沿
って流れ落ちる。ここでも、取付け面(11)はこの側壁
から独立的に突出する取付け部(21)(21)の頂部によ
って支持されているから、前記流下水が電装部品(1)
に接触するおそれがない。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
電装部品(1)の上方から滴下する結露水等が電装部品
(1)に達することがなく、しかも、ケーシング(2)
の側壁を沿って流れる流下水も電装部品(1)と接触す
ることがないから、電装部品(1)の漏電が確実に防止
できる。
電装部品(1)の全体をシールドするものではないか
ら、漏電防止のための構成が簡単である。
電装部品(1)の取付け面(11)と取付け部(21)(2
1)との間に案内壁(31)が介在されてカバー(3)が
固定されるから、電装部品(1)の取付によってカバー
(3)が同時に取付け固定され、カバー(3)の固定の
ための構造が簡単である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第6図に基いて説明
する。
この実施例の給湯器付き風呂釜では、ケーシング(2)
の構成は、上方の蓋板(22)及び前板(23)以外の構成
側壁は一体的に結合された構成となっており、前記蓋板
(22)及び前板(23)が取外し可能となっている。この
ケーシング(2)内には、給湯機能部及び風呂機能部が
並設されており、第1図のように、給湯用の熱交換器
(A)と風呂用の熱交換器(B)とが共に内蔵されてお
り、ケーシング(2)の上部中央に前記熱交換器(A)
が、これの下方で右側に偏った位置に熱交換器(B)が
夫々配設され、各熱交換器とこれに連設されるバーナ箱
(15)とからなる燃焼装置はファン(F)によって強制
的に給排気される構成となっている。
前記熱交換器(A)では、バーナ箱(15)の底壁にファ
ン(F)の吐出口が連設されて押込み式の強制給排気構
造を採用し、他方の風呂用燃焼装置では、熱交換器
(B)とこれに連設される排気ダクト(16)との間にフ
ァン(F)が挿入された構成となっている。
この器具では熱交換器(A)及び熱交換器(B)からの
排気は共にケーシング(2)の上端部に配設した排気口
部(52)から排出される構成となっており、この排気口
部(52)の右側の小範囲には前記排気ダクト(16)の下
流側開口端が臨み、他方には熱交換器(A)に連設され
る排気筒部の下流側開放端が臨む。
前記排気ダクト(16)は熱交換器(B)の上方に連設し
たファン(F)の出口から熱交換器(A)の側壁近傍を
ケーシング(2)の後部側壁に沿って上昇し、この排気
ダクト(16)と前板(23)との間の空間には、第2図に
示すように、電装ユニット(U)が設けられている。こ
の電装ユニット(U)は、保護ケース(H)内に収容さ
れており、電装ユニット(U)の基板(K)は、排気ダ
クト(16)側に位置する。
前記排気ダクト(16)と対向するケーシング(2)の後
部側壁の上部には、給気孔(24)(24)が配設されてお
り、これら給気孔から熱交換器(A)のファン(F)及
び熱交換器(B)のバーナ部に燃焼用空気が吸引される
こととなる。
従って、熱交換器(A)又は熱交換器(B)と対応する
バーナが燃焼状態にあるときには、この吸引空気流によ
って排気ダクト(16)及び電装ユニット(U)が空冷さ
れることとなる。
上記電装ユニット(U)への電源回路には、ノーヒュー
ズブレーカ(以下単にブレーカ(10a)という)及びト
ランス(10b)が挿入され、この実施例では、これらが
既述の電装部品(1)となり、ケーシング(2)の後部
側壁下部に取付けられている。
これらの各電装部品(1)の取付け構造は、第3図及び
第4図に示すようになっており、特に、ブレーカ(10
a)の取付け面(11)が、第3図に示すように、ケーシ
ング(2)の後部側壁から突出させた突起と対接してお
り、この内の一対の突起が取付け部(21)(21)とな
り、他の一対の突起が支持突起(25)(25)となる。
尚、前記四つの突起の頂部は一つの平面を構成するよう
になっており、前記取付け部(21)(21)を用いてブレ
ーカ(10a)の取付け面(11)をケーシング(2)の後
部側壁に取付けると、このブレーカ(10a)は4点によ
って支持されたものとなる。
この実施例では、前記突起と取付け面(11)との間に
は、カバー(3)の案内壁(31)を介在させて取付ける
構成となっており、前記取付け部(21)(21)と対応す
る位置には透孔が配設されている。従って、この透孔を
挿通するようにして案内壁(31)を取付け面(11)に添
わせてネジ止めすると、カバー(3)をブレーカ(10
a)の上方に被蓋させた状態に取付けられることとな
る。
尚、前記カバー(3)の後方部以外の周辺には立上がり
部(32)(32)が設けられている。従って、カバー
(3)の上方から滴下した結露水等がケーシング(2)
の後部壁面側に案内されることとなる。
次に、トランス(10b)については、上下に配設した一
対の取付け部(21)(21)によってネジ止めする構成と
してあり、前記取付け部(21)と対応する取付け片を挿
通させた止めネジが取付け部(21)(21)に螺合してい
る。このトランス(10b)にもカバー(3)を被覆させ
ているが、この電装部品では、上方の取付け部(21)に
螺合する止めネジによって前記カバー(3)が取付けら
れる。
尚、このトランス(10b)に取付けるカバー(3)は、
その先端部を下方に折曲げてあり、両側辺は上方に折曲
げている。又、カバー(3)の前後方向の幅は、トラン
ス(10b)の取付け高さよりも十分に大きく設定してあ
る。
上記構成の給湯器付の風呂釜では、前面及び上方開放の
ケーシング(2)内に各部分を組み付けた後、蓋板(2
2)及び前板(23)によって閉塞すると、完成状態とな
るが、前記ケーシング(2)は一般に薄鋼板によって製
作されており、前記蓋板(22)及び前板(23)を装着し
ない状態で、各部の組み付け作業及び生産ライン上での
検査が行われる。ところが、後部側壁から前方に屈曲し
ただけの左右の側壁の強度が不十分であることから、こ
の各工程においては、前記左右側壁が変形しやすい。そ
こで、この実施例では、ケーシング(2)の左右側壁の
中央部前縁を補強桟(4)によって連結してあり、この
補強桟(4)が前板(23)の内面に添って位置するよう
にしてある。
この補強桟(4)は第2図に示すように、内方に空間部
を有する断面C字状で、給湯器の熱交換器(A)の下方
に装着されるファン(F)の前方部を挿通するようにし
ている。そして、この一方の端部は、排気ダクト(16)
の下部の前方部に位置する。又、この部分は、保護ケー
ス(H)の下方近傍に位置する。
この排気ダクト(16)の下部,前記補強桟(4)の端部
及び保護ケース(H)の下端部との間には、第5図及び
第6図に示すように、前方にのみ開放する遮蔽箱(40)
をケーシング(2)の側壁に取付けてあり、この取付け
面にはリモコンコード(R)を挿通させるための透孔
(41)を前記遮蔽箱(40)及びケーシング(2)の側壁
に開設し、この透孔にゴムブッシング(42)を装着して
いる。
上記構成の補強桟(4)及び遮蔽箱(40)を利用して保
護ケース(H)内の電装ユニット(U)への電気投入コ
ード(E)及びリモコンコード(R)が接続されてお
り、前者の熱交換器(A)は、ブレーカ(10a)からそ
の上方に位置する補強桟(4)の端部に引き上げられた
後、補強桟(4)に添って遮蔽箱(40)に導かれ、その
後、先端の端子が保護ケース(H)の下端部を挿通して
内部の電装ユニット(U)に接続される。
後者のリモコンコード(R)は、ゴムブッシング(42)
を挿通させて遮蔽箱(40)内に導かれ、この部分から保
護ケース(H)の前面下部に設けた接続端子台(T)に
接続される。尚前記接続端子台(T)は、保護ケース
(H)の裏面から電装ユニット(U)に電気接続されて
いることは言うまでもない。
上記の配線構造では、各コードがファン(F)による燃
焼用空気の吸引経路を通って配線されると共に、前板
(23)に近づいて配線されるから、これらのコードの過
熱が防止される。
又、熱交換器(B)に対応させたファン(F)の空冷フ
ァン(FC)とも接触するおそれがないから、これによる
損傷も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を採用した器具の前板(23)を
取外した状態の正面図,第2図は要部のX−X縦断面
図,第3図は本考案実施例の要部の拡大正面図,第4図
はその断面図,第5図,第6図はリモコンコード(R)
の導入部の詳細説明図であり、図中, (11)……取付け面 (1)……電装部品 (21)……取付け部 (2)……ケーシング (A)(B)……熱交換器 (3)……カバー (31)……案内壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器等の水回路を具備する器具であっ
    て、電装部品(1)を器具の下部で且ケーシング(2)
    の側壁に添設するようにした電装部品取付け構造におい
    て、ケーシング(2)の側壁の内面に独立的に突出させ
    た複数の取付け部(21)(21)を設け、この取付け部
    (21)(21)とこれらに対面する電装部品(1)の取付
    け面(11)とが固定され、電装部品(1)の上方域より
    広い範囲を被蓋するカバー(3)を設けると共に、この
    カバー(3)のケーシング(2)の側壁側の端縁から垂
    下させた案内壁(31)を前記取付け部(21)(21)と電
    装部品(1)の前記取付け面(11)との間に介在させ
    た、水回路を具備する器具の電装部品取付け構造。
JP1990014920U 1990-02-16 1990-02-16 水回路を具備する器具の電装部品取付け構造 Expired - Fee Related JPH0744912Y2 (ja)

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