JPH076289Y2 - 木造家屋用下屋根自然換気装置 - Google Patents
木造家屋用下屋根自然換気装置Info
- Publication number
- JPH076289Y2 JPH076289Y2 JP1989078114U JP7811489U JPH076289Y2 JP H076289 Y2 JPH076289 Y2 JP H076289Y2 JP 1989078114 U JP1989078114 U JP 1989078114U JP 7811489 U JP7811489 U JP 7811489U JP H076289 Y2 JPH076289 Y2 JP H076289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical wall
- roof
- mounting plate
- plate
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は下屋根上に設置する木造家屋用下屋根自然換気
装置に係るものである。
装置に係るものである。
従来、換気装置は第５図に図示している煙突タイプのも
のや、単に垂直壁に換気窓を開口するタイプのものがあ
る。
のや、単に垂直壁に換気窓を開口するタイプのものがあ
る。
前者は雨水の侵入はないが、雪に弱い欠点がある。
後者は雪害はないが、雨水が侵入し易い欠点がある。
これらの従来タイプはいずれも屋根裏の空気を排出する
３タイプであるがファンを付けて強制排気しないと排気
しにくい欠点がある。
３タイプであるがファンを付けて強制排気しないと排気
しにくい欠点がある。
本考案はこれらの欠点をすべて解決する下屋根用自然換
気装置を提供するものである。
気装置を提供するものである。
添付図面を参照して詳述すると次の通りである。
下屋根１の屋根板２の頂部に付設される所定巾の屋根取
付板３に垂直壁４に付設される垂直壁取付板５を立設
し、この垂直壁取付板５と屋根取付板３とに通気孔17を
穿設した空気導出ボックス６を膨出して垂直壁４との間
に空気通路７を形成し、この空気導出ボックス６の裏面
に通気孔17からの虫等の侵入を防ぐ網部材25を付設し、
空気導出ボックス６の外側に雨侵入防止空隙８を置いて
正面下縁と側面下縁とに取付部９を付設し背面に垂直壁
取付板５と重合される取付板10を付設した換気カバー11
を被嵌固定し、垂直壁４に重合付設された垂直壁取付板
５と取付板10との外側に垂直壁覆板12を配設せしめ、換
気カバー11の正面に換気口13を並設し、正面下部に雨水
を導出する導出口14を形成し、空気導出ボックス６の下
方に位置する下屋根部に空気排出口16を設けたことを特
徴とする木造家屋用下屋根自然換気装置に係るものであ
る。
付板３に垂直壁４に付設される垂直壁取付板５を立設
し、この垂直壁取付板５と屋根取付板３とに通気孔17を
穿設した空気導出ボックス６を膨出して垂直壁４との間
に空気通路７を形成し、この空気導出ボックス６の裏面
に通気孔17からの虫等の侵入を防ぐ網部材25を付設し、
空気導出ボックス６の外側に雨侵入防止空隙８を置いて
正面下縁と側面下縁とに取付部９を付設し背面に垂直壁
取付板５と重合される取付板10を付設した換気カバー11
を被嵌固定し、垂直壁４に重合付設された垂直壁取付板
５と取付板10との外側に垂直壁覆板12を配設せしめ、換
気カバー11の正面に換気口13を並設し、正面下部に雨水
を導出する導出口14を形成し、空気導出ボックス６の下
方に位置する下屋根部に空気排出口16を設けたことを特
徴とする木造家屋用下屋根自然換気装置に係るものであ
る。
下屋根裏２′の空気は屋根傾斜にそって頂部の方に誘導
される。
される。
この高い方に本装置が設置されているから室内の空気は
下屋根部に設けた空気排出口16より排気され、空気導出
ボックス６の裏側に導出され、通気孔17を経て換気口13
から外部に排気されることになる。
下屋根部に設けた空気排出口16より排気され、空気導出
ボックス６の裏側に導出され、通気孔17を経て換気口13
から外部に排気されることになる。
雨水の侵入は換気カバー11と空気導出ボックス６との間
に雨侵入防止空隙８が介存されているから空気通路７ま
で雨水が侵入されることが防止され、換気カバー11と空
気導出ボックス６との間に侵入した雨水は雨水導出口14
より導出される。
に雨侵入防止空隙８が介存されているから空気通路７ま
で雨水が侵入されることが防止され、換気カバー11と空
気導出ボックス６との間に侵入した雨水は雨水導出口14
より導出される。
図面は、浴室の下屋根１の頂部に本装置を２ケ所設けた
場合を図示しており、浴室の湿気が良好に排気され、快
適な浴室を提供することになる。
場合を図示しており、浴室の湿気が良好に排気され、快
適な浴室を提供することになる。
図面の通気孔17は雨水の侵入を防ぐ為通気孔17の周縁を
外側へ突出せしめた構造を採用した場合を図示してい
る。
外側へ突出せしめた構造を採用した場合を図示してい
る。
また図中、符号15は下屋根１の頂部に架設した貫であ
り、空気導出ボックス６の下部開口部に位置するケ所に
切欠部18を形成したから、下屋根裏２′の空気は垂木19
の間を通って切欠部18から空気通路７へ導出される。
り、空気導出ボックス６の下部開口部に位置するケ所に
切欠部18を形成したから、下屋根裏２′の空気は垂木19
の間を通って切欠部18から空気通路７へ導出される。
図中符号18は空気排出口16を構成する貫15に形成した切
欠部、19は垂木、20は垂木支承板、21は天井板、22は下
地コンパネ板、23は柱、24は止鋲、26は雨水侵入防止鍔
である。
欠部、19は垂木、20は垂木支承板、21は天井板、22は下
地コンパネ板、23は柱、24は止鋲、26は雨水侵入防止鍔
である。
本考案は上述のように構成したから本装置を下屋根の頂
部と垂直壁との連設際に設置することにより下屋根の下
屋根裏を伝って上方へ誘導される室内の空気は極めて円
滑に空気導出ボックスの内側まで誘導され、通気孔と換
気口を介して外部に排出されることになり、従来のよう
にファンを付設するなどの強制排気を行わなくとも効率
良い換気が良好に行なわれることになる。
部と垂直壁との連設際に設置することにより下屋根の下
屋根裏を伝って上方へ誘導される室内の空気は極めて円
滑に空気導出ボックスの内側まで誘導され、通気孔と換
気口を介して外部に排出されることになり、従来のよう
にファンを付設するなどの強制排気を行わなくとも効率
良い換気が良好に行なわれることになる。
その上設置場所が垂直壁際の為雪害などを受けることも
少なく耐久的に長期間使用が可能となり雨風雪の侵入が
確実に防止できる上水回りも良いなど実用上秀れた特長
を発揮する。
少なく耐久的に長期間使用が可能となり雨風雪の侵入が
確実に防止できる上水回りも良いなど実用上秀れた特長
を発揮する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図は本考案
の斜視図、第２図は本考案の分解斜視図、第３図は本考
案の背面図、第４図は本考案の断面図、第５図は家屋一
部の斜視図である。 １…下屋根、２…屋根板、２′…下屋根裏、３…屋根取
付板、４…垂直壁、５…垂直壁取付板、６…空気導出ボ
ックス、７…空気通路、８…雨侵入防止空隙、９…取付
部、10…取付板、11…換気カバー、12…垂直壁覆板、13
…換気口、14…雨水導出口、16…空気排出口、17…通気
孔、25…網部材。
の斜視図、第２図は本考案の分解斜視図、第３図は本考
案の背面図、第４図は本考案の断面図、第５図は家屋一
部の斜視図である。 １…下屋根、２…屋根板、２′…下屋根裏、３…屋根取
付板、４…垂直壁、５…垂直壁取付板、６…空気導出ボ
ックス、７…空気通路、８…雨侵入防止空隙、９…取付
部、10…取付板、11…換気カバー、12…垂直壁覆板、13
…換気口、14…雨水導出口、16…空気排出口、17…通気
孔、25…網部材。
Claims (1)
- 【請求項１】下屋根の屋根板の頂部に付設される所定巾
の屋根取付板に垂直壁に付設される垂直壁取付板を立設
し、この垂直壁取付板と屋根取付板とに通気孔を穿設し
た空気導出ボックスを膨出して垂直壁との間に空気通路
を形成し、この空気導出ボックスの裏面に通気孔からの
虫等の侵入を防ぐ網部材を付設し、空気導出ボックスの
外側に雨侵入防止空隙を置いて正面下縁と側面下縁とに
取付部を付設し背面に垂直壁取付板と重合される取付板
を付設した換気カバーを被嵌固定し、垂直壁に重合付設
された垂直壁取付板と取付板との外側に垂直壁覆板を配
設せしめ、換気カバーの正面に換気口を並設し、正面下
部に雨水を導出する導出口を形成し、空気導出ボックス
の下方に位置する下屋根部に空気排出口を設けたことを
特徴とする木造家屋用下屋根自然換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078114U JPH076289Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 木造家屋用下屋根自然換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989078114U JPH076289Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 木造家屋用下屋根自然換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0315928U JPH0315928U (ja) | 1991-02-18 |
| JPH076289Y2 true JPH076289Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31621099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989078114U Expired - Lifetime JPH076289Y2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 木造家屋用下屋根自然換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076289Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60172924U (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-15 | 松下電工株式会社 | 下屋根換気装置 |
| JPS6317764U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-05 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1989078114U patent/JPH076289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0315928U (ja) | 1991-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |