JPH0431496Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431496Y2
JPH0431496Y2 JP1984187747U JP18774784U JPH0431496Y2 JP H0431496 Y2 JPH0431496 Y2 JP H0431496Y2 JP 1984187747 U JP1984187747 U JP 1984187747U JP 18774784 U JP18774784 U JP 18774784U JP H0431496 Y2 JPH0431496 Y2 JP H0431496Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
opening
box
control box
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984187747U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61101368U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984187747U priority Critical patent/JPH0431496Y2/ja
Publication of JPS61101368U publication Critical patent/JPS61101368U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431496Y2 publication Critical patent/JPH0431496Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Supply (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野) 本考案は、給油器、暖房器等の燃焼器具又は電
熱器具の制御ボツクス、特に、耐熱性において劣
る部品群、例えば電装部品等を収容するボツクス
の構造に関するものである。
(従来技術及びその問題点) この種制御ボツクス2は、従来、実開昭57−
87935号(第3図)に開示されるように、器具本
体1内の吸気経路途中に配設される。
燃焼時において、吸気経路が制御ボツクス2を
介して流れることから、この制御ボツクスが吸引
空気により空冷されてこの制御ボツクス及びその
内蔵部品の過熱が防止されるのである。
ところが、上記従来のものでは、吸気経路の入
口側に高温部がある場合には運転中において、器
体内に熱交換器等の熱容量の大きな部材を具備す
る器具では、器具の運転を停止した場合におい
て、制御ボツクス内の部品が過熱状態に置かれる
ことがあり、これにより、前記内蔵部品の損傷を
招来することがある。
これは、前者の場合には、吸気温度が高くなる
ことによるもので、後者の場合には吸気動作が停
止して空冷効果が生じなくなるからである。
一方、上記のような問題を解消するものとし
て、実開昭54−177743号公報に開示された構成の
ものがある。このものでは、電装部品の1つであ
るタイマーを器具本体に内蔵するに際し、このタ
イマーを収容するためのボツクスを他から区画し
た箱室とし、この箱室を器具の前面に沿わせて配
設するとともに箱室の前面部の下部と上部に開口
を形成している。
従つて、箱室内には、器具本体の温度上昇に伴
つて、下部の開口から流入し箱室内を経て上部の
開口から排出される自然循環空気流が生じること
となり、タイマーがこの空気流によつて空冷され
る。
ところが、このものは、箱室の一方の壁面にの
み空気流入用開口と空気流出用開口とを形成する
ものであるから、空冷効果が不十分であつた。そ
して、箱室内に多数の電装部品を収容した場合に
は、この傾向が一段と著しいものとなる。
空冷用空気の流れが複雑に屈曲して自然循環に
よる空気流の場合には、空冷用の空気の流量及び
流速が十分なものとはならないからである。
(技術的課題) 本考案は、『器具本体内に燃焼用又は空気加熱
用の吸気経路を具備させると共に、この器具本体
内に制御部品群を収容した制御ボツクスを具備さ
せ、前記制御ボツクスの構成壁面の下部に空気流
入用開口を、上部に空気排出用開口をそれぞれ設
ける形式の熱器具』において、制御ボツクス内の
制御部品群が、加熱状態とならないようにすると
共に、制御ボツクス内に流入するフレツシユエア
ー(空冷用空気)によつて効率的に空冷されるよ
うにすることをその技術的課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するための本考案の技術
的手段は、『器具本体内に他から区画され且器具
本体の構成壁の対向壁間を貫通するように形成し
た箱室を設けてこの箱室を制御ボツクスとし、箱
室の前記対向壁の一方に空気流入用の開口を設け
ると共に他方に前記開口よりも上方に位置する空
気流出用の開口を設け、空気流入用の開口近傍か
ら空気流出用の開口近傍にかけて斜めに上昇する
平面上に制御部品群を配列した』ことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
制御ボツクス内は、器具本体の他の部分から区
画されているから、このボツクス内の空気の流れ
は、燃焼用又は空気加熱用の吸気経路から独立し
た状態にある。
又、この制御ボツクスとなる箱室は、器具本体
の構成壁の対向壁間に貫通するように配設され、
しかも、この対向壁に開口が形成されてこれら開
口には高低差があるから、箱室の壁面が加熱され
て箱室内の温度が外気温度よりも高くなると、箱
室内に空気の流れが生じる。つまり、一方の流入
用の開口から制御ボツクス内に流入した空気はこ
の制御ボツクスを通過して他方の開口から排出さ
れ、この間に制御ボツクス内の装置を空冷する。
特に、上記技術的手段によれば、器具本体を貫
通するように箱室が形成されるから、前記空冷用
の空気が円滑に流入排出する。又、制御部品群が
空気流入用の開口近傍から空気流出用の開口近傍
にかけて斜めに上昇する平面上に配列されている
から、前記のように円滑に流入排出する空冷用の
空気流に沿つて制御部品群が配列されることとな
る。
つまり、制御ボツクス内に対して空冷用空気が
円滑に流入排出すると共に、制御部品群がこの空
気円滑な流れによつて確実に空冷されることとな
る。
(効果) 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
器具の吸気経路から独立した空気流により制
御ボツクス内に空冷されるから、吸気回路の状
態の如何にかかわらず、制御ボツクス内の制御
部品群の過熱が防止できる。
制御ボツクス内に対して空冷用空気が円滑に
流入排出すると共に、制御部品群がこの空気円
滑な流れによつて確実に空冷されるから、既述
従来例に比べて制御ボツクス内の制御部品群の
空冷効果が一段と優れたものとなる。又、制御
ボツクスを十分に大きくとることができるか
ら、多数の制御部品群を収容するようにして
も、前記空冷効果が損なわれない。
(実施例) 第1図〜第2図に示す実施例は、吸気管31と
排気管32とを二重管式にした給湯器に関するも
ので、この場合には、器具本体1内に吸気管31
からフアン11に致る燃焼用吸気回路が構成され
る。従つて、この吸気回路の空気は排気管32に
より加熱されたものとなる。
そこで、この実施例では、器具本体1内にその
前面から後面に達する箱室21が形成され、この
箱室は上面22が後方に向つて上向きに傾斜する
傾斜面となり、全体として略三角形状に構成され
ている。尚、このものでは、器具本体の前面及び
後面を構成する外装板の一部がそのまま前記箱室
の前面あるいは後面となり、箱室の前面側に複数
の流入口23,23が、他方の後面側上部複数の
流出口24,24が開口している。
次に、この箱室内にはこの箱室の上面22に沿
つて平行に電装部品群を配列するようにしてあ
り、このため、これら電装部品群を補助ボツクス
20内に収容し、この補助ボツクス20が前記上
面と一定の間隙を置いて平行となるように箱室2
1内に取付けてある。
この場合には、流入口23,23から流出口2
4,24に空気が流れ易いことから空冷効果が大
であり、しかも、箱室外部とは二重に区画された
室内に電装部品が収納されることから輻射熱遮断
効果も大となる。
さらに、この実施例では、箱室21の両端は器
具本体1の前面、後面に対してパツキン4を介し
て対接させてあるから、箱室21内に暖気(温度
上昇空気)が流入する心配もない。
尚、この実施例では、制御用電装部品群を補助
ボツクス20内に収容してこの補助ボツクスをさ
らに箱室21内に収容する構成としたが、この箱
室をそのまま制御ボツクスとしてもよく、この場
合には、補助ボツクス20にかえて電装部品取付
用の取付基板を採用するようにすればよい。
また、上記実施例以外に、空気加熱回路を有す
る暖房器具等にも本考案は利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の−断面図、第2
図は正面断面図、第3図は従来例の説明図であ
り、 図中、1……器具本体、2……制御ボツクス、
20……補助ボツクス、21……箱室、23……
流入口、24……流出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器具本体内に燃焼用又は空気加熱用の吸気経路
    を具備させると共に、この器具本体内に制御部品
    群を収容した制御ボツクスを具備させ、前記制御
    ボツクスの構成壁面の下部に空気流入用開口を、
    上部に空気排出用開口を、それぞれ設ける形式の
    熱器具において、器具本体内に他から区画され且
    器具本体の構成壁の対向壁間を貫通するように形
    成した箱室を設けてこの箱室を制御ボツクスと
    し、箱室の前記対向壁の一方に空気流入用の開口
    を設けると共に他方に前記開口よりも上方に位置
    する空気流出用の開口を設け、空気流入用の開口
    近傍から空気流出用の開口近傍にかけて斜めに上
    昇する平面上に制御部品群を配列した熱器具用制
    御ボツクス。
JP1984187747U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH0431496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984187747U JPH0431496Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984187747U JPH0431496Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61101368U JPS61101368U (ja) 1986-06-28
JPH0431496Y2 true JPH0431496Y2 (ja) 1992-07-29

Family

ID=30745210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984187747U Expired JPH0431496Y2 (ja) 1984-12-10 1984-12-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431496Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54177743U (ja) * 1978-06-06 1979-12-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61101368U (ja) 1986-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3613109B2 (ja) 誘導加熱調理器
JPWO2008084648A1 (ja) 誘導加熱調理器
JPH0431496Y2 (ja)
JP2544737Y2 (ja) グリル付き電気こんろの排気構造
JPH0344999Y2 (ja)
JPS6130120Y2 (ja)
JPS5843833Y2 (ja) 電子装置架構造
JPH0711320Y2 (ja) 燃焼器具のリモコンコード導入構造
JPS6252329A (ja) 複合加熱調理器
JPS6034985Y2 (ja) 加熱調理器
JP2518414B2 (ja) 温風暖房機
JPH0121516Y2 (ja)
JPS624838Y2 (ja)
JPH02204630A (ja) 熱併給発電装置
JPH0213877Y2 (ja)
JPH0779034B2 (ja) 加熱装置
JPS6116627Y2 (ja)
CN116725381A (zh) 烹饪装置
JPS6227807Y2 (ja)
JPH0744912Y2 (ja) 水回路を具備する器具の電装部品取付け構造
JPH0118984Y2 (ja)
JPH0711982B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2508385B2 (ja) 電気暖房器
JP3655082B2 (ja) 燃焼装置
JPH06350941A (ja) 浴室用テレビの冷却装置