JPH0344999Y2 - - Google Patents

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JPH0344999Y2
JPH0344999Y2 JP14171785U JP14171785U JPH0344999Y2 JP H0344999 Y2 JPH0344999 Y2 JP H0344999Y2 JP 14171785 U JP14171785 U JP 14171785U JP 14171785 U JP14171785 U JP 14171785U JP H0344999 Y2 JPH0344999 Y2 JP H0344999Y2
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air
air supply
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は家庭用ボイラー等の給湯器に係わり、
詳述すればバーナの燃焼量を制御したり吸気量を
可変させたりする制御部の構造に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種給湯器としては実公昭58−1720号公報
や実開昭58−131344号公報等に開示されるよう
に、給湯器のバーナの燃焼量や吸気量を可変制御
する制御回路基板等から成る制御器が給湯器内部
に配設されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術では制御器は多数の半導体部品
を有しており、バーナや熱交換器等からの熱の影
響により誤動作してしまうことがあつた。また、
燃焼空気をバーナに供給するための空気を取り入
れる空気入口(給気口)は前記制御器の近傍に設
けられているため、給湯器を室外に設置する場合
にはこの空気入口から雨風等により水が侵入して
御御器に悪影響を及ぼすという問題点を有してお
り、仮りに水の侵入を防止するための邪魔板を取
り付けるとその分のコストが上がると共に構造が
複雑化してしまう。
このため本考案は構造を複雑にすることなく、
制御回路部品の温度上昇を抑制できるようにする
ことを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、側壁に給気部を有する外装ケース
内にバーナ、燃焼室、熱交換器及び送風装置が設
けられた給湯器において、外装ケース内の給気部
の近くに給気部と対面するガイド板を設け、給気
部と対向して設けられ、送風装置によつて給気部
から外装ケース内に流入した空気を案内するガイ
ド板と、給気部とは反対側のガイド板に取付けら
れ、制御回路部品を搭載した制御回路基板とを備
えた構成である。
(ホ) 作用 このように構成すると、外装ケースの給気部か
ら外装ケース内に流入した空気はガイド板にて案
内されながら送風装置に吸入され、燃焼用空気と
して使用される。こののような外気の流れによつ
て冷却されるガイド板に制御回路基板が取付けら
れているため、制御回路基板に搭載された制御回
路部品の温度上昇が抑制される。また、制御回路
基板は給気部とは反対側のガイド板に取付けられ
ているので、雨風の影響で給気部から水が侵入し
ても、制御回路基板に水がかかる心配がなく、ガ
イド板が制御回路基板の取付け板と邪魔板を兼ね
ているので、構造が複雑になることもない。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例について第1図〜第5図
を参照して説明する。
3は内部下方にバーナ1並びにバーナ1上部に
位置する燃焼室2を配設すると共にその外周に熱
交換パイプ4を配設し燃焼室2上部に位置する熱
交換器、5は内部に設けたフアンを回転させて空
気吸込口6から燃焼用空気を取り入れてバーナ1
に供給しバーナ1下部に位置する送風装置、7は
バーナ1に供給するガス量を調節する比例弁、9
は比例弁7を制御してバーナ1の燃焼量を可変し
たり送風装置5の空気吸込口6の開口率を可変し
たりして燃焼制御を行なう制御部であり、この制
御部9は給湯器本体を構成する外装ケース8にお
いて送風装置5より上部の側壁に設けられる複数
の給気孔(給気部)10,10…と対向する部分
に止着している。
次に制御部9について説明する。11は給気孔
10,10…近傍に配設され縦長矩形状を成しそ
の平面部12の上下部に取付片13a,13bを
給気孔10側へ向けて折曲形成したガイド板であ
り、このガイド板11の一側部に後述する制御回
路基板18を支持するための切欠14,14,1
4を有した支持片15を内方へ向けて折曲形成
し、他側部を給気孔10側へ向けて折曲形成して
基板18を止着する止着部16,16,16を有
した止着片17を他側部に固着しておく。そし
て、このガイド板11は給気孔10,10…から
導入される空気により冷却され、かつ導入空気を
本体後方へ案内するものである。ただし、案内方
向としては後方でなく上方であつてもよく、要は
制御回路基板18を冷却するように導入空気が内
部へ導かれればよい。18は一側部にガイド板1
1の支持片15の切欠14,14,14に夫々支
持される突出部19,19,19を形成すると共
に、ICにて代表される種々の半導体部品や制御
回路部品を配置した制御回路基板、20,20…
は制御回路が制御する電気部品に接続するため基
板18上他側部付近に設けられる接続ピンであ
る。21は基板18の接続ピン20,20…が設
けられる部分を除き回路素子の取り付けられた部
分を覆い上面部22、下面部23、前面部24、
後面部25、一側面部26とから成りガイド板1
1に取り付けられる箱体である。この箱体21の
上面部22には第1の通気孔27,27…を形設
すると共にガイド板11上部の取付片13aを固
定する固定片28,28を延設し、下面部23に
は第2の通気孔29,29…を形設し、前面部2
4には適所に箱体21内方へ向けて折曲形成した
折曲片30を形設すると共にこの折曲片30に燃
焼量の微調節つまみ31,31を配設せる調節基
板32を止着し、後面部25には制御回路基板1
8の突出部19,19,19を夫々支持する切込
33,33,33を設けてある。これら制御部9
の組立斜視図を第1図に示す。
本考案の構成は以上の如くであり、以下その動
作について簡単に説明する。
運転開始スイツチ(図示せず)を投入すること
により、先ず送風装置5が作動して空気吸込口6
から空気を吸引しバーナ1に燃焼空気を供給して
バーナ1の燃焼を開始する。このとき外装ケース
8に設けた給気孔10,10…から外部の空気が
外装ケース8内に導入され、ガイド板11の平面
部12によつて後方へと迂回されて、比例弁7等
を介して送風装置5の空気吸込口6より吸入され
る。一方、給気孔10,10…より導入される空
気によつてガイド板11が冷却され、このガイド
板11に取り付けられる箱体21及び制御回路素
子を取り付けた制御回路基板18の冷却を促進す
ることができる。また給湯器は室外に設置される
ことが多く、給気孔10,10…から雨風等によ
つて水が侵入することがあるが、ガイド板11の
平面部12にて水の侵入を防止しているので制御
回路基板18が水に濡れることはない。更に箱体
21にて制御回路基板18の大部分を覆う構造と
したことで、バーナ1や熱交換器3等からの熱を
基板18が直接受けないようにしている。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如くであり、外装ケース内の給
気部の近くに給気部と対向して設けられ、送風装
置によつて給気部から外装ケース内に流入した空
気を案内するガイド板と、給気部とは反対側のガ
イド板に取付けられ、制御回路部品を搭載した制
御回路基板とを備えているので、外気によつてガ
イド板が冷却され、このガイド板の反対側に取付
けられた制御回路基板に搭載された制御回路部品
の温度上昇を抑制できるばかりでなく、ガイド板
が制御回路基板の取付け板と邪魔板を兼ね、外装
ケース内のスペースを有効に活用することができ
るとともに、制御回路基板が雨風の影響を受けな
いようにでき、構造を複雑にすることなく、制御
回路基板に水がかからないようにできるなどの効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は制御部の外観斜視図、第2図は給湯器の内
部構造を表わす図、第3図は制御部の分解斜視
図、第4図は外装ケースに取り付けた状態におけ
る第1図のA−A′断面図、第5図は同B−B′断
面図である。 1……バーナ、2……燃焼室、3……熱交換
器、5……送風装置、6……空気吸込口、8……
外装ケース、9……制御部、10……給気孔(給
気部)、11……ガイド板、13a,13b……
取付片、15……支持片、17……止着片、18
……制御回路基板、21……箱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁に給気部を有する外装ケース内にバーナ、
    燃焼室、熱交換器及び送風装置が設けられた給湯
    器において、外装ケース内の給気部の近くに給気
    部と対向して設けられ、送風装置によつて給気部
    から外装ケース内に流入した空気を案内するガイ
    ド板と、給気部とは反対側のガイド板に取付けら
    れ、制御回路部品を搭載した制御回路基板とを備
    えたことを特徴とする給湯器。
JP14171785U 1985-09-17 1985-09-17 Expired JPH0344999Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14171785U JPH0344999Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JP14171785U JPH0344999Y2 (ja) 1985-09-17 1985-09-17

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JPS6252743U JPS6252743U (ja) 1987-04-02
JPH0344999Y2 true JPH0344999Y2 (ja) 1991-09-24

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JPH07111250B2 (ja) * 1987-10-09 1995-11-29 三洋電機株式会社 温水暖房機
JPH07111251B2 (ja) * 1989-01-30 1995-11-29 松下電器産業株式会社 燃焼装置
JPH07113448B2 (ja) * 1989-01-30 1995-12-06 松下電器産業株式会社 燃焼装置

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JPS6252743U (ja) 1987-04-02

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