JPS5941471Y2 - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
- Publication number
- JPS5941471Y2 JPS5941471Y2 JP8107479U JP8107479U JPS5941471Y2 JP S5941471 Y2 JPS5941471 Y2 JP S5941471Y2 JP 8107479 U JP8107479 U JP 8107479U JP 8107479 U JP8107479 U JP 8107479U JP S5941471 Y2 JPS5941471 Y2 JP S5941471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- ventilation box
- discharge port
- rainwater
- blower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は住宅の屋根裏や床下の空気を排出するための換
気扇に係り、強風を伴なった雨水が排気扇の開口部から
侵入して、建物に被害を与えないようにすることを目的
とする。
気扇に係り、強風を伴なった雨水が排気扇の開口部から
侵入して、建物に被害を与えないようにすることを目的
とする。
従来住宅の屋根裏を換気する方法として第1図に示すよ
うに換気ガラリ20を設け、自然の風を利用して換気す
るか、第2図に示すように換気扇21を取付けて換気す
る方法が採用されている。
うに換気ガラリ20を設け、自然の風を利用して換気す
るか、第2図に示すように換気扇21を取付けて換気す
る方法が採用されている。
第1従来例においては自然の風が吹いていない時は役に
立たないし、第2従来例の様に通常の換気扇を取付けた
場合は、雨水の侵入を防ぎきれず、建物を汚損させるな
どの欠点があった。
立たないし、第2従来例の様に通常の換気扇を取付けた
場合は、雨水の侵入を防ぎきれず、建物を汚損させるな
どの欠点があった。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以下にその
実施例を第3〜第4図にもとづき説明する。
実施例を第3〜第4図にもとづき説明する。
図において、1は屋根裏2と連通ずるように壁部3に設
けられた換気孔、4は上面に吸込口5を有し、前面を開
口して吐出口6を形成した換気ボックスで、底面4aは
吐出口6側に向かい下降する傾斜面で形成されている。
けられた換気孔、4は上面に吸込口5を有し、前面を開
口して吐出口6を形成した換気ボックスで、底面4aは
吐出口6側に向かい下降する傾斜面で形成されている。
7は換気ボックス4内の上方部に枠8により仕切られた
送風機室で、上部は吸込口5に連通し、下部は換気ボッ
クス4内に連通している。
送風機室で、上部は吸込口5に連通し、下部は換気ボッ
クス4内に連通している。
9は送風機室7内に設けられた送風機、10は吸込口5
に設けられたフィルター11は換気ボックス4の周辺に
設けられるフランジで、このフランジ11を介して壁部
3に設けられた換気孔1の屋根側より換気ボックス4を
取り付けるものである。
に設けられたフィルター11は換気ボックス4の周辺に
設けられるフランジで、このフランジ11を介して壁部
3に設けられた換気孔1の屋根側より換気ボックス4を
取り付けるものである。
12は上方に片寄り、傾斜した雨水受13を有した通気
孔14を設けた椀状のグリルで、下縁には排水孔15を
形成している。
孔14を設けた椀状のグリルで、下縁には排水孔15を
形成している。
16は換気ボックス4の吐出口6をおおうようにグリル
11を取り付けるねじである。
11を取り付けるねじである。
上記槽底において、送風機9を駆動すると、天井裏2の
空気が吸込口5に設けたフィルター10を通って送風機
室7内に吸気され、換気ボックス4内に送られ、換気ボ
ックス4の吐出口6から、グリル12の通気孔14を通
って屋外に排出される。
空気が吸込口5に設けたフィルター10を通って送風機
室7内に吸気され、換気ボックス4内に送られ、換気ボ
ックス4の吐出口6から、グリル12の通気孔14を通
って屋外に排出される。
次に送風機9の運転を停止した時に強風を伴なう雨が降
り、壁部3に雨水が吹きつけられるような時にはグリル
11に設けた雨水受13に当った雨水の一部は換気ボッ
クス4内に飛散することがあるが、送風機室7は枠8に
より仕切り、換気ボックス4内の上方部に設けられてい
るので、換気ボックス4内に飛散した雨水が送風機室7
内に侵入するのが防止され、送風機9を損傷することが
無くなる。
り、壁部3に雨水が吹きつけられるような時にはグリル
11に設けた雨水受13に当った雨水の一部は換気ボッ
クス4内に飛散することがあるが、送風機室7は枠8に
より仕切り、換気ボックス4内の上方部に設けられてい
るので、換気ボックス4内に飛散した雨水が送風機室7
内に侵入するのが防止され、送風機9を損傷することが
無くなる。
また換気ボックス4内に飛散した雨水は、換気ボックス
4内に落下し、屋外に傾斜した傾斜面に沿い吐出口6側
に流れ、グリル12の下縁に設けた排水孔15より屋外
に排出され、屋根裏2側に雨水の侵入するのが防止され
る。
4内に落下し、屋外に傾斜した傾斜面に沿い吐出口6側
に流れ、グリル12の下縁に設けた排水孔15より屋外
に排出され、屋根裏2側に雨水の侵入するのが防止され
る。
また排出すべき雨水が押戻されるような外風が吹いた場
合においでも、グリルの下方部には通気孔がなく遮へい
されているので、排出されるべき雨水が押戻されること
が少なくなると共に、押戻されるような雨水があっても
、屋根裏2と連通ずる吸込口5は換気ボックス4の上面
側にあり、換気ボックス4の底面からの高さがあるため
に、ここから屋根裏に向って雨水が浸入することはない
。
合においでも、グリルの下方部には通気孔がなく遮へい
されているので、排出されるべき雨水が押戻されること
が少なくなると共に、押戻されるような雨水があっても
、屋根裏2と連通ずる吸込口5は換気ボックス4の上面
側にあり、換気ボックス4の底面からの高さがあるため
に、ここから屋根裏に向って雨水が浸入することはない
。
なお実施例においては送風機を換気ボックスの内部側に
設けたが、換気ボックスの吸込口に直接設けても同様の
作用効果をもたらすものである。
設けたが、換気ボックスの吸込口に直接設けても同様の
作用効果をもたらすものである。
このように、本考案によれば、換気扇の運転停止中に強
い外風を伴なう雨が降り、通気孔から内部に浸入しても
、これらの雨水は換気ボックス内で受は止められ、換気
ボックスの傾斜した底面に落下し、屋外側に案内され、
グリルの下縁に形成された排水孔により屋外に排水され
ると共に、排出される雨水が押し戻されるような強い外
風が吹いた場合においても、グリルの下方部には通気孔
を形成していないので、強風が直接換気ボックス内に吹
き込み、換気ボックスの底面を伝って排水される雨水が
押戻される現象が少なくなる。
い外風を伴なう雨が降り、通気孔から内部に浸入しても
、これらの雨水は換気ボックス内で受は止められ、換気
ボックスの傾斜した底面に落下し、屋外側に案内され、
グリルの下縁に形成された排水孔により屋外に排水され
ると共に、排出される雨水が押し戻されるような強い外
風が吹いた場合においても、グリルの下方部には通気孔
を形成していないので、強風が直接換気ボックス内に吹
き込み、換気ボックスの底面を伝って排水される雨水が
押戻される現象が少なくなる。
またたとえ排水される雨水が押戻されるような現象が起
っても、屋根裏と連通ずる吸気口との位置関係から、吸
気口より屋根裏に雨水の浸入するのが防止される等の問
題もなくなり、その実用的価値はきわめて大である。
っても、屋根裏と連通ずる吸気口との位置関係から、吸
気口より屋根裏に雨水の浸入するのが防止される等の問
題もなくなり、その実用的価値はきわめて大である。
第1図は第1の従来例を示す建物の側面図、第2図は第
2の従来例を示す建物の側面図、第3図は本考案の換気
扇を取付けた建物の断面図、第4図は同換気扇の断面図
である。 4・・・・・・換気ボックス、4a・・・・・・底面、
5・・・・・・吹込口、6・・・・・・吐出口、9・・
・・・・送風機、12・・・・・・グリル、13・・・
・・・雨水受、14・・・・・・通気孔、15・・・・
・・排水口。
2の従来例を示す建物の側面図、第3図は本考案の換気
扇を取付けた建物の断面図、第4図は同換気扇の断面図
である。 4・・・・・・換気ボックス、4a・・・・・・底面、
5・・・・・・吹込口、6・・・・・・吐出口、9・・
・・・・送風機、12・・・・・・グリル、13・・・
・・・雨水受、14・・・・・・通気孔、15・・・・
・・排水口。
Claims (1)
- 上面に設けた吸込口と、前面を開口した吐出口と、この
吐出口の周囲に設けたフランジと、上記吐出口の下縁に
連続し、傾斜して内部に入った水滴を吐出口から外へ導
く底面とを備えた換気ボックスと、この換気ボックスの
吐出口を覆うグリルと、上記吸込口に近接して設けた送
風機とを有し、上記グリルは、外部から斜め方向に吹き
付ける雨水の流入を阻止する雨水受を有する通気孔と、
上記換気ボックスの底面を伝って流出する水を外部に逃
がす排水口を設けたことを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107479U JPS5941471Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107479U JPS5941471Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55181131U JPS55181131U (ja) | 1980-12-26 |
JPS5941471Y2 true JPS5941471Y2 (ja) | 1984-11-30 |
Family
ID=29314390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8107479U Expired JPS5941471Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941471Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586129U (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-14 | 大石 岩男 | 床下換気装置 |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP8107479U patent/JPS5941471Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55181131U (ja) | 1980-12-26 |
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