JP5322975B2 - 自然蒸発式加湿装置及びそれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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本発明は、加湿エレメントが組み込まれ、空調空気を水の自然蒸発によって加湿する自然蒸発式加湿装置及びその自然蒸発式加湿装置を備えた空気調和装置に関し、特に加湿エレメントの構造の改良に関するものである。
従来より、天井埋込形空気調和機に取り付けられる自然蒸発式の加湿装置が知られている。このような自然蒸発式の加湿装置として、毛細管現象により給水槽から供給水を吸い上げた蒸発板を空気調和機の風路内に配置し、蒸発板より供給水を蒸発させ、吹出空気を加湿し、余剰水を水頭差にて排水槽へと落とし込むものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平1−174835号公報(第4頁、図1等)
特許文献1に記載されているような加湿装置では、供給水が蒸発する際に供給水中の不純物が残され、供給水中の不純物の濃度が上昇し、水中に溶け込みきれなくなった不純物が蒸発板上にて析出するという現象が生じてしまう。供給水中の不純物が内部で析出すれば、毛細管現象により水を吸い上げる経路を塞ぎ、蒸発板の吸水力を低下させてしまう。また、供給水中の不純物が蒸発板表面にて析出すれば、析出した不純物上にてさらに不純物が析出するという現象も発生する。最終的に、不純物の落下、不純物からの水の滴下といった問題が生じる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、加湿エレメントの構造を改良し、加湿エレメントを構成している蒸発板上での供給水中の不純物の析出を抑制する自然蒸発式加湿装置及びそれを備えた空気調和装置を提供することを第1の目的としている。また、本発明は、第1の目的に加え、水の流れを妨げずに加湿エレメントの強度を向上させる自然蒸発式加湿装置及びそれを備えた空気調和装置を提供することを第2の目的とするものである。
本発明に係る自然蒸発式加湿装置は、毛細管現象を利用して水を吸い上げ、全体に水分が供給される複数枚の蒸発板、及び、前記複数枚の蒸発板を連結する櫛状の固定部材を備えた加湿エレメントを有し、水の自然蒸発によって空気を加湿する自然蒸発式加湿装置であって、前記蒸発板は、端面の角部において弧を描くよう形成されており、下部端面の一部を下方に突出させ、水に浸漬させる給水槽浸漬部位と、下部端面の一部を下方に突出させ、前記給水槽浸漬部位から吸い上げた水分を排水させる排水部位と、を有していることを特徴とする。
本発明に係る自然蒸発式加湿装置によれば、加湿エレメントを構成している蒸発板の形状を工夫したので、蒸発板上での供給水中の不純物の析出を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る空気調和装置の内部構成の一部を側面から見た状態を示す部分透視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置に備えられる加湿エレメントを構成する蒸発板の形状を示す概略図である。 蒸発板を連結する櫛状の固定部材の構成を示す概略斜視図である。 加湿エレメントの外観形状を示す概略斜視図である。 櫛状の固定部材を取り付ける一般的な方法として、蒸発板外周にスリットを設けた蒸発板の構造を示す概略図である。 供給水分配補助スリットとは別のスリットを設けた蒸発板の構造を示す概略図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、空気調和装置100の内部構成の一部を側面から見た状態を示す部分透視図である。図1に基づいて、空気調和装置100の構成及び動作について説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
この空気調和装置100は、住宅やビル、マンション等の室内(空調対象空間)における天井(図1で示す天井3)に埋め込むように設置され、冷凍サイクルを利用することで生成された空調空気を空調対象空間に供給するものである。また、空気調和装置100には、空調空気の1つとしての加湿空気を生成するための自然蒸発式加湿装置50(以下、単に加湿装置50と称するものとする)が備えられている。加湿装置50については、図2以降で詳細に説明するものとする。
空気調和装置100は、側面の一部及び下方が開口されている本体1と、本体1の下方に取り付けられる化粧パネル2と、本体1の内部に設けられている熱交換器11と、本体1の側面に取り付けられる加湿装置50と、を少なくとも有している。なお、図1には、本体1内で生成され、空調対象空間に供給される空調空気の吹出空気流路5と併せて、空調対象空間に供給される空気の流れ(以下、単に空気12と称する)を図示している。
本体1は、空気調和装置100の外郭を構成し、内部に熱交換器11の他、図示省略の送風機等を収容するものである。化粧パネル2は、本体1の下方を覆い、本体1の内部に取り込む空気の吸気口(図示省略)及び吹出空気流路5と連通する吹出口2aを有している。熱交換器11は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能し、図示省略の送風機から供給される空気と図示省略の熱源機(室外機)から供給される冷媒との間で熱交換を行ない、空調空気を生成するものである。吹出空気流路5は、空調対象空間から本体1内に取り込まれた空気を、熱交換器11、本体1の下方開口部の順に導通させるものである。
加湿装置50は、加湿装置本体4と、加湿エレメント21と、給水槽13と、ドレンパン14と、を少なくとも備えている。加湿装置本体4は、本体1の側面に取り付けられ、内部に加湿エレメント21の一部(給水槽浸漬部位31、排水部位32)、給水槽13及びドレンパン14が収容されるようになっている。加湿エレメント21は、複数枚の蒸発板15と、その複数枚の蒸発板15を連結する櫛状の固定部材22と、で構成されている。加湿エレメント21の一部は、本体1内における吹出空気流路5に突出するようになっている。給水槽13は、内部に水が貯留されており、蒸発板15の給水槽浸漬部位31が位置するようになっている。ドレンパン14は、蒸発板15の排水部位32の下方に配置され、排水部位32からの排水を受けるようになっている。
空気調和装置100から加湿空気を供給する際の動作を簡単に説明する。
空気調和装置100が動作を開始すると、図示省略の送風機が回転し、空気調和装置100が設置されている空調対象空間の空気(以下、単に室内空気)が、化粧パネル2の図示省略の吸込口から本体1内に吸い込まれる。本体1内に吸い込まれた室内空気は、熱交換器11に導かれ、この熱交換器11を流れる冷媒と熱交換され、空調空気となる。この空調空気は、加湿エレメント21の蒸発板15を介し、蒸発板15の表面から水分が与えられることで湿度を高め、加湿空気となる。なお、蒸発板15に供給された水分は、自然蒸発によって空調空気を加湿するようになっている。この加湿空気は、送風機の回転により、吹出空気流路5を介して化粧パネル2の吹出口より空調対象空間に吹き出される。
図2は、加湿エレメント21を構成する蒸発板15の形状を示す概略図である。この図2では、吹出空気流路5を流れる空気の流れ方向と略平行となる面側から蒸発板15を見た状態を示している。図2に基づいて、加湿エレメント21(特に蒸発板15)について詳細に説明する。
加湿エレメント21は、毛細管現象を利用して水を吸い上げ、全体に水分が供給されるようになっている。また、加湿エレメント21は、供給される水に含まれる不純物(スケール成分(たとえば、カルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)等)の蓄積を防止するために、下端から吸い上げた水分を排水するようになっている。
上述したように、加湿エレメント21は、複数枚の蒸発板15と、その複数枚の蒸発板15を連結する櫛状の固定部材22と、で構成されている。蒸発板15は、少なくとも上部端面36、下部端面37、及び、横端面を有している。そして、蒸発板15は、給水槽浸漬部位31と、排水部位32と、を有し、端面のコーナー部(角部)では弧を描くように形成されている(湾曲部34)。なお、蒸発板15を構成する板材の材質としては、たとえば発泡基材や、不織布基材、焼結基材等を適用するとよい。
給水槽浸漬部位31は、給水槽13に貯留されている水を汲み上げるために給水槽13に貯留されている水に浸漬させる部位である。給水槽浸漬部位31は、蒸発板15の下部端面37の一部を下方に突出させて形成されている。給水槽浸漬部位31の突出長さを特に限定するものではなく、給水槽13に貯留されている水に浸漬可能な長さを有していればよい。
排水部位32は、給水槽浸漬部位31から供給される水に含まれる不純物の蓄積を防止するために、下端(給水槽浸漬部位31)から吸い上げた水分を排水させる部位である。排水部位32は、給水槽浸漬部位31と給水槽浸係止部39を介して隣接する位置に、蒸発板15の下部端面37の一部を下方に突出させて形成されている。排水部位32の突出長さを特に限定するものではないが、先端部が蒸発板15の最下端となるように形成するとよい。なお、給水槽浸係止部39は、給水槽13の壁面に引っ掛かるようなスリット形状として形成されている。
湾曲部34は、給水槽浸漬部位31から最も離れた部位に形成されている。湾曲部34は、上部端面36の一部と、下部端面37の一部と、上部端面36と下部端面37とを連続的に結ぶ弧を描くような形状の横端面(紙面右側の横端面、以下湾曲端面38と称する)と、で構成されている。
加湿エレメント21は、供給水吸い上げ箇所(給水槽浸漬部位31)より離れた箇所ほど水の供給量は少なくなるため、給水槽浸漬部位31から最も離れた部位に湾曲部34を設けるようにしている。このようにすることで、湾曲部34において局所的に見て水の流動できる範囲が接線方向に180°開けていることになり、新たな供給水が入りやすく、かつ余剰水が流出しやすい状態となり、不純物の析出が生じやすい環境におちいることを回避できる。
加湿エレメント21の蒸発板15上のある一点にて供給される水量と蒸発量が等しくなり、余剰水にて残留した不純物を搬送できなくなってしまうと、蒸発した供給水内の不純物が残留し続けることになり、不純物の濃度が上がり、不純物の析出に至る。この現象は、蒸発板15上のあらゆる箇所に蒸発量以上の水が流れ込み、蒸発しきれずに残る水が蒸発した供給水中の不純物と一緒に流れ出て行くことで回避できる。従来からあるような蒸発板では、上部端面と横端面とが90°で接続されており、水の流動するための経路がその角度の範囲にて制限されることになり、局所的に供給水の流入が少ない状態となってしまう。そうすると、特にその角の先端にて不純物の析出が発生し易いものとなる。
これに対し、本実施の形態に係る加湿装置50における加湿エレメント21は、給水槽浸漬部位31から最も離れた部位に湾曲部34を設けるようにしている。このようにすることで、湾曲部34において局所的に見て水の流動できる範囲が接線方向に180°開けていることになり、新たな供給水が入りやすく、かつ余剰水が流出しやすい状態となり、不純物の析出を効率的に低減することが可能になる。
また、蒸発板15上において給水槽浸漬部位31から離れるほど、毛細管現象による供給水の搬送が困難となる。そのため、給水槽浸漬部位31から離れるほど供給水の持ち上げ高さが低くなるように上部端面36を傾斜(湾曲端面38に向かって下側に向かうように傾斜)させることが望ましい。なお、図2には、図3で詳細に説明するが、蒸発板15に供給水分配補助スリット(第1スリット)33が貫通形成されている状態を例に示している。
図3は、蒸発板15を連結する櫛状の固定部材22の構成を示す概略斜視図である。図4は、加湿エレメント21の外観形状を示す概略斜視図である。図5は、櫛状の固定部材を取り付ける一般的な方法として、蒸発板外周にスリット200を設けた蒸発板の構造を示す概略図である。図6は、供給水分配補助スリット33とは別のスリット(第2スリット)35を設けた蒸発板15の構造を示す概略図である。図3〜図6に基づいて、加湿エレメント21について更に詳しく説明する。図2で示したように、蒸発板15には、供給水分配補助スリット33が貫通形成されている。
加湿エレメント21は、複数枚の蒸発板15が固定部材22によって連結されて構成される。図3に示すように、固定部材22は、櫛状に形成されている。この固定部材22は、図2で示した供給水分配補助スリット33に挿し込まれ、図4に示すように蒸発板15を連結させる。つまり、加湿エレメント21は、固定部材22の櫛歯の間に形成される間隙のそれぞれに蒸発板15が嵌め込まれることで連結されて構成されるようになっている。
供給水分配補助スリット33は、給水槽13より毛細管現象により持ち上げた供給水が重力に従い排水部位32に流れていく経路を遮り、供給水を水平方向へ導く機能を有している。つまり、供給水分配補助スリット33は、蒸発板15上において供給水を全体に分配する役割を担っているのである。本実施の形態に係る加湿装置50では、このような役割を担っている供給水分配補助スリット33を固定部材22の挿し込み口として利用するようにしている。このようにすることで、蒸発板15内の供給水の流動に干渉せず、加湿エレメント21の強度を向上させることが可能になる。
なお、供給水分配補助スリット33は、重力による影響を効果的に水平方向の流動に活かすために、給水槽浸漬部位31から離れる方向へ下っていくように傾斜、つまり湾曲端面38に向かって下側に向かうように傾斜していることが望ましい(図2参照)。また、固定部材22の材質を特に限定するものではないが、たとえば樹脂材料(ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、AS(アクリロニトリル・スチレン)、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)等)や、発泡基材、不織布基材等を適用するとよい。
固定部材22の挿入による蒸発板15の連結強度の向上効果は、蒸発板15との嵌合性や、固定部材22自体の剛性に影響される。これは、固定部材22の効果的な挿し込み方向が存在するということを意味している。蒸発板15の連結強度は、固定部材22と蒸発板15との嵌合がよいほど、櫛歯の挿入方向に対して水平方向に働く力に対して強くなり、固定部材22の剛性が高いほど、櫛歯の挿入方向に対して垂直方向に働く力に対して強くなる。
図4においては、蒸発板15に形成した供給水分配補助スリット33に固定部材22を挿入して蒸発板15を連結している状態を例に示しているが、供給水の分配に効果的な供給水分配補助スリット33の方向と、強度向上のために固定部材22を挿し込む方向と、が一致しない場合は、別の位置に固定部材22を連結するためのスリットを設ける必要がある。
一般的に、櫛状の固定部材で蒸発板を連結する場合、組立作業が容易であることもあり、蒸発板の外周のいずれかに固定部材を挿し込むためのスリット(図5で示すようなスリット200)を設けることが多い。しかしながら、この場合、スリットの根元に180°以下の角度の部位が生じてしまうため、供給水中の析出物の発生を抑制する観点より好ましくない。そこで、供給水分配補助スリット33に供給水分配の補助役割を担わせられない場合の対策の一例について図6に示す。
図6には、蒸発板15の内部に設けられた供給水分配補助スリット33において固定部材22の挿し込み方向と、供給水の分配を補助する役割と、が両立しない場合における固定部材22の挿し込み用のスリット35を蒸発板15に貫通形成した状態を示している。供給水分配補助スリット33に供給水分配の補助役割を担わせられない場合にも供給水内の不純物析出を抑制することが望ましい。そのためには、蒸発板15の内側に固定部材22を挿入するためのスリット35を設けるとよい。スリット35は、供給水分配補助スリット33の湾曲部34側に、挿入される固定部材22の櫛歯が鉛直方向となるように形成されている。
このようなスリット35を蒸発板15に形成することによって、供給水分配補助スリット33に供給水分配の補助役割を担当させ、スリット35に蒸発板15の連結強度の向上役割を担当させることが可能になる。したがって、供給水分配補助スリット33に供給水分配の補助機能を十分に発揮させることができ、供給水内の不純物析出の抑制が可能になる。
以上のように、加湿装置50においては、加湿エレメント21を構成している蒸発板15に湾曲部34を形成することで、湾曲部34において局所的に見て水の流動できる範囲が接線方向に180°開けていることになり、新たな供給水が入りやすく、かつ余剰水が流出しやすい状態となり、不純物の析出が生じやすい環境におちいることを回避できる。また、加湿装置50においては、蒸発板15に供給水分配補助スリット33を形成することで、蒸発板15の連結強度を確保しつつ蒸発板15上において供給水を全体に分配することが可能になっている。なお、加湿装置50は、供給水分配補助スリット33に供給水分配の補助役割を担わせられない場合には、供給水分配補助スリット33とは別のスリット35を形成することで対応可能にしている。
このような加湿装置50が備えられる空気調和装置100においても、同様の効果を有していることになる。
1 本体、2 化粧パネル、2a 吹出口、3 天井、4 加湿装置本体、5 吹出空気流路、11 熱交換器、12 空気、13 給水槽、14 ドレンパン、15 蒸発板、21 加湿エレメント、22 固定部材、31 給水槽浸漬部位、32 排水部位、33 供給水分配補助スリット(第1スリット)、34 湾曲部、35 スリット(第2スリット)、36 上部端面、37 下部端面、38 湾曲端面、39 給水槽浸係止部、50 加湿装置、100 空気調和装置、200 スリット。

Claims (7)

  1. 毛細管現象を利用して水を吸い上げ、全体に水分が供給される複数枚の蒸発板、及び、前記複数枚の蒸発板を連結する櫛状の固定部材を備えた加湿エレメントを有し、水の自然蒸発によって空気を加湿する自然蒸発式加湿装置であって、
    前記蒸発板は、
    端面の角部において弧を描くよう形成されており、
    下部端面の一部を下方に突出させ、水に浸漬させる給水槽浸漬部位と、
    下部端面の一部を下方に突出させ、前記給水槽浸漬部位から吸い上げた水分を排水させる排水部位と、を有している
    ことを特徴とする自然蒸発式加湿装置。
  2. 前記蒸発板の上部端面を前記給水槽浸漬部位から離れるにしたがって下側に向かうように傾斜させている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自然蒸発式加湿装置。
  3. 前記蒸発板の全体に水分を分配する第1スリットを前記蒸発板に貫通形成し、
    前記第1スリットに前記固定部材を挿入することで前記複数枚の蒸発板を連結している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自然蒸発式加湿装置。
  4. 前記蒸発板の全体に水分を分配する第1スリットを前記蒸発板に貫通形成するとともに、前記固定部材を挿入する第2スリットを前記蒸発板の前記第1スリットの弧を描くよう形成された端面側に貫通形成している
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の自然蒸発式加湿装置。
  5. 前記第2スリットは、
    挿入された前記固定部材の櫛歯が鉛直方向となるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の自然蒸発式加湿装置。
  6. 前記第1スリットを弧を描くよう形成された端面に向かって下側に向かうように傾斜させている
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の自然蒸発式加湿装置。
  7. 前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の自然蒸発式加湿装置を備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
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