JP2846709B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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忠夫 堀越
均 水井
和明 島田
定男 大竹
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ガス或いは石油温風暖房機などの温風暖房
機に関する。
(ロ)従来の技術 従来のこの種の温風暖房機は、例えば、実開昭62−97
445号公報に開示されているように、前面に温風吹出口
を有する縦長箱状の外装体と、この外装体内に設けた縦
長の通気室と、この通気室に配置した燃焼装置と、通気
室に室内空気を送り込む送風機とを備え、室内空気を燃
焼装置の熱気で加熱して温風とし、この温風を温風吹出
口から室内に吐出させるものが知られている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述した温風暖房機では、外装体の形状を縦長箱状に
形成して、設置面積を極力小さくできるようにしている
が、外装体は横幅が小さく、しかも、温風吹出口の横幅
を外装体内の片側に設けた縦長の通気室の横幅に一致さ
せているため、温風をワイドに吹き出すことができない
欠点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、外装
体が縦長箱状であっても、温風の吹き出しがワイドに行
えるようにしつつ、制御室内の保守点検が容易に行える
ようにすることを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前面に温風吹出口を有する縦長箱状の外装
体と、この外装体内の一側に設けられ、内部に燃焼装置
が配置された通気室と、外装体内の他側に設けられ、内
部に電子制御部品及び燃料供給装置が配置された制御室
と、通気室に室内空気を送り込む送風機とを備え、前記
通気室の出口部分にはその出口部分を前記温風吹出口に
向かって漸次拡大させる温風案内装置が設けられ、か
つ、この温風案内装置は前記制御室の前方部に着脱自在
に取り付けられている構成である。
(ホ)作用 このように構成すると、燃焼装置に接触して熱交換さ
れ温風となった送風機からの室内空気は、通気路の出口
部分で温風案内装置により横方向に広がり、温風吹出口
から室内に吐出されるので、縦長箱状の外装体前面の横
幅いっぱいに温風吹出口を形成することができ、外装体
が設置面積を小さくできる縦長箱状であっても、温風の
吹き出しをワイドに行うことができる。また、温風案内
装置は、内部に電子制御部品及び燃料供給装置が配置さ
れた制御室の前方部に着脱自在に取り付けられている構
成であるから、温風案内装置を取り外すことで制御室の
前方部が大きく開放され、温風案内装置が電気配線作業
や燃料供給管接続作業の邪魔にならないようにでき、制
御室内の保守点検が容易となる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
図において、(1)は縦長箱状に形成された温風暖房
機の外装体であり、この外装体(1)は本体ケース
(2)と、この本体ケース(2)の前面に着脱自在に取
り付けられた前パネル(3)とから構成され、前パネル
(3)の前面下部には前パネル(3)の略横幅いっぱい
に温風吹出口(4)が形成されている。前記本体ケース
(2)内にはこの本体ケース(2)内を左右に仕切る縦
方向の仕切板(5)が設けられ、この仕切板(5)を一
側壁とした縦長の通気室(6)が本体ケース(2)内の
左側部に設けられている。この通気室(6)には石油燃
料を気化して燃焼させるバーナ(7A)、燃焼筒(7B)、
熱交換器(7C)及び排気フード(7D)を縦方向に結合し
た燃焼装置(7)を配置しており、前記バーナ(7A)の
気化筒(8)内及び気化筒(8)上に形成された燃焼炎
(F)に燃焼空気を供給する燃焼用送風機(9)を通気
室(6)の下の空間部(10)に配置している。この燃焼
用送風機(9)のモータ軸(11)の他軸には冷却用ファ
ン(12)が取り付けられ、空間部(10)に対応する本体
ケース(2)の背面には多数の通気孔(13)(13)を設
けている。(14)は一端が前記排気フード(7D)に連結
された排気管であり、この排気管(14)の他端は通気室
(6)内の下方部にまで垂下延設され、本体ケース
(2)の外部に導出されている。(15)は室内空気を前
記通気室(6)に送り込む温風用送風機であり、この温
風用送風機(15)は熱交換器(7C)に対向するプロペラ
ファン(15A)とモータ(15B)とファンガード(15C)
とから構成され、本体ケース(2)背面部の上部に取り
付けられている。また、前記本体ケース(2)内の右側
には前記通気室(6)と仕切板(5)によって仕切られ
た縦長の制御室(16)が本体ケース(2)の略全高にわ
たって形成され、この制御室(16)内にはカートリッジ
タンク(17)と燃料タンク(18)と燃料供給管(19)を
介して燃料タンク(18)内の石油燃料をバーナ(7A)に
供給する燃料ポンプ(20)などの燃料供給装置(21)が
配置されるとともに、マイクロコンピュータなどの各種
電子制御部品(22)を搭載した制御用回路基板(23)を
配置している。(24)はカートリッジタンク(17)の収
容保持するタンクガイドである。
また、前記通気室(6)の出口部分にはその出口部分
を前記温風吹出口(4)に向かって漸次拡大させる温風
案内装置(25)を設けている。この温風案内装置(25)
は一枚板のアルミメッキ鋼板にて作られ、温風をなめら
かに案内するための傾斜案内面部(25A)を有し、その
上下には三角形状の水平面部(25B)をそれぞれ備えて
いる。そして、この温風案内装置(25)は第2図及び第
3図で示すように右回転するプロペラファン(15A)の
風の強い通気室(6)出口部分の右側に設けられ、制御
室(16)の前方部の一部を覆うように仕切板(5)と本
体ケース(2)に跨って着脱自在に取り付けられてい
る。
上述の構成において、バーナ(7A)が燃焼を開始する
と、このバーナ(7A)の燃焼ガスは燃焼筒(7B)から熱
交換器(7C)、排気フード(7D)、排気管(14)を通り
外部に排出される。そして、温風用送風機(15)の駆動
により室内空気が通気室(6)内に送り込まれ、この空
気流は燃焼ガスによって高温に加熱されている熱交換器
(7C)、燃焼筒(7B)等と接触して熱交換され、温風と
なって温風吹出口(4)から室内に吐出され、室内を暖
房する。
上述の実施例によれば、バーナ(7A)、燃焼筒(7
B)、熱交換器(7C)及び排気フード(7D)を縦方向に
結合してなる燃焼装置(7)を配置した縦長の通気室
(6)を本体ケース(2)内に形成し、この本体ケース
(2)と前パネル(3)にて構成した外装体(1)の形
状を縦長箱状としているので、機器の横幅を小さくする
ことができ、大きな設置スペースを必要とせずに設置す
ることができるのはもちろん、通気室(6)の出口部分
にはこの出口部分を温風吹出口(4)に向かって漸次拡
大させる温風案内装置(25)を設けているので、燃焼装
置(7)に接触して熱交換され温風となった送風機(1
5)からの室内空気は、通気路(6)の出口部分で温風
案内装置(25)の傾斜案内面部(25A)によって横方向
に広がりながら温風吹出口(4)へと流れ、そして、こ
の温風吹出口(4)から室内に吐出される。従って、温
風吹出口(4)を前パネル(3)の横幅いっぱいに形成
することができ、ワイドに広がった温風を吹き出すこと
ができるものである。その上、温風案内装置(25)は通
気室(6)の出口部分を温風吹出口(4)に向かって漸
次拡大させるような傾斜案内面部(25A)を持っている
ので、温風をなめらかに広げることができ、風きり音な
どの騒音の発生を招く心配がない。
さらにまた、温風案内装置(25)が制御室(16)前方
部に着脱自在に設けられているので、この温風案内装置
(25)を取り外すことにより制御室(16)の前方部を開
放させることができ、温風案内装置(25)が電気配線
(26)(26)の配線作業や燃料供給管(19)の接続作業
の邪魔にならず、保守点検が容易に行える。
(ト)発明の効果 本発明による温風暖房機は以上のように構成されてい
るので、次のような効果を奏する。
外装体が縦長箱状であるため、設置面積を極力小さく
できるのはもちろんのこと、通気室の出口部分にはその
出口部分を温風吹出口に向かって漸次拡大させる温風案
内装置が設けられているので、温風を通気室の出口部分
で横方向に広げることが可能となり、外装体が設置面積
の小さい縦長箱状であっても、温風の吹き出しをワイド
に行うことができる。
温風案内装置が制御室の前方部に着脱自在に取り付け
られているため、温風案内装置を取り外すことで電子制
御部品や燃料供給装置が配置された制御室の前方部を大
きく開放させることが可能となり、制御室を保守点検す
る場合に、電気配線作業や燃料供給管の接続作業が温風
案内装置によって邪魔されることがなく、制御室の保守
点検が容易となり、サービス性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における温風暖房機の正面
図、第2図は同じく前パネルを外した状態の正面図、第
3図は第1図のA−A断面図である。 (1)……外装体、(4)……温風吹出口、(5)……
仕切板、(6)……通気室、(7)……燃焼装置、(1
5)……温風用送風機、(16)……制御室、(21)……
燃料供給装置、(22)……電子制御部品、(25)……温
風案内装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 定男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−116958(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/06 301 - 304 F24H 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に温風吹出口を有する縦長箱状の外装
    体と、この外装体内の一側に設けられ、内部に燃焼装置
    が配置された通気室と、外装体内の他側に設けられ、内
    部に電子制御部品及び燃料供給装置が配置された制御室
    と、通気室に室内空気を送り込む送風機とを備え、前記
    通気室の出口部分にはその出口部分を前記温風吹出口に
    向かって漸次拡大させる温風案内装置が設けられ、か
    つ、この温風案内装置は前記制御室の前方部に着脱自在
    に取り付けられていることを特徴とする温風暖房機。
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