JPS6328343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328343Y2 JPS6328343Y2 JP1984168702U JP16870284U JPS6328343Y2 JP S6328343 Y2 JPS6328343 Y2 JP S6328343Y2 JP 1984168702 U JP1984168702 U JP 1984168702U JP 16870284 U JP16870284 U JP 16870284U JP S6328343 Y2 JPS6328343 Y2 JP S6328343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- casing
- outlet
- heat exchanger
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 239000008261 styrofoam Substances 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は空気調和機に関し、特に熱交換ユニ
ツト内の風路を構成するケーシング及びその吹出
口部分の改良に関するものである。
ツト内の風路を構成するケーシング及びその吹出
口部分の改良に関するものである。
空気調和機の熱交換ユニツト、特に室内側ユニ
ツトは、一般にその室内空気吸込口の後段に熱交
換器を配置し、この熱交換器と吹出口間を風路に
より連通するとともに、風路内には空気循環用フ
アンを配置した構造になつている。
ツトは、一般にその室内空気吸込口の後段に熱交
換器を配置し、この熱交換器と吹出口間を風路に
より連通するとともに、風路内には空気循環用フ
アンを配置した構造になつている。
従来この種の空気調和機としては、実公昭57−
41614号に示すものがある。この空気調和機にお
ける風路構成用のケーシングはキヤビネツトと一
体に合成樹脂により成形され、さらに空気調和機
本体の吹出口に連なる風路の吹出口部分もケーシ
ングと一体に形成されているとともに、熱交換器
からのドレン及びケーシングとその吹出口部分の
外表面に生じる露を受けるドレン受皿はケーシン
グの下部に一体に形成されている。
41614号に示すものがある。この空気調和機にお
ける風路構成用のケーシングはキヤビネツトと一
体に合成樹脂により成形され、さらに空気調和機
本体の吹出口に連なる風路の吹出口部分もケーシ
ングと一体に形成されているとともに、熱交換器
からのドレン及びケーシングとその吹出口部分の
外表面に生じる露を受けるドレン受皿はケーシン
グの下部に一体に形成されている。
上記のような従来の空気調和機では、ケーシン
グ及びその吹出口部分がプラスチツク材により一
体成形されるものであるため、コスト高となり、
かつ冷房運転時にケーシングの外表面に露付きが
生じ、露の回収処理が面倒になるとともに、ケー
シングの吹出口部分が分離できないため、循環用
フアンの保守点検等に際しては熱交換器を取り外
さなければならず、その作業性が悪い。また、ド
レン受皿はケーシングの下部に位置しているた
め、その回収ドレンの水位を高く取ることができ
ず、このため、回収ドレンを受皿に接続したホー
スを介して空気調和機本体外へ排出する場合、ホ
ースの本体外への引き出し及び空気調和機本体据
付に細心の配慮が必要になり、ホースの引き出し
点が回収ドレン水位より僅かでも高いと、受皿内
のドレンがオーバフローし、ドレン洩れの原因と
なる。また、ケーシングはプラスチツクで一体成
形されるため、熱交換器及びフアンの形状変更等
に対応しにくく、コスト高となる問題があつた。
グ及びその吹出口部分がプラスチツク材により一
体成形されるものであるため、コスト高となり、
かつ冷房運転時にケーシングの外表面に露付きが
生じ、露の回収処理が面倒になるとともに、ケー
シングの吹出口部分が分離できないため、循環用
フアンの保守点検等に際しては熱交換器を取り外
さなければならず、その作業性が悪い。また、ド
レン受皿はケーシングの下部に位置しているた
め、その回収ドレンの水位を高く取ることができ
ず、このため、回収ドレンを受皿に接続したホー
スを介して空気調和機本体外へ排出する場合、ホ
ースの本体外への引き出し及び空気調和機本体据
付に細心の配慮が必要になり、ホースの引き出し
点が回収ドレン水位より僅かでも高いと、受皿内
のドレンがオーバフローし、ドレン洩れの原因と
なる。また、ケーシングはプラスチツクで一体成
形されるため、熱交換器及びフアンの形状変更等
に対応しにくく、コスト高となる問題があつた。
この考案は、上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、風路構成用ケーシングの低コ
スト化及び軽量化を図るとともに、組立後のフア
ンの保守点検を容易にし、併せてドレン洩をなく
し据付性を容易にした空気調和機を提供すること
を目的とする。
になされたもので、風路構成用ケーシングの低コ
スト化及び軽量化を図るとともに、組立後のフア
ンの保守点検を容易にし、併せてドレン洩をなく
し据付性を容易にした空気調和機を提供すること
を目的とする。
この考案に係る空気調和機は、熱交換器通過後
の風路を構成するケーシングを風路用上ケーシン
グ部とその吹出口用下ケーシング部の2部品で分
離可能に構成し、かつこれら2部品を断熱材によ
り一体成形するとともに、上記吹出口部分にはド
レン受皿を一体に形成したものである。
の風路を構成するケーシングを風路用上ケーシン
グ部とその吹出口用下ケーシング部の2部品で分
離可能に構成し、かつこれら2部品を断熱材によ
り一体成形するとともに、上記吹出口部分にはド
レン受皿を一体に形成したものである。
この考案においては、断熱材から成形されるケ
ーシングが風路を構成するから、露付き防止は勿
論のこと低コスト化、軽量化が実現でき、しかも
風路吹出口部を分離構造とすることにより、ドレ
ン受部の一体成形が可能となり、フアンの保守点
検、空気調和機本体の据付性が簡便になり、かつ
ドレンの排水性も良好になる。
ーシングが風路を構成するから、露付き防止は勿
論のこと低コスト化、軽量化が実現でき、しかも
風路吹出口部を分離構造とすることにより、ドレ
ン受部の一体成形が可能となり、フアンの保守点
検、空気調和機本体の据付性が簡便になり、かつ
ドレンの排水性も良好になる。
以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図
について説明する。
について説明する。
この第1図及び第2図において、1は空気調和
機の室内ユニツトであり、熱交換器2及び室内空
気循環用のラインフローフアン3を備えている。
4は上記熱交換器2及びラインフローフアン3等
を収容するハウジング、5は室内ユニツト1の前
面を覆う前パネルで、この前パネル5は前面吸込
みグリル6及び上部吸込みグリル7を有し、さら
に下部側には斜め下方に向け開口する吹出口8を
備えている。
機の室内ユニツトであり、熱交換器2及び室内空
気循環用のラインフローフアン3を備えている。
4は上記熱交換器2及びラインフローフアン3等
を収容するハウジング、5は室内ユニツト1の前
面を覆う前パネルで、この前パネル5は前面吸込
みグリル6及び上部吸込みグリル7を有し、さら
に下部側には斜め下方に向け開口する吹出口8を
備えている。
上記ハウジング4の内部には発泡スチロール等
の断熱材から成形されたケーシング9が装着され
ている。このケーシング9はハウジング4内にお
いて熱交換器2と吹出口8との間を連通する風路
を構成するもので、案内風路10aを形成する上
ケーシング部10と、風路吹出口11aを形成す
る下ケーシング部11との2部品からなり、風路
吹出口用下ケーシング部11は上記上ケーシング
部10の下端に互いに結合されるようになつてい
るとともに、ハウジング4に対しては着脱できる
ようになつており、そして上記熱交換器2の下端
と対向する下ケーシング11の部分にはドレン受
皿12が一体に形成されている。また、このよう
にした上ケーシング部10の前面開口にはこれを
塞ぐようにして上記熱交換器2が配置され、さら
に上ケーシング部10内の風路吹出口11a側に
は上記ラインフローフアン3が配置されている。
の断熱材から成形されたケーシング9が装着され
ている。このケーシング9はハウジング4内にお
いて熱交換器2と吹出口8との間を連通する風路
を構成するもので、案内風路10aを形成する上
ケーシング部10と、風路吹出口11aを形成す
る下ケーシング部11との2部品からなり、風路
吹出口用下ケーシング部11は上記上ケーシング
部10の下端に互いに結合されるようになつてい
るとともに、ハウジング4に対しては着脱できる
ようになつており、そして上記熱交換器2の下端
と対向する下ケーシング11の部分にはドレン受
皿12が一体に形成されている。また、このよう
にした上ケーシング部10の前面開口にはこれを
塞ぐようにして上記熱交換器2が配置され、さら
に上ケーシング部10内の風路吹出口11a側に
は上記ラインフローフアン3が配置されている。
13は上記前パネル5の吹出口8の内側に設け
た風向調節機構で、この風向調節機構13は、下
ケーシング部11の風路吹出口11aに嵌合され
ハウジング4に固定される吹出口枠体13aと、
この吹出口枠体13aに設けた左右風向ベーン1
3b及び上記吹出口8に取付けた上下風向ベーン
13cから構成されている。14は上記前パネル
5と熱交換器間に着脱可能に挿入されたフイルタ
である。
た風向調節機構で、この風向調節機構13は、下
ケーシング部11の風路吹出口11aに嵌合され
ハウジング4に固定される吹出口枠体13aと、
この吹出口枠体13aに設けた左右風向ベーン1
3b及び上記吹出口8に取付けた上下風向ベーン
13cから構成されている。14は上記前パネル
5と熱交換器間に着脱可能に挿入されたフイルタ
である。
上記のように構成された空気調和機において、
室内ユニツト1が冷房又は暖房運転しているとき
にラインフローフアン3が第2図の矢印A方向に
回転すると、室内空気は矢印B,Cに示す如くそ
れぞれの吸込みグリル6,7から吸引され、フイ
ルタ14を通過した後、熱交換器2で熱交換さ
れ、上ケーシング部10内に吸引される。そして
熱交換器2で加熱又は冷却された空気はラインフ
ローフアン3により下ケーシング11の吹出口1
1aを通して吹出口8から室内に吐出される。
室内ユニツト1が冷房又は暖房運転しているとき
にラインフローフアン3が第2図の矢印A方向に
回転すると、室内空気は矢印B,Cに示す如くそ
れぞれの吸込みグリル6,7から吸引され、フイ
ルタ14を通過した後、熱交換器2で熱交換さ
れ、上ケーシング部10内に吸引される。そして
熱交換器2で加熱又は冷却された空気はラインフ
ローフアン3により下ケーシング11の吹出口1
1aを通して吹出口8から室内に吐出される。
一方、吹出口8から吐出される空気の風向を調
節するに際し、左右風向ベーン13bを左右に回
動調節すれば、吹出風は左又は右方向へ変更され
る。また、上下風向ベーン13cを上下に回動調
節すれば、その上下傾斜にしたがつて吹出風の方
向を上下に変更されることになる。
節するに際し、左右風向ベーン13bを左右に回
動調節すれば、吹出風は左又は右方向へ変更され
る。また、上下風向ベーン13cを上下に回動調
節すれば、その上下傾斜にしたがつて吹出風の方
向を上下に変更されることになる。
また、室内ユニツト1の冷房運転時、熱交換器
2からドレン受皿12内に回収されたドレンは図
示しないホースによつて室内ユニツト1外へ排水
される。この場合、ドレン受皿12及び下ケーシ
ング部11、上ケーシング部10の内面側が冷却
されても、これらは断熱材で成形されているた
め、室内空気と接触する外表面には露付きが生じ
ることがない。また、ドレン受皿12は熱交換器
2の直下に位置されているため、室内ユニツト1
の底部からのドレン受皿12の水位が高くなり、
ホースによる室内ユニツト1外への排水が簡便に
なり、室内ユニツト1の据付けにそれほどの配慮
が必要としない。さらにまた、ドレン受皿12を
含む風路吹出口用下ケーシング部11は取り外せ
るため、ラインフローフアン3の保守定検及び交
換が容易になる。また、ケーシング9は比較的安
い型代で成形可能発泡スチロールで成形できるた
め、外枠(ハウジング)の仕様を変えないで各種
の能力等の変化に対応させてケーシングを成形で
き、かつ風路のケーシングを低コストで提供でき
る。
2からドレン受皿12内に回収されたドレンは図
示しないホースによつて室内ユニツト1外へ排水
される。この場合、ドレン受皿12及び下ケーシ
ング部11、上ケーシング部10の内面側が冷却
されても、これらは断熱材で成形されているた
め、室内空気と接触する外表面には露付きが生じ
ることがない。また、ドレン受皿12は熱交換器
2の直下に位置されているため、室内ユニツト1
の底部からのドレン受皿12の水位が高くなり、
ホースによる室内ユニツト1外への排水が簡便に
なり、室内ユニツト1の据付けにそれほどの配慮
が必要としない。さらにまた、ドレン受皿12を
含む風路吹出口用下ケーシング部11は取り外せ
るため、ラインフローフアン3の保守定検及び交
換が容易になる。また、ケーシング9は比較的安
い型代で成形可能発泡スチロールで成形できるた
め、外枠(ハウジング)の仕様を変えないで各種
の能力等の変化に対応させてケーシングを成形で
き、かつ風路のケーシングを低コストで提供でき
る。
なお、断熱材としては発泡スチロールに限定さ
れるものではない。
れるものではない。
以上説明した通りのこの考案によれば、空気調
和機の風路構成用のケーシングを断熱材により成
形したものであるから、ケーシングの露付きを防
止できるほか、ケーシングを低コスト、軽量化す
ることができ、しかもケーシングの風路吹出口部
分を分離可能としたので、ドレン受皿の一体成形
が可能になり、組立後のフアンの保守点検等が容
易になる。また、ケーシングの一部をドレン受皿
とすることにより、その回収ドレン水位を高く取
ることができ、これに伴いドレン排水が簡便にで
き、ユニツトの据付性が容易になる。
和機の風路構成用のケーシングを断熱材により成
形したものであるから、ケーシングの露付きを防
止できるほか、ケーシングを低コスト、軽量化す
ることができ、しかもケーシングの風路吹出口部
分を分離可能としたので、ドレン受皿の一体成形
が可能になり、組立後のフアンの保守点検等が容
易になる。また、ケーシングの一部をドレン受皿
とすることにより、その回収ドレン水位を高く取
ることができ、これに伴いドレン排水が簡便にで
き、ユニツトの据付性が容易になる。
第1図はこの考案にかかる空気調和機の外観
図、第2図は第1図の−線に沿う拡大断面図
である。 1……室内ユニツト、2……熱交換器、3……
ラインフローフアン、4……ハウジング、5……
前パネル、6,7……吸込みグリル、8……吹出
口、9……ケーシング、10……風路用上ケーシ
ング、11……風路吹出口用下ケーシング、12
……ドレン受皿、13……風向調節機構。
図、第2図は第1図の−線に沿う拡大断面図
である。 1……室内ユニツト、2……熱交換器、3……
ラインフローフアン、4……ハウジング、5……
前パネル、6,7……吸込みグリル、8……吹出
口、9……ケーシング、10……風路用上ケーシ
ング、11……風路吹出口用下ケーシング、12
……ドレン受皿、13……風向調節機構。
Claims (1)
- 空気吸込口に対向して配置された熱交換器と、
この熱交換器と空気吹出口間の風路内に配置され
た循環用フアンとを備えた空気調和機において、
上記風路を構成するケーシングを断熱材により成
形し、かつ上記ケーシングを風路用上ケーシング
部とその吹出口用下ケーシング部との2部品によ
り構成し、上記吹出口用下ケーシング部にはドレ
ン受皿を一体に形成するとともに、該ドレン受皿
を含む下ケーシング部を着脱自在にしたことを特
徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168702U JPS6328343Y2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984168702U JPS6328343Y2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6184415U JPS6184415U (ja) | 1986-06-03 |
JPS6328343Y2 true JPS6328343Y2 (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=30726463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984168702U Expired JPS6328343Y2 (ja) | 1984-11-07 | 1984-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6328343Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002243196A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
-
1984
- 1984-11-07 JP JP1984168702U patent/JPS6328343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6184415U (ja) | 1986-06-03 |
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