JPS5838358Y2 - 風呂釜 - Google Patents

風呂釜

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Publication number
JPS5838358Y2
JPS5838358Y2 JP7287877U JP7287877U JPS5838358Y2 JP S5838358 Y2 JPS5838358 Y2 JP S5838358Y2 JP 7287877 U JP7287877 U JP 7287877U JP 7287877 U JP7287877 U JP 7287877U JP S5838358 Y2 JPS5838358 Y2 JP S5838358Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
outer box
chamber
separator
wall side
Prior art date
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Expired
Application number
JP7287877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS541646U (ja
Inventor
英雄 春原
正一 瀬ノ上
Original Assignee
愛知住宅工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 愛知住宅工業株式会社 filed Critical 愛知住宅工業株式会社
Priority to JP7287877U priority Critical patent/JPS5838358Y2/ja
Publication of JPS541646U publication Critical patent/JPS541646U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5838358Y2 publication Critical patent/JPS5838358Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は屋外に設置して使用する屋外設置型の風呂釜に関
し、特に有風時や降雨時にも正常な燃焼を妨げられるこ
となく、且つ外形的にも新規な構成とした風呂釜に関す
る。
従来周知のこの種風呂釜には、熱交換器やバーナ等を収
納した外箱上方に大気中に開口せしめた排気筒具を突設
したもの、或は該排気部に排気口を備えた排気筒箱を被
着したもの等が存在するが、前者に於ては有風時に排気
部から風が燃焼室内に吹き込んで不完全燃焼とか炎のア
フトを生じせしめたす2.或は降雨時に塵埃を含んだ雨
水が該排気部から燃焼室内に侵入して長期的にはバーナ
等燃焼装置のドレンによる目詰りとか腐食を生起せしめ
る等甚だ好ましからぬ事態を招きやすく、これを改良し
たものとして前記後者の如き排気筒箱を設置したものが
あるが、これに於ては風雨に対し相当の効果をあげ得る
ものの釜本体とは別体にして排気筒に被着する構成であ
る為製造工程上に於て工数の増加をきたし、これがコス
ト高を引き起こすと共に外形的にも一見複雑的であった
このような従来風呂釜の欠点に鑑みて本案が提供された
もので、外形的にスッキリした構造とすると共に風雨に
対して充分対処できる全天候型の風呂釜を提供しようと
するものである。
以下に本案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図に於て、1は風呂釜外箱であり内部をセパレータ2に
より上下二車1a、lbに区画している。
3は外箱1の下室1b内に収納した熱交換器であり、浴
槽(図示せず)との循環管3aを該外箱外に突出せしめ
ている。
4は熱交換器3の下部に配置したガスバーナである。
しかして熱交換器3の上部には燃焼排ガスを導く排気筒
5を位置せしめ、その上端は前記セパレータ2を貫通し
て上室1a内に開口せしめてその開口上にバフラ6を取
着している。
7は前記下室1b側の外箱側面周面に設けた外気導入ガ
ラリであるが、該ガラリの数によっては少なくとも循環
管3aの突出する反対面、即ち反家壁に面する側及びそ
の両側面の三面に開口せしめるだけでよく、シかして該
ガラリは外気の直接的な燃焼室吸き込み及び雨水の侵入
を防止するよう内方上向きとしている。
8は前記上室1a側の外箱側面に開口せしめた排気ガラ
リで、家壁面及びその両側面の三方に設けているが、家
壁面側は排気抵抗を小さくする為に図例の如く半なる穿
設口でもよい。
9は前記排気ガラリ8のうち基壁側に面する排気ガラリ
(或は穿設口)部に適宜間隔で対向して設けた遮板であ
り、上下方向は開口している。
10は外箱1の上室底部に設けた排水口で、該排水口に
はセパレータ2の一部を導水片2aとして外箱1より若
干突出せしめて設けている。
11はバーナ4へのガス供給をコントロールする制御部
で、11 aは外箱上向に延設した操作杆である。
尚、前記セパレータ2は排気筒5と操作杆11 aの貫
通用孔及び外箱1内取着部等の縁部を若干立ち上がらせ
て雨水の鉄部からの漏れを防止している。
以上のような構成にてつぎにその作用を説明する。
まず通常の略無風時に於ける作用は、バーナ4を燃焼せ
しめると排気ガスは熱交換器3から排気筒5を通り上室
1a内に流れてセパレータ2により下室内に回流するこ
となく該上室の排気ガラリ8から外気中に流出していく
しかして燃焼に必要な外気は、外気導入ガラリ7から外
気圧よりも負圧となっている下室1b内に吸引されてバ
ーナ4に供給され、以下このような燃焼、排気を操り返
す。
次に有風時に於ては、外箱1の外気導入口及び排気口を
羽根のついたガラリとしている為に、バーナ近傍への風
の直接吹き込みによる炎のリフトとか炎のアフト等を生
起せしめることなく正常な燃焼をはかると共に、排気に
於てはバフラ6の取着及び特に釜の基壁面側排気ガラリ
(穿設口)に遮材9を設けていることにより鉄部の風の
影響が少ないので、他面の排気ガラリ8から吹き込んだ
風は排気筒5内に吹き込むことなく該基壁面側排気ガラ
リから放出されることになり、従って該王室内の圧力が
高くなって排気を妨げるということがない。
又、この遮板9は特に排気ガラリ8の基壁面側に設けた
から、排気ガス中に含まれている水蒸気や煤煙等による
基壁の汚れを防止すると共に高温排気ガスによる基壁の
過熱をも防ぐことができる。
次に降雨時に於ては、外箱の開口部である外気導入ガラ
リ7の羽根が内方上向きとなっている為に下室1b内に
は雨の侵入することはないが、上室1a側は基壁面側の
排気用穿設口、或は図示しないがバフラ6に延長した二
次排気筒を接続した場合の外箱1との隙間等から若干の
雨水の侵入することがある。
しかして該上室内に侵入した雨水は縁部が立ち上がった
セパレータ2によって下室1b内に流下することなく該
セパレータ上に溜まることになる。
ここで溜まった雨水は、該上室に開口している排水口1
0から外箱内面を伝わることなく導水片2aを伝わって
外箱外に流下していく。
尚、このセパレータ2は排水口10側に若干傾斜せしめ
てやれば排水がより効果的に行なわれることになる。
以上述べてきたように本案は、外箱内をセパレータによ
り上下二車に区画して下室には熱交換器やバーナ等を収
納し、該熱交換器部から延設した排気筒をセパレータを
貫通して上室内で開口せしめて該開口部にバフラを取着
すると共に、該外箱の上室部には基壁面側及びその両側
面に排気ガラノを設け、下室側には少なくとも民家壁面
及びその両側面に外気導入ガラリを設け、該排気ガラリ
のうち基壁面側のそれに適宜間隔で対向して上下開口の
遮板を設け、さらに該上室の底部に排水口を開口せしめ
て導水片を外箱外に若干突設せしめたので、外形的には
一体外箱により非常にスッキリした風呂釜として提供で
き、性能的にも風雨対策はもとより排気ガスによる基壁
の過熱や汚れをも防止できて極めて優れた屋外設置型の
風呂釜を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本案実施例に係る風呂釜を示し、第1図は一部裁断
全体斜視図、第2図は側面断面図、第3図は第2図X−
X線断面矢視図である。 1・・・・・・外箱、1a・・・・・・上室、1b・・
・・・・下室、2・・・・・・セパレータ、2a・・・
・・・導水片、3・・・・・・熱光換器、4・・・・・
・ガスバーナ、5・・・・・・排気筒、6・・・・・・
バフラ、7・・・・・・外気導入ガラリ、8・・・・・
・排気ガラリ、9・・・・・・遮板、10・・・・・・
排水口、11・・・・・・制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱内をセパレータにより上下二車に区画して下室内に
    は熱交換器、バーナ等を収納し、上室内には熱交換器部
    よりセパレータを貫通して延設した排気筒を開口せしめ
    て該開口部にバフラを取着すると共に、該外箱の上室部
    には家壁面側及びその両側面に排気ガラリを設け、下室
    側には少なくとも民家壁面及びその両側面に外気導入ガ
    ラリを設け、家壁面側の排気ガラリ(空気口)には適宜
    間隔で対向して上下開口の遮板を設け、さらに該上室の
    底部には排水口を開口して鉄部から導水片を外箱外に若
    干突設せしめたことを特徴とする風呂釜。
JP7287877U 1977-06-06 1977-06-06 風呂釜 Expired JPS5838358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7287877U JPS5838358Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 風呂釜

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JP7287877U JPS5838358Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 風呂釜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS541646U JPS541646U (ja) 1979-01-08
JPS5838358Y2 true JPS5838358Y2 (ja) 1983-08-30

Family

ID=28984982

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JP7287877U Expired JPS5838358Y2 (ja) 1977-06-06 1977-06-06 風呂釜

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49103284A (ja) * 1973-02-05 1974-09-30
JPS589062Y2 (ja) * 1979-12-27 1983-02-18 パロマ工業株式会社 屋外設置用燃焼器具の給排気装置
JPS58181418U (ja) * 1982-05-25 1983-12-03 日立造船株式会社 角形鋼管成形における走間分離機
JPS591115A (ja) * 1982-06-24 1984-01-06 Fujisash Co 押出型材用走行切断機

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JPS541646U (ja) 1979-01-08

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