JPH11311422A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH11311422A JPH11311422A JP10134457A JP13445798A JPH11311422A JP H11311422 A JPH11311422 A JP H11311422A JP 10134457 A JP10134457 A JP 10134457A JP 13445798 A JP13445798 A JP 13445798A JP H11311422 A JPH11311422 A JP H11311422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- suction port
- drain pan
- main body
- dew
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】結露対策用の断熱材を廃止する。熱交換器９の
効率を向上する。 【解決手段】本体ケーシング２と前面カバー３とで筐体
を形成し、該筐体上面と前面に吸込口７・４を備え下部
前面に吹出口６を設け、前記吸込口７・４から吹出口６
にかけて送風経路を形成し、該送風経路内に本体ケーシ
ング２と前面カバー３とにそれぞれ対向して逆Ｖ字形に
配置された熱交換器９と該熱交換器の下方に送風ファン
１０を設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口４に
対向する前側熱交換器９ｂ下方に該熱交換器からの結露
水を受ける前側ドレンパン１１を設けると共に前記本体
ケーシング２に対向する後側熱交換器９ａ下方に露受け
部１２を設け、該露受け部１２の後方に背面吸込口１３
を備えると共に該背面吸込口１３下方の本体ケーシング
２背面に背面ドレンパン１４を形成し、前記後側熱交換
器９ｂからの結露水は前記露受け部１２と背面吸込口１
３を通過して背面ドレンパン１４にて受けるようにし
た。
効率を向上する。 【解決手段】本体ケーシング２と前面カバー３とで筐体
を形成し、該筐体上面と前面に吸込口７・４を備え下部
前面に吹出口６を設け、前記吸込口７・４から吹出口６
にかけて送風経路を形成し、該送風経路内に本体ケーシ
ング２と前面カバー３とにそれぞれ対向して逆Ｖ字形に
配置された熱交換器９と該熱交換器の下方に送風ファン
１０を設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口４に
対向する前側熱交換器９ｂ下方に該熱交換器からの結露
水を受ける前側ドレンパン１１を設けると共に前記本体
ケーシング２に対向する後側熱交換器９ａ下方に露受け
部１２を設け、該露受け部１２の後方に背面吸込口１３
を備えると共に該背面吸込口１３下方の本体ケーシング
２背面に背面ドレンパン１４を形成し、前記後側熱交換
器９ｂからの結露水は前記露受け部１２と背面吸込口１
３を通過して背面ドレンパン１４にて受けるようにし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の室内ユニ
ットに関するものである。
ットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】室内の壁面に設置される壁掛け式空気調
和機の室内ユニットは、例えば実公平７−４２０１６号
公報及び図４〜５で示されるように、本体ケーシングａ
と前面カバーｂとで筐体を形成し、この筐体上面に吸込
口ｃを備え下部前面に吹出口ｄを設け、前記吸込口ｃか
ら吹出口ｄにかけて送風経路を形成し、この送風経路に
本体ケーシングａと前面カバーｂにそれぞれ対向して逆
Ｖ字形に配置された熱交換器とこの熱交換器の下方に送
風ファンｅを設け、送風ファンｅの後側舌片と後側ドレ
ンパンｆの壁面を兼ねるリブｇを備え、前記前面カバー
側の前側熱交換器ｈからの結露水を前側ドレンパンｉ
で、前記本体ケーシング側の後側熱交換器ｊからの結露
水を後側ドレンパンｆで集め、集めたられた結露水は後
側ドレンパンｆの左右の端部に設けた排水口ｋからケー
シング背面の背面ドレンパンｌを経由して前側ドレンパ
ンｉへと流れるものだった。
和機の室内ユニットは、例えば実公平７−４２０１６号
公報及び図４〜５で示されるように、本体ケーシングａ
と前面カバーｂとで筐体を形成し、この筐体上面に吸込
口ｃを備え下部前面に吹出口ｄを設け、前記吸込口ｃか
ら吹出口ｄにかけて送風経路を形成し、この送風経路に
本体ケーシングａと前面カバーｂにそれぞれ対向して逆
Ｖ字形に配置された熱交換器とこの熱交換器の下方に送
風ファンｅを設け、送風ファンｅの後側舌片と後側ドレ
ンパンｆの壁面を兼ねるリブｇを備え、前記前面カバー
側の前側熱交換器ｈからの結露水を前側ドレンパンｉ
で、前記本体ケーシング側の後側熱交換器ｊからの結露
水を後側ドレンパンｆで集め、集めたられた結露水は後
側ドレンパンｆの左右の端部に設けた排水口ｋからケー
シング背面の背面ドレンパンｌを経由して前側ドレンパ
ンｉへと流れるものだった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な空気調和機では、後側熱交換器ｊからの冷たい結露水
が一旦後側ドレンパンｆに集まってから左右の排水口ｋ
へ導かれるので、後部ドレンパンｆが冷却され、送風フ
ァンｅの後側舌片を兼ねる壁面の送風ファン側が結露し
て水滴が送風ファンｅに吸い込まれ吹出口ｄから室内に
飛び出し床面を汚したり、或いは使用者に直接飛び散り
クレームとなる事を防止するために前記壁面に結露を防
止する目的で断熱材ｍを粘着材にて張り付けていたが、
取付作業が煩わしものだった。また後側熱交換器ｊの下
部は後側ドレンパンｆが筐体内側に突出しているので空
気が通過が悪いため熱交換ができず熱交換器全体の効率
が低下する原因となっており、より一層効率の向上が望
まれていた。
な空気調和機では、後側熱交換器ｊからの冷たい結露水
が一旦後側ドレンパンｆに集まってから左右の排水口ｋ
へ導かれるので、後部ドレンパンｆが冷却され、送風フ
ァンｅの後側舌片を兼ねる壁面の送風ファン側が結露し
て水滴が送風ファンｅに吸い込まれ吹出口ｄから室内に
飛び出し床面を汚したり、或いは使用者に直接飛び散り
クレームとなる事を防止するために前記壁面に結露を防
止する目的で断熱材ｍを粘着材にて張り付けていたが、
取付作業が煩わしものだった。また後側熱交換器ｊの下
部は後側ドレンパンｆが筐体内側に突出しているので空
気が通過が悪いため熱交換ができず熱交換器全体の効率
が低下する原因となっており、より一層効率の向上が望
まれていた。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】この発明はこの点に着
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、本体ケー
シングと前面カバーとで筐体を形成し、該筐体上面と前
面に吸込口を備え下部前面に吹出口を設け、前記吸込口
から吹出口にかけて送風経路を形成し、該送風経路内に
本体ケーシングと前面カバーとにそれぞれ対向して逆Ｖ
字形に配置された熱交換器と該熱交換器の下方に送風フ
ァンを設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口に対
向する前側熱交換器下方に該熱交換器からの結露水を受
ける前側ドレンパンを設けると共に前記本体ケーシング
に対向する後側熱交換器下方に露受け部を設け、該露受
け部の後方又は下方に背面吸込口を備えると共に該背面
吸込口下方の本体ケーシング背面に背面ドレンパンを形
成し、前記後側熱交換器からの結露水は前記露受け部と
背面吸込口を通過して背面ドレンパンにて受けるように
したものである。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、本体ケー
シングと前面カバーとで筐体を形成し、該筐体上面と前
面に吸込口を備え下部前面に吹出口を設け、前記吸込口
から吹出口にかけて送風経路を形成し、該送風経路内に
本体ケーシングと前面カバーとにそれぞれ対向して逆Ｖ
字形に配置された熱交換器と該熱交換器の下方に送風フ
ァンを設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口に対
向する前側熱交換器下方に該熱交換器からの結露水を受
ける前側ドレンパンを設けると共に前記本体ケーシング
に対向する後側熱交換器下方に露受け部を設け、該露受
け部の後方又は下方に背面吸込口を備えると共に該背面
吸込口下方の本体ケーシング背面に背面ドレンパンを形
成し、前記後側熱交換器からの結露水は前記露受け部と
背面吸込口を通過して背面ドレンパンにて受けるように
したものである。
【０００５】
【作用】後側熱交換器９ａにて発生する結露水の排水経
路について説明すれば、この結露水は後側熱交換器９ａ
のアルミフィンを伝わって底部から本体ケーシング２の
露受け部１２に流れる、次に露受け部１２の後部に設け
られた、背面吸込口１３を通過して垂直方向に流れ下方
の背面ドレンパン１４に集まり、今度は略水平方向に流
れて前側ドレンパン１１に流れ着く。このように後側熱
交換器９ａ発生した冷たい結露水は、背面吸込口１３通
過後に室内の暖かい空気で温度が上昇し、その後に背面
ドレンパン１４に集まり、露受け部１２や背面吸込口１
３は通過するだけなので集中的に冷却される部分がなく
なることで、送風経路８に面する露受け部１２や本体ケ
ーシング２内面が結露されることが防止される。
路について説明すれば、この結露水は後側熱交換器９ａ
のアルミフィンを伝わって底部から本体ケーシング２の
露受け部１２に流れる、次に露受け部１２の後部に設け
られた、背面吸込口１３を通過して垂直方向に流れ下方
の背面ドレンパン１４に集まり、今度は略水平方向に流
れて前側ドレンパン１１に流れ着く。このように後側熱
交換器９ａ発生した冷たい結露水は、背面吸込口１３通
過後に室内の暖かい空気で温度が上昇し、その後に背面
ドレンパン１４に集まり、露受け部１２や背面吸込口１
３は通過するだけなので集中的に冷却される部分がなく
なることで、送風経路８に面する露受け部１２や本体ケ
ーシング２内面が結露されることが防止される。
【０００６】また背面吸込口１３から吸い込まれた空気
は後側熱交換器９ａで熱交換された後送風経路８に合流
するので、従来空気の通過量が少ないために熱交換の効
率が悪かった後側熱交換器９ａ下部にも適量の通風が発
生し後側熱交換器９ａの効率が上昇することで熱交換器
全体の効率も向上するものである。
は後側熱交換器９ａで熱交換された後送風経路８に合流
するので、従来空気の通過量が少ないために熱交換の効
率が悪かった後側熱交換器９ａ下部にも適量の通風が発
生し後側熱交換器９ａの効率が上昇することで熱交換器
全体の効率も向上するものである。
【０００７】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、１はセパレート式空気調和機の室内機で、本体
ケーシング２と前方の前面カバー３によって筐体を形成
し、前記前面カバー３の中央には横長スリット状の前面
吸込口４を有するオープンパネル５を備えこのパネル５
上部左右に設けた軸（図示せず）を支点として前面カバ
ー３前方へ開閉自在に取付られ、前記吸込口４下方から
前面カバー３底面には横長の吹出口６を設け、前面カバ
ー３上面には前記吸込口４で不足する開口面積を補うた
めに上面吸込口７を設け、吸込口４・７から吹出口６の
間に送風経路８を形成している。
すれば、１はセパレート式空気調和機の室内機で、本体
ケーシング２と前方の前面カバー３によって筐体を形成
し、前記前面カバー３の中央には横長スリット状の前面
吸込口４を有するオープンパネル５を備えこのパネル５
上部左右に設けた軸（図示せず）を支点として前面カバ
ー３前方へ開閉自在に取付られ、前記吸込口４下方から
前面カバー３底面には横長の吹出口６を設け、前面カバ
ー３上面には前記吸込口４で不足する開口面積を補うた
めに上面吸込口７を設け、吸込口４・７から吹出口６の
間に送風経路８を形成している。
【０００８】この送風経路８の前記吸込口４・７内側に
は横長で上下方向には多段に屈曲されたフィンチューブ
式の熱交換器９を逆Ｖ字形に配置し、前記熱交換器９は
本体ケーシング２に対向する後側熱交換器９ａと前面カ
バー３の吸込口４に対向して前側熱交換器９ｂを形成
し、この熱交換器９の下方には横長の送風ファン１０を
配置している。前記前側熱交換器９ｂの下方には樹脂の
発泡材で一体成形された前側ドレンパン１１を設け、前
側熱交換器９ｂで発生した結露水を受けると共にファン
１０の送風を吹出口６へ導くエアーガイドの機能を兼ね
る。
は横長で上下方向には多段に屈曲されたフィンチューブ
式の熱交換器９を逆Ｖ字形に配置し、前記熱交換器９は
本体ケーシング２に対向する後側熱交換器９ａと前面カ
バー３の吸込口４に対向して前側熱交換器９ｂを形成
し、この熱交換器９の下方には横長の送風ファン１０を
配置している。前記前側熱交換器９ｂの下方には樹脂の
発泡材で一体成形された前側ドレンパン１１を設け、前
側熱交換器９ｂで発生した結露水を受けると共にファン
１０の送風を吹出口６へ導くエアーガイドの機能を兼ね
る。
【０００９】前記後側熱交換器９ａの下方には本体ケー
シング２と一体に形成され、本体ケーシング２から内側
に突出した露受け部１２が形成され、この露受け部１２
の後方又は下方には背面と貫通する背面吸込口１３を設
け、室内の空気を吸い込むと共に後側熱交換器９ａで発
生した結露水を背面の下側に流す。前記本体ケーシング
２の背面側で背面吸込口１３の下方には、この背面吸込
口１３よりも横方向に長い寸法で背面ドレンパン１４を
設け、背面吸込口１３の下部を通過した結露水を集めて
前記前側ドレンパン１１へ導き、この前側ドレンパン１
１に接続されるドレンホース（図示せず）にて屋外へ排
水される。また前記露受け部１２とほぼ平行で前面側に
は、前記送風ファン１０の後側エアーガイドの機能をす
る舌片１５を前記露受け部１２と空間を保って設けてい
る。
シング２と一体に形成され、本体ケーシング２から内側
に突出した露受け部１２が形成され、この露受け部１２
の後方又は下方には背面と貫通する背面吸込口１３を設
け、室内の空気を吸い込むと共に後側熱交換器９ａで発
生した結露水を背面の下側に流す。前記本体ケーシング
２の背面側で背面吸込口１３の下方には、この背面吸込
口１３よりも横方向に長い寸法で背面ドレンパン１４を
設け、背面吸込口１３の下部を通過した結露水を集めて
前記前側ドレンパン１１へ導き、この前側ドレンパン１
１に接続されるドレンホース（図示せず）にて屋外へ排
水される。また前記露受け部１２とほぼ平行で前面側に
は、前記送風ファン１０の後側エアーガイドの機能をす
る舌片１５を前記露受け部１２と空間を保って設けてい
る。
【００１０】また吸込口４・７と熱交換器９の間には樹
脂製で網目状のプレフィルタ１６を備え、空気中の比較
的大きなホコリを捕捉する。前記プレフィルタ１６は定
期的な掃除の必要があり、脱着はオープンパネル５を開
放して行われる。１７は前記吹出口６に備えた上下風向
板で、吹出口６側方に設けたルーバーモータ（図示せ
ず）の回転により上下方向に回動し、吹出方向を調整す
る。１８は左右風向板で左右方向の風向きを手動で変化
させる。
脂製で網目状のプレフィルタ１６を備え、空気中の比較
的大きなホコリを捕捉する。前記プレフィルタ１６は定
期的な掃除の必要があり、脱着はオープンパネル５を開
放して行われる。１７は前記吹出口６に備えた上下風向
板で、吹出口６側方に設けたルーバーモータ（図示せ
ず）の回転により上下方向に回動し、吹出方向を調整す
る。１８は左右風向板で左右方向の風向きを手動で変化
させる。
【００１１】後側熱交換器９ａにて発生する結露水の排
水経路について説明すれば、この結露水は後側熱交換器
９ａのアルミフィンを伝わって底部から本体ケーシング
２の露受け部１２に流れる、次に露受け部１２の後部に
設けられた、背面吸込口１３を通過して垂直方向に流れ
下方の背面ドレンパン１４に集まり、今度は略水平方向
に流れて前側ドレンパン１１に流れ、この前側ドレンパ
ン１１にて前側熱交換器９ｂの結露水と一緒になりドレ
ンホース（図示せず）を経由して屋外へ排水される。
水経路について説明すれば、この結露水は後側熱交換器
９ａのアルミフィンを伝わって底部から本体ケーシング
２の露受け部１２に流れる、次に露受け部１２の後部に
設けられた、背面吸込口１３を通過して垂直方向に流れ
下方の背面ドレンパン１４に集まり、今度は略水平方向
に流れて前側ドレンパン１１に流れ、この前側ドレンパ
ン１１にて前側熱交換器９ｂの結露水と一緒になりドレ
ンホース（図示せず）を経由して屋外へ排水される。
【００１２】このように後側熱交換器９ａ発生した冷た
い結露水は、背面吸込口１３通過後に室内の暖かい空気
で温度が上昇し、その後に背面ドレンパン１４に集ま
り、露受け部１２や背面吸込口１３は通過するだけなの
で集中的に冷却される部分がなくなる事と、露受け部１
２と舌片１５の間に設けられた空間の作用で、送風経路
８に面する露受け部１２や本体ケーシング２内面が結露
されることが防止される。
い結露水は、背面吸込口１３通過後に室内の暖かい空気
で温度が上昇し、その後に背面ドレンパン１４に集ま
り、露受け部１２や背面吸込口１３は通過するだけなの
で集中的に冷却される部分がなくなる事と、露受け部１
２と舌片１５の間に設けられた空間の作用で、送風経路
８に面する露受け部１２や本体ケーシング２内面が結露
されることが防止される。
【００１３】また背面吸込口１３から吸い込まれた空気
は後側熱交換器９ａで熱交換された後送風経路８に合流
するので、従来空気の通過量が少ないために熱交換の効
率が悪かった後側熱交換器９ａ下部にも適量の通風が発
生し後側熱交換器９ａの効率が上昇することで熱交換器
９全体の効率も向上するものである。
は後側熱交換器９ａで熱交換された後送風経路８に合流
するので、従来空気の通過量が少ないために熱交換の効
率が悪かった後側熱交換器９ａ下部にも適量の通風が発
生し後側熱交換器９ａの効率が上昇することで熱交換器
９全体の効率も向上するものである。
【００１４】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、本体ケ
ーシングと前面カバーとで筐体を形成し、該筐体上面と
前面に吸込口を備え下部前面に吹出口を設け、前記吸込
口から吹出口にかけて送風経路を形成し、該送風経路内
に本体ケーシングと前面カバーとにそれぞれ対向して逆
Ｖ字形に配置された熱交換器と該熱交換器の下方に送風
ファンを設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口に
対向する前側熱交換器下方に該熱交換器からの結露水を
受ける前側ドレンパンを設けると共に前記本体ケーシン
グに対向する後側熱交換器下方に露受け部を設け、該露
受け部の後方又は下方に背面吸込口を備えると共に該背
面吸込口下方の本体ケーシング背面に背面ドレンパンを
形成し、前記後側熱交換器からの結露水は前記露受け部
と背面吸込口を通過して背面ドレンパンにて受けるよう
にしたので、送風経路に面する露受け部や本体ケーシン
グ内面が結露されることが防止され、結露防止用の断熱
材が不要になった。また従来空気の通過量が少ないため
に熱交換の効率が悪かった後側熱交換器下部にも適量の
通風が発生し後側熱交換器の効率が上昇することで熱交
換器全体の効率も向上するものである。
ーシングと前面カバーとで筐体を形成し、該筐体上面と
前面に吸込口を備え下部前面に吹出口を設け、前記吸込
口から吹出口にかけて送風経路を形成し、該送風経路内
に本体ケーシングと前面カバーとにそれぞれ対向して逆
Ｖ字形に配置された熱交換器と該熱交換器の下方に送風
ファンを設けた空気調和機に於いて、前記前面吸込口に
対向する前側熱交換器下方に該熱交換器からの結露水を
受ける前側ドレンパンを設けると共に前記本体ケーシン
グに対向する後側熱交換器下方に露受け部を設け、該露
受け部の後方又は下方に背面吸込口を備えると共に該背
面吸込口下方の本体ケーシング背面に背面ドレンパンを
形成し、前記後側熱交換器からの結露水は前記露受け部
と背面吸込口を通過して背面ドレンパンにて受けるよう
にしたので、送風経路に面する露受け部や本体ケーシン
グ内面が結露されることが防止され、結露防止用の断熱
材が不要になった。また従来空気の通過量が少ないため
に熱交換の効率が悪かった後側熱交換器下部にも適量の
通風が発生し後側熱交換器の効率が上昇することで熱交
換器全体の効率も向上するものである。
【図１】この発明の一実施例の斜面図。
【図２】同概略断面図。
【図３】同背面側斜面図。
【図４】従来例の断面図。
【図５】同背面側斜面図。
２ 本体ケーシング ３ 前面カバー ４ 前面吸込口 ６ 吹出口 ７ 上面吸込口 ９ａ 後側熱交換器 ９ｂ 前側熱交換器 １０ 送風ファン １２ 露受け部 １３ 背面吸込口 １４ 背面ドレンパン
Claims (1)
- 【請求項１】 本体ケーシングと前面カバーとで筐体を
形成し、該筐体上面と前面に吸込口を備え下部前面に吹
出口を設け、前記吸込口から吹出口にかけて送風経路を
形成し、該送風経路内に本体ケーシングと前面カバーと
にそれぞれ対向して逆Ｖ字形に配置された熱交換器と該
熱交換器の下方に送風ファンを設けた空気調和機に於い
て、前記前面吸込口に対向する前側熱交換器下方に該熱
交換器からの結露水を受ける前側ドレンパンを設けると
共に前記本体ケーシングに対向する後側熱交換器下方に
露受け部を設け、該露受け部の後方又は下方に背面吸込
口を備えると共に該背面吸込口下方の本体ケーシング背
面に背面ドレンパンを形成し、前記後側熱交換器からの
結露水は前記露受け部と背面吸込口を通過して背面ドレ
ンパンにて受ける事を特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134457A JPH11311422A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134457A JPH11311422A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11311422A true JPH11311422A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15128792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10134457A Pending JPH11311422A (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11311422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002276986A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| CN104422027A (zh) * | 2013-08-20 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调机组及其室内机 |
| CN106196293A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-12-07 | 宁波奥克斯空调有限公司 | 分体式空调室内机 |
-
1998
- 1998-04-28 JP JP10134457A patent/JPH11311422A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002276986A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
| CN104422027A (zh) * | 2013-08-20 | 2015-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调机组及其室内机 |
| WO2015035879A1 (zh) * | 2013-09-16 | 2015-03-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调机组及其室内机 |
| CN106196293A (zh) * | 2016-08-23 | 2016-12-07 | 宁波奥克斯空调有限公司 | 分体式空调室内机 |
| CN106196293B (zh) * | 2016-08-23 | 2022-03-01 | 奥克斯空调股份有限公司 | 分体式空调室内机 |
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