JPH0676852B2 - 調理用排気装置 - Google Patents
調理用排気装置Info
- Publication number
- JPH0676852B2 JPH0676852B2 JP63075473A JP7547388A JPH0676852B2 JP H0676852 B2 JPH0676852 B2 JP H0676852B2 JP 63075473 A JP63075473 A JP 63075473A JP 7547388 A JP7547388 A JP 7547388A JP H0676852 B2 JPH0676852 B2 JP H0676852B2
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- JP
- Japan
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- air
- cooker
- exhaust
- cooking
- heat
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、調理時に発生する油煙、臭気などを屋外へ排
出する調理用排気装置に関するものである。
出する調理用排気装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の調理用排気装置は、第３図に示すような
構成であった。図において、上面に調理器14を配置した
調理台16の後方に吸気口15が設けられ、吸気口15は排気
ダクト18を介して送風機17に接続されている。また、吸
気口15の上部には調理器14を覆うような天蓋19が取り付
けられている。
構成であった。図において、上面に調理器14を配置した
調理台16の後方に吸気口15が設けられ、吸気口15は排気
ダクト18を介して送風機17に接続されている。また、吸
気口15の上部には調理器14を覆うような天蓋19が取り付
けられている。
上記構成において、調理時に発生する油煙、臭気、排熱
などは、送風機17を運転することによって天蓋19に沿っ
て吸気口15から吸引され、屋外に排出される（例えば特
公昭60−53817号公報）。
などは、送風機17を運転することによって天蓋19に沿っ
て吸気口15から吸引され、屋外に排出される（例えば特
公昭60−53817号公報）。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、調理時に発生する油煙、臭気等は、上昇
気流により調理器近傍から左右あるいは上方へと乱流拡
散する。このため、このような従来の構成では、単に天
蓋19によって上昇気流の抑制を図っているに過ぎず、そ
もそも調理器14の左右に拡散する燃焼排ガス、油煙、臭
気などはほとんど補集することができない。もし、これ
らの油煙等を確実に吸気口15から吸い込もうとすれば、
多くの風量が必要となり、騒音が高くなりという課題が
あり、騒音を下げるために排気風量を少なくして運転す
ると、排気ダクト内を流れる排出空気の管内風速が遅く
なり、排気ダクト内の温度が非常に高温となり、排気ダ
クトを取り巻く断熱材の厚さが厚くなるという課題があ
った。さらに、冬季においては調理時に調理者が足元に
寒気を感じるという課題があった。
気流により調理器近傍から左右あるいは上方へと乱流拡
散する。このため、このような従来の構成では、単に天
蓋19によって上昇気流の抑制を図っているに過ぎず、そ
もそも調理器14の左右に拡散する燃焼排ガス、油煙、臭
気などはほとんど補集することができない。もし、これ
らの油煙等を確実に吸気口15から吸い込もうとすれば、
多くの風量が必要となり、騒音が高くなりという課題が
あり、騒音を下げるために排気風量を少なくして運転す
ると、排気ダクト内を流れる排出空気の管内風速が遅く
なり、排気ダクト内の温度が非常に高温となり、排気ダ
クトを取り巻く断熱材の厚さが厚くなるという課題があ
った。さらに、冬季においては調理時に調理者が足元に
寒気を感じるという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、少ない排気
風量でも補集効率が高く、排気ダクト内の温度を低下さ
せるとともに、冬季において排熱を有効利用できる調理
用排気装置を提供することとする。
風量でも補集効率が高く、排気ダクト内の温度を低下さ
せるとともに、冬季において排熱を有効利用できる調理
用排気装置を提供することとする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、上面に調理器を配
置した調理器台の後方上部に調理器側に開口した吸込口
を有する通風路と、前記調理器の左右に設けられた気流
誘導板と、この気流誘導板の上端部を連結する天蓋と、
前記調理器台の前面下部の蹴込み部に吐出口を有する外
気を給気する給気送風機を設けた給気ダクトとを備え、
前記通風路と前記給気ダクトを交差させ、その交差部分
に排出空気と供給空気の熱交換を行う熱交換器を設けた
調理用排気装置の構成とする。
置した調理器台の後方上部に調理器側に開口した吸込口
を有する通風路と、前記調理器の左右に設けられた気流
誘導板と、この気流誘導板の上端部を連結する天蓋と、
前記調理器台の前面下部の蹴込み部に吐出口を有する外
気を給気する給気送風機を設けた給気ダクトとを備え、
前記通風路と前記給気ダクトを交差させ、その交差部分
に排出空気と供給空気の熱交換を行う熱交換器を設けた
調理用排気装置の構成とする。
作 用 この構成により、拡散しながら上昇する燃焼排ガスや油
煙および排熱を気流誘導板が調理器左右への拡散を防
ぎ、天蓋が上方への拡散を防ぐとともに、給気送風機を
運転することによって、排出空気と供給空気の熱交換を
確実に行うことにより、排出する空気の熱エネルギーを
室内に吸い込む空気に移すこととなる。
煙および排熱を気流誘導板が調理器左右への拡散を防
ぎ、天蓋が上方への拡散を防ぐとともに、給気送風機を
運転することによって、排出空気と供給空気の熱交換を
確実に行うことにより、排出する空気の熱エネルギーを
室内に吸い込む空気に移すこととなる。
実施例 以下、本発明の第１の実施例を第１図および第２図に基
づいて説明する。すなわち、調理器１を配置した調理器
台２の後方上部に、調理器１側に開口した吸込口３を設
け、調理器台２の左右に気流誘導板５を設け、この気流
誘導板５の両上端部を連結する天蓋４を設け、吸込口３
は通風路13を介して調理器台２の内部に取り付けられた
排気送風機８に連結し、排気ダクト７を介して屋外に連
通している。また、調理器台２の前面下部の蹴込み部に
は吐出口９を開口し、吐出口９は給気ダクト12、給気送
風機10および熱交換器11を介して屋外に連通している。
づいて説明する。すなわち、調理器１を配置した調理器
台２の後方上部に、調理器１側に開口した吸込口３を設
け、調理器台２の左右に気流誘導板５を設け、この気流
誘導板５の両上端部を連結する天蓋４を設け、吸込口３
は通風路13を介して調理器台２の内部に取り付けられた
排気送風機８に連結し、排気ダクト７を介して屋外に連
通している。また、調理器台２の前面下部の蹴込み部に
は吐出口９を開口し、吐出口９は給気ダクト12、給気送
風機10および熱交換器11を介して屋外に連通している。
上記構成において送風機８を運転すると、調理時に発生
した油煙、臭気、排熱などは調理器台２の前方より、気
流誘導板５および天蓋４に沿って吸込口３に向かって流
れる気流に導かれ、吸込口３から吸引された通風路13、
排気ダクト７を通り、屋外に排出される。このとき、給
気送風機10を運転することにより排出される非常に温度
の高い空気と室内に吸い込まれる空気との間で熱交換を
行い排出する空気の熱エネルギーを室内に吸い込まれる
空気に移すことにより、屋外に排出する空気の温度を下
げることができるため、排気ダクト７内の温度も下が
り、排気ダクトを取り巻く断熱材を薄くすることができ
る。さらに、冬季においては暖められた空気が調理器台
２の前面下部の蹴込み部に位置する吐出口９より確実に
調理者の足元に吹き出されるため、調理者が足元に寒気
を感じることはなくなる。
した油煙、臭気、排熱などは調理器台２の前方より、気
流誘導板５および天蓋４に沿って吸込口３に向かって流
れる気流に導かれ、吸込口３から吸引された通風路13、
排気ダクト７を通り、屋外に排出される。このとき、給
気送風機10を運転することにより排出される非常に温度
の高い空気と室内に吸い込まれる空気との間で熱交換を
行い排出する空気の熱エネルギーを室内に吸い込まれる
空気に移すことにより、屋外に排出する空気の温度を下
げることができるため、排気ダクト７内の温度も下が
り、排気ダクトを取り巻く断熱材を薄くすることができ
る。さらに、冬季においては暖められた空気が調理器台
２の前面下部の蹴込み部に位置する吐出口９より確実に
調理者の足元に吹き出されるため、調理者が足元に寒気
を感じることはなくなる。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように、本発明によ
れば調理器台の左右に気流誘導板を設けることにより、
調理器台の左右に拡散する油煙等を制限し、この気流誘
導板の両上端部を連結する天蓋を設けることにより、調
理器台の上方に拡散して逃げようとする油煙等を制限す
ることができ、より少ない排気風量で油煙等を効率よく
補集できるとともに、排出空気と供給空気の熱交換を行
う熱交換器を設けることにより、屋外に排出する空気の
温度を下げることができるため、排気ダクト内の温度も
下がり、排気ダクトを取り巻く断熱材の厚みを薄くする
ことができる。さらに、供給空気を調理器台の前面下部
の蹴込み部より吐出することによって、冬季において調
理者の足元に確実に暖かい空気を吹き出すため、調理者
が足元に寒気を感じることがない調理用排気装置を提供
することができる。
れば調理器台の左右に気流誘導板を設けることにより、
調理器台の左右に拡散する油煙等を制限し、この気流誘
導板の両上端部を連結する天蓋を設けることにより、調
理器台の上方に拡散して逃げようとする油煙等を制限す
ることができ、より少ない排気風量で油煙等を効率よく
補集できるとともに、排出空気と供給空気の熱交換を行
う熱交換器を設けることにより、屋外に排出する空気の
温度を下げることができるため、排気ダクト内の温度も
下がり、排気ダクトを取り巻く断熱材の厚みを薄くする
ことができる。さらに、供給空気を調理器台の前面下部
の蹴込み部より吐出することによって、冬季において調
理者の足元に確実に暖かい空気を吹き出すため、調理者
が足元に寒気を感じることがない調理用排気装置を提供
することができる。
第１図は本発明の一実施例における調理用排気装置の側
断面図、第２図は同調理用排気装置の斜視図、第３図は
従来の調理用排気装置を示す側断面図である。 １……調理器、２……調理器台、３……吸込口、４……
天蓋、５……気流誘導板、９……吐出口、10……給気送
風機、11……熱交換器、12……給気ダクト、13……通風
路。
断面図、第２図は同調理用排気装置の斜視図、第３図は
従来の調理用排気装置を示す側断面図である。 １……調理器、２……調理器台、３……吸込口、４……
天蓋、５……気流誘導板、９……吐出口、10……給気送
風機、11……熱交換器、12……給気ダクト、13……通風
路。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−101824（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−11415（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭55−661（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭40−154（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭46−5249（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】上面に調理器を配置した調理器台の後方上
部に調理器側に開口した吸込口を有する通風路と、前記
調理器の左右に設けられた気流誘導板と、この気流誘導
板の上端部を連結する天蓋と、前記調理器台の前面下部
の蹴込み部に吐出口を有する外気を給気する給気送風機
を設けた給気ダクトとを備え、前記通風路と前記給気ダ
クトを交差させ、その交差部分に排出空気と供給空気の
熱交換を行う熱交換器を設けた調理用排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63075473A JPH0676852B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 調理用排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63075473A JPH0676852B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 調理用排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01247934A JPH01247934A (ja) | 1989-10-03 |
| JPH0676852B2 true JPH0676852B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13577308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63075473A Expired - Lifetime JPH0676852B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 調理用排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676852B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19961785A1 (de) * | 1999-12-21 | 2001-06-28 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Dunstabzugsvorrichtung |
| KR100961622B1 (ko) * | 2010-03-23 | 2010-06-04 | 김영범 | 열기의 온도 저감으로 인해 투명차단벽을 사용할 수 있는 배기후드 |
| CN107726410A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-02-23 | 佛山市云米电器科技有限公司 | 一种防逃逸的高效抽油烟机 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5711415U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-21 | ||
| JPS57101824U (ja) * | 1980-12-15 | 1982-06-23 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63075473A patent/JPH0676852B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01247934A (ja) | 1989-10-03 |
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