JPS5844745Y2 - 屋根の自然換気装置 - Google Patents
屋根の自然換気装置Info
- Publication number
- JPS5844745Y2 JPS5844745Y2 JP11048878U JP11048878U JPS5844745Y2 JP S5844745 Y2 JPS5844745 Y2 JP S5844745Y2 JP 11048878 U JP11048878 U JP 11048878U JP 11048878 U JP11048878 U JP 11048878U JP S5844745 Y2 JPS5844745 Y2 JP S5844745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- section
- side chamber
- roof
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は建造物の屋根棟部に設置される自然換気装置
の改良に係る。
の改良に係る。
木造建造物等における天井裏の換気不良による野地板、
垂木等の屋根下地材の腐蝕を防止するために、建造物屋
根に設けた通気路の上方に換気屋根部を設置することは
すでに行わ−れており、種々の提案がなされている。
垂木等の屋根下地材の腐蝕を防止するために、建造物屋
根に設けた通気路の上方に換気屋根部を設置することは
すでに行わ−れており、種々の提案がなされている。
ところが従来のこの種装置は、暴風雨のときのように横
なぐりの強い風雨が作用した場合には、雨水が風に乗っ
て排出口、通気口や排水口を通って侵入し、建造物の屋
根裏へ滴下するという欠点があった。
なぐりの強い風雨が作用した場合には、雨水が風に乗っ
て排出口、通気口や排水口を通って侵入し、建造物の屋
根裏へ滴下するという欠点があった。
この考案は上記したような横なぐりの強い風雨の際にも
雨水が屋内に侵入することなく、しかも平常時の換気作
用に何の支障も生じないようにした構造に係るものであ
る。
雨水が屋内に侵入することなく、しかも平常時の換気作
用に何の支障も生じないようにした構造に係るものであ
る。
次にこの考案を図示の実施例について説明する。
図に１は棟木、２は垂木、３は野地板、４はルーフイン
グ、５は屋根材、６は棟受棧、７は笠木であって、前記
棟木１０両側に左右対称に構成される建造物屋根８の中
央部には上方へ抜ける通気路９が形成される。
グ、５は屋根材、６は棟受棧、７は笠木であって、前記
棟木１０両側に左右対称に構成される建造物屋根８の中
央部には上方へ抜ける通気路９が形成される。
前記建造物屋根８０通気路９の上方に、天板部１０と、
この天板部１００両側から垂下する側板部１１．１２と
、これら側板部１１，１２の内側に配置されて上端が前
記天板部１０に固着される内壁部１３．１４とから成る
換気屋根部１５を構成し、これら内壁部１３，１４の裾
部１６，１γは側方へ延出して前記笠木１を覆い、これ
ら裾部１６．１７において釘などの締着片１８を前記笠
木７に打込んで、建造物屋根８に上記構成の換気屋根部
１５を取り付けるものとする。
この天板部１００両側から垂下する側板部１１．１２と
、これら側板部１１，１２の内側に配置されて上端が前
記天板部１０に固着される内壁部１３．１４とから成る
換気屋根部１５を構成し、これら内壁部１３，１４の裾
部１６，１γは側方へ延出して前記笠木１を覆い、これ
ら裾部１６．１７において釘などの締着片１８を前記笠
木７に打込んで、建造物屋根８に上記構成の換気屋根部
１５を取り付けるものとする。
前記側板部１１，１２の下端と前記裾部１６゜１７との
間に間隙を設けて通気口１９．２０とするとともに、こ
れら通気口１９，２０の奥に膜部２１．２２を形成し、
前記天板部１０と前記側板部１１．１２と前記裾部１６
．１７によって形成される空間を内壁部１３．１４から
外方下向きに突設したじゃま板２３．２４によって上部
の側室２５．２６と下部の前記懐郷２１，２２とに区画
し、これら側室２５．２６を前記天板部１０から垂設し
たじゃま板２７．２８によって第１側室２５ａ、２５ｂ
と第２側室２６ａ、２６ｂとに区画し、内壁部１３，１
４の内方と前記第１側室２５ａ、２５ｂとを連通させる
べくこれら内壁部１３．１４に設ける通気口２９．３０
を前記じゃま板２７，２８の下端よりも上方に形成し、
これらじゃま板２７．２８の下方に前記第１側室２５ａ
。
間に間隙を設けて通気口１９．２０とするとともに、こ
れら通気口１９，２０の奥に膜部２１．２２を形成し、
前記天板部１０と前記側板部１１．１２と前記裾部１６
．１７によって形成される空間を内壁部１３．１４から
外方下向きに突設したじゃま板２３．２４によって上部
の側室２５．２６と下部の前記懐郷２１，２２とに区画
し、これら側室２５．２６を前記天板部１０から垂設し
たじゃま板２７．２８によって第１側室２５ａ、２５ｂ
と第２側室２６ａ、２６ｂとに区画し、内壁部１３，１
４の内方と前記第１側室２５ａ、２５ｂとを連通させる
べくこれら内壁部１３．１４に設ける通気口２９．３０
を前記じゃま板２７，２８の下端よりも上方に形成し、
これらじゃま板２７．２８の下方に前記第１側室２５ａ
。
２５ｂと第２側室２６ａ、２６ｂとを連通させる通気部
３１．３２を形成し、さらに前記第２側室２６ａ、２６
ｂと前記腹部２Ｌ ２２とを連通させる通気部３３．
３４を第２側室２６ａ、２６ｂの下方に形成して成るも
のである。
３１．３２を形成し、さらに前記第２側室２６ａ、２６
ｂと前記腹部２Ｌ ２２とを連通させる通気部３３．
３４を第２側室２６ａ、２６ｂの下方に形成して成るも
のである。
上記この考案の構成によれば、暴風雨時のように強い横
なぐりの風をともなった雨が吹きつげた場合においても
、雨水を含んだ風は前記懐郷２１゜２２、第２側室２６
ａ、２６ｂ、第１側室２５ａ。
なぐりの風をともなった雨が吹きつげた場合においても
、雨水を含んだ風は前記懐郷２１゜２２、第２側室２６
ａ、２６ｂ、第１側室２５ａ。
２５ｂにおいて、その勢力を段階的に減殺されるため、
雨水は気流から滴下状態で分離されて外部へ排出され、
建造物内へ侵入することがなく、したがって雨水等の侵
入による構成部材の腐蝕や屋内への雨もりを阻止できる
とともに、この考案の構造としたことにより平常時にお
ける棟換気に何らの支障も生じないという効果を奏する
ものである。
雨水は気流から滴下状態で分離されて外部へ排出され、
建造物内へ侵入することがなく、したがって雨水等の侵
入による構成部材の腐蝕や屋内への雨もりを阻止できる
とともに、この考案の構造としたことにより平常時にお
ける棟換気に何らの支障も生じないという効果を奏する
ものである。
なお、この考案の装置は長尺のものを屋根の全長にわた
って取り付けてもよいし、また比較的小幅のものを１個
所又は数個所に設置してもよい。
って取り付けてもよいし、また比較的小幅のものを１個
所又は数個所に設置してもよい。
図面はこの考案の一実施例を示す断面図である。
なお図において、８・・・・・・建造物屋根、９・・・
・・・通気路、１０・・・・・・天板部、１１．１２・
・・・・・側板部、１３．１４・・・・・・内壁部、１
５・・・・・・換気屋根部、１６゜１７・・・・・・裾
部、１９，２０・・・・・・通気口、２１．２２・・・
・・・懐郷、２３．２４・・・・・・じゃま板、２５．
２６・・・・・側室、２５ａ、２５ｂ・・・・・・第
１側室、２６ａ。 ２６ｂ・・・・・・第２側室、２７．２８・・・・・・
じゃま板、２９．３０・・・・・・通気口、３Ｌ ３
２・・・・・・通気部、３３．３４・・・・・・通気部
、である。
・・・通気路、１０・・・・・・天板部、１１．１２・
・・・・・側板部、１３．１４・・・・・・内壁部、１
５・・・・・・換気屋根部、１６゜１７・・・・・・裾
部、１９，２０・・・・・・通気口、２１．２２・・・
・・・懐郷、２３．２４・・・・・・じゃま板、２５．
２６・・・・・側室、２５ａ、２５ｂ・・・・・・第
１側室、２６ａ。 ２６ｂ・・・・・・第２側室、２７．２８・・・・・・
じゃま板、２９．３０・・・・・・通気口、３Ｌ ３
２・・・・・・通気部、３３．３４・・・・・・通気部
、である。
Claims (1)
- 天板部と両側の側板部とこれら側板部の内方にあって建
造物屋根の通気路に連なり前記天板部に上端が固定され
た内壁部とを含む換気屋根部であって、前記内壁部の下
部からそれぞれ側方に延出した裾部を形成し、前記側板
部の下端とこれら裾部との間に間隙を設けて通気口とす
るとともに、これら通気口の奥に懐郷を形成し、前記天
板部と前記側板部と前記裾部とによって形成される空間
を上部の側室と下部の懐郷とに区画し、これら側室を前
記天板部から垂設したじゃま板によって第１側室と第２
側室とに区画し、内壁部の内方と前記第１側室とを連通
させる通気口を前記じゃま板の下端よりも上方に形成し
、これらじゃま板の下方に前記第１側室と第２側室とを
連通させる通気部を形成し、さらに前記第２側室と前記
膜部とを連通させる通気部を第２側室の下方に形成して
成る屋根の自然換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11048878U JPS5844745Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 屋根の自然換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11048878U JPS5844745Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 屋根の自然換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5527713U JPS5527713U (ja) | 1980-02-22 |
| JPS5844745Y2 true JPS5844745Y2 (ja) | 1983-10-11 |
Family
ID=29057413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11048878U Expired JPS5844745Y2 (ja) | 1978-08-14 | 1978-08-14 | 屋根の自然換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844745Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587768B2 (ja) * | 1974-12-14 | 1983-02-12 | ヒロエ イサム | トラクタヨウフロントロ−ダニオケル リフトア−ムノ スタンドケンヨウラツカボウシソウチ |
| JPS60152731U (ja) * | 1984-03-23 | 1985-10-11 | 新日軽株式会社 | 屋根換気装置 |
-
1978
- 1978-08-14 JP JP11048878U patent/JPS5844745Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5527713U (ja) | 1980-02-22 |
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