JPS592432Y2 - 風呂がまの吸気構造 - Google Patents

風呂がまの吸気構造

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Publication number
JPS592432Y2
JPS592432Y2 JP1977111161U JP11116177U JPS592432Y2 JP S592432 Y2 JPS592432 Y2 JP S592432Y2 JP 1977111161 U JP1977111161 U JP 1977111161U JP 11116177 U JP11116177 U JP 11116177U JP S592432 Y2 JPS592432 Y2 JP S592432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
bathtub
chamber
wall
box
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977111161U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5438557U (ja
Inventor
美喜子 鴫原
康夫 太田
久国 長谷部
Original Assignee
日立化成工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立化成工業株式会社 filed Critical 日立化成工業株式会社
Priority to JP1977111161U priority Critical patent/JPS592432Y2/ja
Publication of JPS5438557U publication Critical patent/JPS5438557U/ja
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Publication of JPS592432Y2 publication Critical patent/JPS592432Y2/ja
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  • Air Supply (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋外設置用風呂がまの吸気構造に関するもので
ある。
従来風呂がまを屋外に設置した場合に風向きによっては
排気管よりの燃焼廃ガスの排出が阻止されるためガスバ
ーナの燃焼が不完全となったり、さらに風呂がま外装の
吸気口から炎があふれ火災事故を引起す場合があった。
これを第1図によって説明すると風がA方向から壁面2
0に吹付ける場合この風は壁面20において上向C1下
向Bなどに分れるが、吹き付ける風の速度エネルギーが
圧力のエネルギーに変換されるため逆風止2上方に空気
の高圧帯を生じ風の一部が逆風止2に入りこみ排気管内
にD方向の逆流を発生する。
このために排気が不十分となりさらに上記逆流のために
ガスバーナの炎が外装置aの下方に設けられた吸気口1
bからあふれでることになる。
本考案は斜上の欠点に鑑み行なわれたものであり風呂が
まがいずれの方向から風を受けてもこの風を風呂がまの
吸気口から取入れて燃焼廃ガスの排出に有効に利用しう
るようにした吸気構造を有する風呂がまを提供すること
を目的としてなされたものである。
以下第2図、第3図、第4図にもとづき本考案の実施例
につき説明すると、1は屋外Wに設置された風呂がよ、
2は逆風止、3は排気管である。
4は壁面20側となる風呂がま1の外装置aを内方より
外方上方へ向って切起し部4aを複数個形成させた吸気
口であり、5は壁面20側以外の側となる外装置aを内
方より外方下方へ向って切起し部5aを複数個形成させ
た吸気口である。
21は壁面20側吸気口4に連通し風呂がま1内部を吸
気ガイド板6によって箱状体に区画され底部に1個乃至
複数個の通気口10を設けた吸気ガイド室である。
8は風呂がま1底部に、上方を開口とし底部、側壁より
なる箱状体を開口部側が風呂がま1底部裏面に位置する
よう取付けてなる吸気ボックスである。
11は、吸気ボックス8と連通する風呂がま1の燃焼室
7底部に設けられた開口部である。
12は他の吸気口5よりの吸気が吸気ボックス8に入る
ための通気口である。
13は燃焼室7を形成する遮熱板、14はガスコック室
15とかま室16とを仕切る防熱板であり、下方にバー
ナ19の差込用をかねた孔17がもうけられている。
18は熱交換器、19はガスバーナである。
即ち、本考案の風呂がま1は、壁面20側吸気口4に通
じる吸気ガイド室21と吸気ボックス8とは通気口10
によって、また吸気ボックス8と燃焼室7とは開口部1
1によって連通されている。
本考案は上記の構成からなるので第2図に示すようにA
方向から吹付けた風は壁面20に当り一部は壁面20に
そう下向流Bとなりこれが吸気口4へ直接流入し吸気ガ
イド室21の通気口10をへて吸気ボックス8に蓄積さ
れるので吸気ボックス8内ひいては燃焼室7内の空気圧
が上昇するため排気管3からの空気の下向流が防止でき
るためガスバーナの安定燃焼を維持することができる。
なおC方向の風が吹付けた場合にもBの下向流を生じ上
記と同様の結果となる。
次にDのごとき吹上風の場合には壁側におけるB方向の
流れがなくなりしたがって吸気口4からの吸気量は減少
することになるか、吸気口5がら吹上風が流入し、第3
図に示したかま室16に入りここから孔17次いで通気
口12をへて吸気ボックス8に蓄積されるから吸気ボッ
クス8内は負圧となることがなくしたがって安定燃焼を
維持することができる。
次に壁面20と平行の風が吹付けた場合、すなわち、第
4図におけるE、C方向の風、あるいはF、Hの風の一
部が左右に設けられた吸気口5から流入しいずれも通気
口12をへて吸気ボックス8中に蓄積されるため上述の
場合と同様に安定燃焼が維持されることになる。
本考案によると風呂がまにあらゆる方向から風が吹付け
てもこれらの風はいずれかの吸気口から流入し、必ず吸
気ボックスに蓄積される構造となっているので燃焼室の
空気圧が高まりしたがって排気管からの下向流を防止す
ることができガスバーナの不完全燃焼によるガス中毒や
炎あふれによる火災事故が一掃され、その効果は甚大で
ある。
なお、本考案における吸気口の取付高さは実施例の場合
に限定する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の吸気部を有する風呂がまの正面図、第2
図は本考案による吸気部を有する風呂がまの一部切欠正
面図、第3図、第4図は本考案による吸気部を有する風
呂がまの一部切欠側面図。 符号の説明 1・・・・・・風呂がま、1a・・・・・
・外装、2・・・・・・逆風比、3・・・・・・排気管
、4・・・・・・吸気口、4a・・・・・・切起し部、
5・・・・・・吸気口、5a・・・・・・切起し部、6
・・・・・・吸気ガイド板、7・・・・・・燃焼室、8
・・・・・・吸気ボックス、9・・・・・・底部、10
・・・・・・通気口、11・・・・・・開口部、12・
・・・・・通気口、13・・・・・・遮熱板、14・・
・・・・防熱板、15・・・・・・ガスコック室、16
・・・・・・かま室、17・・・・・・孔、18・・・
・・・熱交換器、19・・・・・・ガスバーナ、20・
・・・・・壁面、21・・・・・・吸気ガイド室、W・
・・・・・屋外、Y・・・・・・屋内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に排気管、逆風止め等を備え内部をバーナ差込用孔
    を設けた防熱板で燃焼室、ガスコック室に仕切り屋外の
    壁面にそって設置させてなる風呂がまにおいて、該かま
    の壁面側に内方より外方上方へ向って切起し部をまた、
    壁面以外となる側壁に内方より外方下方へ向って切起し
    部を形成してなる吸気口を設け、該かまの内部に壁面側
    吸気口に通じる吸気ガイド室を形成し、該がま底部裏面
    に吸気ボックスを形成させるとともに吸気ガイド室と吸
    気ボックスとを通気口によって、また吸気ボックスと燃
    焼室とを該かま底部に設けた開口部によってさらに吸気
    ボックスとガスコック室とを通気口によって各々連通さ
    せてなることを特徴とする風呂釜の吸気構造。
JP1977111161U 1977-08-20 1977-08-20 風呂がまの吸気構造 Expired JPS592432Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977111161U JPS592432Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 風呂がまの吸気構造

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JP1977111161U JPS592432Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 風呂がまの吸気構造

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Publication Number Publication Date
JPS5438557U JPS5438557U (ja) 1979-03-14
JPS592432Y2 true JPS592432Y2 (ja) 1984-01-23

Family

ID=29058728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977111161U Expired JPS592432Y2 (ja) 1977-08-20 1977-08-20 風呂がまの吸気構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828897U (ja) * 1971-08-11 1973-04-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48102647U (ja) * 1972-03-02 1973-12-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828897U (ja) * 1971-08-11 1973-04-09

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JPS5438557U (ja) 1979-03-14

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