JP3025944U - 屋外設置設備用収納筐体の通気構造 - Google Patents

屋外設置設備用収納筐体の通気構造

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JP3025944U
JP3025944U JP1995014206U JP1420695U JP3025944U JP 3025944 U JP3025944 U JP 3025944U JP 1995014206 U JP1995014206 U JP 1995014206U JP 1420695 U JP1420695 U JP 1420695U JP 3025944 U JP3025944 U JP 3025944U
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JP
Japan
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housing
ventilation
waterproof cover
ventilation hole
wall panel
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Application number
JP1995014206U
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English (en)
Inventor
克寛 村元
Original Assignee
シーメルテック・エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋外設置設備機器用収納筐体の通気構造におい
て、条件の悪い設置場所へも対応でき、雨水の排水が容
易で、筐体外観をシンプルな構造にすること。 【解決手段】筐体(11)を構成する壁面パネル(1
2)に多孔の通気孔(13)を形成し、この通気孔(1
3)に対応する壁面パネル(12)の内面に通気孔(1
3)を内側から覆う上部開放の防水カバー(14)を被
着してなり、防水カバー(14)は、その底面14bを
最下段の通気孔(13a)の底部と同一平面で構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外に設置されて末端家庭等への供給ガスの流量や圧力を調整する ガス整圧器等、屋外設置設備を収納する筐体に関し、特に、その筐体を構成する 壁面パネルに設けられる通気構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ガス整圧器等の屋外設置設備機器類は、安全対策、保守、管理等の面 から専用の筐体に収納されており、この筐体には、筐体内環境を良好にして筐体 内機器類を保全する必要から、通気装置が配設されている。この通気装置の一例 として、従来では、例えば、壁面部に通気窓を開設し、この通気窓にネットを張 設し、通気窓上部に雨水避けのフードを突設したものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の通気装置では、雨水避けのフードが筐体外に突出してい るため、設置場所が狭いと作業員の通行や外部点検等の際に支障を来たし、また 、筐体の外観上の美観にも影響を与えていた。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、条件の悪い設置場所へも対応 でき、雨水の筐体外排水が容易で、かつ、筐体外観をシンプルにすることを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、筐体に通気装置を設けるにあたり、筐体外に突出物を設けずに十 分な通気が行なえ、雨水の浸入をも防げる通気構造を模索していたところ、壁面 内部に工夫を懲らすことでこの目的が達成されることを見出し、本考案を完成さ せた。 すなわち、本考案の通気構造は、屋外設置設備を収納する筐体を構成する壁面 パネルに多孔の通気孔を形成するとともに、この通気孔に対応する壁面パネルの 内面に該通気孔を内側から覆う上部開放の防水カバーを被着してなり、この防水 カバーの底面を、最下段の通気孔の底部と同一面で構成したことを特徴とするも のである。
【0006】
【実施例】
以下、図示実施例につき、本考案を説明する。符号11は、ガス整圧器等、屋 外設置設備を収納する筐体であり、多数の壁面パネル12、図示しない天井パネ ル等によって構成されている。一部の壁面パネル12の上部または下部には、筐 体11の内外を換気するための通気孔13が形成されている。この通気孔13は 、多孔により構成されている。そして、この通気孔13に対応する壁面パネル1 2の内面に、防水カバー14が被着されている。したがって、筐体11外面には 、突出物が一切存在しないことになる。
【0007】 防水カバー14は、通気孔13から筐体11内への雨水の浸入を防ぐもので、 上部が解放部14aとして構成されており、この解放部14aと通気孔13とに より、筐体11の内外の換気を行なうことになる。防水カバー14の底面14b は、最下段の通気孔13aの底部と同一平面で構成されており、防水カバー14 に入った雨水を筐体11外に排水し易い構造となっている。また、底面14bは 、防水カバー14内に入った雨水を速やかに筐体11外に排水すべく、最下段の 通気孔13aの底部に向けて下方傾斜させるのが好ましい。
【0008】 上記の通気構造はしたがって、筐体11内外の換気は、通気孔13と防水カバ ー14の解放部14aによって行なわれる。雨天の際、雨水が通気孔13から筐 体11内に入ったとしても、浸入した雨水は、防水カバー14によって完全に捕 捉され、筐体11内部に滴下することはない。防水カバー14に入った雨水は、 その底面14bから最下段の通気孔13aを通って筐体11外へと排水される。 その際、底面14bと通気孔13aの底部が同一平面で構成されているので、底 面14aに雨水が残ることもなく、容易に排水することができる。また、底面1 4bを、通気孔13aの底部に向けて下方傾斜させておけば、筐体11外への排 水も速やかに行われる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、防水カバーを筐体を構成する壁面パネ ルの内面に設けたので、筐体外観がシンプルとなり、狭い場所に設置した場合に も、外部点検や通行の妨げになることがなくなる。また、防水カバーの底面を最 下段の通気孔の底部と同一平面で構成したことにより、浸入雨水を筐体外に容易 に排水することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】 本考案による通気構造の一実施例を示す要部
断面図である。
【図2】 同通気構造の配設概略図である。
【0011】
【符号の説明】
11 筐体 12 壁面パネル 13 通気孔 13a 最下段の通気孔 14 防水カバー 14a 解放部 14b 底面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外設置設備を収納する筐体を構成する壁
    面パネルに多孔の通気孔を形成するとともに、この通気
    孔に対応する壁面パネルの内面に該通気孔を内側から覆
    う上部開放の防水カバーを被着してなり、この防水カバ
    ーの底面を、最下段の通気孔の底部と同一面で構成した
    ことを特徴とする屋外設置設備用収納筐体の通気構造。
  2. 【請求項2】防水カバーは、その底面が最下段の通気孔
    の底部に向けて下方傾斜させてある請求項1に記載の屋
    外設置設備用収納筐体の通気構造。
JP1995014206U 1995-12-15 1995-12-15 屋外設置設備用収納筐体の通気構造 Expired - Lifetime JP3025944U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034674U (ja) * 1973-07-27 1975-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5034674U (ja) * 1973-07-27 1975-04-14

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