JPH0537140Y2 - - Google Patents

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JPH0537140Y2
JPH0537140Y2 JP1987011605U JP1160587U JPH0537140Y2 JP H0537140 Y2 JPH0537140 Y2 JP H0537140Y2 JP 1987011605 U JP1987011605 U JP 1987011605U JP 1160587 U JP1160587 U JP 1160587U JP H0537140 Y2 JPH0537140 Y2 JP H0537140Y2
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JP
Japan
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air
heat exchanger
fins
tube
air conditioner
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はフアンコンベクタ等の空気調和機、
特にそれに使用されるフインチユーブ型の熱交換
器の改良に関するものである。
[従来の技術] 第4図は例えば実公昭60−41465号公報に示さ
れた従来の熱交換器を示す側面図であり、図にお
いて1は媒体を通すよう一連に設けられたチユー
ブ、2はこのチユーブに所定間隔を有して複数個
並設されたアルミ板製のフインである。
従来の熱交換器は上記のように構成され、チユ
ーブ1内に例えば温水を通すことによれば、その
熱はチユーブ1からフイン2に伝熱され、フイン
の間に送風機(図示せず)により送風することに
より熱交換され温風となつて吹き出され室内は暖
房されることになる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のような従来の熱交換器では、送風機によ
り送風される風は、熱交換器の一側からフイン2
間に入り貫通するように流れ他側から吹き出され
る。このため、所定吹出方向以外の側部には風が
流れないように閉塞する閉塞板を空気調和機本体
に設けなければならず、これにより、空気調和機
の構造が複雑になり高価なものとなる問題点があ
つた。
この考案はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、空気調和機に閉塞板を設けなくても
所定外への吹出しを防止することができるように
熱交換器を改良することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る空気調和機は、内部に送風機と
熱交換器を有し、上部前面より吹込んだ室内空気
を熱交換器を通して下部から吹き出すようにした
空気調和機のケーシングを備え、上記熱交換器
を、媒体を通すチユーブと、このチユーブに所定
間隔を有して複数並設されたフインと、このフイ
ンの上端部の前後方向全幅に亘つて同一方向に折
曲されかつ隣のフインに当接する高さを有して形
成されたエアーガイドとで構成し、上記エアーガ
イドは後方に行くに従つて下方に傾斜させたもの
である。
[作用] この考案においては、送風機により送風される
風をエアーガイドにより所定外へ吹出すのを防止
することが可能となる。
[実施例] 第1図および第2図はこの考案の一実施例を示
す斜視図およびフインの斜視図であり、第3図は
この考案による熱交換器を組込んだ空気調和機を
示す側面図である。図において11はチユーブで
あり、各端部をU字管12により連設し一連に形
成されている。13はこのチユーブに所定間隔を
有して並設された複数のフインで、上端部の前後
方向全幅に亘つて隣りのフイン13に当接する高
さを有して同一方向に折曲されたエアーガイド1
4が設けられ、このエアーガイド14は後方に行
くに従つて下方に傾斜している。15は空気調和
機のケーシング、16は羽根ケーシング17、羽
根18および電動機(図示せず)から成る送風機
であり、矢印は風の流れを示す。
上記のように構成された熱交換器は送風機16
を運転することにより、第3図に示すように室内
空気をケーシング15の上部前面から吸込み熱交
換器へ送風する。この送風された空気はエアーガ
イド14により下方へ案内されて熱交換器のフイ
ン13間を横切りケーシング15の下部前面から
吹き出す。このとき、熱交換器により熱交換され
て温風あるいは冷風となり室内を暖房あるいは冷
房する。このように、ケーシング15に閉塞板等
を設けることなく、吸気流を他側へ吹出させるこ
となく熱交換器に案内させ熱交換することができ
る。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、内部に送風機
と熱交換器を有し、上部前面より吸込んだ室内空
気を熱交換器を通して下部から吹き出すようにし
た空気調和機のケーシングを備え、上記熱交換器
を、媒体を通すチユーブと、このチユーブに所定
間隔を有して複数並設されたフインと、このフイ
ンの上端部の前後方向全幅に亘つて同一方向に折
曲されかつ隣のフインいに当接する高さを有して
形成されたエアーガイドとで構成し、上記エアー
ガイドは後方に行くに従つて下方に傾斜させたこ
とにより、風の所定外への吹出を防止でき、かつ
風を所定方向へ案内することができ、従来のよう
に空気調和機に閉塞板を設ける必要がなくなり本
体が安価なものとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す熱交換器の
斜視図、第2図は同じくそのフイン13を示す斜
視図、第3図は第1図の熱交換器を組込んだ空気
調和機を示す側面図、第4図は従来の熱交換器を
示す側面図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、11
はチユーブ、13はフイン、14はエアーガイド
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に送風機と熱交換器を有し、上部前面より
    吸込んだ室内空気を熱交換器を通して下部から吹
    き出すようにした空気調和機のケーシングを備
    え、上記熱交換器を、媒体を通すチユーブと、こ
    のチユーブに所定間隔を有して複数並設されたフ
    インと、このフインの上端部の前後方向全幅に亘
    つて同一方向に折曲されかつ隣のフインに当接す
    る高さを有して形成されたエアーガイドとで構成
    し、上記エアーガイドは後方に行くに従つて下方
    に傾斜させたことを特徴とする空気調和機。
JP1987011605U 1987-01-29 1987-01-29 Expired - Lifetime JPH0537140Y2 (ja)

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JP1987011605U JPH0537140Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63121277U JPS63121277U (ja) 1988-08-05
JPH0537140Y2 true JPH0537140Y2 (ja) 1993-09-20

Family

ID=30798972

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JP (1) JPH0537140Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4718153U (ja) * 1971-03-31 1972-10-31
JPS5286040U (ja) * 1975-12-22 1977-06-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63121277U (ja) 1988-08-05

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