JP2001028885A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2001028885A
JP2001028885A JP11198052A JP19805299A JP2001028885A JP 2001028885 A JP2001028885 A JP 2001028885A JP 11198052 A JP11198052 A JP 11198052A JP 19805299 A JP19805299 A JP 19805299A JP 2001028885 A JP2001028885 A JP 2001028885A
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JP
Japan
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power
plate
slits
power supply
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP11198052A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Takayama
英之 高山
Shigeo Tsukue
重男 机
Takashi Fudo
孝 不動
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内設置型の電源装置において、自然冷却の
ため冷却の用の通風口を大きくしても埃やゴミの侵入さ
らには指等の挿入に対する安全対策を可能にする。 【解決手段】 直流電力を系統の周波数に合わせた交流
電力に変換して該系統へ供給するように成した電源装置
において、筺体の上下の面に複数のスリットで構成され
空気が下から上へ流れる通風口と、これら通風口に対向
するように筺体内に設けられ、かつ風路が上下方向に形
成される放熱板9と、この放熱板9と通風口との間に設
けられスリットの投影が少なくとも一部重ならないスリ
ットを有する保護板8とをそなえたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電力を交流電
力に変換した後系統へ供給する系統連系型の電源装置に
関し、特に内部の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような電源装置の従来技術としては
特開平11−122933号公報に記載されたようなも
のがあった。この公報に記載されたものは、屋外設置を
前提としてファンによって筺体内部を強制的に冷却する
ようにしたものであった。
【0003】このため筺体内部の発熱部品を最適に冷却
できるように発熱部品の配置が成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電源
装置を屋内に設置した際、冷却用のファンの音が騒音と
なるので自然対流による冷却が必要であり、また、自然
冷却のため冷却の用の通風口を大きくとると、埃やゴミ
の侵入さらには指等の挿入に対する安全対策が必要とな
るものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は直流電力を系統
の周波数に合わせた交流電力に変換して該系統へ供給す
るように成した電源装置において、筺体の上下の面に複
数のスリットで構成され空気が下から上へ流れる通風口
と、これら通風口に対向するように筺体内に設けられ、
かつ風路が上下方向に形成される放熱板と、この放熱板
と通風口との間に設けられスリットの投影が少なくとも
一部重ならないスリットを有する保護板とを有するの
で、スリットから侵入する異物を保護板が阻止し直接放
熱板に至るのを抑制することができる。
【0006】さらに、通風口のスリットと保護板のスリ
ットとはほぼ同じ形状に構成されているので、保護板の
位置で容易に通風口のスリットから投影される放熱板の
面積を調節することができる。
【0007】さらに、通風口と保護板との間隔はスリッ
トの短方向の長さにほぼ等しいので、冷却風の通風抵抗
を抑制できるものである。
【0008】さらに、放熱板には直流電力を交流電力に
変換するスイッチング素子が取り付けられているので、
スイッチング素子の放熱が良好に行えると共に、高熱に
なる放熱板への異物の侵入を抑制できるものである。
【0009】さらに、直流電力は太陽光から発電された
直流電力であるので、太陽光から交流電力を生成して系
統へ供給することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は電源装置の上面(a)、正面
(b)、右面(c)、左面(d)を示す説明図であり、
図2は、要部構成要素を示した分解斜視図であり、これ
らの図において、1は背面板であり、屋内の壁面に取り
付けるためのフックや固定部が形成されている。
【0011】2は背面板1に固定される側面板であり、
略コ字状に形成され筺体の底面、及び左右の側面を形成
している。
【0012】3は上面板であり、背面1及び側面板2に
固定され、この上面板3及び側面板2に保護シート5を
介して固定される前面板6と共に電源装置の筺体を形成
している。尚、4は筺体の一部を構成する蓋部材であ
り、筺体の1部を取り外し可能にして背面板1側から引
き込む直流電力の供給線及び系統へ供給する交流電力の
出力線の内部端子への接続を可能にしている。
【0013】7、8はそれぞれ保護板であり、筺体内に
収納される放熱板9と側面板2の底面に形成される複数
のスリット又は上面板3に形成される複数のスリットと
の間に設けられている。
【0014】図3は上面板3と保護板8との位置関係を
示す説明図であり、上面板3には通風口となる幅Aのス
リットが複数間隔Bで2列並べられている。この幅Aと
間隔Bとは同じ寸法である。尚、スリットの長さ及び列
数は上面板3のサイズによって強度が確保できるように
設定すればよく2列に限るものではない。
【0015】また、保護板8にも同様なスリットが同じ
幅A、同じ間隔Bで2列並べられており、上面板6を上
から見た際に上面板3のスリットの投影が保護板8のス
リットに重ならないように間隔Bずらしている。すなわ
ち、上面板3のスリットから垂直に覗いた際、保護板8
のスリットが見えないように保護板8を配置している。
さらに上面板3と保護板8との間隔は、ほぼスリットの
幅Aに設定して、スリット間を流れる空気の通風抵抗を
減らしている。この間隔が埃や異物さらには指などの侵
入や挿入を抑制できると共に通風抵抗が余り増加しない
間隔であった。
【0016】尚、スリット同士が完全に重ならなくする
必要はなく、一部重ならない程度(指が入らない程度)
でも良く、従って、スリットの幅A、間隔Bは一致して
いなくても良いものである。
【0017】側面板2の底面に形成され通風口となる複
数のスリットの列と保護板7との関係も上面板3と保護
板8との関係とほぼ同じに設定されている。
【0018】従って、筺体内に底面の通風口と上面板3
の通風口とをつなげる風路が形成され、この風路中に通
風口に対向するように放熱板9が設けられている。この
放熱板9には前記風路を空気の流れに沿って仕切るよう
に複数のフィンが形成されている。これらのフィンによ
って空気が上下(自然対流では下から上に向かって)に
流れる風路が形成されている。
【0019】10はこの放熱板9に取り付けられたイン
バータ回路であり、単相ブリッジ状に接続された複数の
スイッチング素子をモジュール化したものであって、直
流電力を系統の周波数に合わせた交流電力に変換するも
のである。このスイッチング素子からの放熱が放熱板9
に伝達されるものである。
【0020】11は制御基板であり、インバータ回路の
制御信号を生成する。この制御基板11は放熱板9の前
方で前面板6との間に配置されている。
【0021】13は側面板2の右側に形成された開口で
あり、運転停止スイッチ、系統との接続を遮断して単独
運転を行うスイッチ、単独運転の際の交流電力の出力コ
ンセントなどを乗せたスイッチ部12が内部から臨むも
のである。
【0022】このように構成された電源装置では、この
電源装置を屋内の壁面に取り付け直流電力源(太陽電池
や燃料電池など)と交流電力源となる系統とを電力線で
接続する。電源装置を運転することによってスイッチン
グ回路10で生じる発熱は放熱板9へ伝達され、風路を
流れる空気と熱交換される。
【0023】また、筺体の上下の面に構成された通風口
のスリットから侵入する埃や異物は、保護板7又は8の
スリットとスリットとの間の部分で受け止められ内部に
侵入することがない。また、指などを入れた際にも同様
に保護板7又は8に当たり内部に指が侵入するのを防止
することができる。
【0024】さらに、保護板をスライドさせる構造(ネ
ジで固定位置を変える)でスリットの投影面積の重なる
位置をずらして冷却用空気の通過量を増加させるように
しても良いが、この際、埃や異物の少ないところ電源装
置を設置するのが好ましい。
【0025】
【発明の効果】以上のように構成された電源装置では、
通風口のスリットと保護板のスリットとをずらすことに
よって、埃や異物の侵入を抑制する事ができるものであ
り、エアーフィルターやメッシュフィルターなどを用い
た場合に比べ通風面積が大きくなり通風量が十分に確保
できて送風装置が不要になると共に、通風口の強度が十
分に確保でき外部からの衝撃を抑制できるものである。
【0026】また、スイッチング素子など発熱の大きい
部品を用いても充分な冷却効果が期待できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電源装置の上面(a)、
正面(b)、右面(c)、左面(d)を示す説明図であ
る。
【図2】図1に示した電源装置の要部構成要素を示した
分解斜視図である。
【図3】上面板と保護板との位置関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 背面板 2 側面板 3 上面板 9 放熱板 10 インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 不動 孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA06 BB07 HA05 HA06 HA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力を系統の周波数に合わせた交流電
    力に変換して該系統へ供給するように成した電源装置に
    おいて、筺体の上下の面に複数のスリットで構成され空
    気が下から上へ流れる通風口と、これら通風口に対向す
    るように筺体内に設けられ、かつ風路が上下方向に形成
    される放熱板と、この放熱板と前記通風口との間に設け
    られ前記スリットの投影が少なくとも一部重ならないス
    リットを有する保護板とを有することを特徴とする電源
    装置。
  2. 【請求項2】前記通風口のスリットと前記保護板のスリ
    ットとはほぼ同じ形状に構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の電源装置。
  3. 【請求項3】前記通風口と前記保護板との間隔は前記ス
    リットの短方向の長さ(幅)にほぼ等しいことを特徴と
    する請求項2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】前記放熱板には直流電力を交流電力に変換
    するスイッチング素子が取り付けられていることを特徴
    とする電源装置。
  5. 【請求項5】前記直流電力は太陽光から発電された直流
    電力であることを特徴とする電源装置。
JP11198052A 1999-07-12 1999-07-12 電源装置 Pending JP2001028885A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003333864A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置
JP2013054069A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Brother Ind Ltd カラオケ装置
US8648076B2 (en) 2005-08-05 2014-02-11 Hybrigenics Sa Cysteine protease inhibitors and their therapeutic applications
KR101485053B1 (ko) * 2013-02-27 2015-01-21 주식회사 케이디파워 에너지 저장장치를 구비한 가전기기

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Effective date: 20051226