JP2545608B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2545608B2
JP2545608B2 JP1156548A JP15654889A JP2545608B2 JP 2545608 B2 JP2545608 B2 JP 2545608B2 JP 1156548 A JP1156548 A JP 1156548A JP 15654889 A JP15654889 A JP 15654889A JP 2545608 B2 JP2545608 B2 JP 2545608B2
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和忠 桃田
隆 西川
統雄 垰
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼ガスを室内に吹き出して暖房する室内開
放形の温風暖房機に関するものである。
従来の技術 一般に室内開放形の温風暖房機は、第2図に示すよう
にバーナ部21とバーナ部からの燃焼ガスを案内する燃焼
筒22、ダクト23から成り、かつその燃焼筒22と対向して
設けた対流用送風機24からの風と前記燃焼筒22から排出
される燃焼ガスとを混合せしめて吹出口25より温風を吹
き出し室内を暖房するようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では対流用送風機24が本
体背面から大きく出張る。そのため本発明者らは機器の
コンパクトを図るべく対流用送風機24を本体26内に収納
し、本体背面のファンガード27による出張りを少なくし
かつプロペラファン24aも小型化することを検討した。
ところがこの場合、ファンガード27の出張りが少なくな
る分このファンガード27に設けられている対流用空気取
入穴28の開口面積も少なくなり、次のような問題が発生
した。すなわちこのような構成の場合、燃焼時間が長く
なってファンガード27に室内のホコリが付着し始めた
際、そのホコリの影響が大きくなる。したがって短時間
で対流用送風機24による送風量がダウンし、過熱防止装
置を備えているものにあってはこれが短時間で作動し、
機器の運転が自動停止するので、ひんぱんにファンガー
ド27に付着しているホコリを除去しなければ、機器の運
転を持続させることができなくなる。また短時間のうち
に本体温度も上昇し、安全性の面でも欠点を有してい
た。
本発明は以上の課題に鑑みてなしたもので、短時間で
のホコリ付着による風量ダウンを防止して機器のコンパ
クト化を図ったものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の温風暖房機は、燃
焼を行うバーナと、このバーナを覆う如く設けた燃焼筒
と、前記バーナ及び燃焼筒を覆う如く設けた箱状のダク
トと、前記ダクト内に温風用の空気を供給する如く本体
背面に取り付けた対流用送風機と、この対流用送風機の
後方を覆う如く設けたファンガートとを備え、上記対流
用送風機のファンの少なくとも一部を前記ダクトの内部
に組み込むとともに、このファンと対向する如くダクト
の後部にベルマウス板を設け、かつこのベルマウス板後
方であって前記対流用送風機のファンの吸引側に位置す
るダクト周壁に通気穴を設けて、少なくとも前記ファン
ガードから吸引する空気量が低下した時に該通気穴から
も空気を吸引するようにした構成としてある。
作用 本発明は上記した構成によってファンガードの対流用
空気取入穴の開口面積が小さく短時間でファンガードに
ホコリが付着しても、ダクトの通気穴を通して室内空気
をとり入れるので風量のダウン率が小さく、急激な風量
ダウンを防止することができる。したがって風量ダウン
によるダクトボディの温度上昇を防止し、ひんぱんにフ
ァンガードネットに付着したホコリを除去することなし
に、長時間運転を持続させることができる。さらに、送
風量ダウンによる本体の過熱をも防止でき、耐ホコリ性
の優れた安全性の高い、コンパクトな温風暖房機を提供
することができる。
実施例 以外本発明の一実施例の温風暖房機について、図面を
参照しながら説明する。第1図において、1は前面に温
風の吹出口2を有する本体、3はこの本体1の置台4上
に脚5を介して設けたバーナで、本実施例では液体燃料
を気化して燃焼させるバーナが用いてある。6は上記バ
ーナ3の上方を覆う燃焼筒で、上部は多数の通気孔を有
する触媒7が設けてあり、下部周壁には複数の空気取入
口8が形成してある。9は上記空気取入口8への空気の
取入れをよくする案内板、10は上記燃焼筒6を囲む如く
本体内に設けた馬蹄形状のダクトで、後部内方にベルマ
ウス板11が取付けてある。12は前記ダクト10内に温風用
の空気を供給する対流用送風機で、本体後面にファンガ
ード13を介して取付けてある。この対流用送風機にはそ
のプロペラファン12aをダクト10内に位置させてベルマ
ウス板11に対向させてあり、その分本体背面からの出張
り寸法は小さくなっている。そしてファンガード13はそ
の後面と全周面に多数の空気取入穴14が形成してある
が、出張り寸法が小さくなった分周面の空気取入穴14が
少なく、すなわちファンガード全体の空気取入穴14が少
なくなっている。15はこの空気取入穴14が少なくなった
分を補うための通気穴で、ベルマウス板11より後方のダ
クト周壁部に多数形成してあり、対流用送風機12はこの
通気穴15からも空気を吸引するようになる。なお図中16
はダクト10の上壁に設けた過熱防止装置、17は制風板で
ある。
上記構成において、バーナ3に形成された燃焼焼炎
は、対流用送風機12によってファンガード13に設けた対
流用空気取入穴14を介し、またベルマウス板11後方のダ
クト周壁に設けた通気穴15を介して得た室内空気を燃焼
筒6下部の空気吸入用穴8より供給されて完全燃焼炎と
なる。この燃焼炎による燃焼熱で熱焼筒6が加熱され、
また燃焼ガスが触媒7を通り燃焼筒6外に放出される。
一方、前記対流用送風機12から送られてくる空気は燃焼
筒6と熱交換され、かつ燃焼ガスと混合し、ダクト10に
案内されて吹出口2から温風として室内に放出され室内
を暖房する。
ここでファンガード13の対流用空気取入穴14の開口面
積が小さく、機器の運転後短時間でファンガード13にホ
コリが付着し、対流用空気取入穴14が閉塞されても、ダ
クト10の通気穴15を通して室内空気を取り入れるので、
温風風量のダウン率が小さく、急激な風量ダウンを防止
することができる。
したがって、ファンガード13のホコリ付着による風量
ダウンによって燃焼筒6内へ導入される燃焼用空気量が
短時間で減少するようなことがなく、空気不足によるCO
発生等の排ガス性能の悪化を極力防止することができ
る。
また風量ダウンにより、ダクト10上部に設けた過熱防
止装置16が短時間で温度上昇することもなくなり、ひん
ぱんにファンガード13に付着したホコリを除去すること
なしに、長時間機器の運転を持続させることができる。
さらに、送風量ダウンによるダクト10、本体1の過熱
をも防止でき、耐ホコリ性の優れた安全性の高い、コン
パクトな温風暖房機を提供することができる。
発明の効果 以上実施例の説明で明らかな様に本発明は、機器のコ
ンパクト化を図りつつ、ファンガードの対流用空気取入
穴面積の減少による風量ダウンを補うことができ、小型
コンパクトな機器を提供することができる。またファン
ガードの対流用空気取入穴面積が小さくとも、該ファン
ガードへのホコリ付着による短時間での風量ダウンを防
止できるので、過熱防止装置等の短時間での作動を防
ぎ、かつ機器の異常過熱も防止できる等、耐ホコリ性の
優れた安全性の高いコンパクトな温風暖房機を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における温風暖房機の断面
図、第2図は従来の温風暖房機の断面図である。 1……本体、3……バーナ、6……燃焼筒、10……ダク
ト、11……ベルマウス板、12……対流用送風機、12a…
…ファン、13……ファンガード、14……空気取入穴、15
……通気穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垰 統雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−132356(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼を行うバーナと、このバーナを覆う如
    く設けた燃焼筒と、前記バーナ及び燃焼筒を覆う如く設
    けた箱状のダクトと、前記ダクト内に温風用の空気を供
    給する如く本体背面に取り付けた対流用送風機と、この
    対流用送風機の後方を覆う如く設けたファンガードとを
    備え、上記対流用送風機のファンの少なくとも一部を前
    記ダクト内部に組み込むとともに、このファンと対向す
    る如くダクト後部にベルマウス板を設け、かつこのベル
    マウス板後方であって前記対流用送風機のファン吸引側
    に位置するダクト周壁に通気穴を設けて、少なくとも前
    記ファンガードから吸引する空気量が低下した時に該通
    気穴からも空気を吸引するようにした温風暖房機。
JP1156548A 1989-06-19 1989-06-19 温風暖房機 Expired - Lifetime JP2545608B2 (ja)

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