JPS624840Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624840Y2 JPS624840Y2 JP1982183004U JP18300482U JPS624840Y2 JP S624840 Y2 JPS624840 Y2 JP S624840Y2 JP 1982183004 U JP1982183004 U JP 1982183004U JP 18300482 U JP18300482 U JP 18300482U JP S624840 Y2 JPS624840 Y2 JP S624840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- drain outlet
- air supply
- drain
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 15
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 4
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は強制通気方式の瞬間湯沸器のような
ガスバーナを用いる燃焼器具におけるドレン排出
装置である。
ガスバーナを用いる燃焼器具におけるドレン排出
装置である。
従来の強制通気式の瞬間湯沸器は下部を開放し
たケースの上部に強制排気用排風機を有する排気
口を設け、ガスバーナはケース内下部、熱交換器
はケース内上部に設けたものが一般的である。し
かし、このような方式で熱効率を85%以上にした
高効率のものは燃焼ガス中に含まれる水分が熱交
換器内を流れる冷たい水により冷却されて結露現
象を起し、これが水滴となつて下部のバーナなど
に落下してこれらを腐食させるという問題があ
る。このため、熱交換器を下部の主熱交換器と上
部の予熱用熱交換器とに分割し、両熱交換器の間
にドレン回収皿を設けてこの皿で受けたドレンを
外部へ排出するようにしたものがある。
たケースの上部に強制排気用排風機を有する排気
口を設け、ガスバーナはケース内下部、熱交換器
はケース内上部に設けたものが一般的である。し
かし、このような方式で熱効率を85%以上にした
高効率のものは燃焼ガス中に含まれる水分が熱交
換器内を流れる冷たい水により冷却されて結露現
象を起し、これが水滴となつて下部のバーナなど
に落下してこれらを腐食させるという問題があ
る。このため、熱交換器を下部の主熱交換器と上
部の予熱用熱交換器とに分割し、両熱交換器の間
にドレン回収皿を設けてこの皿で受けたドレンを
外部へ排出するようにしたものがある。
また、第1図に示すようにケース1内の上部に
下向きにガスバーナ2を設け、ケース1内の下部
に熱交換器3を設け、ケース1の上端側部に強制
給気用送気機4に通じる強制給気口5を設け、ケ
ース1の下部側方に排気口6を設け、ケース1の
下端にドレン出口7を設けたものもある。
下向きにガスバーナ2を設け、ケース1内の下部
に熱交換器3を設け、ケース1の上端側部に強制
給気用送気機4に通じる強制給気口5を設け、ケ
ース1の下部側方に排気口6を設け、ケース1の
下端にドレン出口7を設けたものもある。
このような瞬間湯沸器では給水管8から熱交換
器3に水を供給するとともに送風機4を運転し、
ガスバーナ2に点火すると、その燃焼ガスは給気
口5から流入する空気とともにケース1内を下方
に流れ、熱交換器3内を流れる水を加熱して排気
口6から排出される。一方、熱交換器3内で燃焼
ガスにより加熱された水は高温となつて給湯管9
へ送り出される。
器3に水を供給するとともに送風機4を運転し、
ガスバーナ2に点火すると、その燃焼ガスは給気
口5から流入する空気とともにケース1内を下方
に流れ、熱交換器3内を流れる水を加熱して排気
口6から排出される。一方、熱交換器3内で燃焼
ガスにより加熱された水は高温となつて給湯管9
へ送り出される。
上記のような瞬間湯沸器では熱交換器3から滴
下するドレンはケース1の下端のドレン出口7へ
集められるので、ドレン回収皿を設ける必要がな
く、従つて熱交換器を上下に分割する必要はない
が、強制給気のため、ケース1内が外気圧より高
くなり、ドレン出口から排気ガスが漏れ出すおそ
れがある。これを防止するため第1図のようにド
レントラツプ10をドレン出口7に設ける場合が
あるが、トラツプ10にドレンが溜るまでは排気
が漏出し、また、トラツプ10に塵埃が詰つてド
レンの排出が止るおそれもある。
下するドレンはケース1の下端のドレン出口7へ
集められるので、ドレン回収皿を設ける必要がな
く、従つて熱交換器を上下に分割する必要はない
が、強制給気のため、ケース1内が外気圧より高
くなり、ドレン出口から排気ガスが漏れ出すおそ
れがある。これを防止するため第1図のようにド
レントラツプ10をドレン出口7に設ける場合が
あるが、トラツプ10にドレンが溜るまでは排気
が漏出し、また、トラツプ10に塵埃が詰つてド
レンの排出が止るおそれもある。
この考案は上記のような従来の強制給気式の瞬
間湯沸器の欠点を解決してドレン出口からドレン
が排出されるようにすることを目的とするもので
ある。
間湯沸器の欠点を解決してドレン出口からドレン
が排出されるようにすることを目的とするもので
ある。
すなわち、この考案の構成は強制給気用送風機
に通じる強制給気口と排気口とドレン出口を設け
たケース内にガスバーナと熱交換器を設けた燃焼
器具において、前記強制給気口を送気管によりド
レン出口附近に連通させて、排気の静圧より高い
静圧の給気の一部の冷たい空気をドレン出口附近
に導いてドレン出口からは冷たい空気のみが出る
ようにしたドレン排出装置を提供するものであ
る。
に通じる強制給気口と排気口とドレン出口を設け
たケース内にガスバーナと熱交換器を設けた燃焼
器具において、前記強制給気口を送気管によりド
レン出口附近に連通させて、排気の静圧より高い
静圧の給気の一部の冷たい空気をドレン出口附近
に導いてドレン出口からは冷たい空気のみが出る
ようにしたドレン排出装置を提供するものであ
る。
以下にこの考案の詳細を第2図、第3図の各実
施例に基づいて説明するが、第2図、第3図にお
いて、第1図と同じ部分は第1図と同一の符号を
付けて説明は省略し、異なる部分のみを説明す
る。
施例に基づいて説明するが、第2図、第3図にお
いて、第1図と同じ部分は第1図と同一の符号を
付けて説明は省略し、異なる部分のみを説明す
る。
第2図の場合、給気口5の下側部とドレン出口
7の側部とを送気管11により連通させる。これ
により送風機4から給気口5に向かう冷たい新鮮
な空気の一部は送気管11を通つてドレン出口7
に向かう。
7の側部とを送気管11により連通させる。これ
により送風機4から給気口5に向かう冷たい新鮮
な空気の一部は送気管11を通つてドレン出口7
に向かう。
一方、給気口5からケース1内に流入した空気
はバーナ2の燃焼ガスと混合して排気ガスとな
り、排気口6から出ていくが、ケース1内の下部
附近の排気ガスの圧力は外気圧よりは高いが、送
気管11からの冷たい空気の圧力よりは低いの
で、ドレン出口7からは冷たい新鮮な空気のみが
排出され、排気ガスは全て排気口6から室外に排
出される。
はバーナ2の燃焼ガスと混合して排気ガスとな
り、排気口6から出ていくが、ケース1内の下部
附近の排気ガスの圧力は外気圧よりは高いが、送
気管11からの冷たい空気の圧力よりは低いの
で、ドレン出口7からは冷たい新鮮な空気のみが
排出され、排気ガスは全て排気口6から室外に排
出される。
第3図の場合は、送気管11をケース1の下部
一側に連通させ、この送気管11の連結部のケー
ス1の側壁内面には仕切板12を固定して送気管
11を下降してきた冷たい空気は仕切板12の下
側を通つてドレン出口7に向かうようにし、仕切
板12は下り勾配として仕切板12上に落下した
ドレンは仕切板12上を流下してケース1の底部
からドレン出口7へ流れ出るようにする。
一側に連通させ、この送気管11の連結部のケー
ス1の側壁内面には仕切板12を固定して送気管
11を下降してきた冷たい空気は仕切板12の下
側を通つてドレン出口7に向かうようにし、仕切
板12は下り勾配として仕切板12上に落下した
ドレンは仕切板12上を流下してケース1の底部
からドレン出口7へ流れ出るようにする。
この実施例の場合も新鮮な冷たい空気のみがド
レン出口7から排出される。
レン出口7から排出される。
上記の各実施例はケース内の上部に下向きのバ
ーナを設け、下部に熱交換器を設けたものであ
る。しかし、この考案はこのような型式のものに
限定するものではなく、ケース内の下部に上向き
のバーナを設け、ケース内の上部に熱交換器を設
けて、ケースの下部一側に設けた強制給気口から
加圧空気を供給してケース上部の排気口から排出
するようにしたもの、あるいは横向きのケース内
の一端側にバーナを横向きに取付け、ケース内の
他の部分に熱交換器を取付けて、ケースの一端側
に設けた強制給気口から供給した加圧空気をケー
スの他端側の排気口から排出するようにしたもの
などの、加圧した空気をケース内に供給する型式
のあらゆる燃焼器具に実施できる。
ーナを設け、下部に熱交換器を設けたものであ
る。しかし、この考案はこのような型式のものに
限定するものではなく、ケース内の下部に上向き
のバーナを設け、ケース内の上部に熱交換器を設
けて、ケースの下部一側に設けた強制給気口から
加圧空気を供給してケース上部の排気口から排出
するようにしたもの、あるいは横向きのケース内
の一端側にバーナを横向きに取付け、ケース内の
他の部分に熱交換器を取付けて、ケースの一端側
に設けた強制給気口から供給した加圧空気をケー
スの他端側の排気口から排出するようにしたもの
などの、加圧した空気をケース内に供給する型式
のあらゆる燃焼器具に実施できる。
この考案のドレン排出装置は上記のようにケー
スの任意の個所に設けた強制給気口とドレン出口
またはその附近を送気管により連通させて、送気
管からの冷たい新鮮な空気のみがドレン出口から
排出されるようにしたので、ドレン出口を流し台
上などに開口させておいても排気ガスが室内に排
出されるおそれがなくなる。
スの任意の個所に設けた強制給気口とドレン出口
またはその附近を送気管により連通させて、送気
管からの冷たい新鮮な空気のみがドレン出口から
排出されるようにしたので、ドレン出口を流し台
上などに開口させておいても排気ガスが室内に排
出されるおそれがなくなる。
また、この考案はドレン出口の内径を送気管の
内径よりも小さくしてあるから、排気口から排出
される排気ガスより高い静圧の冷たい給気の一部
がドレン出口へと送られて、この冷たい空気がド
レン出口から排出されるさいに若干の圧力降下が
あつても排気ガスの静圧より低くなることはない
ので排気ガスがドレン出口から出るようなことが
防止される。
内径よりも小さくしてあるから、排気口から排出
される排気ガスより高い静圧の冷たい給気の一部
がドレン出口へと送られて、この冷たい空気がド
レン出口から排出されるさいに若干の圧力降下が
あつても排気ガスの静圧より低くなることはない
ので排気ガスがドレン出口から出るようなことが
防止される。
なお実施例では瞬間湯沸器を示したが、その他
の燃焼器具にも実施できる。
の燃焼器具にも実施できる。
第1図は従来の瞬間湯沸器の縦断正面図、第2
図、第3図はこの考案を実施した瞬間湯沸器の各
例を示す縦断正面図である。 1……ケース、2……ガスバーナ、3……熱交
換器、4……強制給気用送風機、5……強制給気
口、7……ドレン出口、11……送気管、12…
…仕切板。
図、第3図はこの考案を実施した瞬間湯沸器の各
例を示す縦断正面図である。 1……ケース、2……ガスバーナ、3……熱交
換器、4……強制給気用送風機、5……強制給気
口、7……ドレン出口、11……送気管、12…
…仕切板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 強制給気用送風機に通じる強制給気口とドレ
ン出口を設けたケース内にガスバーナと熱交換
器を設けた燃焼器具において、前記強制給気口
を送気管によりドレン出口附近に連通させると
ともに、ドレン出口の内径を送気管の内径より
も小さくして、熱交換器により加熱される前
の、冷たくて、排気の静圧よりも高い静圧の給
気の一部をドレン出口に加えるようにした燃焼
器具のドレン排出装置。 2 ドレン出口の側部と強制給気口の側部とを送
気管により連通させた実用新案登録請求の範囲
第1項記載の燃焼器具のドレン排出装置。 3 ケースの下部側壁と強制給気口の側部とを送
気管により連通させ、ケース内下部には送気管
の連結部をドレン出口に連通させる仕切板を設
けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の燃焼
器具のドレン排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18300482U JPS5986546U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 焼焼器具のドレン排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18300482U JPS5986546U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 焼焼器具のドレン排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986546U JPS5986546U (ja) | 1984-06-12 |
JPS624840Y2 true JPS624840Y2 (ja) | 1987-02-04 |
Family
ID=30396173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18300482U Granted JPS5986546U (ja) | 1982-12-01 | 1982-12-01 | 焼焼器具のドレン排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986546U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100452739B1 (ko) * | 2002-03-12 | 2004-10-15 | 핀튜브텍(주) | 굴절식 고효율 가스보일러 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57145942U (ja) * | 1981-03-10 | 1982-09-13 |
-
1982
- 1982-12-01 JP JP18300482U patent/JPS5986546U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5986546U (ja) | 1984-06-12 |
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