JPH10339470A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JPH10339470A JPH10339470A JP9168125A JP16812597A JPH10339470A JP H10339470 A JPH10339470 A JP H10339470A JP 9168125 A JP9168125 A JP 9168125A JP 16812597 A JP16812597 A JP 16812597A JP H10339470 A JPH10339470 A JP H10339470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air conditioner
- connecting rod
- indoor unit
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口から指等が挿入されるのを防止しなが
ら、空調空気の吹出風量の低下を制御することが可能な
空気調和機の室内機を提供する。 【解決手段】 壁掛形空気調和機の室内機の吹出口10
には、複数の垂直ルーバ9が並設される。各垂直ルーバ
9は、これらを連動させるための連結棒13で連結され
る。吹出口10の上端側から中間部までには、複数の横
ワイヤ21、22、23、24が並設された防護網12
を設ける。連結棒13は、各横ワイヤ21、22、2
3、24と略平行に、吹出口の下端側に沿って設ける。
吹出口10から指等が挿入されるのを防止するための保
安グリルを、防護網12と連結棒13とで構成する。
ら、空調空気の吹出風量の低下を制御することが可能な
空気調和機の室内機を提供する。 【解決手段】 壁掛形空気調和機の室内機の吹出口10
には、複数の垂直ルーバ9が並設される。各垂直ルーバ
9は、これらを連動させるための連結棒13で連結され
る。吹出口10の上端側から中間部までには、複数の横
ワイヤ21、22、23、24が並設された防護網12
を設ける。連結棒13は、各横ワイヤ21、22、2
3、24と略平行に、吹出口の下端側に沿って設ける。
吹出口10から指等が挿入されるのを防止するための保
安グリルを、防護網12と連結棒13とで構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吹出口から指等
が挿入されるのを防止すべく構成された空気調和機の室
内機に関するものである。
が挿入されるのを防止すべく構成された空気調和機の室
内機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室内機には室内熱交換器と
送風ファンとが備えられ、室内から吸入した空気を上記
室内熱交換器で熱交換して空調空気とした後、この空調
空気を上記送風ファンで室内に圧送するようになってい
る。この空調空気は室内機に設けられた吹出口を介して
室内に圧送されるが、図4は、従来の空気調和機の室内
機において上記吹出口40を形成する吹出口形成部材3
1を示す斜視図である。同図における矢印Wは空調空気
の吹出方向を示している。この図に示すように上記吹出
口形成部材31はドレンパン34と一体に成され、この
ドレンパン34の下方に吹出口40を形成している。そ
してこの吹出口40の風上側には、室内側から吹出口4
0を介して指等が挿入され、これによってファンロータ
(図示せず)による不慮の事故が生じるのを防止するた
め、保安グリル35が設けられている。この保安グリル
35は複数個のU字状ワイヤ36を吹出口40の長手方
向に渡設して構成されたものであって、その折曲側(図
における右側)はネジ37に係止してネジ止めする一
方、他端側はワイヤ押え板39を介してネジ37を締着
し固定するようになっている。また上記吹出口40に
は、空調空気の吹出方向を左右に変化させる垂直ルーバ
33が設けられている。同図では単一の垂直ルーバ33
のみ示しているが、上記吹出口40には横方向に複数の
垂直ルーバ33が並設されている。そして各垂直ルーバ
33は、横方向に延設される連結棒(図示せず)によっ
て連結され、それぞれ連動して空調空気の吹出方向を変
化させるようになっている。
送風ファンとが備えられ、室内から吸入した空気を上記
室内熱交換器で熱交換して空調空気とした後、この空調
空気を上記送風ファンで室内に圧送するようになってい
る。この空調空気は室内機に設けられた吹出口を介して
室内に圧送されるが、図4は、従来の空気調和機の室内
機において上記吹出口40を形成する吹出口形成部材3
1を示す斜視図である。同図における矢印Wは空調空気
の吹出方向を示している。この図に示すように上記吹出
口形成部材31はドレンパン34と一体に成され、この
ドレンパン34の下方に吹出口40を形成している。そ
してこの吹出口40の風上側には、室内側から吹出口4
0を介して指等が挿入され、これによってファンロータ
(図示せず)による不慮の事故が生じるのを防止するた
め、保安グリル35が設けられている。この保安グリル
35は複数個のU字状ワイヤ36を吹出口40の長手方
向に渡設して構成されたものであって、その折曲側(図
における右側)はネジ37に係止してネジ止めする一
方、他端側はワイヤ押え板39を介してネジ37を締着
し固定するようになっている。また上記吹出口40に
は、空調空気の吹出方向を左右に変化させる垂直ルーバ
33が設けられている。同図では単一の垂直ルーバ33
のみ示しているが、上記吹出口40には横方向に複数の
垂直ルーバ33が並設されている。そして各垂直ルーバ
33は、横方向に延設される連結棒(図示せず)によっ
て連結され、それぞれ連動して空調空気の吹出方向を変
化させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような空気調和
機の室内機では、吹出口40から指等が挿入されて生じ
得る不慮の事故が、保安グリル35によって確実に防止
されている。しかしながらその一方で、吹出口40に設
けられる上記保安グリル35によって吹出風の抵抗が大
きくなり、そのため空調空気の吹出風量が低下してしま
うという問題があった。
機の室内機では、吹出口40から指等が挿入されて生じ
得る不慮の事故が、保安グリル35によって確実に防止
されている。しかしながらその一方で、吹出口40に設
けられる上記保安グリル35によって吹出風の抵抗が大
きくなり、そのため空調空気の吹出風量が低下してしま
うという問題があった。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、吹出口から指等
が挿入されるのを防止しながら、空調空気の吹出風量の
低下を抑制することが可能な空気調和機の室内機を提供
することにある。
になされたものであって、その目的は、吹出口から指等
が挿入されるのを防止しながら、空調空気の吹出風量の
低下を抑制することが可能な空気調和機の室内機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室内機は、吹出風の吹出角度を変化させるべく並
設され、連動用の連結棒13で連結された複数の風向案
内羽根9と、吹出風を通過させる一方で指等の通過を排
除する防護部材12とを空調空気の吹出口10に備えた
空気調和機の室内機において、上記連結棒13と防護部
材12との両者によって、吹出口10から指等が挿入さ
れるのを防止するための保安グリルを構成していること
を特徴としている。
和機の室内機は、吹出風の吹出角度を変化させるべく並
設され、連動用の連結棒13で連結された複数の風向案
内羽根9と、吹出風を通過させる一方で指等の通過を排
除する防護部材12とを空調空気の吹出口10に備えた
空気調和機の室内機において、上記連結棒13と防護部
材12との両者によって、吹出口10から指等が挿入さ
れるのを防止するための保安グリルを構成していること
を特徴としている。
【0006】上記請求項1の空気調和機の室内機では、
風向案内羽根9を連結するための連結棒13を保安グリ
ルの一部として機能させているので、その分、吹出口1
0から指等が挿入されるのを防止するためだけに設けら
れた防護部材12の一部を省略することができる。従っ
て吹出口10から指等が挿入されるのを防止しつつ、空
調空気の吹出風量の低下を抑制することが可能となり、
またコストダウンを図ることが可能となる。
風向案内羽根9を連結するための連結棒13を保安グリ
ルの一部として機能させているので、その分、吹出口1
0から指等が挿入されるのを防止するためだけに設けら
れた防護部材12の一部を省略することができる。従っ
て吹出口10から指等が挿入されるのを防止しつつ、空
調空気の吹出風量の低下を抑制することが可能となり、
またコストダウンを図ることが可能となる。
【0007】また請求項2の空気調和機の室内機は、上
記風向案内羽根は空調空気の吹出角度を左右方向に変化
させる垂直案内羽根9であって、上記連結棒13は、こ
れらの垂直案内羽根9を連結して水平方向に延設され、
また上記防護部材12は、上記連結棒13と略平行に延
設された横線材21、22、23、24を有して成り、
壁掛形の空気調和機の室内機として構成されたことを特
徴としている。
記風向案内羽根は空調空気の吹出角度を左右方向に変化
させる垂直案内羽根9であって、上記連結棒13は、こ
れらの垂直案内羽根9を連結して水平方向に延設され、
また上記防護部材12は、上記連結棒13と略平行に延
設された横線材21、22、23、24を有して成り、
壁掛形の空気調和機の室内機として構成されたことを特
徴としている。
【0008】上記請求項2の空気調和機の室内機では、
その実施に好適である。
その実施に好適である。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の室
内機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
内機の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。
【0010】図3は、上記室内機の縦断面図である。こ
の室内機は、その本体ケーシング1が底フレーム2と前
面グリル3とで形成され、前面グリル3の前側にはさら
に前面パネル4が設けられている。そして上記本体ケー
シング1の中央部に備えられたクロスフローファン6を
回転駆動することにより、吸込口11を介して室内空気
を吸入し、これを上記クロスフローファン6の吸込側に
設けられた室内熱交換器5で熱交換して空調空気とした
後、この空調空気をスクロール部17に沿って前方に折
り返し、上記本体ケーシング1の前面下側に形成された
吹出口10から室内に吹き出すようにしたものである。
この吹出口10は、上記室内熱交換器5の下方に設けら
れたドレンパン7にて構成されている。そして上記吹出
口10には、空調空気の吹出方向を上下に変化させる水
平フラップ8と、この水平フラップ8を回動可能に支持
するアーム14とが設けられ、また上記空調空気の吹出
方向を左右に変化させる複数の垂直フラップ(垂直案内
羽根)9と、これら垂直フラップ9の前面下部側を連結
し、各垂直フラップ9を連動させる連結棒13とが設け
られている。そしてさらに上記吹出口10には、吹出風
を通過させる一方で指等の通過を排除するよう成された
防護網(防護部材)12が、上記水平フラップ8よりも
吹出上流側に設けられている。
の室内機は、その本体ケーシング1が底フレーム2と前
面グリル3とで形成され、前面グリル3の前側にはさら
に前面パネル4が設けられている。そして上記本体ケー
シング1の中央部に備えられたクロスフローファン6を
回転駆動することにより、吸込口11を介して室内空気
を吸入し、これを上記クロスフローファン6の吸込側に
設けられた室内熱交換器5で熱交換して空調空気とした
後、この空調空気をスクロール部17に沿って前方に折
り返し、上記本体ケーシング1の前面下側に形成された
吹出口10から室内に吹き出すようにしたものである。
この吹出口10は、上記室内熱交換器5の下方に設けら
れたドレンパン7にて構成されている。そして上記吹出
口10には、空調空気の吹出方向を上下に変化させる水
平フラップ8と、この水平フラップ8を回動可能に支持
するアーム14とが設けられ、また上記空調空気の吹出
方向を左右に変化させる複数の垂直フラップ(垂直案内
羽根)9と、これら垂直フラップ9の前面下部側を連結
し、各垂直フラップ9を連動させる連結棒13とが設け
られている。そしてさらに上記吹出口10には、吹出風
を通過させる一方で指等の通過を排除するよう成された
防護網(防護部材)12が、上記水平フラップ8よりも
吹出上流側に設けられている。
【0011】図1は、上記吹出口10近傍を拡大して示
す部分拡大断面図である。同図に示すように上記防護網
12は、上記吹出口10のドレンパン7に穿設された嵌
入穴26と、吹出口10の側壁を構成する側板15に形
成された切欠部27とにその嵌入爪25、25をそれぞ
れ嵌入させ、上記垂直ルーバ9の前面に沿うようにして
取り付けられている。またこの垂直ルーバ9は、その上
下端部をそれぞれドレンパン7によって回動可能に支持
される一方、その前面側下部に設けられた取付柱16
を、連結棒13に形成された嵌入溝28に嵌入するよう
になっている。
す部分拡大断面図である。同図に示すように上記防護網
12は、上記吹出口10のドレンパン7に穿設された嵌
入穴26と、吹出口10の側壁を構成する側板15に形
成された切欠部27とにその嵌入爪25、25をそれぞ
れ嵌入させ、上記垂直ルーバ9の前面に沿うようにして
取り付けられている。またこの垂直ルーバ9は、その上
下端部をそれぞれドレンパン7によって回動可能に支持
される一方、その前面側下部に設けられた取付柱16
を、連結棒13に形成された嵌入溝28に嵌入するよう
になっている。
【0012】一方、上記防護網12には、上記図1に示
すように略水平方向に延びる第1横ワイヤ21、第2横
ワイヤ22、第3横ワイヤ23、及び第4横ワイヤ24
が設けられている。そして図2は、上記防護網12を正
面方向から示す室内機の正面図である。同図では、図を
簡明にして理解を容易とするため前面パネル4を省略
し、また水平フラップ6を破断して示している。同図に
示すように、本体ケーシング1の下部に設けられた吹出
口10は横長形状であり、その左右両端間には上記垂直
ルーバ9が複数並設されている。そしてこの垂直ルーバ
9の前面側に沿うようにして、上記吹出口10の上端側
から上記第1横ワイヤ21、第2横ワイヤ22、第3横
ワイヤ23、及び第4横ワイヤ24が、その左右両端間
に渡って略水平に延設されている。そしてこれらの横ワ
イヤ(横線材)21、22、23、24と略平行に、上
記各垂直ルーバ9を連結する連結棒13が、吹出口10
の下端側に沿ってその両端間に延設されている。さらに
上記第4横ワイヤ24と連結棒13との間隔は、第2横
ワイヤ22と第3横ワイヤ23との間隔及び第3横ワイ
ヤ23と第4横ワイヤ24との間隔と略等しいものとな
っている。そして上記連結棒13は垂直ルーバ9の前面
下部に設けられた取付柱16に取り付けられているか
ら、垂直ルーバ9の前面に沿うように設けられた上記各
横ワイヤ21、22、23、24と上記連結棒13と
は、略同一平面上に並設されているということになる。
また上記防護網12には、さらに上記各横ワイヤ21、
22、23、24と略直交する複数の縦ワイヤ20が設
けられている。
すように略水平方向に延びる第1横ワイヤ21、第2横
ワイヤ22、第3横ワイヤ23、及び第4横ワイヤ24
が設けられている。そして図2は、上記防護網12を正
面方向から示す室内機の正面図である。同図では、図を
簡明にして理解を容易とするため前面パネル4を省略
し、また水平フラップ6を破断して示している。同図に
示すように、本体ケーシング1の下部に設けられた吹出
口10は横長形状であり、その左右両端間には上記垂直
ルーバ9が複数並設されている。そしてこの垂直ルーバ
9の前面側に沿うようにして、上記吹出口10の上端側
から上記第1横ワイヤ21、第2横ワイヤ22、第3横
ワイヤ23、及び第4横ワイヤ24が、その左右両端間
に渡って略水平に延設されている。そしてこれらの横ワ
イヤ(横線材)21、22、23、24と略平行に、上
記各垂直ルーバ9を連結する連結棒13が、吹出口10
の下端側に沿ってその両端間に延設されている。さらに
上記第4横ワイヤ24と連結棒13との間隔は、第2横
ワイヤ22と第3横ワイヤ23との間隔及び第3横ワイ
ヤ23と第4横ワイヤ24との間隔と略等しいものとな
っている。そして上記連結棒13は垂直ルーバ9の前面
下部に設けられた取付柱16に取り付けられているか
ら、垂直ルーバ9の前面に沿うように設けられた上記各
横ワイヤ21、22、23、24と上記連結棒13と
は、略同一平面上に並設されているということになる。
また上記防護網12には、さらに上記各横ワイヤ21、
22、23、24と略直交する複数の縦ワイヤ20が設
けられている。
【0013】上記のように構成された空気調和機の室内
機では、横長形状の吹出口10の上端側から中間部まで
に防護網12を設け、上記吹出口10の下端部には連結
棒13を設けている。そしてこの連結棒13は、上記防
護網12に備えられた各横ワイヤ21、22、23、2
4と略同一平面上に、かつ同様の間隔をもって並設され
ている。従って上記連結棒13は、あたかも5本目の横
ワイヤであるかのように機能し、上記防護網12と連結
棒13とで吹出口10全体の保安グリルを構成すること
となる。これを換言すれば、従来設けられていた垂直フ
ラップ9の連結棒13を5本目の横ワイヤのように機能
させることにより、保安グリルを構成する複数の横ワイ
ヤのうち1本を省略することができるということであ
る。従って上記室内機では、吹出風の抵抗となる横ワイ
ヤの数を削減することによって、吹出口10から指等が
挿入されるのを回避しつつ吹出風量の低下を抑制するこ
とができる。また複数の横ワイヤのうち1本を省略する
ことにより、機器のコストダウンを図ることもできる。
機では、横長形状の吹出口10の上端側から中間部まで
に防護網12を設け、上記吹出口10の下端部には連結
棒13を設けている。そしてこの連結棒13は、上記防
護網12に備えられた各横ワイヤ21、22、23、2
4と略同一平面上に、かつ同様の間隔をもって並設され
ている。従って上記連結棒13は、あたかも5本目の横
ワイヤであるかのように機能し、上記防護網12と連結
棒13とで吹出口10全体の保安グリルを構成すること
となる。これを換言すれば、従来設けられていた垂直フ
ラップ9の連結棒13を5本目の横ワイヤのように機能
させることにより、保安グリルを構成する複数の横ワイ
ヤのうち1本を省略することができるということであ
る。従って上記室内機では、吹出風の抵抗となる横ワイ
ヤの数を削減することによって、吹出口10から指等が
挿入されるのを回避しつつ吹出風量の低下を抑制するこ
とができる。また複数の横ワイヤのうち1本を省略する
ことにより、機器のコストダウンを図ることもできる。
【0014】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記では壁掛形空気調和機の室内機に本発
明を適用した場合を説明したが、壁掛形の空気調和機に
限らず、他の床置式空気調和機の室内機等にも本発明を
適用してその優れた効果を得ることができる。
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記では壁掛形空気調和機の室内機に本発
明を適用した場合を説明したが、壁掛形の空気調和機に
限らず、他の床置式空気調和機の室内機等にも本発明を
適用してその優れた効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室内機で
は、風向案内羽根を連結するための連結棒を保安グリル
の一部として機能させているので、その分、吹出口から
指等が挿入されるのを防止するためだけに設けられた防
護部材の一部を省略することができる。従って吹出口か
ら指等が挿入されるのを防止しつつ、空調空気の吹出風
量の低下を抑制することが可能となり、またコストダウ
ンを図ることが可能となる。このとき請求項2のように
すれば、その実施に好適となる。
は、風向案内羽根を連結するための連結棒を保安グリル
の一部として機能させているので、その分、吹出口から
指等が挿入されるのを防止するためだけに設けられた防
護部材の一部を省略することができる。従って吹出口か
ら指等が挿入されるのを防止しつつ、空調空気の吹出風
量の低下を抑制することが可能となり、またコストダウ
ンを図ることが可能となる。このとき請求項2のように
すれば、その実施に好適となる。
【図1】この発明の一実施形態の空気調和機の室内機に
ついて、その吹出口近傍を示す部分拡大断面図である。
ついて、その吹出口近傍を示す部分拡大断面図である。
【図2】上記室内機の正面図である。
【図3】上記室内機の縦断面図である。
【図4】従来例の空気調和機の室内機について、その吹
出口近傍を示す斜視図である。
出口近傍を示す斜視図である。
9 垂直ルーバ 10 吹出口 12 防護網 13 連結棒 21 第1横ワイヤ 22 第2横ワイヤ 23 第3横ワイヤ 24 第4横ワイヤ
Claims (2)
- 【請求項1】 吹出風の吹出角度を変化させるべく並設
され、連動用の連結棒(13)で連結された複数の風向
案内羽根(9)と、吹出風を通過させる一方で指等の通
過を排除する防護部材(12)とを空調空気の吹出口
(10)に備えた空気調和機の室内機において、上記連
結棒(13)と防護部材(12)との両者によって、吹
出口(10)から指等が挿入されるのを防止するための
保安グリルを構成していることを特徴とする空気調和機
の室内機。 - 【請求項2】 上記風向案内羽根は空調空気の吹出角度
を左右方向に変化させる垂直案内羽根(9)であって、
上記連結棒(13)は、これらの垂直案内羽根(9)を
連結して水平方向に延設され、また上記防護部材(1
2)は、上記連結棒(13)と略平行に延設された横線
材(21)(22)(23)(24)を有して成り、壁
掛形の空気調和機の室内機として構成されたことを特徴
とする請求項1の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168125A JPH10339470A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168125A JPH10339470A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10339470A true JPH10339470A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15862317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9168125A Pending JPH10339470A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10339470A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106091318A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-11-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风机构及空调器室内机 |
CN109682051A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-26 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 一种空调防护装置及空调器 |
CN110260496A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-09-20 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器及电子设备 |
CN112747437A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-04 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于空调控制的方法、装置和空调 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP9168125A patent/JPH10339470A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106091318A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-11-09 | 珠海格力电器股份有限公司 | 出风机构及空调器室内机 |
CN109682051A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-04-26 | Tcl空调器(中山)有限公司 | 一种空调防护装置及空调器 |
CN110260496A (zh) * | 2019-06-24 | 2019-09-20 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器及电子设备 |
CN110260496B (zh) * | 2019-06-24 | 2020-10-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器及电子设备 |
CN112747437A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-04 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于空调控制的方法、装置和空调 |
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