JP2532572B2 - 給湯機内蔵型レンジフ―ド - Google Patents
給湯機内蔵型レンジフ―ドInfo
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- JP2532572B2 JP2532572B2 JP63104509A JP10450988A JP2532572B2 JP 2532572 B2 JP2532572 B2 JP 2532572B2 JP 63104509 A JP63104509 A JP 63104509A JP 10450988 A JP10450988 A JP 10450988A JP 2532572 B2 JP2532572 B2 JP 2532572B2
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- Japan
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- water heater
- range hood
- blower
- hood
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は廚房で発生した油煙を補集し排気する送風機
と台所等で使用する湯を供給する給湯機を内蔵したレン
ジフードに関するものである。
と台所等で使用する湯を供給する給湯機を内蔵したレン
ジフードに関するものである。
従来の技術 近年、台所の空間を有効に利用するために、台所内に
設置される各種機器の高性能化、複合化、コンパクト化
が要望されていた。
設置される各種機器の高性能化、複合化、コンパクト化
が要望されていた。
このようなことから、従来の台所に設置されるレンジ
フードは例えば第５図に示すように構成されていた。す
なわち、ガス器具台１のガスコンロ２の上方に位置して
フード３が壁４に設置されている。そして、フード３の
内部に設けたファン５により、ガスコンロ２を使用して
行われた調理中に発生する油煙はフード３の略水平な下
面全体に設けた吸引口６よりフード３内に吸引され、さ
らに排気筒７、ファン５を経て排気口８から排出され
る。一方、このフード３内にはバーナ９、熱交換器10、
操作機構11からなる湯沸器12が内蔵されている。この湯
沸器12は燃焼用空気の給気口13をフード３の前面に開口
し、また燃焼排ガス用の排気筒14を分岐部15を介して排
気筒７に接続してレンジフードの排気筒７を共用してい
る。16は分岐部15に設けたダンパーで、湯沸機12側の排
気筒14とレンジフード側の排気筒７との切換えを行うも
のである。
フードは例えば第５図に示すように構成されていた。す
なわち、ガス器具台１のガスコンロ２の上方に位置して
フード３が壁４に設置されている。そして、フード３の
内部に設けたファン５により、ガスコンロ２を使用して
行われた調理中に発生する油煙はフード３の略水平な下
面全体に設けた吸引口６よりフード３内に吸引され、さ
らに排気筒７、ファン５を経て排気口８から排出され
る。一方、このフード３内にはバーナ９、熱交換器10、
操作機構11からなる湯沸器12が内蔵されている。この湯
沸器12は燃焼用空気の給気口13をフード３の前面に開口
し、また燃焼排ガス用の排気筒14を分岐部15を介して排
気筒７に接続してレンジフードの排気筒７を共用してい
る。16は分岐部15に設けたダンパーで、湯沸機12側の排
気筒14とレンジフード側の排気筒７との切換えを行うも
のである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では壁４にフード３
が直接に接し、かつ湯沸器12の燃焼排ガスの熱もフード
３に伝わりやすく、防火上の安全性からフード３を壁４
より、はなす距離を大きく、また側面に吊戸棚等の可燃
物が設置される場合も、これよりはなす距離を大きくと
らなければならない課題を有していた。
が直接に接し、かつ湯沸器12の燃焼排ガスの熱もフード
３に伝わりやすく、防火上の安全性からフード３を壁４
より、はなす距離を大きく、また側面に吊戸棚等の可燃
物が設置される場合も、これよりはなす距離を大きくと
らなければならない課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、壁面に
できるだけ近づけて設置することを可能とし、それによ
って前面の突き出しや、無駄な空間をなくして、コンパ
クトにすることを目的とする。
できるだけ近づけて設置することを可能とし、それによ
って前面の突き出しや、無駄な空間をなくして、コンパ
クトにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明は、送風機を内装
した箱状のレンジフード本体と、このレンジフード本体
に間隙を有して内装した給湯機と、前記送風機の近辺に
対向させて設置したレンジフード本体の吸気口と、前記
レンジフード本体内に備えた給湯機内部に連通した燃焼
用空気を吸引する給気口と前記給湯機に相対向し、かつ
設置壁に対するレンジフード本体の一面に形成した吸気
口と、前記給湯機内部で熱交換器を通過した排ガスの出
口と熱交換器の外周空間を空気が通過する出口に一端部
開口を接続し、他端開口を送風機の吸込口の近傍に開口
させて設置したダクトを備えたものである。
した箱状のレンジフード本体と、このレンジフード本体
に間隙を有して内装した給湯機と、前記送風機の近辺に
対向させて設置したレンジフード本体の吸気口と、前記
レンジフード本体内に備えた給湯機内部に連通した燃焼
用空気を吸引する給気口と前記給湯機に相対向し、かつ
設置壁に対するレンジフード本体の一面に形成した吸気
口と、前記給湯機内部で熱交換器を通過した排ガスの出
口と熱交換器の外周空間を空気が通過する出口に一端部
開口を接続し、他端開口を送風機の吸込口の近傍に開口
させて設置したダクトを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、送風機の吸込力によ
り、燃焼排気ガスを排気ダクトより引っ張ると同時に、
給湯機内部の熱交換器の外周の空気を引っ張り、また、
給湯機の外周の空気を吸気口より流れて送風機に引っ張
り、給湯機の周囲が冷却されるので、温度上昇を少なく
でき、壁面に近づけることができるようになる。また、
排気温度を低くすることができ、安全性に貢献できる。
り、燃焼排気ガスを排気ダクトより引っ張ると同時に、
給湯機内部の熱交換器の外周の空気を引っ張り、また、
給湯機の外周の空気を吸気口より流れて送風機に引っ張
り、給湯機の周囲が冷却されるので、温度上昇を少なく
でき、壁面に近づけることができるようになる。また、
排気温度を低くすることができ、安全性に貢献できる。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。21は後面板21a、底面板21b、上面板21C、左右の側
面板21d、そして前面板21eをもって気密に形成した箱状
のフード本体である。そして、このフード本体21は第４
図に示すようにガス器具台22の幅と略同じ幅をもつとと
もに内部の右より上方に位置し、かつ吸込口23を前面板
21eに対向させて遠心形ファンよりなる送風機24を内装
している。また、フード本体21の前面板21eは底面板21b
と左右の側面板21dに着脱自在に結合するとともに上部
になるほど手前側へ傾斜させている。25は前面板21eの
上端に位置してフード本体21の幅いっぱいに形成した吸
気口で、油煙用のファルター26が水平よりやや上向きに
して着脱自在に取りつけてある。27はフード本体21の上
面板21cに開口した排気口で、排気ダクト28が接続され
る。29はケース30内にバーナ31、熱交換器32、給水弁3
3、ガス供給弁34等を内蔵したガス瞬間湯沸器等の給湯
機で、フード本体21内の左寄りにレンジフード本体21と
間隙21fを有し、かつ送風機24と隣り合わせて気密に内
装してある。この給湯機29は、バーナ31の燃焼用空気等
を吸気する給気口35をケース30内に連通してフード本体
21の右側面板21dの下部より突出して開口してある。ま
た、レンジフードの後面板21aには吸気口36aが給湯機29
の近辺に設置されており、空気が吸い込まれ送風機24に
導かれる。また給湯機29はバーナ31の燃焼排ガスを排出
する排気口36と、熱交換器32の周囲とこれを囲んだ給湯
機のケース30で構成する空間30aの排気口36bとを包含共
有するダクト37に接続されておる。このダクト37は一端
開口37aを、送風機24の吸込口23に接続することなく、
その近傍に位置させている。38は給水管、39は給湯管、
40はガス供給管で、これらはフード本体21の底面板21b
より外へ導出している。41はフード本体21の一番手前で
ある前端部42に設けた制御部で押圧部42を押すことによ
り送風機24を回転および停止できるとともに、第４図に
示すように給湯管39に接続した給湯栓43を開くことによ
り、水が流れてこれをセンサーが検出して送風機24を自
動的に回転させ、その後に押圧部44を押してバーナ31に
点火し給湯できるようにするものである。
る。21は後面板21a、底面板21b、上面板21C、左右の側
面板21d、そして前面板21eをもって気密に形成した箱状
のフード本体である。そして、このフード本体21は第４
図に示すようにガス器具台22の幅と略同じ幅をもつとと
もに内部の右より上方に位置し、かつ吸込口23を前面板
21eに対向させて遠心形ファンよりなる送風機24を内装
している。また、フード本体21の前面板21eは底面板21b
と左右の側面板21dに着脱自在に結合するとともに上部
になるほど手前側へ傾斜させている。25は前面板21eの
上端に位置してフード本体21の幅いっぱいに形成した吸
気口で、油煙用のファルター26が水平よりやや上向きに
して着脱自在に取りつけてある。27はフード本体21の上
面板21cに開口した排気口で、排気ダクト28が接続され
る。29はケース30内にバーナ31、熱交換器32、給水弁3
3、ガス供給弁34等を内蔵したガス瞬間湯沸器等の給湯
機で、フード本体21内の左寄りにレンジフード本体21と
間隙21fを有し、かつ送風機24と隣り合わせて気密に内
装してある。この給湯機29は、バーナ31の燃焼用空気等
を吸気する給気口35をケース30内に連通してフード本体
21の右側面板21dの下部より突出して開口してある。ま
た、レンジフードの後面板21aには吸気口36aが給湯機29
の近辺に設置されており、空気が吸い込まれ送風機24に
導かれる。また給湯機29はバーナ31の燃焼排ガスを排出
する排気口36と、熱交換器32の周囲とこれを囲んだ給湯
機のケース30で構成する空間30aの排気口36bとを包含共
有するダクト37に接続されておる。このダクト37は一端
開口37aを、送風機24の吸込口23に接続することなく、
その近傍に位置させている。38は給水管、39は給湯管、
40はガス供給管で、これらはフード本体21の底面板21b
より外へ導出している。41はフード本体21の一番手前で
ある前端部42に設けた制御部で押圧部42を押すことによ
り送風機24を回転および停止できるとともに、第４図に
示すように給湯管39に接続した給湯栓43を開くことによ
り、水が流れてこれをセンサーが検出して送風機24を自
動的に回転させ、その後に押圧部44を押してバーナ31に
点火し給湯できるようにするものである。
図中45はガスコンロ、46は調理鍋、47は収納戸棚、48は
流し台、49は壁である。また50は油煙等の流れであり、
51はダクト37から吸込口23への流れ、52は、フィルター
26から吸込口23への流れを示す。53は設置壁49とレンジ
フード本体21の後面板21aの間に介在したスペーサで、
設置壁49への熱移動を防止する。
流し台、49は壁である。また50は油煙等の流れであり、
51はダクト37から吸込口23への流れ、52は、フィルター
26から吸込口23への流れを示す。53は設置壁49とレンジ
フード本体21の後面板21aの間に介在したスペーサで、
設置壁49への熱移動を防止する。
上記構成において、送風機24を回転させると給気口35
より燃焼用空気が、バーナ31に供給され、熱交換器32よ
り燃焼排ガスが排気口36へ、また吸気口35より冷却用の
空気が熱交換器32の周辺外部とケース30で構成される。
空間30aを通過して、通過部分を冷却し、空気が排気口3
6bへと送風機24の吸込力によりダクト37を介して流れる
ようになる。またレンジフードの後方にある吸気口36a
よりも空気が給湯機外周を通る。したがってレンジフー
ド本体21の後面板21a、側面板21dに与える温度の影響は
少なくなり、設置壁49に近づけることが可能となり、防
火上の安全を保証することも可能となる。
より燃焼用空気が、バーナ31に供給され、熱交換器32よ
り燃焼排ガスが排気口36へ、また吸気口35より冷却用の
空気が熱交換器32の周辺外部とケース30で構成される。
空間30aを通過して、通過部分を冷却し、空気が排気口3
6bへと送風機24の吸込力によりダクト37を介して流れる
ようになる。またレンジフードの後方にある吸気口36a
よりも空気が給湯機外周を通る。したがってレンジフー
ド本体21の後面板21a、側面板21dに与える温度の影響は
少なくなり、設置壁49に近づけることが可能となり、防
火上の安全を保証することも可能となる。
発明の効果 以上のように本発明の構成において、次の効果が得ら
れる。
れる。
（１）レンジフード本体に組み込む給湯機内部およびそ
の外周に送風機の吸込力を利用して空気を流すことがで
きるので、フード設置の壁面への熱移動が少なくなり、
温度上昇を少なくさせることができ、壁に取付けても防
火上の安全を保証できる。
の外周に送風機の吸込力を利用して空気を流すことがで
きるので、フード設置の壁面への熱移動が少なくなり、
温度上昇を少なくさせることができ、壁に取付けても防
火上の安全を保証できる。
（２）送風機の吸込付近は、燃焼排ガズ及び冷却用空気
が混合されてダクトよりでるので、排気温度を低くする
ことができ、レンジフードの信頼性の向上が図れる。
が混合されてダクトよりでるので、排気温度を低くする
ことができ、レンジフードの信頼性の向上が図れる。
第１図は本発明の一実施例を示す給湯機内蔵型レンジフ
ードの要部横断面図、第２図、第３図は同縦断面図、第
４図は同レンジフードを台所に設置した状態の正面図、
第５図は従来例の縦断面図である。 21……フード本体、21f……間隙、23……吸込口、24…
…送風機、25、36a……吸気口、27、36、36b……排気
口、29……給湯機、30a……空間、37……ダクト。
ードの要部横断面図、第２図、第３図は同縦断面図、第
４図は同レンジフードを台所に設置した状態の正面図、
第５図は従来例の縦断面図である。 21……フード本体、21f……間隙、23……吸込口、24…
…送風機、25、36a……吸気口、27、36、36b……排気
口、29……給湯機、30a……空間、37……ダクト。
Claims (1)
- 【請求項１】送風機を内装した箱状のレンジフード本体
と、このレンジフード本体に間隙を有して内装した給湯
機と、前記送風機の近辺に対向させて設置したレンジフ
ード本体の吸気口と、前記レンジフード本体内に備えた
給湯機内部に接続した燃焼用空気を吸引する給気口と、
前記給湯機に相対向し、かつ設置壁面に対向するレンジ
フード本体の一面に形成した吸気口と、前記給湯機の熱
交換器を通過した排気ガスのでる出口と熱交換器の外周
空間を空気が通過する出口に一端開口を接続し、他端開
口を送風機の吸込口の近傍に開口させて設置したダクト
を備えた給湯機内蔵型レンジフード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63104509A JP2532572B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 給湯機内蔵型レンジフ―ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63104509A JP2532572B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 給湯機内蔵型レンジフ―ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277152A JPH01277152A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2532572B2 true JP2532572B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=14382462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63104509A Expired - Fee Related JP2532572B2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 給湯機内蔵型レンジフ―ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532572B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP63104509A patent/JP2532572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277152A (ja) | 1989-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |