JPH0734272Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0734272Y2
JPH0734272Y2 JP1989060851U JP6085189U JPH0734272Y2 JP H0734272 Y2 JPH0734272 Y2 JP H0734272Y2 JP 1989060851 U JP1989060851 U JP 1989060851U JP 6085189 U JP6085189 U JP 6085189U JP H0734272 Y2 JPH0734272 Y2 JP H0734272Y2
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JP
Japan
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heat exchanger
air conditioner
air
humidifier
humidifying
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JP1989060851U
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雅子 坂本
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は、加湿器を備えた空気調和機に関するもので
ある。
(従来技術) 空気調和機により暖房運転を行なうと、室内の空気は乾
燥する。
従って、空気調和機の中には、加湿器を備え、熱交換器
を介して熱交換された後の吹出空気に水分を付加するよ
うにしたものがある(例えば実開昭56−163222号公報参
照)。
このような加湿器付の空気調和機の場合、例えば第4図
に示すように空気調和機本体1の熱交換器5の空気吹出
面側に対向して自然蒸発式の加湿エレメント18を備えた
加湿器13を付設する構成が採用されている。該加湿器13
は、その基端側吸水部18aを水タンク17内に浸漬した状
態で保持されているとともに他端側加湿部18bを上記熱
交換器5の外周面空気吹出側に臨ませた状態に保って固
定されている。
従って、今例えば図示送風機(遠心フアン)4の回転に
よりベルマウス型の空気吸込口6を経て吸入された空気
は当該送風機4の遠心方向に吹き出されて上記熱交換器
5のフイン間を流れる。そして、該フイン間を流れる間
に熱交換(加熱)されて暖かくなった空気が更に上記加
湿エレメント18の加湿部18bを経て加湿された後に空気
吹出口7より吹出される。
ところで、上記空気調和機本体1側の熱交換器5には、
その空調能力に応じて例えば2列コイル型又は3列コイ
ル型の2種がある。
その結果、2列コイル型の熱交換器を採用した場合と3
列コイル型の熱交換器を採用した場合とでは、上記熱交
換器5の厚さW(第4図参照)が変化(W1>W2)し、上
記加湿器の加湿エレメント18との間のクリアランスCLも
大きく変動(CL1>CL2)する問題がある。
すなわち、上記加湿器の能力を最大限に活用するために
は上記熱交換器5を通過した暖房空気の多くを充分に加
湿エレメント18側に導いて加湿エレメント18内を通す必
要がある。
ところが、上述のように加湿エレメント18と熱交換器5
との間のクリアランスCLが大きく(CL1→CL2)なると、
上記熱交換器5からの暖房空気の多くが図示矢印で示す
ように上記加湿エレメント18側に回らずに上記クリアラ
ンスCL2側から吹出口7側に逃げてしまい、加湿能力が
大幅にダウンしてしまう問題が生じる(第3図参照)。
(課題を解決するための手段) 本願の請求項第1〜第3の各考案は、共に上記の問題を
解決することを共通の目的としてなされたものであっ
て、各々次の特徴とする技術的課題解決手段を備えて構
成されている。
(1)請求項第1の考案の課題解決手段 請求項第1の考案の空気調和機は、空気調和機の送風系
路11中に配設された熱交換器5と、該熱交換器5に並設
された加湿器13とを備え、上記熱交換器5を経て熱交換
された空気を上記加湿器13の加湿エレメント18を介して
加湿した後に吹き出すようにしてなる空気調和機におい
て、上記加湿エレメント18の加湿部18b側を上記送風系
路11の上記熱交換器5の吹出し面側に向けて突出させる
とともに該加湿部18bと熱交換器5との間に、それら相
互の間に生じるクリアランスCLに応じた寸法のスペーサ
部材20,20を設けて当該クリアランスCLを遮蔽するよう
にして構成されている。
(2)請求項第2の考案の課題解決手段 請求項第2の考案の空気調和機は、上記請求項第1の考
案の空気調和機の構成におけるスペーサ部材20,20が加
湿エレメント18側に一端を嵌装して固定保持されて構成
されている。
(3)請求項第3の考案の課題解決手段 請求項第3の考案の空気調和機は、上記請求項第1の考
案の空気調和機の構成におけるスペーサ部材20,20が熱
交換器5側に固定保持されて構成されている。
(作用) 上記請求項第1〜第3の各考案の空気調和機の構成で
は、上述したような空気調和機において、共に加湿エレ
メント18の加湿器18bと熱交換器5との間に同加湿部18
と熱交換器5との間のクリアランスCLに応じて当該クリ
アランスCLを遮蔽するスペーサ部材20,20を設けている
ので、該スペーサ部材20,20の幅を当該クリアランスCL
に合わせて最適なものに選択することにより、当該クリ
アランスCLによって生じる空気流出空間を確実に遮蔽す
ることができるようになる。
(考案の効果) その結果、上記本考案の構成によると、熱交換器5を通
過した後の多くの暖房空気が効率良く加湿エレメント18
を通過するようになり、加湿器の加湿能力を最大限に発
揮させ得るようになる。
また、加湿エレメント18の加湿部18bは、送風系路11中
に突出して設けられているので、送風系路11自体を加湿
器13側に迂回させる必要がなく、送風通路そのものの構
造がシンプルであるとともに通路抵抗も小さくて済み、
送風能力の低下も小さくて済む。
(実施例) 第1図および第2図は、本願考案の実施例に係る空気調
和機の構造を示している。
第1図中、先ず符号1は、例えば天井埋設型の空気調和
機本体であり、該空気調和機本体1は天井2内に埋設さ
れる箱状のケーシング3と該ケーシング3内の中央部上
壁3aに垂設された送風機4と該送風機4の周囲に配設さ
れた例えば3列コイル型の熱交換器5と、上記ケーシン
グ3の中央部下面側に形成されたベルマウス型空気吸込
口6と、該空気吸込口6の例えば周囲2方に位置して形
成された左右2組の空気吹出口7a,7bと、上記空気吸込
口6のフイルタ嵌合用凹部内に嵌合することによって取
付けられたエアフイルタ10と、上記空気吸込口6から送
風機4、熱交換器5を経て上記空気吹出口7a,7bに到る
空気送風通路11とから構成されている。
上記送風機4は、上記空気吸込口6と熱交換器5との間
に位置して空気を矢印方向に送風する遠心ファン4Aと該
遠心ファン4Aを回転駆動するファンモータ4Bとから構成
されている。
また、上記空気吸込口6及び空気吹出口7a,7bは、第1
図に示すように上記空気調和機本体ケーシング3の下面
側に着脱自在に嵌装される化粧パネル12に開口してい
る。
一方、符号13は、上記ケーシング3の少なくとも空気吹
出口側の一側部に形成された加湿器取付口部14に対して
取付けられた加湿器である。該加湿器13は、加湿器ケー
ス16と、該加湿器ケース16内に収納固定されている水タ
ンク17と、該水タンク17の側壁に嵌合固定され、基端側
吸水部18aを上記水タンク17内の貯水32中に浸漬してい
るとともに他方加湿部18b側を側方側空気送風通路11中
の熱交換器5の空気吹出し面側に突出させてなる加湿エ
レメント(複数枚のフイン状部材よりなる)18とから構
成されている。また、上記水タンク17中には、フロート
弁30が設置されており、そのフロート位置に応じて水パ
イプ31より水が補充されるようになっている。
そして、該加湿器13は、上記空気調和機本体ケーシング
3の上記加湿器取付口部14の取付口14a内に上記加湿エ
レメント18の基端側吸水部18aを挿入する一方、先端側
加湿部18bを上記熱交換器5の空気吹出し面側周面に対
し所定のクリアランスCLを保って近接させた状態で取付
けられている。
そして、該近接面には図示のように水平方向に所定の深
さのスペーサプレート嵌合溝21が形成されており、該ス
ペーサプレート嵌合溝21に第2図(a)又は第2図
(b)に示すような上記クリアランスCLに応じた幅
(大)、幅(小)のスペーサプレート20,20が嵌合固定
されている。そして、該スペーサプレート20,20により
上記加湿エレメント18先端側加湿部18bと上記熱交換器
5とのクリアランスCLによって生じる空気流出空間が実
質的に遮蔽されるようになっている。
すなわち、上記加湿エレメント18の加湿部18bと熱交換
器5との間のクリアランスCLの値は、結局上記熱交換器
が2列コイル構造のものである場合と3列コイル構造の
ものである場合とによって一定寸法異なってくる。
そして、該相違は2列コイル構造の熱交換器の場合には
CLが大きく、他方3列コイル構造の熱交換器の場合には
同CLが小さくなる。
一方、これに対して上記加湿エレメント18の方は、汎用
性を高くするために何れのタイプの熱交換器5を採用し
た空気調和機に対しても共通に適用できるように、汎用
性の観点から、その長さlは一定となっている。
そのため、第2図(a)および第2図(b)の各スペー
サプレート20,20は、例えば第2図(a)のものが幅(A
1)が狭く、上記3列コイル構造の熱交換器5の場合に
最適なものとして構成されている一方、第2図(b)の
ものが上記2列コイル構造の熱交換器の場合に適した幅
広(A2)のものとなっている。
なお、この場合、言うまでもなくスペーサとして空気流
の遮蔽機能を果たすのは、その嵌装用脚部20bではなく
て本体面20aである。従って、該本体面20aの幅a1,a2
当然上記脚部20bを含む上記全体の幅A1,A2に対応した値
のものとなっている(第2図(a)、第2図(b)参
照)。
従って、該構成によると、要するに空気調和機の能力、
換言すると、熱交換器5の構造に応じて上記スペーサプ
レート20の幅を選びさえすれば、上記加湿エレメント18
の加湿部18bと熱交換器5との間のクリアランスCLを容
易に遮蔽することができ、加湿器13の加湿能力を最大限
有効に活用することができるようになる(第3図参
照)。
尚、上記実施例では、上記スペーサプレート20,20を加
湿器13の加湿エレメント18側に嵌合固定するようにした
が、これは逆に熱交換器5側に接合して固定するように
してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願考案の実施例に係る空気調和機の全体構
造を示す断面図、第2図(a)および第2図(b)は、
各々上記実施例の空気調和機において使用される2種の
スペーサプレート形状を示す斜視図、第3図は、上記実
施例における加湿器の加湿能力と上記スペーサプレート
幅(クリアランス)との特性図、第4図は、従来の空気
調和機の構造を示す断面図である。 1……空気調和機本体 3……ケーシング 4……送風機 5……熱交換器 7a,7b……空気吹出口 11……空気送風通路 13……加湿器 17……水タンク 18……加湿エレメント 20……スペーサプレート 21……スペーサプレート嵌合溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機の送風系路(11)中に配設され
    た熱交換器(5)と、該熱交換器(5)に並設された加
    湿器(13)とを備え、上記熱交換器(5)を経て熱交換
    された空気を上記加湿器(13)の加湿エレメント(18)
    を介して加湿した後に吹き出すようにしてなる空気調和
    機において、上記加湿エレメント(18)の加湿部(18
    b)側を上記送風系路(11)中の上記熱交換器(5)の
    吹出し面側に向けて突出させるとともに該加湿部(18
    b)と熱交換器(5)との間に、それら相互の間に生じ
    るクリアランス(CL)に応じた寸法のスペーサ部材(2
    0),(20)を設けて当該クリアランス(CL)を遮蔽し
    たことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】上記スペーサ部材(20),(20)は、上記
    加湿エレメント(18)側に一端側を嵌装させて保持され
    ていることを特徴とする請求項第1項記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】上記スペーサ部材(20),(20)は、上記
    熱交換器(5)側に固定して保持されていることを特徴
    とする請求項第1項記載の空気調和機。
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