JPS596358Y2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPS596358Y2
JPS596358Y2 JP12688578U JP12688578U JPS596358Y2 JP S596358 Y2 JPS596358 Y2 JP S596358Y2 JP 12688578 U JP12688578 U JP 12688578U JP 12688578 U JP12688578 U JP 12688578U JP S596358 Y2 JPS596358 Y2 JP S596358Y2
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JP
Japan
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main body
opening
body case
combustor
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP12688578U
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English (en)
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JPS5544140U (ja
Inventor
隆男 奥田
修一 上村
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は燃焼器を用いて室内空気を加熱し、燃焼ガスは
室外へ排出し、加熱された温風を室内へ吹出させる温風
暖房機に関するものである。
従来、一般市場において市販されている温風暖房機は第
7図に示すごとく、燃焼器3、熱交換器7等が配置され
た本体ケース1の背板12に、上記燃焼器3、燃焼用送
風機9、室内空気循環用送風機23等の運転を制御する
電気制御装置16が設けられており、かつこの電気制御
装置16は上記送風機23の下方に位置していてその送
風機23と同様に保護カバー41で覆われている。
しかしながら、上記従来のものにおいては、電気制御装
置16を点検する際には保護カバー41を取出さなけれ
ばならず、その電気制御装置16が本体ケース1の背板
12に設けられていることもあって保守、点検作業性が
非常に悪いという欠点がある。
また、本体ケース1の上面に花びん、加湿器を設置した
際にその水が洩れると、保護カバー41と本体ケース1
の背板12との取付部の隙間より水が浸入して上記電気
制御装置16にかかり、このため電気制御装置16の漏
電、破損を生じるという欠点がある。
そこで、本考案は従来のごとく本体ケースの背板の保護
カバーを取外さなくても保守点検容易な位置に上記電気
制御装置を配設して、その保守点検を簡単にするととも
に、本体ケースにかかった水を受ける構戊を電気制御装
置の周りに配設して、本体ケースに水がかかつてもその
電気制御装置に水がかかるのを防いでその漏電、破損を
防止することを目白勺とするもので゛ある。
そして、本考案はかかる目的を達戒するため、燃焼器お
よび熱交換器を内部に配置した本体ケースの上面に開口
部を設け、かつこの開口部に、この開口部を開閉する点
検蓋を装着し、上記燃焼器などの運転を制御する上記電
気制御装置を、上記本体ケースの内部上方でかつ上記開
口部に臨む位置に配設し、更にこの開口部の全周縁内方
に開放する溝を有した樋を上記ケース内部上方に配置し
た構或を具備するものである。
以下本考案を強制給排気式温風暖房機に適用した実施例
について説明する。
第1図乃至第6図において、1はコの字状の本体ケース
、2は本体ケース1の下部に設けられた支持板、3は灯
油などの液体燃料を燃焼させる燃焼器で、この燃焼器3
は本体ケース1の内部に配置され、かつ前記支持板2の
上に配置されている。
4は燃焼器3の燃焼動作を制御するための燃焼温度検出
用バイメタルスイッチで、排気パイプ8の外表面に取付
けられている。
5は燃焼器3の燃料着火用の点火ヒーター、6は燃焼用
のぞき窓、7は燃焼ガスと室内空気とを熱交換させる熱
交換器で上記燃焼器3に接続されており、本体ケース1
の内部で、かつ前記燃焼器3の上部に配置されている。
この熱交換器7は2個の偏平室7bと3本のパイプ7a
とより構威されている。
なお、排気パイプ8は、その上端が熱交換器7に接続さ
れている。
また、排気パイプ8は第1図に示すごとく本体ケース1
内で燃焼器3の側方に配置されている。
9は燃焼用送風機で、燃焼器3の下部に設置されており
、支持板2に取付けられている。
9aはこの送風機9の給気側ファン、9bは送風機9の
排気側ファン、9Cは送風機9の駆動用モータである。
10は給気口、11は排気口であり、それぞれ本体ケー
ス1の背板12に設けられており、給排気筒13を経て
室外へ開口している。
送風機9の給気側ファン9aは給排気筒13より室外空
気を吸入して給気口10を経て燃焼器3内へ燃焼空気を
供給するものである。
一方、送風機9の排気側ファン9bは排気パイプ8から
の燃焼ガスを排気口11,給排気筒13を経て室外へ排
出するものである。
14は低温室でこの低温室14は本体ケース1内のうち
燃焼器3および熱交換器7が配置された高温室15の上
方に形成されており、画室14.15は本体ケース1内
の横方向に設けた2つの隔壁34 .35間の空気層3
6により断熱されている。
16は燃焼器3などの運転を制御する電気制御装置で、
電気制御部品と電気配線基板とより構威されており、低
温室14内に配置されている。
17は樹脂製の操作パネルで、この操作パネル17は本
体ケース1の前面のうち低温室14に対応する部分に装
着してあり、この操作パネル17には運転スイッチ32
、温度調節器33、表示灯31などの電気部品が設けて
ある。
これら、電気部品は開閉蓋17 aにより、かくれるよ
うになっている。
この電気部品は電気制御装置16と電気配線にて接続し
てある。
18は本体ケース1の前面に脱着可能に取付けられた前
面パネルである。
19は本体ケース1内の隔壁であり、この隔壁19には
燃料タンク20が取付けられており、この燃料タンク2
0は燃料配管21を介して油量調節器22に接続されて
いる。
23は本体ケース1の背板12の上部に配置された室内
空気循環用送風機で、駆動用モータ23 aの回転軸に
固定したファン23 bを有する。
24は前面パネル18の下部に設けられた温風吹出口で
、温風を下向きに吹き出させる固定横ルーバと温風の左
右への吹出方向を調節できる可動縦ルーバとを具備して
いる。
25は本体ケース1の上面に設けた凹部部分を打抜いて
形威した長方形形状の開口部であり、この開口部25の
縁部はフランジ部26が形或してある。
27は開閉自在な点検蓋であり、この点検蓋27は本体
ケース1の開口部25を開閉可能なように該開口部25
に装着され、かつ本体ケース1に回動自在に取付けてあ
る。
なお、点検蓋27にて開口部25を閉じた状態では、こ
の点検蓋27は開口部25のフランジ部26に載置され
る。
前記電気制御装置16は開口部25に臨む位置にて、本
体ケース1内部上方の低温室14内に配設されている。
28は溝28 aを有した樋であり、この樋28の溝2
8 aには、その溝幅より小さい幅寸法を有する4つの
取付ブラケット29(穴29 aを有している)が溶接
固定してある。
そして、この樋28は、その溝28 aが本体ケース1
の開口部25の全周縁内方つまりフランジ部26の内方
に開放するごとく、その取付ブラケット29をフランジ
部26の裏面に樹脂製リベット40を介して固定してあ
る。
なお、この樋28の排出部28 bは、本体ケース1の
背板12の上方に設けた切欠き穴12 aに位置させて
あって、本体ケース1の外部へ連通している。
30は操作パネル17の下部に設けた多数のスリット状
の冷却空気取入用開口部で、低温室14内に連通してい
る。
なお、この低温室14内に取入れられた空気を外部へ排
出する開口部(図示しない)は背板12に設けてある。
37は点検隙27の裏面周縁に貼着したポリウレタン樹
脂製パッキンである。
38は燃料タンク20の燃料供給用開閉蓋、39は燃料
残量計、41は室内、外を区画する壁である。
上記構戊における本考案装置の作動を説明する。
燃料タンク20内の燃料は、重力により配管21燃料油
量調節器22を経て燃焼器3に供給され、この供給され
た燃料は点火ヒータ5の発熱により着火される。
一方、送風機9が作動することにより室外空気が給排気
筒13より吸入されて、給気口10、ファン9aを経て
燃焼器3内へ燃焼用空気として供給される。
この燃焼用空気と燃料蒸気とが混合して燃焼が行なわれ
、その燃焼ガスは熱交換器7内に入り、さらに排気パイ
プ8を経て送風機9の排気側ファン9bに入る。
このファン9bの作動によって燃焼ガスは排気口11,
給排気筒13を経て室外へ排出される。
一方、室内循環空気用送風機23を作動させると、室内
上部の空気が吸入され、この室内空気はまず熱交換器7
で燃焼ガスと熱交換して加熱され、熱交換器7を通過後
下方へ圧送される。
そして、室内空気は下方へ圧送される間に排気パイプ8
および燃焼器3の外周を通ってさらに加熱される。
このようにして室内空気は温風となり、前面パネル18
の下部にある温度吹出口24から室内へ吹出され、室内
を暖房する。
ところで、本体ケース1の上面に花びん、加湿器を設置
し、これらに水を注入する時に水がこぼれた場合、水は
本体ケース1と蓋27との間の隙間から入り樋28の溝
28 a内に落ち、その溝28 aの中を流れて排出部
28 bを経て本体ケース1の外部へ流れ出る。
あるいは溝28 a内で蒸発する。また、パッキン37
により水は蓋27の裏側を伝わるのを防止している。
従って、蓋27のすすぐ下になる電気制御装置16に水
がかかるのを防止することができ、漏電及び電気制御装
置16内の部品の破壊を防止できるものである。
なお、上記樋28を若干傾斜させた状態で本体ケース1
に取付け、水の排出を容易にしてもよい。
また、本体ケース1の切起し穴12 aの部分にパイプ
を連結して、このパイプを室外へ導くようにしてもよい
更に、上記燃焼器3の構造としては回転噴霧型のもので
もよく、燃料としてガスを用いるものでもよい。
また、点検蓋27はビスを用いて本体ケース1に脱着可
能に取付けてもよい。
また、樋28を耐熱製の樹脂材質で構成することもでき
、樋28をビスにて固定することもできる。
本考案は室内空気を燃焼用空気とする強制排気型温風暖
房機にも適用できる。
以上詳述したごとく、本考案においては、内部に燃焼器
、熱交換器を収容した本体ケースの上面に開口部を設け
、この開口部に、この開口部を開閉する点検蓋を装着し
、上記燃焼器などの運転を制御する電気制御装置を、上
記ケース内部の上方でかつ上記開口部に臨む位置に配設
したから、点検者は立ったままの状態で電気制御装置を
保守、点検でき、このためその作業姿勢が栗であり、従
って電気制御装置の保守、点検作業性が改善されるとい
う優れた効果がある。
また、本考案では、上記本体ケースの上記開口部の全周
縁内方に開放する溝を有した樋を、本体ケース内の上方
に配置したから、電気制御装置の点検のために点検蓋を
開いてもその動きに樋が影響を受けることはなく、従っ
て樋に溜っている水が点検蓋を開いた際にこぼれること
がないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、前面パネル1
8を取外した状態を示す部分断面図、第2図は第1図の
イーイ断面図、第3図は第1図の平面図、第4図は本考
案の一実施例に用いた樋28を示す斜視図、第5図は第
4図の平面図、第6図は第3図の点検蓋27を取外した
状態を示す平面図、第7図は従来例を示す断面図である
。 1・・・・・・本体ケース、3・・・・・・燃焼器、7
・・・・・・熱交換器、14・・・・・・低温室、16
・・・・・・電気制御装置、25・・・・・・開口部、
27・・・・・・点検蓋、28・・・・・・樋、28
a・・・・・・溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼器と、これに接続された熱交換器とを有し、これら
    を本体ケースの内部に配置した温風暖房機において、前
    記本体ケースの上面に開口部を設けるとともに、この開
    口部に、この開口部を開閉する点検蓋を装着し、前記燃
    焼器などの運転を制御する電気制御装置を、前記ケース
    内部の上方でかつ前記開口部に臨む位置に配置し、かつ
    前記開口部の全周縁内方に開放する溝を有した樋を前記
    ケース内に配置したことを特徴とする温風暖房機。
JP12688578U 1978-09-14 1978-09-14 温風暖房機 Expired JPS596358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12688578U JPS596358Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 温風暖房機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12688578U JPS596358Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 温風暖房機

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Publication Number Publication Date
JPS5544140U JPS5544140U (ja) 1980-03-22
JPS596358Y2 true JPS596358Y2 (ja) 1984-02-27

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ID=29089136

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JP12688578U Expired JPS596358Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 温風暖房機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6184333B2 (ja) * 2014-01-22 2017-08-23 株式会社やまびこ 動力噴霧機

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JPS5544140U (ja) 1980-03-22

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