JP2518414B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2518414B2
JP2518414B2 JP1212351A JP21235189A JP2518414B2 JP 2518414 B2 JP2518414 B2 JP 2518414B2 JP 1212351 A JP1212351 A JP 1212351A JP 21235189 A JP21235189 A JP 21235189A JP 2518414 B2 JP2518414 B2 JP 2518414B2
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克哉 福野
道夫 目▲崎▼
英行 塚原
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は温風暖房機に関するものであり,特に通気
機能を備えたものである。
[従来の技術] 第4図(A)(B)は従来の温風暖房機の外観を示す
斜視図であり。第4図(A)は前方から見た図、第4図
(B)は後方から見た図、第5図および第6図は本体の
内部構成を示す側断面図および斜視図である。図におい
て,(1)は本体,(2)は本体(1)後面に設けら
れ,本体(1)内部に空気を取り入れる空気取入口,
(3)は本体(1)前面に設けられ,本体(1)外部へ
温風を吹き出す温風吹出口である。ここで,本体(1)
内部で気化燃料を燃焼させ,生じた熱気を本体(1)外
部から取り入れた空気と混合し,温風として温風吹出口
(3)より本体(1)外部へ放出する。(4)は灯油等
の気化燃料を燃焼させ熱気を発生させるバーナー,
(5)はバーナー(4)下部周辺の外郭であるポット,
(6)は熱気を上方へ導くためにバーナーを囲むように
設置された燃焼筒,(7)は空気取入口(2)に取り付
けられた送風フアンであり,本体(1)外部の空気を空
気取入口(2)から本体(1)内部に取り込み,空気と
バーナー(4)による熱気とを混合させ温風をつくると
共に,温風吹出口(3)から本体(1)外部へ温風を放
出する。(8)は送風フアン(7)の回転により本体
(1)外部へ送り出される温風を温風吹出口(3)へ導
く風洞,(9)はバーナー(4)での気化燃料の燃焼や
送風フアン(7)の回転等の各種制御を行う制御基板で
あり,電子部品が実装され,本体(1)側面の内側に設
置されている。(12)は蒸発皿(11)を覆うカバーであ
る。
次に動作について説明する。まず,バーナー(4)に
て気化燃料を燃焼させ,熱気を発生させる。この熱気を
燃焼筒(6)により上方へ導く。一方,送風フアン
(7)を回転させ,本体(1)外部の空気を本体(1)
内部の燃焼筒(6)周辺へ送り込み,熱気と混合させ温
風をつくると同時にこの温風を風洞(8)を経由して温
風吹出口(3)から本体(1)外部へ放出する。以上の
過程にて温風暖房機から温風が吹き出される。また,こ
れらの一連の動作はマイコン等の電子部品からなる制御
基板(9)によって制御している。
[発明が解決しようとする課題] 従来の温風暖房機は以上のように構成されているの
で,バーナー(4)によって発生した熱気の大部分は温
風となり温風吹出口(3)から放出されるが,残った熱
気はポット(5)や燃焼筒(6)から輻射エネルギーと
して本体(1)内部へ放出されるので,熱気は内部に保
存される。特に本体(1)周辺の空気の流れが少ない状
況のもとで長時間,高熱量の運転を行った場合には,本
体(1)の外郭ケース表面を介して,本体(1)内部を
余分な熱気の放熱が少なくなるため,本体(1)内部に
こもった熱気が冷めにくく,本体(1)内部の温度が上
昇し,これにより本体(1)内部の制御基板(9)に使
用している電子部品が熱により劣化し,誤動作を生じる
という問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,本体内の過度的な高温化を防ぎ、制御基板
内の電子部品の熱劣化による誤動作を防止できる温風暖
房機を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る温風暖房機は、筐体の背面に設けられ
た空気を取り入れる空気取入口と、筐体の前面に設けら
れた温風を吹き出す温風吹出口と、前記空気取入口近傍
に設けられた送風ファンと、この送風ファンと前記温風
吹出口との間に設けられたバーナーと、前記送風ファン
から前記バーナーを介して前記温風吹出口へ温風を導く
風洞と、筐体の背面にかつ前記空気取入口よりも上部に
設けられた第1の通気孔と、筐体の前面にかつ前記温風
吹出口よりも下部に設けられた第2の通気孔とを備え、
前記第1の通気孔と第2の通気孔とを筐体内の前記風洞
の外側空間を介してほぼ対角線状に連通させたものであ
る。
[作用] この発明における温風暖房機は、燃焼時に本体内部に
残る余分な熱気を本体外部へ放出することにより,本体
内部の高温化を防止する。
[実施例] 第1図(A)(B)はこの発明の一実施例を示す外観
斜視図であり第1図(A)は前方から見た図,第1図
(B)は後方から見た図,第2図および第3図は本体
(1)の内部構造を示す側断面図および斜視図である。
図において,(1)〜(9)(11)(12)は従来の上記
第4図、第5図、第6図と同一または相当部分を示すの
で説明を省略する。(10a)は本体(1)前面下部に設
けられ,本体(1)外部の空気を本体(1)内へ取り込
む第1の通気孔である開孔A,(10b)は本体(1)後面
の空気取入口(2)上部に設けられ,本体(1)内部の
余分な熱気を本体(1)外部へ放出する第2の通気孔で
ある開孔Bである。
次に開孔A(10a)および開孔B(10b)による本体
(1)内部の通気について述べる。
まず,バーナー(4)による気化燃料の燃焼に伴なう
熱気のうち,ポット(5)や燃焼筒(6)から輻射エネ
ルギーとして本体(1)内部へ放出される余分な熱気
は,本体(1)上部に上昇していき,開孔B(10b)か
ら本体(1)外部へ流出される。これに伴って,開孔A
(10a)から外部の空気が流入される。これにより本体
(1)内部の空気の流れとして,開孔A(10a)から本
体(1)内部に流入した空気が輻射エネルギーの熱気を
吸収し,制御基板(9)とバーナー(4)との間のすき
まを風路として通過していき,開孔B(10b)から流出
する。以上の通風路が新たに形成され,制御基板(9)
周辺の余分な熱気を本体(1)外部へ放出し,電子部品
の熱劣化を防止している。特に,送風フアン(7)の回
転によつて空気取入口(2)近傍の空気が本体(1)内
部に取り入れられるため,空気取入口(2)近傍に位置
している開孔B(10b)からの熱気の流出が効率良く行
なわれる。
また,上記実施例では従来の内部構成をなしているバ
ーナー(4)と制御基板(9)の間のすきまを通風路と
して用いたが,このすきまに通風専用の外郭ケースを用
いた通風路を設けてもよい。
さらに,上記一実施例では石油等による気化燃料をバ
ーナー(4)で燃焼させ温風を発生させる温風暖房機に
ついて説明したが,ガスによる燃焼や電気を用いた発熱
等により温風を発生させる温風暖房機であつてもよく,
上記一実施例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように本発明による温風暖房機は、第1の通気
孔と第2の通気孔とを筐体内の風洞の外側空間を介して
ほぼ対角線状に連通させて冷気を通すことによって、燃
焼時の筐体内部全体の余分な熱を筐体外部へ放出でき、
筐体内部全体を冷却できるという効果がある。また、対
角線状に冷気が流れるので、冷気の取り入れと排出率が
高く、冷却効果が大きいという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)(B)はこの発明の一実施例を示す外観斜
視図,第2図および第3図はこの発明の一実施例を示す
本体の内部構造の側断面図および斜視図,第4図(A)
(B)は従来の外観斜視図、第5図および第6図は従来
の本体の内部構造を示す側断面図および斜視図である。 図において,(1)は本体,(2)は空気取入口,
(3)は温風吹出口,(4)はバーナー,(5)はポツ
ト,(6)は燃焼筒,(7)は送風フアン,(8)は風
洞,(9)は制御基板,(10a)(10b)は開孔A.Bであ
る。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の背面に設けられた空気を取り入れる
    空気取入口と、 筐体の前面に設けられた温風を吹き出す温風吹出口と、 前記空気取入口近傍に設けられた送風ファンと、 この送風ファンと前記温風吹出口との間に設けられたバ
    ーナーと、 前記送風ファンから前記バーナーを介して前記温風吹出
    口へ温風を導く風洞と、 筐体の背面にかつ前記空気取入口よりも上部に設けられ
    た第1の通気孔と、 筐体の前面にかつ前記温風吹出口よりも下部に設けられ
    た第2の通気孔とを備え、 前記第1の通気孔と第2の通気孔とを筐体内の前記風洞
    の外側空間を介してほぼ対角線状に連通させたことを特
    徴とする温風暖房機。
JP1212351A 1989-08-18 1989-08-18 温風暖房機 Expired - Lifetime JP2518414B2 (ja)

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