JPS6130028Y2 - - Google Patents

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JPS6130028Y2
JPS6130028Y2 JP1978087174U JP8717478U JPS6130028Y2 JP S6130028 Y2 JPS6130028 Y2 JP S6130028Y2 JP 1978087174 U JP1978087174 U JP 1978087174U JP 8717478 U JP8717478 U JP 8717478U JP S6130028 Y2 JPS6130028 Y2 JP S6130028Y2
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exhaust
chamber
combustion chamber
wall
combustion
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JP1978087174U
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃焼排気装置に関する。更に詳しく
は、この考案は、バーナ、熱交換器などと共に排
気筒及びその天蓋を内設した特定の燃焼室と排気
室構造を備え、この排気室を形成する区画蓋体を
回動自在に枢支して開閉しうるようにした燃焼排
気装置に関する。
一般に温水式暖房装置などのように燃焼ガスに
よつて温水を加熱する方式のものは、その加熱
部、つまり熱交換器が長期間の使用により目づま
りなど不都合な状態に至ることがあり、定期的に
又は適宜点検を受ける必要がある。又、排気ガス
通路にもスス等の汚れが生じ、この汚れにより通
風抵抗が大きくなり燃焼不良を生じたり、排気ガ
ス通路壁に腐蝕を生じる虞れがあり、よつて排気
ガス通路の点検、掃除が必要となる。
これらの必要性に対し、従来の実開53−29829
号公報等に示される燃焼排気装置においては、装
置を分解して熱交換器の点検を行つたり、排気ガ
ス通路の点検、掃除を行うものが一般的である
が、非常に手間がかかり作業性が悪いものであつ
た。又、実開昭49−78845号公報の如く燃焼室の
天板を開閉自在として熱交換器の点検を可能とし
たものもあるが、このものは排気筒を含む排気ガ
ス通路を全体にわたつて点検掃除できないもので
あつた。
この考案は上述の点に鑑みてなされたもので、
燃焼室の熱交換器の点検が容易に行えると共に排
気ガス通路の全体的な点検、掃除をも容易に行え
る熱焼排気装置の提供を目的とするものである。
この考案の構成はバーナ、熱交換器、略垂直に
延びる排気筒を下から上へ順に内設する燃焼室
と、この燃焼室の上部に区画形成されその区画内
部に前記排気筒の上端開口を開放する排気筒とを
備え、この排気室を形成する区画蓋体には、その
周側壁に排気口が設けられるとともに前記排気筒
の上端開口及び燃焼室上面壁と間隔を置いて上方
に位置するよう天蓋が付設され、更に、その天蓋
の周縁には上記排気口と対向する垂下壁が一体に
設けられていて、しかも、この区画蓋体は前記燃
焼室の室壁上部縁に回動自在に枢支されて開閉し
うるように取り付けられてなることを特徴とする
ものである。
かかる構成のこの考案に依れば、区画蓋体を回
動して開くことにより、天蓋も共に開き、排気筒
の上端開口を通して燃焼室内の熱交換器を見るこ
とができるので、熱交換器の目詰り状態の点検を
容易に行えると共に、排気筒の上端開口から排気
口に至るさでの排気ガス通路壁を構成する天蓋下
面、天蓋の垂下壁及び燃焼室の上面壁が露出状態
となるので、排気ガス通路の全体にわたつてスス
等の汚れを点検、掃除でき、通風抵抗増大に伴う
燃焼不良及び排気ガス通路の腐蝕を防止できるも
のである。上記の点検、掃除は区画蓋体の回動操
作により可能となるものであるから、作業性が良
好となる。更に、天蓋として垂下壁を有するもの
を用い、その垂下壁を区画蓋体の排気口に対向す
るように設けているので、遮熱効果に加えて、排
気口に逆風が吹いた場合でも、この逆風を垂下壁
により遮り、排気口からのスムーズな排気を行な
うことができる等多大なる効果を発揮する。
以下図に示す実施例に基いて本考案を詳述す
る。なおこれによつて本考案が限定されるもので
はない。
まず第1〜5図において、温水式暖房装置A
は、ほぼ立方体状の屋外設置型燃焼部Bと、暖房
すべき部屋Hに設置された放熱部Cと、前記燃焼
部Bで得られた温水を循環するゴムなどによる可
撓性の往復管路D1・D2とから主として構成され
ている。なお、燃焼部Bの外形寸法は400mm×240
mm×500mm(巾×奥行×高さ)程度のものであ
る。
前記屋外設置型燃焼部Bは、本体Eと排気部F
とから主として構成され、更に本体Eは主として
燃焼を行う燃焼室Gと、温水タンク1、温水循環
ポンプ4、コントロールボツクス25などを収納
する側室としての制御室Jとから構成されてい
る。なお、Kは本体外壁であり、Lは前述の両室
を区画する垂直壁である。
而して前記燃焼室Gには、メインバーナ15、
熱交換器5、排気筒20を順に下から配設してい
る。そしてこの排気筒20は、ほぼ熱交換器5の
太さに対応する太さで上方へ延びる断面長方形状
の主排気筒部20aと、この主排気筒部の上方へ
更に排気ガス流路断面積を縮小し連続して延びこ
の燃焼室の上面壁28より上方にわずか突出(高
さh)開口する円筒状の絞り排気筒部20bとか
ら構成され、前者の主排気筒部20aの側部周囲
には角輪状の雨受皿24が付設されている。なお
29はそのドレンパイプである。次に30は燃焼
室の三つの側壁31・32・33にそれぞれ設け
られた給気孔であり、その高さ位置は前記上面壁
28と雨受皿24との間に設定されている。
続いて前記排気部Fは前記燃焼室Gの上面壁2
8の上部に対応する主排気室34と、前記制御室
Jのタンク1の上部に対応する副排気室35とか
らなり、前者の主排気室34には前述の絞り排気
筒部20bの上端開口36が開放する。主排気室
34は区画蓋体22により形成されるもので、こ
の区画蓋体22の側壁37,38,39に排気口
40を設け、且つ前記副排気室35に隣接するも
う一つの側壁41に中間排気口42を設けてい
る。また、区画蓋体22には、天蓋21が付設さ
れており、この天蓋21は前記排気筒部20bの
上端開口36及び燃焼室上面壁28と間隔を置い
て上方に位置し、しかも一体に設けられている垂
下壁21aが前記排気口40,42に対向する。
なお、前記排気天蓋21の43は透孔であり、4
4は中空部である。
一方後者の副排気室35には、その側壁45に
前記中間排気口42からの排気ガスが導入できる
よう対応して中間排気口46を設けると共にその
側壁45に対向する側壁47に排気口48を設け
ている。更にこの副排気室35には、その底壁5
3の下面に前述のタンク1の上部開口54を密閉
する軟質発泡ポリプロピレンよりなる断熱タンク
蓋10を接着している。
ところでこれらの主副排気室34,35のそれ
ぞれを形成する区画蓋体22,23はいずれも本
体に枢支されており、必要によつて扉のように開
閉できるもので、この区画蓋体22に付設されて
いる排気天蓋21も同様に開閉される。49,5
0はそれぞれ区画蓋体22,23を枢支するヒン
ジ、51はラツチ、52はラツチと連動するハン
ドルである。続いて55は燃焼室Gの底面壁56
に設けられた小さな給気口、27は温水パイプ、
57は熱交換器のフイン、16は前記メインバー
ナ15に対応するパイロツトバーナ、17は熱電
対、18は背面過熱防止器である。
前記制御室Jには、前述の通り、タンク1、ポ
ンプ4、コントロールボツクス25が設けられる
が、そのタンク1の上周縁より水平に延びる部分
に上向輪状空状58を設け、前記副排気室35の
排気口48から侵入する雨水タンク1に入らない
ようにし且つ前記タンク蓋10と側面同志で密接
させタンク1開口の密閉を確実に行つている。更
にこのタンク1にはその底部より前記温水循環ポ
ンプ4に延びる管路59を設け、その底部開口6
0には温水回路フイルタ2を着脱自在に付設して
いる。このフイルタは円筒状フイルタ本体61
と、その一方開口を閉じるキヤツプ62とら構成
され、そのキヤツプを上にして前記底部開口60
の凹座63に嵌入保持されている。従つて温水の
吸込みが矢印のごとく横方向のみとなり、且つ吸
込み面積が大きくなるのでポンプの吸込み時の渦
流の発生が少なくそれによつて空気の吸込みを少
なくでき有効水位を大きくすることができる。な
お、9は暖房戻り管、8は暖房出口管であり、こ
の出口管と前述の熱交換器5の温水パイプ27と
の間には過温検出部64を介設している。6は過
温検出サーミスタ、7はタンク1底部に通じる温
水バイパス回路、3は水位スイツチ、19は熱交
換器過熱防止器である。更に制御室Jには燃焼室
Gのバーナ15・16に燃焼用ガスを供給するガ
ス供給管65が配設され、66はその入口、11
はそのフイルタ、12・13は電磁弁、14はガ
スガバーナである。またこ制御室J外には、前述
のコントロールボツクス25に関連してそのリモ
コンボツクス26を付設している。更に81は温
水タンク1の上位に設けられた小孔で、温水循環
回路内の異常温度上昇によつて圧力が上昇した場
合にその圧力を下げ、また温水のオーバーフロー
孔の役目も持つている。
次に前記排気筒20の製作および取付方法を第
6および第7図に基づいて説明する。まず部品6
7および同一形状の部品68・69は通常の切
断、折曲などによつて構成される。すなわち、部
品67は、略長方形の板材の折曲によつて加工さ
れるが、その排気筒部20bは絞り加工によつて
形成される。一方部品68・69は通常の切断、
折曲加工によつて形成される。
そして部品67のスポツトシロ70・71と部
品68・69の中央板部をそれぞれスポツト溶接
によつて結合する。
以上のスポツト溶接によつて得られた排気筒2
0は燃焼室Gの上面壁28の底面にネジ72・7
3……によつて適宜固定される。なお、ここで7
4・75・76……は排気筒より放射状に延びる
じやま板である。
続いて、温水式暖房装置Aの動作を説明する。
まず、副排気室35を第3図または第4図のご
とく開放してタンク1に水を注入する。そしてこ
の副排気室を閉塞後循環ポンプ4を作動させ、水
をタンク1から、管路59、循環ポンプ4、温水
パイプ27、暖房出口管8、往管路D1、放熱部
C、復管路D2、暖房戻り管9そしてタンク1に
循環させる。次いでパイロツトバーナ16よりメ
インバーナ15を点火させる温水パイプ27を介
して循環水が加熱され、部屋Hが暖房される。
ここで燃焼ガスは排気筒20を上昇して天蓋2
1の下面に当つて垂下壁21aの方に進み、更
に、天蓋21の垂下壁21aに沿つて下降して垂
下壁21aの下縁と燃焼室の上面壁28間から天
蓋21外に排出され、次に上面壁28に沿いなが
ら進んで主排気室34の各排気口40より屋外に
排出される。この際排気口40から逆風が吹き込
む状態となつても、垂下壁21aにより遮ぎら
れ、排気筒20の上端開口36に逆風圧がかかる
ことがない構成となつており、よつて上端口36
から常に良好な排気がおこなわれる。そして一部
の燃焼ガスは中間排気口42および46を経て副
排気室35を通つて排気口48より屋外に排気さ
れる。従つてタンク1の蓋10に隣接する副排気
室35の温度が屋外より高くなり、それだけタン
ク1内の温水からの熱放出が防止できる(第5図
参照)。
また屋外に風がある場合、主排気室34の排気
口40から入る風は、細く且つ丸い排気筒20b
に当るので乱流を作ることが少なく、なめらかに
他の排気口40より排出される。すなわち、前記
排気筒20b附近での静圧力の上昇が少なく、従
つて風の流れによる燃焼排気ガスのドラフト効果
をさまたげることも少ない。かくして給気口30
からの給気が十分行なわれるが、ここでの排気筒
20aを断面角形で且つ太く形成しているので給
気が他の給気口から流出することが少なく、従つ
てバーナへの給気の流れがなめらかとなる。な
お、前記排気筒20aの周囲にはじやま板74・
75・76…を放射状に設けているので、更に給
気の流出を防止できる(第8図および第9図参
照)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る温水式暖房装置の斜視
図、第2図はその後方からの斜視図、第3図はそ
の主・副排気室を開放したところを示す斜視図、
第4図はその後方からの斜視図、第5図は第1図
の状態での縦断面図、第6図は排気筒の分解斜視
図、第7図は排気筒の取付方法を示す斜視図、第
8図は排気筒まわりの空気の流れを説明する上面
図、第9図は排気筒まわりの吸・排気の流れを示
す斜視図である。 G……燃焼室、5……熱交換器、15……メイ
ンバーナ、20……排気筒、21……排気天蓋、
21a……垂下壁、22・23……区画蓋体、3
4……主排気室、40……排気口、28……燃焼
室の上面壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナ、熱交換器、略垂直に延びる排気筒を下
    から上へ順に内設する燃焼室と、この燃焼室の上
    部に区画形成されその区画内部に前記排気筒の上
    端開口を開放する排気室とを備え、この排気室を
    形成する区画蓋体には、その周側壁に排気口が設
    けられるとともに前記排気筒の上端開口及び燃焼
    室上面壁と間隔を置いて上方に位置するよう天蓋
    が付設され、更に、その天蓋の周縁には上記排気
    口と対向する垂下壁が一体に設けられていて、し
    かも、この区画蓋体は前記燃焼室の室壁上部縁に
    回動自在に枢支されて開閉しうるように取り付け
    られてなる燃焼排気装置。
JP1978087174U 1978-06-22 1978-06-22 Expired JPS6130028Y2 (ja)

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JP1978087174U JPS6130028Y2 (ja) 1978-06-22 1978-06-22

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JP1978087174U JPS6130028Y2 (ja) 1978-06-22 1978-06-22

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JPS54149761U JPS54149761U (ja) 1979-10-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329829B2 (ja) * 1972-12-27 1978-08-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4935035U (ja) * 1972-06-29 1974-03-28
JPS5329829U (ja) * 1976-08-20 1978-03-14

Patent Citations (1)

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JPS5329829B2 (ja) * 1972-12-27 1978-08-23

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