JPS5928248Y2 - 温風暖房機の加湿装置 - Google Patents
温風暖房機の加湿装置Info
- Publication number
- JPS5928248Y2 JPS5928248Y2 JP1979090708U JP9070879U JPS5928248Y2 JP S5928248 Y2 JPS5928248 Y2 JP S5928248Y2 JP 1979090708 U JP1979090708 U JP 1979090708U JP 9070879 U JP9070879 U JP 9070879U JP S5928248 Y2 JPS5928248 Y2 JP S5928248Y2
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- Japan
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- air
- evaporator
- water
- duct
- plate
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温風暖房機の加湿装置に係り温風暖房機の加熱
部に配設した蒸発器によって蒸気を発生させ、この蒸気
を温風を吹き出させる対流ファンによって起生される空
気流の一部を利用して吹き出させ、室内を加湿するよう
にした加湿装置に関する。
部に配設した蒸発器によって蒸気を発生させ、この蒸気
を温風を吹き出させる対流ファンによって起生される空
気流の一部を利用して吹き出させ、室内を加湿するよう
にした加湿装置に関する。
従来、温風暖房機の加熱部に配設した蒸発器によって蒸
気を発生させ、この蒸気を温風を発生させる対流ファン
によって生じた空気流の一部を利用して吹き出させる加
湿装置が知られているが、このような加湿装置において
、蒸発器に対して対流ファンの空気流の一部を導く送風
ダクトの送風取入口を蒸発器の上側部に開口させると、
地震などの際には振動により蒸発器内の水が送風取入口
から送風ダクトを介して流出し、前記対流ファンや燃及
筒などを濡らして発銹の原因となる欠点がある。
気を発生させ、この蒸気を温風を発生させる対流ファン
によって生じた空気流の一部を利用して吹き出させる加
湿装置が知られているが、このような加湿装置において
、蒸発器に対して対流ファンの空気流の一部を導く送風
ダクトの送風取入口を蒸発器の上側部に開口させると、
地震などの際には振動により蒸発器内の水が送風取入口
から送風ダクトを介して流出し、前記対流ファンや燃及
筒などを濡らして発銹の原因となる欠点がある。
このようなことから、たとえば、蒸発器内に格子板など
を設けて水の波立ちを抑制するようなことを考えられて
いるが、蒸発器の上側部に送風ダクトの送風取入口を設
けているものでは、送風が水に十分に接触せず、送風と
蒸気との混合が円滑に行われない場合がある。
を設けて水の波立ちを抑制するようなことを考えられて
いるが、蒸発器の上側部に送風ダクトの送風取入口を設
けているものでは、送風が水に十分に接触せず、送風と
蒸気との混合が円滑に行われない場合がある。
本考案は、上述のような点を改良しようとするもので、
地震などによる振動に際して蒸発器内の水が送風取入口
から送風ダクトへ溢れるようなことを確実に防止すると
ともに、送風ダクトからの送風が水に十分に接触して、
送風と蒸気との混合が円滑に行われて良好な蒸気の吹き
出しがなされるよう(こすることを目的とするものであ
る。
地震などによる振動に際して蒸発器内の水が送風取入口
から送風ダクトへ溢れるようなことを確実に防止すると
ともに、送風ダクトからの送風が水に十分に接触して、
送風と蒸気との混合が円滑に行われて良好な蒸気の吹き
出しがなされるよう(こすることを目的とするものであ
る。
そして、本考案は、ケース体内の対流ファンによって送
気し熱交換器によって熱交換した温風を前記ケース体の
温風吹出口から吐出する温風暖房機において、前記ケー
ス体の温風暖房機の加熱部に配設され前記ケース体の蒸
気吹出口に連通された蒸発器と、この蒸発器の上側部に
連通開口され前記対流ファンによって起生された空気流
の一部を前記蒸発器に導入する送風ダクトとを具備し、
前記蒸発器内に周囲に通風間隙をおくとともにこの蒸発
器に連通開口させた前記送風ダクトの送風取入口に対向
して蒸発器と同心円状に円筒形防波板を植立し、この防
波板の高さを前記送風ダクトの送風取入口位置よりも高
くするとともに、防波板の下端に通水口を設けたことを
特徴とするものである。
気し熱交換器によって熱交換した温風を前記ケース体の
温風吹出口から吐出する温風暖房機において、前記ケー
ス体の温風暖房機の加熱部に配設され前記ケース体の蒸
気吹出口に連通された蒸発器と、この蒸発器の上側部に
連通開口され前記対流ファンによって起生された空気流
の一部を前記蒸発器に導入する送風ダクトとを具備し、
前記蒸発器内に周囲に通風間隙をおくとともにこの蒸発
器に連通開口させた前記送風ダクトの送風取入口に対向
して蒸発器と同心円状に円筒形防波板を植立し、この防
波板の高さを前記送風ダクトの送風取入口位置よりも高
くするとともに、防波板の下端に通水口を設けたことを
特徴とするものである。
次に本考案の一実施例の構成を第1図ないし第4図につ
いて説明する。
いて説明する。
1は温風暖房機で、本体ケース2で全体が覆われている
。
。
このケース体2内には吸気室3が形成されこの吸気室3
は前記ケース体2に開口した吸気口4に連通され、吸気
室3内には電動機5とこの電動機5によって回転する給
気ファン6が配設されている。
は前記ケース体2に開口した吸気口4に連通され、吸気
室3内には電動機5とこの電動機5によって回転する給
気ファン6が配設されている。
更に吸気室3は吸気路7によってバーナー室8に連通さ
れている。
れている。
このバーナー室8にはバーナー9が配設され、このバー
ナー9にはバーナー室8から燃焼空気を供給する通気孔
10が形成されている。
ナー9にはバーナー室8から燃焼空気を供給する通気孔
10が形成されている。
そしてこのバーナー9に供給された石油などの燃料は点
火によって気化されて通気孔10から供給された燃焼空
気と混合燃焼される。
火によって気化されて通気孔10から供給された燃焼空
気と混合燃焼される。
また前記ケース体2内には石油などの燃料受皿11と、
この燃料受皿に導管12を介して接続された燃料調節器
13と、前記燃料受皿11に着脱自在に載置されるカー
トリッジ形燃料タンク14とが設けられている。
この燃料受皿に導管12を介して接続された燃料調節器
13と、前記燃料受皿11に着脱自在に載置されるカー
トリッジ形燃料タンク14とが設けられている。
この燃料タンク14の下面に形成した滴下口15にはス
プリング16によって閉塞方向に附勢された開閉弁17
が設けられ、この開閉弁17は前記材料受皿11に設け
た作動ピン18によって押圧されて開口されるようにな
っている。
プリング16によって閉塞方向に附勢された開閉弁17
が設けられ、この開閉弁17は前記材料受皿11に設け
た作動ピン18によって押圧されて開口されるようにな
っている。
この作動ピン18は、前記燃料タンク14の滴下口15
部に設けた空気置換台19の内底部に突設され、この空
気置換台19には燃料通孔20が形成されている。
部に設けた空気置換台19の内底部に突設され、この空
気置換台19には燃料通孔20が形成されている。
そして燃料タンク14を燃料受皿11に設置したとき作
動ピン18が開閉弁17を押圧して開放し、燃料は空気
と置換されて燃料受皿11に滴下され、燃料受皿11に
開閉弁17の開口した滴下口15部の位置まで燃料が溜
ると、燃料タンク14の燃料と空気との置換が行われず
、燃料は滴下されず、燃料受皿11には常に一定液面ま
で燃料が滴下されるようになり、燃料液面が低下すると
再び燃料は°滴下される。
動ピン18が開閉弁17を押圧して開放し、燃料は空気
と置換されて燃料受皿11に滴下され、燃料受皿11に
開閉弁17の開口した滴下口15部の位置まで燃料が溜
ると、燃料タンク14の燃料と空気との置換が行われず
、燃料は滴下されず、燃料受皿11には常に一定液面ま
で燃料が滴下されるようになり、燃料液面が低下すると
再び燃料は°滴下される。
更に前記燃料調節器13は前記バーナー9の下部に導管
21を介して連通されている。
21を介して連通されている。
なお、バーナー9には点火機構22が設けられている。
また前記バーナー9の上部には燃焼室23が形成され、
この燃焼室23の内側上部には燃焼効率を高めるバッフ
ル板24が設けられている。
この燃焼室23の内側上部には燃焼効率を高めるバッフ
ル板24が設けられている。
さらにこの燃焼室23の上部には熱交換器25が連通形
成されている。
成されている。
この熱交換器25は前記燃焼室23の上端に形成されて
いる筒状の接続部26に筒状排気ガス導入筒27ととも
に接続されている。
いる筒状の接続部26に筒状排気ガス導入筒27ととも
に接続されている。
この熱交換器25は熱交換部28.29を有し、この各
熱交換部28.29はそれぞれ上部ケース状部材30と
下部ケース状部材31とによって扁平箱状に形成されて
いる。
熱交換部28.29はそれぞれ上部ケース状部材30と
下部ケース状部材31とによって扁平箱状に形成されて
いる。
また下部ケース状部材31には排気管32が接続され、
この排気管32には排気室33が連通されている。
この排気管32には排気室33が連通されている。
この排気室33は前記ケース体2に形成した排気口34
に連通されている。
に連通されている。
またこの排気室33には前記電動機5によって回転され
る排気ファン35が配設されている。
る排気ファン35が配設されている。
次に加湿装置について説明する。
蒸発器36は蒸発皿37とこの上面に被嵌されて周縁を
結合した蒸発皿カバー38とで構成されている。
結合した蒸発皿カバー38とで構成されている。
この蒸発皿37の下面と面接触する加熱部としての熱伝
導率の高い材質で形成された導熱板39はその周縁鍔部
40が前記熱交換器25の接続管部26の上方に位置し
て形成した上部ケース状部材30の嵌合孔41に石綿な
どの断熱バッキング42を介して嵌合係止されている。
導率の高い材質で形成された導熱板39はその周縁鍔部
40が前記熱交換器25の接続管部26の上方に位置し
て形成した上部ケース状部材30の嵌合孔41に石綿な
どの断熱バッキング42を介して嵌合係止されている。
そしてこの導熱板39に蒸発皿37の鍔縁と蒸発皿カバ
ー38の鍔縁とがねし杆(図示せず)によって着脱自在
に締付は結合されている。
ー38の鍔縁とがねし杆(図示せず)によって着脱自在
に締付は結合されている。
また前記蒸発皿37の側壁部に開口した開口に導水管4
3の一端が着脱可能に液密に接続されている。
3の一端が着脱可能に液密に接続されている。
この導水管43は前記ケース体2の背面側の外方に導出
され、ケース体2に取着された水受皿44の下部に接続
され、この水受皿44の底部中央部には作動ピン45が
突設され、上面開口部にカートリッジ形水タンク46が
着脱自在に嵌合されている。
され、ケース体2に取着された水受皿44の下部に接続
され、この水受皿44の底部中央部には作動ピン45が
突設され、上面開口部にカートリッジ形水タンク46が
着脱自在に嵌合されている。
この水タンク46の下面には開閉弁47によって開閉さ
れる注水口48が突出され、この開閉弁47はスプリン
グ49によって下方に附勢され閉塞状態を保っている。
れる注水口48が突出され、この開閉弁47はスプリン
グ49によって下方に附勢され閉塞状態を保っている。
そしてこの水タンク46の下部を水受皿44に嵌合する
と作動ピン45が開閉弁47をスプリング49に抗して
押圧開放し、水タンク46内の水は空気と置換されて水
受皿44に滴下され、水受皿44の水面が注水口48の
位置に到ると、空気が置換され□ず、水タンク46内の
水の滴下は中断され、前記蒸発皿37の水面は水受皿4
4の水面と同一面に維持される。
と作動ピン45が開閉弁47をスプリング49に抗して
押圧開放し、水タンク46内の水は空気と置換されて水
受皿44に滴下され、水受皿44の水面が注水口48の
位置に到ると、空気が置換され□ず、水タンク46内の
水の滴下は中断され、前記蒸発皿37の水面は水受皿4
4の水面と同一面に維持される。
また前記蒸発器36の蒸発皿カバー38の側壁部には送
風取入口51が開口しこの送風取入口51に送風ダクト
50が接続されている。
風取入口51が開口しこの送風取入口51に送風ダクト
50が接続されている。
この送風ダクト50の先端は前記ケース体2内の背面側
の多数の吸気孔を設けた吸気部52に臨ませて配設した
対流ファン53に臨ませられている。
の多数の吸気孔を設けた吸気部52に臨ませて配設した
対流ファン53に臨ませられている。
そしてこのファン53によって起生された風は熱交換器
25と熱交換し、温風となってケース体2の前面の温風
吹出口54から吹き出されるようになっている。
25と熱交換し、温風となってケース体2の前面の温風
吹出口54から吹き出されるようになっている。
またこのファン53によって起生された風は送風ダクト
50を経て蒸発器36内に供給されるようになっている
。
50を経て蒸発器36内に供給されるようになっている
。
さらに蒸発皿36中には周囲に通風間隙を介して上下を
開口した中空円筒形防波板55が同心円状に植立固定さ
れこの防波板55の高さは前記送風取入口51よりも高
く形成され周壁の下端数ケ所に通水口56が開口されて
いる。
開口した中空円筒形防波板55が同心円状に植立固定さ
れこの防波板55の高さは前記送風取入口51よりも高
く形成され周壁の下端数ケ所に通水口56が開口されて
いる。
また前記送風ダクト50と蒸発皿カバー38の送風取入
口51との接続部にはバッキング57が介装され、この
バッキング57に送風ダクト50の開口部の上部に位置
して蒸発器36側に下方に向って突出した突起58を形
成し、また下部に位置して送風ダク) 50側に上方に
向って突出した突起59を形成する。
口51との接続部にはバッキング57が介装され、この
バッキング57に送風ダクト50の開口部の上部に位置
して蒸発器36側に下方に向って突出した突起58を形
成し、また下部に位置して送風ダク) 50側に上方に
向って突出した突起59を形成する。
また前記蒸発器36の蒸発皿カバー38の開口縁に形成
した係止鍔部60にゴムなどのバッキング61が係止さ
れている。
した係止鍔部60にゴムなどのバッキング61が係止さ
れている。
次に62は蒸気ダクトでダクト基板63とこのダクト基
板63より小形のダクトカバー板64とによって扁平矩
形箱状に形成され、ダクト基板63上にバッキングを介
してダクトカバー板64が着脱自在に結合されている。
板63より小形のダクトカバー板64とによって扁平矩
形箱状に形成され、ダクト基板63上にバッキングを介
してダクトカバー板64が着脱自在に結合されている。
さらにダクト基板63の一端側には前記蒸発皿カバー3
8の上面開口部に嵌合される凹部65が形成されこの凹
部65にバーリング形成による細長孔状の蒸気通孔66
が複数形成され、また前記ダクトカバー板64には前記
ダクト基板63の凹部65から後方に偏位して吹出し開
口67が形成され、この蒸気ダクト62内には迂回蒸気
路68が形成されるようになっている。
8の上面開口部に嵌合される凹部65が形成されこの凹
部65にバーリング形成による細長孔状の蒸気通孔66
が複数形成され、また前記ダクトカバー板64には前記
ダクト基板63の凹部65から後方に偏位して吹出し開
口67が形成され、この蒸気ダクト62内には迂回蒸気
路68が形成されるようになっている。
また69は前記ケース体2の上面開口部70に軸11で
開閉自在に設けられた蓋板で、この蓋板69には前記蒸
気ダクト62の吹出し開口67に対応して開口が形成さ
れこの開口の周縁にバッキングを介して前記蒸気ダクト
62が着脱自在に結合される。
開閉自在に設けられた蓋板で、この蓋板69には前記蒸
気ダクト62の吹出し開口67に対応して開口が形成さ
れこの開口の周縁にバッキングを介して前記蒸気ダクト
62が着脱自在に結合される。
そして前記ケース体2の上面開口部70は前記蒸発器3
6、導熱板39および蒸気ダクト62を挿脱できる大き
さに形成されている。
6、導熱板39および蒸気ダクト62を挿脱できる大き
さに形成されている。
また蓋板69の閉塞時には蓋板69の内面に取着した蒸
気ダクト62の凹部65が蒸発皿カバー38の開口部に
嵌合され、この凹部65の周縁がバッキング61に圧接
されるようになっている。
気ダクト62の凹部65が蒸発皿カバー38の開口部に
嵌合され、この凹部65の周縁がバッキング61に圧接
されるようになっている。
次に72は吹出口体で、筒状に形成され、後方に向って
上方に傾斜した上面には蒸気吹出ロア3が開口され、こ
の蒸気吹出ロア3には左右方向に複数、の桟状の整風板
74が設けられている。
上方に傾斜した上面には蒸気吹出ロア3が開口され、こ
の蒸気吹出ロア3には左右方向に複数、の桟状の整風板
74が設けられている。
この吹出口体72の取付枠75は前記蓋板69の開口か
ら嵌合されて前記蒸気ダクト62の吹出し開口67の周
縁に着脱可能に取付けられている。
ら嵌合されて前記蒸気ダクト62の吹出し開口67の周
縁に着脱可能に取付けられている。
そしてこの取付枠75に前記吹出口体72がその吹出ロ
ア3が背面に向くことがないように規制されて水平方向
に回動自在に嵌合保持されている。
ア3が背面に向くことがないように規制されて水平方向
に回動自在に嵌合保持されている。
次にこの実施例の作用について説明する。
燃料タンク14がら空気と置換されて燃料受皿11に所
定液面を保持して供給された燃料は、燃料量調節器13
を経てバーナー9に供給される。
定液面を保持して供給された燃料は、燃料量調節器13
を経てバーナー9に供給される。
一方給気フアン6で吸気口4がら吸引された空気はバー
ナー9に供給され、バーナー9に供給され点火によって
気化された燃料と混合されて燃焼室23で燃焼され、排
気ガスは熱交換器25に導入され、熱交換器25を通過
して排気ファン35により排気口34から排出される。
ナー9に供給され、バーナー9に供給され点火によって
気化された燃料と混合されて燃焼室23で燃焼され、排
気ガスは熱交換器25に導入され、熱交換器25を通過
して排気ファン35により排気口34から排出される。
一方対流フアン53の回転によりケース体2の吸気部5
2よりケース体2内に吸入された空気は燃焼室23、熱
交換器25と熱交換され温風となって温風吹出口54か
ら室内に吹き出される。
2よりケース体2内に吸入された空気は燃焼室23、熱
交換器25と熱交換され温風となって温風吹出口54か
ら室内に吹き出される。
そして燃焼室23からの排気ガスによって燃焼室23の
直上の熱交換器25に設けた導熱板39が加熱され、こ
の導熱板39上に接した蒸発器36の蒸発皿37も加熱
され蒸発皿37の水は100℃となって沸騰蒸発する。
直上の熱交換器25に設けた導熱板39が加熱され、こ
の導熱板39上に接した蒸発器36の蒸発皿37も加熱
され蒸発皿37の水は100℃となって沸騰蒸発する。
一方対流フアン53によって起生される風の一部が送風
ダクト50を介して送風取入口51より蒸発器36内に
供給されこの冷空気と蒸発器36内で気化した蒸気が混
合して温度を低下し視覚で確認できるようになって蒸気
ダクト62の蒸気路68を経て吹出口体72の吹出ロア
3に形成された整風板74によって整風されて室内に吹
き出され室内を加湿する。
ダクト50を介して送風取入口51より蒸発器36内に
供給されこの冷空気と蒸発器36内で気化した蒸気が混
合して温度を低下し視覚で確認できるようになって蒸気
ダクト62の蒸気路68を経て吹出口体72の吹出ロア
3に形成された整風板74によって整風されて室内に吹
き出され室内を加湿する。
また蒸発皿37の水が蒸発して水位が低下すると、水受
皿44から水が供給され常時一定位置に保持される。
皿44から水が供給され常時一定位置に保持される。
そして水受皿44の水位が低くなると水タンク46の開
閉弁47が作動ピン45によって押圧されているため、
開口されている注水口48から空気と置換されて水は水
受皿44に滴下され、水受皿44の水位が注水口48の
位置に至ると、水タンク46内の水は空気と置換される
ことなく滴下されず、水受皿44の水位は一定に保持さ
れる。
閉弁47が作動ピン45によって押圧されているため、
開口されている注水口48から空気と置換されて水は水
受皿44に滴下され、水受皿44の水位が注水口48の
位置に至ると、水タンク46内の水は空気と置換される
ことなく滴下されず、水受皿44の水位は一定に保持さ
れる。
また加湿装置の点検、清掃は蓋板69を開き蒸気ダクト
62、蒸発器36を取外して行うことができる。
62、蒸発器36を取外して行うことができる。
また蒸発器36内に結露して耐着した水滴は蒸発皿カバ
ー38の内壁に沿って流下し、蒸発皿37に戻される。
ー38の内壁に沿って流下し、蒸発皿37に戻される。
また送風ダクト50の開口部に流動した水滴はバッキン
グ57の上部突起58によってその下方の蒸発皿37に
滴下され送風ダクト50内に流入することはなく、また
蒸発皿37で沸騰した湯の飛沫なども下部突起59によ
って送風ダクト50内に流れ込むことがない。
グ57の上部突起58によってその下方の蒸発皿37に
滴下され送風ダクト50内に流入することはなく、また
蒸発皿37で沸騰した湯の飛沫なども下部突起59によ
って送風ダクト50内に流れ込むことがない。
さらに地震等の振動によって蒸発皿36中の湯が波立と
うとしたとき蒸発皿36に植立した中空円筒形防波板5
5によって水面が区切られているため波立ちが弱められ
更にこの防波板55の高さを送風ダク) 50を開口さ
せた送風取入口51より高くしたから波立った場合も送
風取入口51から水が送風ダクト50に流出するのが防
止される。
うとしたとき蒸発皿36に植立した中空円筒形防波板5
5によって水面が区切られているため波立ちが弱められ
更にこの防波板55の高さを送風ダク) 50を開口さ
せた送風取入口51より高くしたから波立った場合も送
風取入口51から水が送風ダクト50に流出するのが防
止される。
本考案によれば、蒸発器内に周囲に通風間隙をおいて蒸
発器と同心円状に円筒形防波板を植立したので、地震等
による振動に際してケース体が振動し、蒸発器内の水が
揺動して波立とうとした場合円筒形防波板によって水が
通水口のみで連通して内外側に仕切られているため波立
ちが弱められ、さらに蒸発器内で多少の波が起きたよう
な場合、送風取入口に対向して設けた円筒形防波板の高
さを送風ダクトを開口させた送風取入口よりも高くして
いるので、蒸発器内の水が送風取入口から送風ダクトに
流入するようなことを確実に防止することができ、した
がって、ケース体内に水を侵入させて対流ファンや燃焼
室等を濡らすおそれがない。
発器と同心円状に円筒形防波板を植立したので、地震等
による振動に際してケース体が振動し、蒸発器内の水が
揺動して波立とうとした場合円筒形防波板によって水が
通水口のみで連通して内外側に仕切られているため波立
ちが弱められ、さらに蒸発器内で多少の波が起きたよう
な場合、送風取入口に対向して設けた円筒形防波板の高
さを送風ダクトを開口させた送風取入口よりも高くして
いるので、蒸発器内の水が送風取入口から送風ダクトに
流入するようなことを確実に防止することができ、した
がって、ケース体内に水を侵入させて対流ファンや燃焼
室等を濡らすおそれがない。
また、円筒形防波板は蒸発器内に周囲に通気間隙をおく
とともに蒸発器と同心円状にして送風取入口に対向して
いるため、送風ダクトからの送風は円筒形防波板の外周
に沿って導がれつつ水に十分に接触し、送風と蒸気との
混合が円滑に行われて良好な蒸気の吹出しを果すことが
できる。
とともに蒸発器と同心円状にして送風取入口に対向して
いるため、送風ダクトからの送風は円筒形防波板の外周
に沿って導がれつつ水に十分に接触し、送風と蒸気との
混合が円滑に行われて良好な蒸気の吹出しを果すことが
できる。
第1図は本考案の実施の一例を示す温風暖房機の縦断正
面図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同上蒸発器部
分の拡大縦断正面図、第4図は同上縦断側面図である。 1・・・・・・温風暖房機、2・・・・・・ケース体、
25・・・・・・熱交換器、36・・・・・・蒸発器、
50・・・・・・送風ダクト、51・・・・・・送風取
入口、53・・・・・・対流ファン、54・・・・・・
温風吹出口、55・・・・・・円筒形防波板、56・・
・・・・通水口、73・・・・・・蒸気吹出口。
面図、第2図は同上縦断側面図、第3図は同上蒸発器部
分の拡大縦断正面図、第4図は同上縦断側面図である。 1・・・・・・温風暖房機、2・・・・・・ケース体、
25・・・・・・熱交換器、36・・・・・・蒸発器、
50・・・・・・送風ダクト、51・・・・・・送風取
入口、53・・・・・・対流ファン、54・・・・・・
温風吹出口、55・・・・・・円筒形防波板、56・・
・・・・通水口、73・・・・・・蒸気吹出口。
Claims (1)
- ケース体内の対流ファンによって送気し熱交換器によっ
て熱交換した温風を前記ケース体の温風吹出口から吐出
する温風暖房機において、前記ケース体の温風暖房機の
加熱部に配設され前記ケース体の蒸気吹出口に連通され
た蒸発器と、この蒸発器の上側部に連通開口され前記対
流ファンによって起生された空気流の一部を前記蒸発器
に導入する送風ダクトとを具備し、前記蒸発器内に周囲
に通風間隙をおくとともにこの蒸発器に連通開口させた
前記送風ダクトの送風取入口に対向して蒸発器と同心円
状に円筒形防波板を植立し、この防波板の高さを前記送
風ダクトの送風取入口位置よりも高くするとともに、防
波板の下端に通水口を設けたことを特徴とする温風暖房
機の加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090708U JPS5928248Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 温風暖房機の加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090708U JPS5928248Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 温風暖房機の加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568233U JPS568233U (ja) | 1981-01-24 |
JPS5928248Y2 true JPS5928248Y2 (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=29323809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979090708U Expired JPS5928248Y2 (ja) | 1979-06-30 | 1979-06-30 | 温風暖房機の加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928248Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS628686U (ja) * | 1985-06-29 | 1987-01-19 |
-
1979
- 1979-06-30 JP JP1979090708U patent/JPS5928248Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS568233U (ja) | 1981-01-24 |
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