JPH0731086Y2 - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
- Publication number
- JPH0731086Y2 JPH0731086Y2 JP4958990U JP4958990U JPH0731086Y2 JP H0731086 Y2 JPH0731086 Y2 JP H0731086Y2 JP 4958990 U JP4958990 U JP 4958990U JP 4958990 U JP4958990 U JP 4958990U JP H0731086 Y2 JPH0731086 Y2 JP H0731086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat shield
- combustion
- hot air
- combustion cylinder
- wind tunnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、石油ファンヒータ、ガスファンヒータ等の温
風暖房機に関する。
風暖房機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種の温風暖房機は、例えば、実公平1-20511
号公報で開示されているように、温風吹出口及び対流用
送風機を有する本体ケース内に風胴(風路形成体)を設
け、この風胴内に上部開放の燃焼筒を設け、この燃焼筒
と風胴の頂部との間に遮熱板を設けることにより、燃焼
筒上部の開放部から流出する燃焼ガスと対流用送風機か
ら送られる空気流とを風胴内で混合させ、温風吹出口か
ら温風を室内に吹き出して暖房する。そして、遮熱板は
対流用送風機の風の一部を風胴の頂部近くに案内してそ
の風胴の頂部を冷却し、本体ケース上部の温度上昇を押
さえるものである。
号公報で開示されているように、温風吹出口及び対流用
送風機を有する本体ケース内に風胴(風路形成体)を設
け、この風胴内に上部開放の燃焼筒を設け、この燃焼筒
と風胴の頂部との間に遮熱板を設けることにより、燃焼
筒上部の開放部から流出する燃焼ガスと対流用送風機か
ら送られる空気流とを風胴内で混合させ、温風吹出口か
ら温風を室内に吹き出して暖房する。そして、遮熱板は
対流用送風機の風の一部を風胴の頂部近くに案内してそ
の風胴の頂部を冷却し、本体ケース上部の温度上昇を押
さえるものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 ところで、近年、上述したような温風暖房機はコンパク
ト化が望まれているが、コンパクト化を図ろうとする
と、燃焼筒と対流用送風機とを接近させなければならな
いため、対流用送風機の回転軸が燃焼筒の熱影響を受け
て異常高温となり、軸受部の潤滑油が蒸発したり硬化
し、回転軸が円滑に回転しなくなる問題があった。そこ
で、従来では、遮熱板の後縁から保護板を垂下させて対
流用送風機の前方を覆うことにより、回転軸が異常高温
とならないようにしていた。しかし、この保護板によっ
て対流用送風機の前方を覆うようにすると、燃焼筒の開
放部に新鮮な空気が導入できず、フィルターの目詰まり
などにより、燃焼用送風機の給気量が不足してバーナの
炎が赤火となって長く延び、その炎が燃焼筒の開放部か
ら流出した場合、その炎を短炎化することができないも
のであり、炎が温風吹出口から外部に出たり、一酸化炭
素の発生量が増大する問題があった。
ト化が望まれているが、コンパクト化を図ろうとする
と、燃焼筒と対流用送風機とを接近させなければならな
いため、対流用送風機の回転軸が燃焼筒の熱影響を受け
て異常高温となり、軸受部の潤滑油が蒸発したり硬化
し、回転軸が円滑に回転しなくなる問題があった。そこ
で、従来では、遮熱板の後縁から保護板を垂下させて対
流用送風機の前方を覆うことにより、回転軸が異常高温
とならないようにしていた。しかし、この保護板によっ
て対流用送風機の前方を覆うようにすると、燃焼筒の開
放部に新鮮な空気が導入できず、フィルターの目詰まり
などにより、燃焼用送風機の給気量が不足してバーナの
炎が赤火となって長く延び、その炎が燃焼筒の開放部か
ら流出した場合、その炎を短炎化することができないも
のであり、炎が温風吹出口から外部に出たり、一酸化炭
素の発生量が増大する問題があった。
本考案は上述の事実に鑑みてなされたものであり、対流
用送風機の回転軸の温度上昇を抑制しつつ、給気不足時
の問題を解決することを目的としている。
用送風機の回転軸の温度上昇を抑制しつつ、給気不足時
の問題を解決することを目的としている。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、温風吹出口及び対流用送風機を有する本体ケ
ースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この風胴内
に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内の下部に設
けたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設けた遮熱板
とを備え、この遮熱板の後縁に下端が前記対流用送風機
の回転軸よりも下方へ延びた保護板を設けるとともに、
この保護板には前記燃焼筒の開放部よりも上方に位置し
た通気部を設けた構成である。
ースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この風胴内
に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内の下部に設
けたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設けた遮熱板
とを備え、この遮熱板の後縁に下端が前記対流用送風機
の回転軸よりも下方へ延びた保護板を設けるとともに、
この保護板には前記燃焼筒の開放部よりも上方に位置し
た通気部を設けた構成である。
また、この考案では、上述した温風暖房機において、保
護板が遮熱板と一体成形されている構成である。
護板が遮熱板と一体成形されている構成である。
(ホ) 作用 このように構成すると、対流用送風機の回転軸の前方は
保護板により覆われるため、回転軸が燃焼筒からの放射
熱で直接加熱されることがなく、回転軸の温度上昇を抑
制することができ、回転軸の温度上昇による弊害を除去
できる。また、フィルターの目詰まりなどによって給気
不足が生じ、バーナの炎が赤火となり、長く延びて燃焼
筒の開放部から流出した場合でも、その流出した炎に通
気口を通して対流用送風機からの新鮮空気を供給できる
ので、流出した炎を新鮮空気で短炎化させ、炎が温風吹
出口から外部に出ないようにできるとともに、給気不足
時に生じる一酸化炭素の急激な増加を押さえることもで
きる。
保護板により覆われるため、回転軸が燃焼筒からの放射
熱で直接加熱されることがなく、回転軸の温度上昇を抑
制することができ、回転軸の温度上昇による弊害を除去
できる。また、フィルターの目詰まりなどによって給気
不足が生じ、バーナの炎が赤火となり、長く延びて燃焼
筒の開放部から流出した場合でも、その流出した炎に通
気口を通して対流用送風機からの新鮮空気を供給できる
ので、流出した炎を新鮮空気で短炎化させ、炎が温風吹
出口から外部に出ないようにできるとともに、給気不足
時に生じる一酸化炭素の急激な増加を押さえることもで
きる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基づいて説
明する。
明する。
第1図において、(1)は前面下部に温風吹出口(2)
を有するとともに背部に対流用送風機(3)を有する箱
形の本体ケースであり、この本体ケース(1)内には、
一端が前記温風吹出口(2)に連通し、且つ、他端が前
記対流用送風機(3)に連通した風胴(4)が配置され
ている。(5)は本体ケース(1)内の下部に配置した
石油燃料を気化して燃焼させるバーナであり、このバー
ナ(5)は気化筒(5A)と、この気化筒(5A)の上部に
装着したバーナヘッド(5B)と、気化筒(5A)の周囲を
囲むバーナケース(5C)と、このバーナケース(5C)内
に燃焼二次空気を供給するとともに前記気化筒(5A)内
に燃焼一次空気を供給する燃焼用送風機(5D)とから構
成してある。また、前記燃焼用送風機(5D)の吸込口
(図示せず)は本体ケース(1)の外部に望ませてあ
り、その吸込口にはフィルター(図示せず)が設けられ
ている。(6)は前記風胴(4)内に設けられた上部開
放の燃焼筒であり、この燃焼筒(6)は前記バーナ
(5)の上部の周囲を覆うように風胴(4)の底部(4
A)に立てて設けられ、その上部の開口(7)より燃焼
ガスを流出させるようになっている。前記対流用送風機
(3)はフィルター兼用のファンガード(8)に固定さ
れたモータ(3A)と、その回転軸(9)に取り付けられ
たプロペラファン(3B)とから構成され、そして、プロ
ペラファン(3B)を前記燃焼筒(6)に対向させてい
る。(10)は燃焼筒(6)と風胴(4)の頂部(4B)と
の間に設けられたアルミメッキ鋼板製の遮熱板であり、
この遮熱板(10)はその前方部並びに後方部がそれぞれ
斜め下方に折り曲げられて前方傾斜部(10A)及び後方
傾斜部(10B)が形成されるとともに、左右両側部がそ
れぞれ下方へ直角に折り曲げられて側片部(10C)(10
C)が形成され、且つ、それら側片部(10C)(10C)の
両側には上方へ折り曲げられた固定片部(10D)(10D)
(10D)(10D)が形成され、これらの固定片部(10D)
……の上端部は前記風胴(4)の頂部(4B)にスポット
溶接されている。また、緩やかに傾斜した前記後方傾斜
部(10B)の後縁には、第1図で示すように下端が前記
モータ(3A)の回転軸(9)よりも下方に延長された保
護板(11)が折り曲げ加工により垂下形成され、この保
護板(11)には燃焼筒の上部開口(7)よりも上方に位
置して第2図で示すような横長状の通気口(12)が形成
されている。(13)(13)は通気口(12)と間隔を存し
て保護板(11)の上端部左右両側に設けた横長スリット
状の切欠きであり、この切欠き(13)(13)は遮熱板
(10)の熱が保護板(11)に伝導するのを抑制するため
のものである。(14)は遮熱板(10)と風胴(4)の頂
部(4B)との間に設けたアルミメッキ鋼板製の補助遮熱
板であり、この補助遮熱板(14)は風胴(4)の頂部
(4B)の下面に対流用送風機(3)からの風を導き、冷
却効果を一層高めるためのものであり、前記固定片部
(10D)……に左右の側部をスポット溶接にて固着して
いる。
を有するとともに背部に対流用送風機(3)を有する箱
形の本体ケースであり、この本体ケース(1)内には、
一端が前記温風吹出口(2)に連通し、且つ、他端が前
記対流用送風機(3)に連通した風胴(4)が配置され
ている。(5)は本体ケース(1)内の下部に配置した
石油燃料を気化して燃焼させるバーナであり、このバー
ナ(5)は気化筒(5A)と、この気化筒(5A)の上部に
装着したバーナヘッド(5B)と、気化筒(5A)の周囲を
囲むバーナケース(5C)と、このバーナケース(5C)内
に燃焼二次空気を供給するとともに前記気化筒(5A)内
に燃焼一次空気を供給する燃焼用送風機(5D)とから構
成してある。また、前記燃焼用送風機(5D)の吸込口
(図示せず)は本体ケース(1)の外部に望ませてあ
り、その吸込口にはフィルター(図示せず)が設けられ
ている。(6)は前記風胴(4)内に設けられた上部開
放の燃焼筒であり、この燃焼筒(6)は前記バーナ
(5)の上部の周囲を覆うように風胴(4)の底部(4
A)に立てて設けられ、その上部の開口(7)より燃焼
ガスを流出させるようになっている。前記対流用送風機
(3)はフィルター兼用のファンガード(8)に固定さ
れたモータ(3A)と、その回転軸(9)に取り付けられ
たプロペラファン(3B)とから構成され、そして、プロ
ペラファン(3B)を前記燃焼筒(6)に対向させてい
る。(10)は燃焼筒(6)と風胴(4)の頂部(4B)と
の間に設けられたアルミメッキ鋼板製の遮熱板であり、
この遮熱板(10)はその前方部並びに後方部がそれぞれ
斜め下方に折り曲げられて前方傾斜部(10A)及び後方
傾斜部(10B)が形成されるとともに、左右両側部がそ
れぞれ下方へ直角に折り曲げられて側片部(10C)(10
C)が形成され、且つ、それら側片部(10C)(10C)の
両側には上方へ折り曲げられた固定片部(10D)(10D)
(10D)(10D)が形成され、これらの固定片部(10D)
……の上端部は前記風胴(4)の頂部(4B)にスポット
溶接されている。また、緩やかに傾斜した前記後方傾斜
部(10B)の後縁には、第1図で示すように下端が前記
モータ(3A)の回転軸(9)よりも下方に延長された保
護板(11)が折り曲げ加工により垂下形成され、この保
護板(11)には燃焼筒の上部開口(7)よりも上方に位
置して第2図で示すような横長状の通気口(12)が形成
されている。(13)(13)は通気口(12)と間隔を存し
て保護板(11)の上端部左右両側に設けた横長スリット
状の切欠きであり、この切欠き(13)(13)は遮熱板
(10)の熱が保護板(11)に伝導するのを抑制するため
のものである。(14)は遮熱板(10)と風胴(4)の頂
部(4B)との間に設けたアルミメッキ鋼板製の補助遮熱
板であり、この補助遮熱板(14)は風胴(4)の頂部
(4B)の下面に対流用送風機(3)からの風を導き、冷
却効果を一層高めるためのものであり、前記固定片部
(10D)……に左右の側部をスポット溶接にて固着して
いる。
尚、第1図中、(F)は正常燃焼時の炎、(FX)は給気
不足による異常燃焼時の炎を示している。
不足による異常燃焼時の炎を示している。
上述の構成において、バーナ(5)の燃焼による燃焼ガ
スは燃焼筒(6)内を上昇し、燃焼筒(6)の上部開口
(7)を通り遮熱板(10)下方の風胴(4)内に放出さ
れ、本体ケース(1)の背部に設けられた対流用送風機
(3)から送られる風と混合され、温風となって温風吹
出口(2)から吹き出され、室内を暖房する。
スは燃焼筒(6)内を上昇し、燃焼筒(6)の上部開口
(7)を通り遮熱板(10)下方の風胴(4)内に放出さ
れ、本体ケース(1)の背部に設けられた対流用送風機
(3)から送られる風と混合され、温風となって温風吹
出口(2)から吹き出され、室内を暖房する。
ところで、燃焼用送風機(5D)の吸込口(図示せず)に
設けられたフィルター(図示せず)が、目詰まりしたり
或いはカーテンなどにより閉塞したりすると、気化筒
(5A)内への燃焼一次空気の供給量が減少する給気不足
状態となる。この時、バーナヘッド(5B)に形成されて
いる炎(F)は赤火となり、第1図の仮想線で示す炎
(FX)のように長く延びて燃焼筒(6)の上部開口
(7)より流出するが、対流用送風機(3)からの送風
の一部が通気口(12)を通って燃焼筒(6)の上部開口
(7)と遮熱板(10)との間の空間に導入されるため、
上部開口(7)より流出した炎(FX)に直角に新鮮空気
が供給され、この新鮮空気によって炎(FX)は燃焼が促
進されて短炎化され、温風吹出口(2)から炎が出てし
まうようなことがないものであり、また、炎(FX)中の
一酸化炭素は燃焼が促進されて二酸化炭素になるので、
一酸化炭素の発生も減少させることができる。
設けられたフィルター(図示せず)が、目詰まりしたり
或いはカーテンなどにより閉塞したりすると、気化筒
(5A)内への燃焼一次空気の供給量が減少する給気不足
状態となる。この時、バーナヘッド(5B)に形成されて
いる炎(F)は赤火となり、第1図の仮想線で示す炎
(FX)のように長く延びて燃焼筒(6)の上部開口
(7)より流出するが、対流用送風機(3)からの送風
の一部が通気口(12)を通って燃焼筒(6)の上部開口
(7)と遮熱板(10)との間の空間に導入されるため、
上部開口(7)より流出した炎(FX)に直角に新鮮空気
が供給され、この新鮮空気によって炎(FX)は燃焼が促
進されて短炎化され、温風吹出口(2)から炎が出てし
まうようなことがないものであり、また、炎(FX)中の
一酸化炭素は燃焼が促進されて二酸化炭素になるので、
一酸化炭素の発生も減少させることができる。
上述の実施例によれば、燃焼筒(6)と風胴(4)の頂
部(4B)との間に設けた遮熱板(10)の後縁に、下端が
対流用送風機(3)の回転軸(9)よりも下方にまで延
長された保護板(11)を設けているので、対流用送風機
(3)の回転軸(9)の前方は保護板(11)により覆わ
れるため、回転軸(9)が燃焼筒(6)からの放射熱で
直接加熱されることがなく、回転軸(9)の温度上昇を
抑制することができ、回転軸(9)の温度上昇により軸
受部の潤滑油が蒸発したり硬化したりして、回転軸
(9)が円滑に回転しなくなるなど弊害を防止できる。
また、フィルターの目詰まりなどによって吸気不足が生
じ、バーナ(5)の炎が赤火となり、長く延びて燃焼筒
(6)の上部開口(7)から流出した場合でも、その流
出した炎(FX)に通気口(12)を通して対流用送風機
(3)からの新鮮空気を供給できるので、流出した炎を
新鮮空気を短炎化させ、炎が温風吹出口(2)から外部
に出ないようにできるとともに、給気不足時に生じる一
酸化炭素の急激な増加を抑えることもできる。
部(4B)との間に設けた遮熱板(10)の後縁に、下端が
対流用送風機(3)の回転軸(9)よりも下方にまで延
長された保護板(11)を設けているので、対流用送風機
(3)の回転軸(9)の前方は保護板(11)により覆わ
れるため、回転軸(9)が燃焼筒(6)からの放射熱で
直接加熱されることがなく、回転軸(9)の温度上昇を
抑制することができ、回転軸(9)の温度上昇により軸
受部の潤滑油が蒸発したり硬化したりして、回転軸
(9)が円滑に回転しなくなるなど弊害を防止できる。
また、フィルターの目詰まりなどによって吸気不足が生
じ、バーナ(5)の炎が赤火となり、長く延びて燃焼筒
(6)の上部開口(7)から流出した場合でも、その流
出した炎(FX)に通気口(12)を通して対流用送風機
(3)からの新鮮空気を供給できるので、流出した炎を
新鮮空気を短炎化させ、炎が温風吹出口(2)から外部
に出ないようにできるとともに、給気不足時に生じる一
酸化炭素の急激な増加を抑えることもできる。
また、保護板(11)を遮熱板(10)と一体成形している
ので、遮熱板(10)とは別個の保護板を用意する必要が
なく、部品点数を減少でき、構成の簡略化が図れる。
ので、遮熱板(10)とは別個の保護板を用意する必要が
なく、部品点数を減少でき、構成の簡略化が図れる。
更に、本実施例では、保護板(11)の上端部に切欠き
(13)(13)を設けているので、遮熱板(10)の熱が保
護板(11)に伝導するのを抑制でき、一層、回転軸
(9)の温度上昇を押さえることができる。
(13)(13)を設けているので、遮熱板(10)の熱が保
護板(11)に伝導するのを抑制でき、一層、回転軸
(9)の温度上昇を押さえることができる。
(ト) 考案の効果 この考案は以上のように構成されているので、保護板に
より対流用送風機の回転軸の温度上昇を抑制し、回転軸
の温度上昇による弊害を除去しつつ、保護板に設けた通
気口を通して対流用送風機からの送風の一部を燃焼筒の
開放部に供給できるので、フィルターの目詰まりなどで
バーナへ供給する燃焼空気の給気不足が生じても、炎が
外部に流出するのを防止することができるとともに、一
酸化炭素の急激な増加を抑制することもでき、機器の安
全性を向上させることができる。
より対流用送風機の回転軸の温度上昇を抑制し、回転軸
の温度上昇による弊害を除去しつつ、保護板に設けた通
気口を通して対流用送風機からの送風の一部を燃焼筒の
開放部に供給できるので、フィルターの目詰まりなどで
バーナへ供給する燃焼空気の給気不足が生じても、炎が
外部に流出するのを防止することができるとともに、一
酸化炭素の急激な増加を抑制することもでき、機器の安
全性を向上させることができる。
また、請求項2の温風暖房機においては、遮熱板とは別
個の保護板を用意する必要がなく、部品点数を減少で
き、構成の簡略化が図れるものである。
個の保護板を用意する必要がなく、部品点数を減少で
き、構成の簡略化が図れるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す温風暖房機の縦断側面
図、第2図は同じく遮熱板を斜め後方から見た斜視図で
ある。 (1)……本体ケース、(2)……温風吹出口、(3)
……対流用送風機、(4)……風胴、(4B)……風胴の
頂部、(5)……バーナ、(6)……燃焼筒、(7)…
…上部開口(開放部)、(9)……回転軸、(10)……
遮熱板、(11)……保護板、(12)……通気口(通気
部)。
図、第2図は同じく遮熱板を斜め後方から見た斜視図で
ある。 (1)……本体ケース、(2)……温風吹出口、(3)
……対流用送風機、(4)……風胴、(4B)……風胴の
頂部、(5)……バーナ、(6)……燃焼筒、(7)…
…上部開口(開放部)、(9)……回転軸、(10)……
遮熱板、(11)……保護板、(12)……通気口(通気
部)。
フロントページの続き (72)考案者 沼尾 正信 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 岡田 英夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 杉本 実 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−189037(JP,U) 実開 昭61−186054(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】温風吹出口及び対流用送風機を有する本体
ケースと、この本体ケース内に設けた風胴と、この風胴
内に設けた上部開放の燃焼筒と、この燃焼筒内の下部に
設けたバーナと、燃焼筒と風胴頂部との間に設けた遮熱
板とを備え、この遮熱板の後縁に下端が前記対流用送風
機の回転軸よりも下方へ延びた保護板を設けるととも
に、この保護板には前記燃焼筒の開放部よりも上方に位
置した通気部を設けたことを特徴とする温風暖房機。 - 【請求項2】前記保護板が遮熱板と一体成形されている
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
温風暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4958990U JPH0731086Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4958990U JPH0731086Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 温風暖房機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048042U JPH048042U (ja) | 1992-01-24 |
JPH0731086Y2 true JPH0731086Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31567411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4958990U Expired - Lifetime JPH0731086Y2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731086Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578415Y2 (ja) * | 1992-09-29 | 1998-08-13 | 三洋電機株式会社 | 温風暖房機 |
JP5369722B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2013-12-18 | 株式会社トヨトミ | 温風暖房機の送風構造 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP4958990U patent/JPH0731086Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048042U (ja) | 1992-01-24 |
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