JPH03117828A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH03117828A
JPH03117828A JP1255683A JP25568389A JPH03117828A JP H03117828 A JPH03117828 A JP H03117828A JP 1255683 A JP1255683 A JP 1255683A JP 25568389 A JP25568389 A JP 25568389A JP H03117828 A JPH03117828 A JP H03117828A
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Shohei Nomura
野村 昇平
Fujio Maeda
前田 富士雄
Mikiyasu Shinshi
進士 幹泰
Masaki Saito
斉藤 昌己
Takayuki Fukumoto
福本 孝之
Takahiro Suzuki
孝浩 鈴木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、吸込口の両側に夫々吹出口が設けられた空気
調和機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の空気調和機の構造を示したものとして、
実公昭62−40274号公報がある。
この公報に示された空気調和機は、筐体の前面中央に吸
込口を、この吸込口の上方並びに下方に夫々の吹出口が
設けられており、この吸込口に対向して熱交換器が、又
夫々の吹出口に対応して夫々クロスプローファンが備え
られている。
そして、これら夫々のクロスフローブアンの回転によっ
て室内空気は吸込口から吸入され熱交換器で加熱もしく
は冷却された後、筐体内で上下に分流され、夫々の吹出
口から空気が吐出される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような空気調和機において、熱交換器の上下に夫々
クロスフローファンがあるためこの熱交換器の後方の空
気流通路内を流れる空気の流れは比較的(熱交換器の上
方もしくは下方にクロスフローファンを配置したものと
比較して)速くなっている。従ってこの空気流通路を形
成する壁面に沿う空気の流れも速くなって空気流通路内
で乱流が生じたり吸込口からこの空気流通路内の空気が
吐出して、冷房時に吸込口のまわりに露付きが発生した
り、吐出口から吹き出される風量が減少する。
尚、−ト述した空気流通路内の空気の流れを遅くするた
めにクロスフローファン間の距離を大きくすることも考
えたが、これにともなって空気調和機の高き寸法(吹出
口間の寸法)が大きくなるおそれがあった。
本発明は空気調和機の吹出口間の寸法をできるだけ小さ
く保った状態で、これら吹出口から吐出される風量並び
に騒音の低下を小さく抑えることを目的としたものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は一方並びに他方の
クロスフローファン間の空気流通路にはこれらクロスフ
ローファンへ向う案内板を設けるようにしたものである
(*)作用 両クロスフローファンの回転によって吸込口を経て熱交
換器で加熱もしくは冷却された空気はこの案内板によっ
て夫々のクロスフローファン側へスムーズに流れ、この
空気流通路内に乱流が生じにくいようにしている。
(へ)実施例 第1図ないし第3図において、1は分離型空気調和機の
室内ユニット(空気調和機)で、前面の中央に吸込口2
、この吸込口2の上方並びに下方に夫々吹田口3.4が
形成されている。5は合成樹脂製のフレームで、上下に
クロスフローファン6.7が収納されている。8はこの
フレーム5の裏面に貼付された主断熱材で、この断熱材
8の一部9はフレーム5の裏面10よりも突出している
。60はこのフレーム5の下片61に固定された底板で
、合成樹脂製である。11は熱交換器、12はこの熱交
換器11の上部に載置された上吹出枠で、上水平羽根1
3と、主垂直羽根14とが回動自在に固定されている。
ここで、主垂直羽根14は上吹出枠12の上片に片持ち
状態に支持されている。15は熱交換器11の下部に配
置された下吹出枠で、ドレンパン16を兼用している。
この下吹出枠15も下水平羽根17と下垂直羽根18と
が回動自在に固定されている。ここで下垂直羽根18は
下吹出枠15の下片に片持ち状態に支持されている。こ
のように、下垂直羽根18も主垂直羽根14と同様に片
持ち支持にしたので、主垂直羽根14を上下反転させて
(回転軸19を下向きにして)、下垂直羽根1Bとする
ことができこれによって垂直羽根の部品点数の削減を図
っている。
20は前面パネルで、前述の吸込口2(吸込グリル)並
びに上下両吹田口3,4が形成されている。21はこの
吸込口2の後方に設けられたフィルタガイドで、その下
片22は上片23よりも前方に位置している。24はプ
レフィルタ、25はこのプレフィルタ24の裏側に配置
された空気清浄フィルタである。そして、この空気清浄
フィルタ25は第4図に示すように主枠26と、この主
枠26の下半分に取り付けられるフィルタ部材27と、
このフィルタ部材27を押える補助枠28とから形成さ
れている。ここで主枠26の上半分は枠のみが形成され
ており、プレフィルタ24を通過した空気はこの枠の穴
62を介して熱交換器11へ流れるようにしている。2
9は集塵プーイルタで、帯電繊維を折り曲げて波板状に
したものであり、30は脱臭フィルタで、網状ウレタン
フォー11に粒状活性炭を固着したものである。そして
この集塵フィルタ29と脱臭フィルタ3oとを貼り合せ
てフィルタ部材27を構成している。
このようにフィルタ部材27を構成したので、その通風
抵抗は前述のプレフィルタ24の通風抵抗よりもかなり
大きくなっている。
この空気清浄フィルタ25並びにプレフィルタ24が室
内ユニット1に装着された状態で、この室内ユニット1
を運転(上下両クロスブローファン6.7を回転)させ
ると、室内空気は第2図の実線矢印のように流れる。す
なわち吸込口2の中央部に位置させたフィルタ部材27
の通風抵抗はその上部並びに下部のプレフィルタ240
通風抵抗よりも大きいので、その中央部から吸込まれる
空気晴よりも上部並びに下部から吸込まれる空気h【の
方が多くなり、且つ上部から吸込まれた空気は上部吹田
口3から、下部から吸込まれた空気は下部吹田口4から
夫々吐出される。又、中央部から吸込まれた空気は、熱
交換器11の後方で上下に分流される。このように、通
風抵抗の大きなフィルタ部材27を吸込口2の中央部に
配置して、上部吹田口3から吐出される空気は吸込口2
の上部より、又下部吹出口4から吐出される空気は吸込
口2の下部より夫々主に吸込むようにしたので、夫々の
吹出口3,4から吐出される風量を略均等に保って、室
内の温度むらを少なくできる。
第5図は前パネル20電装箱、熱交換器11を外した室
内ユニット1の右部を示し、31はクロスフローファン
6.7を駆動するモータ、32はこのフレーム5の背板
に形成したスリット、33はこのスリットの上方並びに
下方に形成した導風片、34はこの背板に取り付けられ
る導風部材で、このスリット32を覆い且つ上下導風片
33につながる。第6図はこの導風部材34を取り付け
たフレーム5の要部断面図で、この導風部材34によっ
てフレーム5の背部に凹所35が形成されている。36
はこのフレーム5の背板に貼付された補助断熱材で、そ
の一部は上下導風片33の裏面にまで延ばされている。
37は導風部材34の裏面に固定されたサーミスタであ
る。38はこのサーミスタのリード線で、導風部材34
の開口39を介してユニット内部へ導びかれている。こ
こで補助断熱材36はその後面が主断熱材8(第1図参
照)の後面よりも前方に位置している。
従って、室内ユニット1を室内壁面40に押し当てると
、この主断熱材8が室内壁面1に当ってスJット32が
設けられた部分は室内壁面40と密着しないようにして
いる。このため室内空気は第6図実線矢印のようにフレ
ーム5の背板に沿って上昇し、その上昇気流の一部が、
スリット32を介してフレーム5の背部の凹所35に流
れ込み、これによってサーミスタ37で室内温度を検出
するようにしている。このように導風部材34によって
サーミスタ37がフレーA 5内部の熱の影響を受けに
くいようにしたので、室内温度をこのサーミスタ37で
確実に検知することができる。
第7図は室内ユニットの左側内部を示したもので、41
はフレーム5のスクロール部42に立てた第1の風案内
板で、クロスフローファン6.7のプレート43の中間
の上方並びに下方に位置している(第8図参照)、44
は第2の風案内板で、上側クロスフローファン6の端板
45と左および右端プレート46の中間の下方に位置し
ている。47は第3の風案内板で、下僕1のクロスフロ
ーファン7の端板48と左および右端のプレート49の
中間の上方に位置している。これら風案内板はいずれも
フレーム5と一体に合成樹脂で成形されている。
特に第2並びに第3の風案内板44.47を設けたこと
により、第8図の実線矢印で示すようファン6.7間の
空気流通路50の左右両側部の空気はこの2つの風案内
板44.47によってスムーズに上方並びに下方へ流れ
て夫々のクロスフローファン6.7に流れ込む。これに
よってこの空気流通路50の左右側側部付近の風の流れ
が安定した。ここで、このような第2並びに第3の風案
内板6,7を設けなかった場合(第9図参照)は、上下
のクロスフローファン6.7の同時運転によって、空気
流通路51内の空気の流れが比較的速くこの流れが空気
流通路51の端板52に案内加速され、その一部が実線
矢印のようにこの通路51の内側(吸込空気の弱い部分
53)へ回り込んだり、その空気の一部が吸込口2から
吐出することがあった。これによって吐出口3,4から
吹3!出される風量が低下したり、冷房運転時に吸込口
2の一部(空気が吐出する部分)に露が付着することが
あった。第10図の実fiAはこのような第2並びに第
3の風案内板44.47を設けなかった場合の風量とS
i音との関係を示し、実1aBは第2並びに第3の風案
内板44.47を設けた場合の風量と騒音との関係を示
している。この第10図で示すように第2並びに第3の
風案内板44.47を設けないと同一騒音値において風
量が約0.3m”/h程度低下した。
尚、第2並びに第3の風案内板44.47を左右段差状
に配置したのはこれら風案内板の上端もしくは下端を夫
々のクロスフローファン6.7の端板45,48と左右
のプレート46.49との中間に位置きせるためであり
、夫々のクロスフローフアンの6,7の端板と左右のプ
レートとの位置が上下一致する場合は第2並びに第3の
風案内板44.47を直線状に一体化しても良い。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は2つのクロスフローファン間
の空気流通路には夫々のクロスフローファンへ向う風案
内板を設けたので、これによって空気流通路内での乱流
の発生を少なく抑え、騒音並びに風量の低下を少なくす
ることができる。
又、このように乱流の発生を少なく抑えたので、2つの
クロスフローファン間の距離を小さくすることができ、
これによって空気調和機の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す空気調和機の斜視図、第
2図は同機の縦断面図、第3図は同機の前パネルとフレ
ームとの関係を示す分解斜視図、第4図は同機に組み込
まれるエアフィルタの分解斜視図、第5図は同機の左側
内部の構造を示す斜視図、第6図は第5図のVl−VI
断面図、第7図は同機の右側内部の構造を示す斜視図、
第8図は同機の空気流通路の内部構造を示す説明図、第
9図は第2並びに第3の風案内板を外した状態を示す説
明図、第10図は空気流通路にこの2つの風案内板を設
けた場合と設けなかった場合とにおける騒γtと風量と
の関係を示す説明図である。 1・・・室内ユニット(空気調和機)、 2・・・吸込
1−1.3.4・・・吹出口、  6,7・・・クロス
ブローファン、  44・・・第2の風案内板、 47
・・・第3の風案内板、 50・・・空気流通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)吸込口と、この吸込口の両側に位置する一対の吹出
    口とを有し、この吸込口から前記吹出口へ至る通風路中
    に熱交換器と一対のクロスフローファンとを配置した空
    気調和機において、前記一対のクロスフローファン間の
    通風路にはこれらファンへ風を導びく風案内板を設けた
    ことを特徴とする空気調和機。
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