JP2865326B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2865326B2
JP2865326B2 JP1255682A JP25568289A JP2865326B2 JP 2865326 B2 JP2865326 B2 JP 2865326B2 JP 1255682 A JP1255682 A JP 1255682A JP 25568289 A JP25568289 A JP 25568289A JP 2865326 B2 JP2865326 B2 JP 2865326B2
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光男 瀬山
昌己 斉藤
孝浩 鈴木
武 結城
憲一 中島
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、吸込口の両側に夫々吹出口が設けられた空
気調和機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の空気調和機の構造を示したものとし
て、実公昭62−40274号公報がある。
この公報に示された空気調和機は、筺体の前面中央に
吸込口を、この吸込口の上方並びに下方に夫々吹出口が
設けられており、この吸込口に対向して熱交換器が、又
夫々の吹出口に対応して夫々クロスフローファンが備え
られている。
そしてこれら夫々のクロスフローファンの回転によっ
て室内空気は吸込口から吸入され熱交換器で加熱もしく
は冷却された後、筺体内で上下に分流され、夫々の吹出
口から空気が吐出される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 近年、帯電フィルタと消臭フィルタとを貼り合せてエ
アフィルタとし、このエアフィルタを空気調和機に組み
込んで空気調和機の空気清浄能力を向上させることが提
案されている。このようなエアフィルタは、網目状のエ
アフィルタ(「プレフィルタ」とも呼ばれている。)と
比較して通風抵抗が大きい。従って、このエアフィルタ
が吸込口の一部分に配置されるとこの吸込口の通風抵抗
が不均一になる。
特に吹出口が吸込口の上下に設けられた空気調和機に
おいて、例えば吸込口の上部に上述した通風抵抗の大き
なエアフィルタが配置されるとこのエアフィルタによっ
て筺体内の上部付近の風量が減って上吹出口から吐出さ
れる風量が減少し、一方吸込口の下部にこのエアフィル
タが配置されると、下吹出口から吐出される風量が減少
する。このようにエアフィルタの配置状態によって2つ
の吹出口から吐出される風量がアンバランスとなること
があった。
本発明は、吸込口の両側に一対の吐出口を備えた空気
調和機において、通風抵抗の大きなエアフィルタをこの
吸込口に取り付けても、一対の吹出口からは略均等に風
が吐出されるようにすることを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は、集塵フィルタ
と脱臭フィルタを一体にしたフィルタ部材を吸込口の中
央部分で且つ2つのクロスフローファンとほぼ等距離に
位置するように支持するものである。
(ホ)作用 吸込口の中央部分で2つのクロスフローファンとほぼ
等距離に位置にフィルタ部材を配置したので、この本体
内の中央部分を流れる風の量が減少するものの吸込口の
両側においては一定量の通風量が確保でき、これによっ
て本体の両側の吹出口からは均一な風量が得られる。
(ヘ)実施例 第1図ないし第3図において、1は分離型空気調和機
の室内ユニット(空気調和機)で、前面の中央に吸込口
2、この吸込口2の上方並びに下方に夫々吹出口3,4が
形成されている。5は合成樹脂製のフレームで、上下に
クロスフローファン6,7が収納されている。8はこのフ
ローム5の裏面に貼付された主断熱材で、この断熱材8
の一部9はフレーム5の裏面10よりも突出している。60
はこのフレーム5の下片61に固定された底板で、合成樹
脂製である。11は熱交換器、12はこの熱交換器11の上部
に載置された上吹出枠で、上水平羽根13と、上垂直羽根
14とが回動自在に固定されている。ここで、上垂直羽根
14は上吹出枠12の上片に片持ち状態に支持されている。
15は熱交換器11の下部に配置された下吹出枠で、ドレン
パン16を兼用している。この下吹出枠15も下水平羽根17
と下垂直羽根18とが回動自在に固定されている。ここで
下垂直羽根18は下吹出枠15の下片に片持ち状態に支持さ
れている。このように、下垂直羽根18も上垂直羽根14と
同様に片持ち支持にしたので、上垂直羽根14を上下反転
させて(回転軸19を下向きにして)、下垂直羽根18とす
ることができこれによって垂直羽根の部品点数の削減を
図っている。
20は前面パネルで、前述の吸込口2(吸込グリル)並
びに上下両吹出口3,4が形成されている。21はこの吸込
口2の後方に設けられたフィルタガイドで、その下片22
は上片23よりも前方に位置している。24はプレフィル
タ、25はこのプレフィルタ24の裏側に配置された空気清
浄フィルタである。そして、この空気清浄フルタ25は第
4図に示すように主枠26と、この主枠26の下半分に取り
付けられるフィルタ部材27と、このフィルタ部材27を押
える補助枠28とから形成されている。ここで主枠26の上
半分は枠のみが形成されており、プレフィルタ24を通過
した空気はこの枠の穴62を介して熱交換器11へ流れるよ
うにしている。29は集塵フィルタで、帯電繊維を折り曲
げて波板状にしたものであり、30は脱臭フィルタで、網
状ウレタンフォームに粒状活性炭を固着したものであ
る。そしてこの集塵フィルタ29と脱臭フィルタ30とを貼
り合せてフィルタ部材27を構成している。このようにフ
ィルタ部材27を構成したので、その通風抵抗は前述のプ
レフィルタ24の通風抵抗よりもかなり大きくなってい
る。
この空気清浄フィルタ25並びにプレフィルタ24が室内
ユニット1に装着された状態で、この室内ユニット1を
運転(上下両クロスフローファン6,7を回転)させる
と、室内空気は第2図の実線矢印のように流れる。すな
わち吸込口2の中央部に位置させたフィルタ部材27の通
風抵抗はその上部並びに下部のブレフィルタ24の通風抵
抗よりも大きいので、その中央部から吸込まれる空気量
よりも上部並びに下部から吸込まれる空気量の方が多く
なり、且つ上部から吸込まれた空気は上部吹出口3か
ら、下部から吸込まれた空気は下部吹出口4から夫々吐
出される。又、中央部から吸込まれた空気は、熱交換器
11の後方で上下に分流される。このように、通風抵抗の
大きなフィルタ部材27を吸込口2の中央部に配置して、
上部吹出口3から吐出される空気は吸込口2の上部よ
り、又下部吹出口4から吐出される空気は吸込口2の下
部より夫々主に吸込むようにしたので、夫々の吹出口3,
4から吐出される風量を略均等に保って、室内の温度む
らを少なくできる。
第5図は前パネル20電装箱、熱交換器11を外した室内
ユニット1の右部を示し、31はクロスフローファン6,7
を駆動するモータ、32はこのフレーム5の背板に形成し
たスリット、33はこのスリットの上方並びに下方に形成
した導風片、34はこの背板に取り付けられる導風部材
で、このスリット32を覆い且つ上下導風片33につなが
る。第6図はこの導風部材34を取り付けたフレーム5の
要部断面図で、この導風部材34によってフレーム5の背
部に凹所35が形成されている。36はこのフレーム5の背
板に貼付された補助断熱材で、その一部は上下導風片33
の裏面にまで延ばされている。37は導風部材34の裏面に
固定されたサーミスタである。38はこのサーミスタのリ
ード線で、導風部材34の開口39を介してユニット内部へ
導びかれている。ここで補助断熱材36はその後面が主断
熱材8(第1図参照)の後面よりも前方に位置してい
る。従って、室内ユニット1を室内壁面40に押し当てる
と、この主断熱材8が室内壁面1に当ってスリット32が
設けられた部分は室内壁面40と密着しないようにしてい
る。このため室内空気は第6図実線矢印のようにフレー
ム5の背板に沿って上昇し、その上昇気流の一部が、ス
リット32を介してフレーム5の背部の凹所35に流れ込
み、これによってサーミスタ37で室内温度を検出するよ
うにしている。このように導風部材34によってサーミス
タ37がフレーム5内部の熱の影響を受けにくいようにし
たので、室内温度をこのサーミスタ37で確実に検知する
ことができる。
第7図は室内ユニットの左側内部を示したもので、41
はフレーム5のスクロール部42に立てた第1の風案内板
で、クロスフローファン6,7のプレート43の中間の上方
並びに下方に位置している(第8図参照)。44は第2の
風案内板で、上側クロスフローファン6の端板45と左お
よび右端プレート46の中間の下方に位置している。47は
第3の風案内板で、下側のクロスフローファン7の端板
48と左および右端のプレート49の中間の上方に位置して
いる。これら風案内板はいずれもフレーム5と一体に合
成樹脂で成形されている。
特に第2並びに第3の風案内板44,47を設けたことに
より、第8図の実線矢印で示すようファン6,7間の空気
流通路50の左右両側部の空気はこの2つの風案内板44,4
7によってスムーズに上方並びに下方へ流れて夫々のク
ロスフローファン6,7に流れ込む。これによってこの空
気流通路50の左右両側部付近の風の流れが安定した。こ
こで、このような第2並びに第3の風案内板6,7を設け
なかった場合(第9図参照)は、上下のクロースフロー
ファン6,7の同時運転によって、空気流通路51内の空気
の流れが比較的速くこの流れが空気流通路51の端板52に
案内加速され、その一部が実線矢印のようにこの通路51
の内側(吸込空気の弱い部分53)へ回り込んだり、その
空気の一部が吸込口2から吐出することがあった。これ
によって吐出口3,4から吹き出される風量が低下した
り、冷房運転時に吸込口2の一部(空気が吐出する部
分)に霧が付着することがあった。第10図の実線Aはこ
のような第2並びに第3の風案内板44,47を設けなかっ
た場合の風量と騒音との関係を示し、実線Bは第2並び
に第3の風案内板44,47を設けた場合の風量と騒音との
関係を示している。この第10図で示すように第2並びに
第3の風案内板44,47を設けないと同一騒音値において
風量が約30m3/h程度低下した。
尚、第2並びに第3の風案内板44,47を左右段差状に
配置したのはこれら風案内板の上端もしくは下端の夫々
のクロスフローファン6,7の端板45,48と左右のプレート
46,49との中間に位置させるためであり、夫々のクロス
フローファン6,7の端板と左右のプレートとの位置が上
下一致する場合は第2並びに第3の風案内板44,47が直
線状に一体化しても良い。
(ト)発明の効果 以上の述べたように、本発明は、集塵フィルタと脱臭
フィルタを一体にしたフィルタ部材を吸込口の中央部分
で2つのクロスフローファンとほぼ等距離に位置に支持
したので、吸込口の両側部分において略均一な吸込量を
確保でき且つ吸込口から吹出口への空気の流れがスムー
ズになるので、2つの吹出口から略均一な風量を効率よ
く得ることができる。従って室内の温度ムラを少なくで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す空気調和機の斜視図、第
2図は同機の縦断面図、第3図は同機の前パネルとフレ
ームとの関係を示す分解斜視図、第4図は同機に組み込
まれるエアフィルタの分解斜視図、第5図は同機の左側
内部の構造を示す斜視図、第6図は第5図のVI−VI断面
図、第7図は同機の右側内部の構造を示す斜視図、第8
図は同機の空気流通路の内部構造を示す説明図、第9図
は第2並びに第3の風案内板を外した状態を示す説明
図、第10図は空気流通路にこの2つの風案内板を設けた
場合と設けなかった場合とにおける騒音と風量との関係
を示す説明図である。 1……室内ユニット(空気調和機)、2……吸込口、3,
4……吹出口、27……フィルタ部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝浩 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 結城 武 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中島 憲一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−20059(JP,U) 実開 昭61−156819(JP,U) 実開 平1−84718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 371

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の前面に形成された吸込口と、この吸
    込口の上方に形成された上部吹出口と、前記吸込口の下
    方に形成された下部吹出口と、前記吸込口の後方に配置
    された熱交換器と、前記熱交換器の上部後側に配置され
    且つ室内空気を前記吸込口から吸込んで前記上部吹出口
    から吹出す上部クロスフローファンと、前記熱交換機の
    下部後側に配置され且つ室内空気を前記吸込口から吸込
    んで前記下部吹出口から吹出す下部クロスフローファン
    とを備え、前記吸込口と前記熱交換器の間に空気清浄フ
    ィルタを着脱可能に配置した空気調和機において、前記
    空気清浄フィルタは集塵フィルタと脱臭フィルタを一体
    にしたフィルタ部材を備え、このフィルタ部材を前記吸
    込口の中央部分で且つ2つのクロスフローファンとほぼ
    等距離に位置するように支持することを特徴とする空気
    調和機。
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