JPS605296Y2 - 湯沸器 - Google Patents
湯沸器Info
- Publication number
- JPS605296Y2 JPS605296Y2 JP8493378U JP8493378U JPS605296Y2 JP S605296 Y2 JPS605296 Y2 JP S605296Y2 JP 8493378 U JP8493378 U JP 8493378U JP 8493378 U JP8493378 U JP 8493378U JP S605296 Y2 JPS605296 Y2 JP S605296Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- exhaust gas
- water supply
- water heater
- auxiliary heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱効率の高い湯沸器を提供することを目的と
する。
する。
従来における瞬間湯沸器は例えば第2図に示すような構
成であった。
成であった。
水は給水口1より流入し、熱交換器2を経て加熱されて
のち給湯口3より流出する。
のち給湯口3より流出する。
ガスはガス人口4より元コック5、水圧応動弁6、ガス
ガバナ7、ガスノズル8を経てバーナ9により燃焼され
る。
ガバナ7、ガスノズル8を経てバーナ9により燃焼され
る。
燃焼による排気ガスは、熱交換器2と接触して熱交換し
てのち排気室10を経てトップ11より排出される。
てのち排気室10を経てトップ11より排出される。
なお燃焼に必要な空気は、排気室10の外側に位置させ
た給気室12より供給される。
た給気室12より供給される。
このものは熱交換器2の形状によっては、熱効率が80
%程度から90%以上にもなるので高効率は可能となる
が、反面法のような欠点があった。
%程度から90%以上にもなるので高効率は可能となる
が、反面法のような欠点があった。
燃焼排ガスは、排ガス温度による自然ドラフトによって
外気に排出されるが、そのドラフト力をPとすると P=(1−ρt)hi+0−ρ2)h2・・・・・・(
1)こ)でρ□はバーナ9より熱交換器2までの間の排
気温度に対応した排ガス密度、hlはバーナ9と熱交換
器2との度の高さ、ρ2は排気室10内の排気温度に対
応した排ガス密度、h2は排気室10の高さを示す。
外気に排出されるが、そのドラフト力をPとすると P=(1−ρt)hi+0−ρ2)h2・・・・・・(
1)こ)でρ□はバーナ9より熱交換器2までの間の排
気温度に対応した排ガス密度、hlはバーナ9と熱交換
器2との度の高さ、ρ2は排気室10内の排気温度に対
応した排ガス密度、h2は排気室10の高さを示す。
いまPが低下するとドラフト力が小さくなるので給気量
は減少し、不完全燃焼を行こすことになる。
は減少し、不完全燃焼を行こすことになる。
上記(1)式において熱効率を大巾に上げると排気ガス
温度が下り、ρ2が大きくなってPは小さくなる。
温度が下り、ρ2が大きくなってPは小さくなる。
通常h1は燃焼室の大きさであることからそれほど大き
くとれず、大きくとった場合は高価となるので一般には
h2部でのドラフト力が低下する。
くとれず、大きくとった場合は高価となるので一般には
h2部でのドラフト力が低下する。
また排ガス温度が低下すると熱交換器2の低温部でドレ
ンを発生し、そのドレンが下部に位置するバーナやその
他の機構部に滴下し好ましくなかった。
ンを発生し、そのドレンが下部に位置するバーナやその
他の機構部に滴下し好ましくなかった。
本考案は上記従来の欠点を除去したもので以下その一実
施例について詳述する。
施例について詳述する。
第1図において、13は排気室10の水平部に位置させ
た補助熱交換器にして給水口1より給湯口4に至る回路
において、給水口1と熱交換器2との間に設けられてい
る。
た補助熱交換器にして給水口1より給湯口4に至る回路
において、給水口1と熱交換器2との間に設けられてい
る。
14は排気室10において補助熱交換器13よりも奥の
方に設けた仕切壁にして、補助熱交換器13より発生の
ドレンが内部に流入するのを阻止する作用をしている。
方に設けた仕切壁にして、補助熱交換器13より発生の
ドレンが内部に流入するのを阻止する作用をしている。
15は補助熱交換器13より発生のドレンを排気室10
の開口部より排出するために排気室10に設けたドレン
案内溝である。
の開口部より排出するために排気室10に設けたドレン
案内溝である。
いま熱交換器2によって約80%程度の熱効率が、補助
熱交換器13によって約10〜15%程度の熱効率が得
られるように設計するとドラフト力Pは P=(1−ρ1′)h1+(1−ρ2’) h2 ・・
・・・・(2)となる。
熱交換器13によって約10〜15%程度の熱効率が得
られるように設計するとドラフト力Pは P=(1−ρ1′)h1+(1−ρ2’) h2 ・・
・・・・(2)となる。
こ)でρ1′はバーナ9より熱交換器2までの間の排気
温度に対応した排ガス密度、ρ2′は熱換器2より補助
熱交換器13までの間の排気温度に対応した排ガス密度
、ρ3は補助熱交換器13より排気室10の開口部まで
の間の排気温度に対応した排ガス密度である。
温度に対応した排ガス密度、ρ2′は熱換器2より補助
熱交換器13までの間の排気温度に対応した排ガス密度
、ρ3は補助熱交換器13より排気室10の開口部まで
の間の排気温度に対応した排ガス密度である。
そこで上記(2)式よりρ3が大きくなってもドラフト
力には影響がなく、つまり熱効率の上昇によるドラフト
力の低下はなく不完全燃焼を生ずることがないと言える
。
力には影響がなく、つまり熱効率の上昇によるドラフト
力の低下はなく不完全燃焼を生ずることがないと言える
。
補助熱交換器13は熱交換器2での熱交換を終了した比
較的低温の排ガス(200〜250℃)と熱交換をする
ので、内部通水は低温側が好ましく、そのため給水口1
と熱交換器2との間に位置させて熱効率を良くしている
。
較的低温の排ガス(200〜250℃)と熱交換をする
ので、内部通水は低温側が好ましく、そのため給水口1
と熱交換器2との間に位置させて熱効率を良くしている
。
なお補助熱交換器13の材質はそれほど耐高温性を必要
としなく、むしろ耐食性があることが必要である。
としなく、むしろ耐食性があることが必要である。
さらに発生したドレンも容易に処理することができる。
以上のように本考案は燃焼性を損うことなく高熱効率化
をはかることのできる湯沸器を提供する実用的価値の大
なるものである。
をはかることのできる湯沸器を提供する実用的価値の大
なるものである。
第1図は本考案の一実施例における瞬間湯沸器の側断面
図、第2図は従来における瞬間湯沸器の側断面図である
。 1・・・・・・給水口、2・・・・・・熱交換器、3・
・・・・・給湯口、13・・・・・・補助熱交換器。
図、第2図は従来における瞬間湯沸器の側断面図である
。 1・・・・・・給水口、2・・・・・・熱交換器、3・
・・・・・給湯口、13・・・・・・補助熱交換器。
Claims (1)
- 給水口より熱交換器を経て給湯口に至る流水回路におい
て給水口と熱交換器との間に補助熱交換器を挿入すると
ともに前記補助熱交換器を排気室内に位置せしめ、かつ
排気室の開口部までよりドレンを排出するドレン案内溝
を設けてなる湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8493378U JPS605296Y2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8493378U JPS605296Y2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 湯沸器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS553214U JPS553214U (ja) | 1980-01-10 |
JPS605296Y2 true JPS605296Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29008088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8493378U Expired JPS605296Y2 (ja) | 1978-06-20 | 1978-06-20 | 湯沸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605296Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57114008U (ja) * | 1980-12-01 | 1982-07-14 | ||
JPS642118Y2 (ja) * | 1981-05-25 | 1989-01-18 | ||
JPS5880439A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水暖房機 |
-
1978
- 1978-06-20 JP JP8493378U patent/JPS605296Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS553214U (ja) | 1980-01-10 |
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