JPS5813231Y2 - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
- Publication number
- JPS5813231Y2 JPS5813231Y2 JP1977038850U JP3885077U JPS5813231Y2 JP S5813231 Y2 JPS5813231 Y2 JP S5813231Y2 JP 1977038850 U JP1977038850 U JP 1977038850U JP 3885077 U JP3885077 U JP 3885077U JP S5813231 Y2 JPS5813231 Y2 JP S5813231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- evaporator
- humidifier
- outside air
- inlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水を沸騰させることによる蒸気によって室内を
加湿するようにした加湿器に係り、特に火傷の危険を防
止するようにした加湿器に関する。
加湿するようにした加湿器に係り、特に火傷の危険を防
止するようにした加湿器に関する。
従来より、電気ヒータ等の加熱手段によって蒸発器内の
水を沸騰気化させ、その蒸気を蒸気吐出口より器外に放
出して室内に湿気を与えるようにした加湿器が供されて
いる。
水を沸騰気化させ、その蒸気を蒸気吐出口より器外に放
出して室内に湿気を与えるようにした加湿器が供されて
いる。
しかしながら、一般にこの種加湿器は蒸発器内で上述の
如く生成した蒸気を高温度の状態で直ちに蒸気吐出口よ
り器外に放出しているため、使用者が誤ってこの高温度
の素気に触れた場合火傷する危険があった。
如く生成した蒸気を高温度の状態で直ちに蒸気吐出口よ
り器外に放出しているため、使用者が誤ってこの高温度
の素気に触れた場合火傷する危険があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、水を加熱して沸騰気化させる蒸発器の上方に、筒状
を威して該蒸発器からの蒸気を蒸気吐出口から器外に放
出する蒸気通路を設け、該蒸気通路に、蒸気通路内を立
昇る気流により外気を流入させる流入口を前記蒸発器の
上方に位置させ且つ前記蒸気吐出口までの間に混合室空
間を余すべくして形成する構成とすることにより、蒸気
生成効率を低下させることなく蒸気を器外に放出する□
前にこの蒸気の確実な温度低下を図り得て火傷の危険を
防止することができると共に、蒸気熱による蒸気通路の
劣化を防止でき、また価格の［氏廉化に寄与できる加湿
器を提供するにある。
は、水を加熱して沸騰気化させる蒸発器の上方に、筒状
を威して該蒸発器からの蒸気を蒸気吐出口から器外に放
出する蒸気通路を設け、該蒸気通路に、蒸気通路内を立
昇る気流により外気を流入させる流入口を前記蒸発器の
上方に位置させ且つ前記蒸気吐出口までの間に混合室空
間を余すべくして形成する構成とすることにより、蒸気
生成効率を低下させることなく蒸気を器外に放出する□
前にこの蒸気の確実な温度低下を図り得て火傷の危険を
防止することができると共に、蒸気熱による蒸気通路の
劣化を防止でき、また価格の［氏廉化に寄与できる加湿
器を提供するにある。
以下本考案の一実施例を第１図を参照しながら説明する
。
。
１は偏平な基台で、略中夫の開口部に蒸発器２を挿入配
設してあり、該蒸発器２の外底面周縁部には電気ヒータ
３を装着している。
設してあり、該蒸発器２の外底面周縁部には電気ヒータ
３を装着している。
４は前記蒸発器２の上部に配設した露受は体で、上板４
ａを中央に向けて漸次下降する下降状態になすと共に、
該上板４ａに複数個の蒸気流通孔５を形成している。
ａを中央に向けて漸次下降する下降状態になすと共に、
該上板４ａに複数個の蒸気流通孔５を形成している。
６は蒸気通路たる通気筒体で、前記露受は体４の上板４
ａより延出した取付部４ｂに取付脚７を介して露受は体
４の上方従って蒸発器２の上方に配設されており、該通
気筒体６はその下部周壁を前記露受は体４上部を外側か
ら囲繞するように拡開し、この拡開部６ａと露受は体４
との間に形成された開口部を流入口８としている。
ａより延出した取付部４ｂに取付脚７を介して露受は体
４の上方従って蒸発器２の上方に配設されており、該通
気筒体６はその下部周壁を前記露受は体４上部を外側か
ら囲繞するように拡開し、この拡開部６ａと露受は体４
との間に形成された開口部を流入口８としている。
また前記通気筒体６の上板６ｂに蒸気吐出口たる多数の
吐出孔９を形成しており、この吐出孔９と前記流入口８
との間には混合室空間Ｃｓが存する。
吐出孔９を形成しており、この吐出孔９と前記流入口８
との間には混合室空間Ｃｓが存する。
即ち、前記流入口８は通気筒体６換言すれば筒状を威す
蒸気通路に前記蒸発器２の上方に位置させ且つ吐出孔９
までの間に混合室空間Ｃｓを余すべくして形成せられて
いるのである。
蒸気通路に前記蒸発器２の上方に位置させ且つ吐出孔９
までの間に混合室空間Ｃｓを余すべくして形成せられて
いるのである。
１０は所謂カートリッジ式の給水タンクで、前記基台１
の上面に隆起形成した載置台１１に前記通気筒体６を囲
繞するようにして着脱可能に設置され、その設置状態で
前記蒸発器２内にその水位を常に一定水位に保持するよ
うに給水槽１２及び給水管１３を介して逐次給水するも
のである。
の上面に隆起形成した載置台１１に前記通気筒体６を囲
繞するようにして着脱可能に設置され、その設置状態で
前記蒸発器２内にその水位を常に一定水位に保持するよ
うに給水槽１２及び給水管１３を介して逐次給水するも
のである。
而して、上記構成の作用につき説明する。
今、図示しない電気ヒータ用電源スィッチをＯＮ操作し
て電気ヒータ３に通電すると、通電ヒータ３の発熱によ
り蒸発器２内の水が次第に高温化し、遂には沸騰して漸
次蒸発気化する。
て電気ヒータ３に通電すると、通電ヒータ３の発熱によ
り蒸発器２内の水が次第に高温化し、遂には沸騰して漸
次蒸発気化する。
一方、このような水の高温化及び蒸気化に伴って通気筒
体６内に上昇気流を生じ、この通気筒体６内を立昇る気
流の吸引作用によって、外気が給水タンク１０の下面と
基台１の上面との間の空隙Ａ及び流入口８を介して通気
筒体６内に流入し上昇する。
体６内に上昇気流を生じ、この通気筒体６内を立昇る気
流の吸引作用によって、外気が給水タンク１０の下面と
基台１の上面との間の空隙Ａ及び流入口８を介して通気
筒体６内に流入し上昇する。
この折り、流入口８が蒸発器２の上方に存在することか
ら、外気が蒸発器２に触れるということはなく、従って
蒸発器２は冷やされることなく良好に蒸気生成を続行す
る。
ら、外気が蒸発器２に触れるということはなく、従って
蒸発器２は冷やされることなく良好に蒸気生成を続行す
る。
而して、上述のようにして生成された蒸気は、吐出孔９
より流出する前に通気筒体６内、中でもその混合室空間
Ｃｓで低温度の外気と混り合って該外気によって適度に
冷却され、そして該外気と共に吐出孔９から器外に流出
し、以って室内に湿気を与える。
より流出する前に通気筒体６内、中でもその混合室空間
Ｃｓで低温度の外気と混り合って該外気によって適度に
冷却され、そして該外気と共に吐出孔９から器外に流出
し、以って室内に湿気を与える。
このように本実施例によれば、通気筒体６に流入口８を
蒸発器２の」一方に位置させ且つ吐出孔９までの間に混
合室空間Ｃｓを余すべくして形成したので、水の沸騰に
よる蒸気の生成時に外気をこれが蒸発器２を冷やすこと
のないように通気筒体６内に導入できると共に導入した
外気を生成した蒸気と確実に混合でき、これにより、蒸
発器２の蒸気生成効率を低下させることなくして該蒸気
が吐出孔９より流出する前にこの蒸気の確実な温度低下
を図り得て蒸気による火傷を防止できると共に、蒸気熱
による通気筒体６の劣化を防止でき、従って、通気筒体
６を必ずしも耐熱材にて形成する必要がなく、通気筒体
６を耐熱材で形成する必要があった従来に比べて価格の
低廉化を図ることができる。
蒸発器２の」一方に位置させ且つ吐出孔９までの間に混
合室空間Ｃｓを余すべくして形成したので、水の沸騰に
よる蒸気の生成時に外気をこれが蒸発器２を冷やすこと
のないように通気筒体６内に導入できると共に導入した
外気を生成した蒸気と確実に混合でき、これにより、蒸
発器２の蒸気生成効率を低下させることなくして該蒸気
が吐出孔９より流出する前にこの蒸気の確実な温度低下
を図り得て蒸気による火傷を防止できると共に、蒸気熱
による通気筒体６の劣化を防止でき、従って、通気筒体
６を必ずしも耐熱材にて形成する必要がなく、通気筒体
６を耐熱材で形成する必要があった従来に比べて価格の
低廉化を図ることができる。
また、通気筒体６内への外気の導入を通気筒体６内に立
ち昇る：気流によって行なうがら、外気を通気筒体６に
送り込むための装置例えば送風ファン装置等を設ける必
要がなくてコスト安となる。
ち昇る：気流によって行なうがら、外気を通気筒体６に
送り込むための装置例えば送風ファン装置等を設ける必
要がなくてコスト安となる。
更にまた本実施例においては流入口８を給水タンク１０
の下方に設けたので全体的にコンパクトにできる。
の下方に設けたので全体的にコンパクトにできる。
尚、上記実施例では、本考案を、電気ヒータ３によって
水を蒸発気化させるようにした加湿器に適用して説明し
たが、これは第１図と同一部分には同一符号を付して示
す第２図のように蒸発器１４内に挿入した電極棒１５．
１５によって水を蒸発気化するようにした加湿器に適用
してもよい。
水を蒸発気化させるようにした加湿器に適用して説明し
たが、これは第１図と同一部分には同一符号を付して示
す第２図のように蒸発器１４内に挿入した電極棒１５．
１５によって水を蒸発気化するようにした加湿器に適用
してもよい。
尚、この場合の構造を第１図と異なる部分につき簡単に
説明するに、１６は貯水タンク、１７は蓋体、１８は蒸
気通路１９（便宜上矢印で示す）に外気を流入させる流
入口、２０及び２１は外気を流入口１８方向に流すため
の通気口、２２は蒸気の吐出孔９を形成した吐出口体で
ある。
説明するに、１６は貯水タンク、１７は蓋体、１８は蒸
気通路１９（便宜上矢印で示す）に外気を流入させる流
入口、２０及び２１は外気を流入口１８方向に流すため
の通気口、２２は蒸気の吐出孔９を形成した吐出口体で
ある。
尚、この場合にも上記流入口１８と吐出孔９との間には
混合室空間（Ｓが存する。
混合室空間（Ｓが存する。
而してこのようにしても上記実施例と同様の効果を得る
ことができる。
ことができる。
その他本考案は上記し且つ図面に示す実施例のみに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更して実施することができる。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々
変更して実施することができる。
本考案は以上説明したように、水の沸騰による蒸気生成
効率を低下させることなくして該蒸気を器外に放出する
前にこの蒸気の確実な温度低下を図り得て火傷の危険を
防止することができると共に、蒸気熱による蒸気通路の
劣化を防止でき、また価格の低廉化に寄与できる加湿器
を提供し得る。
効率を低下させることなくして該蒸気を器外に放出する
前にこの蒸気の確実な温度低下を図り得て火傷の危険を
防止することができると共に、蒸気熱による蒸気通路の
劣化を防止でき、また価格の低廉化に寄与できる加湿器
を提供し得る。
第１図は本考案の一実施例を示す加湿器全体の縦断側面
図であり、第２図は本考案の他の実施例を示す加湿器全
体の縦断側面図である。 図面中、１は基台、２及び１４は蒸発器、３は電気ヒー
タ、６は通電筒体（蒸気通路）、８及び１８は流入口、
９は吐出孔（蒸気吐出口）、１９は蒸気通路である。
図であり、第２図は本考案の他の実施例を示す加湿器全
体の縦断側面図である。 図面中、１は基台、２及び１４は蒸発器、３は電気ヒー
タ、６は通電筒体（蒸気通路）、８及び１８は流入口、
９は吐出孔（蒸気吐出口）、１９は蒸気通路である。
Claims (1)
- 水を加熱して沸騰気化させる蒸発器と、この蒸発器の上
方に設けられ筒状を威して前記蒸発器からの蒸気を蒸気
吐出口より器外に放出する蒸気通路と、この蒸気通路に
前記蒸発器の」一方に位置させ且つ前記蒸気吐出口まで
の間に混合室空間を余すべくして形成され蒸気通路内を
立昇る気流の吸引作用により外気を蒸気通路内に流入さ
せる流入口とを具備して成る加湿器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977038850U JPS5813231Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977038850U JPS5813231Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 加湿器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53133467U JPS53133467U (ja) | 1978-10-23 |
| JPS5813231Y2 true JPS5813231Y2 (ja) | 1983-03-14 |
Family
ID=28904578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977038850U Expired JPS5813231Y2 (ja) | 1977-03-30 | 1977-03-30 | 加湿器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813231Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017656U (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-26 |
-
1977
- 1977-03-30 JP JP1977038850U patent/JPS5813231Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5017656U (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53133467U (ja) | 1978-10-23 |
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