JPH05743Y2 - - Google Patents

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JPH05743Y2
JPH05743Y2 JP1191288U JP1191288U JPH05743Y2 JP H05743 Y2 JPH05743 Y2 JP H05743Y2 JP 1191288 U JP1191288 U JP 1191288U JP 1191288 U JP1191288 U JP 1191288U JP H05743 Y2 JPH05743 Y2 JP H05743Y2
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plate
heating device
rainwater
water receiving
heater
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は熱媒体の加熱器(ボイラ等)が収納さ
れた加熱装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 加熱器が収納された装置の外装体には、特願昭
62−255788号のように放熱用の通風口が設けられ
ている。
この装置は、一般に屋外へ設置されるので、通
風口の下縁にはこの装置の内方へ延びた突出片
(折曲面)を設けて、通風口付近に雨水が斜め上
方から吹き付けられたとしても、この雨水が装置
の内部に浸入しにくいようにしている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 このような装置が例えばベランダ等に置かれた
場合、このベランダに落ちた雨水は跳ね返つて通
風口に斜め下方から吹き付けられることがある。
このように斜め下方から通風口へ吹き付けられた
雨水は、この通風口を介してこの装置に浸入し、
装置内の機器例えば電装品を濡らすおそれがあつ
た。
本考案は、外装板の通風口に対して斜め下方か
ら雨水が吹き付けられたとしても、この雨水が電
装品にかからないようにすることを目的としたも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 この目的を達成するために本考案は、加熱器と
電装品との間に遮蔽板を配設し、この電装品の上
方には通風口から浸入した雨水を受ける水受板を
設けるようにしたものである。又、この水受板は
通風口に沿つて取り付けて、電装品は遮蔽板の反
加熱器側に取り付ける。
(ホ) 作用 通風口から装置内に浸入した雨水を、この装置
内の水受板で受けて、この水受板の下方の電装品
に伝わらないようにしている。又、この水受板は
通風口に沿つて取り付けられており、これによつ
て通風口の縁を補強している。更に電装品を遮蔽
板の反加熱器側に取り付けたことにより、加熱器
からの輻射熱を電装品が受けにくくし、且つこの
電装品の専用の取付板を省略している。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の実施例を示す加熱装置の分
解斜視図である。この加熱装置1は、冷房用の冷
媒通路と暖房用の加熱液体通路とが備えられた冷
暖房用熱交換器のある室内機(図示せず)とつな
がれる。そして、冷房時は圧縮機から吐出され室
外熱交換器で凝縮した冷媒が、又、暖房時は加熱
器(以下ボイラと言う)で加熱されポンプで吐出
された温水が夫々室内機の冷暖房用熱交換器に送
られるようにしたものである。
この第1図において、2は加熱装置1の底板、
3はこの底板に立てられた仕切板で、この底板2
の上方を機械室4と、熱交換器5とに区画してい
る。6はL字型の室外熱交換器で、熱交換室4側
の左側縁7から後縁8に沿つて配置される。9は
機械室5に載置される圧縮機、10は底板2の右
側縁11に固定されたバルブ台である。12は電
装板で、電装部品13が配置され、その左前部1
4が仕切板3の前縁15に固定される。16は室
外熱交換器6の上縁19と仕切板3の上縁とに跨
がつて配置された取付板で、この取付板にはボイ
ラ17と、ポンプ18と、リザーブタンク50
と、プリント基板51(電装品)が装着されたコ
字状の遮蔽板52とが載置されている。
この取付板16の左側には立ち上り片20が形成
されている。21はフアン、22はこのフアンを
駆動するモーター、23はのモーター22を支持
するモーター台でコ字状に折り曲げられており、
下片24は底板2の前縁25に、上片27は仕切
板16の前縁28に夫々固定される。29はこの
加熱装置1の左側面並びに背面を構成する外装板
で、両面の下部には吸込口30が形成されてい
る。この板の背面31の上部にはボイラ17の燃
焼用空気の吸込口32と横長の2つの通風口33
とが設けられている。53は通風口33に沿つて
設けられた水受板で、この水受板53によつて通
風口33の下縁が補強されている。34はこの加
熱装置1の右側面を構成する側板で、バルブ台1
0を露出させるための切欠き35と、電装部品1
3のサービス点検口36と、温水配管(図示せ
ず)を外部へ導びくための出入口37とが形成さ
れている。又、この側板34の内側面38には取
付板16の立ち上り片20が当てられて、この側
板34の外側面からビス(図示せず)で固定され
る。39はこの加熱装置の前面並びに上面を構成
する前板で、吹出口40と、ボイラ17での燃焼
用空気の排気口41とが形成されている。42は
この吹出口40に取り付けられる吹出グリル、4
3は排気口41に取り付けられる排気筒である。
このような各部品は実線矢印のように組み合せら
れる。
第2図は外装板29と前板39との組み合わせ
状態を示すもので、外装板29の横長の2つの通
風口33はプレスによつて形成されて、開口45
が上向きとなつている。46は前板39の後面を
内側に折り曲げた折曲片で、外装板31に前板3
9を組み合わせる時に、この折曲片46を通風口
33に係止させることにより両板31,39が位
置決めされる。又、折曲片46は通風口33内で
水平に位置するようになつており、これによつて
通風口33に対して斜め上方(実線矢印方向)か
ら雨水が吹き込んだ場合、この雨水は折曲面47
で受けられる。この時折曲面47で跳ね上つた雨
水は折曲片46で受けて、加熱装置1の内部に雨
水が浸入しにくくしている。そしてこの加熱装置
1がベランダに置かれて、このベランダに落ちた
雨水が跳ね返つて通風口33に対して斜め下方
(破線矢印方向)から吹き込む場合がある。この
時、折曲片46や折曲面47で受けきれなかつた
ものは、この通風口33の開口45から加熱装置
1内に浸入する。しかしながら、この浸入した雨
水は水受板53に滴下し、この板の下方にあるプ
リント基板51に雨水が伝わらないようにしてい
る。この水受板53は遮蔽板52やプリント基板
51の上方をおおうよう配置されている。そし
て、水受板53の周囲には立ち上り縁54を設け
て、この板を皿状に成形したので、水受板53に
滴下した雨水はこの水受板53より流れ出にくく
して、この水受板53で雨水を自然蒸発させる。
尚、蒸発しきれずに大きくなつた水滴は立ち上り
縁54の切り欠き部55から滴下するものの、こ
の滴下した雨水はプリント基板51やこの基板に
取り付けられた部品56に伝わらず取付板16で
受けられる。又、ボイラ17やプリント基板51
に取り付けられた部品56からの発熱は上昇し、
通風口33を介して加熱装置1の外部へ放熱され
る。
又、プリント基板51はコ字状の遮蔽板52の
反加熱器側面へ止め具57によつて取り付けたの
で、加熱器17からの輻射熱をプリント基板51
や部品56が受けないようにしている(第3図参
照)。
(ト) 考案の効果 以上述べたように本考案は、加熱装置に内蔵さ
れた加熱器と電装品との間に遮蔽板を設け、この
電装品の上方には外装体の通風口から浸入した雨
水を受ける水受板を設けるようにしたから、この
装置に雨水が浸入したとしても、この雨水が電装
品に伝わるのを防ぐことができる。又、遮蔽板に
よつて電装品が加熱器からの輻射熱を受けにくく
している。このように電装品が雨水や熱で故障す
るおそれを少なくすることができる。
又、水受板を皿状に成形することにより、雨水
が受けやすくなり、しかも受けた雨水を貯めて自
然蒸発しやすくできる。
更に水受板を外装板の通風口に沿つて取り付け
たことにより通風口の縁を補強し、通風口の変形
を防止して雨水が加熱装置に浸入しにくくでき
る。又、電装品を遮蔽板に取り付けることによ
り、電装品を取り付けるための専用の取付板を省
略することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は加熱装
置の分解斜視図、第2図はこの装置の要部の構造
を示す縦断面図、第3図はこの装置の横断面図で
ある。 1……加熱装置、17……加熱器、29……外
装板、33……通風口、51……プリント基板
(電装品)、52……遮蔽板、53……水受板、5
4……立ち上り縁、56……部品(電装品)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1) 加熱器と、この加熱器の運転を制御する電
    装品とを内蔵すると共に、外装板に通風口を設
    けた加熱装置において、前記加熱器と電装品と
    の間に遮蔽板を設け、前記電装品の上方には通
    風口から浸入した雨水を受ける水受板を設けた
    ことを特徴とする加熱装置。 2) 水受板は皿状に成形されていることを特徴
    とする請求項1記載の加熱装置。 3) 水受板は外装板の通風口に沿つて取り付け
    られている請求項1又は2記載の加熱装置。 4) 電装品は遮蔽板の反加熱器側に取り付けら
    れている請求項1,2、又は3記載の加熱装
    置。
JP1191288U 1988-01-29 1988-01-29 Expired - Lifetime JPH05743Y2 (ja)

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JPH01116333U JPH01116333U (ja) 1989-08-04
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JP4033209B2 (ja) * 2005-11-29 2008-01-16 ダイキン工業株式会社 空気調和機の室外機

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JPH01116333U (ja) 1989-08-04

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