JPH0571774A - 温風暖房機の加湿装置 - Google Patents

温風暖房機の加湿装置

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JPH0571774A
JPH0571774A JP3230070A JP23007091A JPH0571774A JP H0571774 A JPH0571774 A JP H0571774A JP 3230070 A JP3230070 A JP 3230070A JP 23007091 A JP23007091 A JP 23007091A JP H0571774 A JPH0571774 A JP H0571774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warm air
cover
hot air
flange
evaporation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3230070A
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English (en)
Inventor
Noboru Maekawa
登 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0571774A publication Critical patent/JPH0571774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温風漏れを防ぐカバーの蒸発皿への係脱を簡
便にし、かつ装着状態の安定性を向上させる。 【構成】 温風暖房機の本体における底側に設けられ、
温風の一部がエアーダクトにより供給され、片側寄りの
底部には突出部13を有する蒸発皿8に給水側からの温
風漏れを防ぐ着脱可能なカバー16を設けたものにおい
て、その蒸発皿8には開放部周辺に係止孔20を開けた
フランジ21を形成し、カバー16には係止孔20に係
合し、フランジ21の背面の該背面内において、曲面状
に上側へ曲げ形成した外向きのフック部22の弾性復帰
により抜け止めされる複数の係止片23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は温風暖房機に装置され
る加湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の強制給排気式の温風暖房機は、例
えば、実開昭54ー170663号公報、実開昭56ー
148527号公報、実開昭57ー109427号公
報、実開昭60ー125434号公報、実開昭61ー3
338号公報にそれぞれ開示されているような構成であ
る。即ち、本体内に一端が室内空気吸込口に、他端が温
風吹出口に連絡した温風通路が形成され、この温風通路
に対流用送風機と密閉燃焼式の燃焼装置及び熱交換器が
配設されている。燃焼装置は給気系により燃焼用空気が
室外から供給され、熱交換器の後端に接続された排気系
により燃焼廃ガスが室外へ排気される。対流用送風機
は、温風通路に室内空気の流れを形成し、室内空気吸込
口から吸い込んだ室内空気を熱交換器に接触させ温風と
して温風吹出口から室内へ吹き出させる。そして、この
種の暖房機には、上記公報にも示されているように、室
内の暖房環境を向上させるべく加湿装置が組込まれてい
るものが多い。加湿装置としては、例えば本体の底側に
水を蓄える蒸発皿を設け、蒸発皿へ温風の一部をエアー
ダクトにより導き込むように構成されている。
【0003】上記構成の従来の温風暖房機は、室内空気
を燃焼廃ガスで汚すことなく、クリーンな暖房雰囲気を
得ることができ、加湿装置を備えたものでは温風の一部
で蒸発皿の水を蒸発させ、加湿した空気を温風とともに
室内に吹き出させて室内を加湿雰囲気にすることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
湿装置では、蒸発皿にしばしば給水を行なわなければな
らず面倒なため、加湿皿に弁付きの給水部を持つカート
リッジタンクにより水を補給するようにしているものも
実用化されている。この種のものはカートリッジタンク
の給水部が臨む蒸発皿の給水側から加湿のための温風が
漏れることを防ぐためのカバーが蒸発皿の給水側に取り
付けられている。カバーは蒸発皿の清掃のために係脱可
能になっているが、輸送等の振動でも簡単に外れてしま
う扱いの悪いものが多い。
【0005】この発明は、温風漏れを防ぐカバーの蒸発
皿への係脱が簡便で、装着状態の安定性がよく、取扱い
もしやすい温風暖房機の加湿装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る温風暖房
機の加湿装置は、温風暖房機の本体における底側に設け
られ、温風の一部がエアーダクトにより供給され、片側
寄りの底部には突出部を有する蒸発皿と、この蒸発皿の
突出部に片側の底部に突き出した弁付きの給水部が受容
され、給水可能態になる扁平な密閉容器であるカートリ
ッジタンクとを備え、蒸発皿には給水部が臨む給水側か
らの温風漏れを防ぐ着脱可能なカバーを設けたものにお
いて、その蒸発皿には開放部周辺に係止孔を開けたフラ
ンジを形成し、カバーには係止孔に係合し、フランジの
背面の該背面内において、曲面状に上側へ曲げ形成した
外向きのフック部の弾性復帰により抜け止めされる複数
の係止片を設けたものである。
【0007】
【作用】この発明における温風暖房機の加湿装置におい
ては、カバーの係止片を蒸発皿のフランジの係止孔に差
し込むだけで蒸発皿にカバーを装着でき、装着状態のカ
バーはフック部が弾性復帰によりフランジの背面に外向
きに開いているので、フック部を押し縮めないと離脱し
ない。取り外しはフック部を外側から押し縮めることに
より容易に行なうことができ、フック部が曲面状に曲げ
形成されているので扱いにおいて係止片で手などを損傷
することもなくなる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す温風暖房機の
側断面図である。この温風暖房機は加湿装置を備えた強
制給排気式の床設置タイプで、暖房に関する機能構成部
品は基本的には従来のこの種のものと同じである。即
ち、本体1内に、一端が本体1の背面に設けられた室内
空気吸込口2に、他端が本体1の前面下部に設けられた
温風吹出口3にそれぞれ連絡した温風通路が形成され、
この温風通路に対流用送風機4と密閉燃焼式の燃焼装置
5及び熱交換器6が配設されている。燃焼装置5は図示
しない給気系により燃焼用空気が室外から供給され、熱
交換器6の後端に接続された図示しない排気系により燃
焼廃ガスが室外へ排気される。対流用送風機4は、温風
通路に室内空気の流れを形成し、室内空気吸込口2から
吸い込んだ室内空気を熱交換器6に接触させ温風として
温風吹出口3から室内へ吹き出させる。本体1の底部側
には熱交換後の温風の一部を角筒状に鋼板で形成された
エアーダクト7により蒸発皿8に溜めた水に当て加湿温
風を形成する加湿装置が構成されている。
【0009】加湿装置は図2に示すように、本体1の底
側に前面より抜き差し可能に装着された蒸発皿8とこの
蒸発皿8に水を自動的に補給する扁平な密閉容器として
構成されたカートリッジタンク9と、温風の一部を蒸発
皿8に導く前記エアーダクト7とからなり、蒸発皿8と
エアーダクト7の外側は隔壁板10により囲まれ、蒸発
皿8の下側は受板11と底板12とにより設置床面と隔
てられる。
【0010】蒸発皿8は図3により示すように、ほうろ
うによる表面処理のなされた浅底の開放容器で、エアー
ダクト7の開口端の臨む蒸発側とカートリッジタンク9
から給水を受ける給水側とからなる。給水側の底部には
球面状に膨出する突出部13が形成され、蒸発側の底部
には突出部13から延び二又に分岐した溝14が形成さ
れている。蒸発皿8の底には左右に受板11に載せるた
めのリブ状の脚15が膨出されている。蒸発皿8の給水
側の開放部は係脱可能に装着されたカバー16により閉
蓋されている。カバー16は給水側の上部を閉蓋する上
蓋部17と給水側と蒸発側とを隔てる前垂れ状のエプロ
ン部18とからなり、上蓋部17の中央の蒸発皿8の突
出部13に対応する位置には案内孔19が開けられてい
る。蒸発皿8には開放部周辺に角形の係止孔20を開け
たフランジ21が形成され、カバー16には係止孔20
に係合し、フランジ21の背面の突き出し範囲内におい
て、曲面状に上側へ曲げ形成された外向きのフック部2
2の弾性復帰により抜け止めされる複数の係止片23が
図3及び図4に示すように設けられている。これらの係
止片23の係止孔20への差し込みによりカバー16が
蒸発皿8に装着されている。
【0011】カートリッジタンク9は、その底部片側寄
りに弁付きの給水部24が垂下状に突出していて、蒸発
皿8の突出部13に給水部24端が当たることにより弁
が開かれ給水可能態になるもので、本体1の底部におけ
る蒸発皿8の横に、蒸発皿8に併行段差状に本体1前面
側から差し込み装着される。
【0012】上記の構成の温風暖房機は、通常よく知ら
れているようにして温風による暖房が可能であり、ま
た、加湿装置により加湿雰囲気を得ることもできる。加
湿装置は、蒸発皿8をセットし水を入れたカートリッジ
タンク9をセットすることにより機能する。カートリッ
ジタンク9の装着は、蒸発皿8の給水側に設けられたカ
バー16の案内孔19に給水部24を係入させれば、給
水部24が自動的に蒸発皿8の突出部13に当たる適正
位置となり、目視できなくても簡単に実施できる。突出
部13に給水部24が当たると内蔵の弁が開きカートリ
ッジタンク9から蒸発皿8に水が供給され、溝14によ
り蒸発側に導かれた水が、蒸発側においてエアーダクト
7からの温風により蒸発されて温風を加湿し、温風吹出
口3から加湿温風として室内へ吹き出される。蒸発によ
り消費される蒸発皿8の水は、カートリッジタンク9か
ら液面が所定より下がる度に補給される。加湿のための
温風は、給水部24を受容している蒸発皿8側へはカバ
ー16のエプロン部18と上蓋部17とに遮られ外部へ
漏れ出すことはなく、加湿装置周りが漏れ温風で加熱さ
れるような不都合はなくなる。この実施例における加湿
装置においては、特にカバー16の係止片23を蒸発皿
8のフランジ21の係止孔20に差し込むだけで蒸発皿
8にカバー16を装着でき、装着状態のカバー16はフ
ック部22が弾性復帰によりフランジ21の背面に外向
きに開いているので、フック部22を押し縮めないと離
脱しない。取り外しは外向きのフック部22を外側から
押し縮めることにより容易に行なうことができ、フック
部22が曲面状に曲げ形成されているので扱いにおいて
係止片23で手などを損傷することもない。
【0013】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によればカバーの係止片を蒸発皿のフラ
ンジの係止孔に差し込むだけで蒸発皿にカバーを装着で
き、装着状態のカバーはフック部が弾性復帰によりフラ
ンジの背面に外向きに開いているので、フック部を押し
縮めないと離脱しない。取り外しはフック部を外側から
押し縮めることにより容易に行なうことができ、フック
部が曲面状に曲げ形成されているので扱いにおいて係止
片で手などを損傷することもなくなり、カバーの蒸発皿
への係脱が簡便で、装着状態の安定性がよく、取扱いも
しやすい利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す温風暖房機の側断面
図である。
【図2】図1の温風暖房機の加湿装置の構成を拡大して
示す拡大正面図である。
【図3】図1の温風暖房機の加湿装置の蒸発皿に関する
構成を拡大して示す拡大平面図である。
【図4】図1の温風暖房機の加湿装置の蒸発皿に関する
構成を要部を拡大して示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 7 エアーダクト 8 蒸発皿 9 カートリッジタンク 13 突出部 16 カバー 20 係止孔 21 フランジ 22 フック部 23 係止片 24 給水部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風暖房機の本体における底側に設けら
    れ、温風の一部がエアーダクトにより供給され、片側寄
    りの底部には突出部を有する蒸発皿、この蒸発皿の突出
    部に片側の底部に突き出した弁付きの給水部が受容さ
    れ、給水可能態になる扁平な密閉容器であるカートリッ
    ジタンクとを備え、上記蒸発皿にはそのエアーダクトに
    臨む蒸発側と給水部が臨む給水側とを隔てるエプロン部
    と給水側上部を閉蓋する上蓋部とからなる着脱可能なカ
    バーを設けたものにおいて、上記蒸発皿には開放部周辺
    に係止孔を開けたフランジを形成し、上記カバーには上
    記係止孔に係合し、フランジの背面の該背面内におい
    て、曲面状に上側へ曲げ形成した外向きのフック部の弾
    性復帰により抜け止めされる複数の係止片を設け、これ
    らの係止片によりカバーを蒸発皿に装着したことを特徴
    とする温風暖房機の加湿装置。
JP3230070A 1991-09-10 1991-09-10 温風暖房機の加湿装置 Pending JPH0571774A (ja)

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