JPH02171527A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内の冷房を行う窓用空気調和機に関するも
のである。

従来の技術 従来の構成について第５図を参考に説明する。

同図は、空気調和機１の横断面図であり、図中２は、第
１室（室内側風回路）、３は第２室（室外側風回路）を
示し、４は前記第１室、第２室を区画するファンケーシ
ングである。５は、第１室２の第１の湾曲部４ａの内部
に配した室内側クロスフローファン、６は周知の冷凍サ
イクルを構成する蒸発器、７は室内側スタビライザ、８
はエアフィルタ、９は全面グリル、１０は室内側吸い込
み口、１１は室内側吹き出し口である。

前記第２室３の内部には、前記ファンケーシング４の第
２の湾曲部４ｂの内側に配した室外側クロスフローファ
ン１２と、周知の冷凍サイクルを構成する凝縮器１３、
室外側スタビライザ１４が設けられ、室外側吸い込み口
１５、室外側吹き出し口１６と連通して入る。また、前
記凝縮器１３は、空気調和機本体１の背面に対し一端所
定角度αをもって取り付けられ、前記凝縮器１３の風上
側でかつ下方には、回転円板１７とモータ１８より構成
され、前記蒸発器６で発生した凝縮水を前記凝縮器１３
側へ飛散させる蒸発装置１９が設けられている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、ファンケーシング
４の湾曲部４ａ、４ｂが、蒸発器６、凝縮器１３のクロ
スフローファン５．１２より遠い側６ａ、１３ａと近接
しているため、蒸発器６、凝縮器１３の風速分布が悪く
、クロスフローファン５．１２に近い側にある熱交換器
部分６ｂ。

１３ｂのみ主に風が流れ、遠い側にある熱交換器部分６
ａ、１３ａはあまり流れていない。また凝縮器１３にお
いては、凝縮器１３の風上側でかつ下方に位置した蒸発
装置１９により、蒸発器６で発生した凝縮水を凝縮器１
３のファンケージング湾曲部４ａに近い熱交換器部分１
３ａにかけるため、さらに風速分布が悪くなっていた。

このため、従来の構成は、熱交換器の効率が悪（、材料
投入量の割りには、本体の冷房能力がアップしないとい
った問題があった。

本発明は、上記課題点に鑑み、熱交換器の風速分布を大
幅に改善し、本体の冷房能力の向上を図りつつ、熱交換
器の材料費を削減することのできる空気調和機を提供す
るものである。

課題を解決するための手段 上記課題点を解決するための本発明の手段は、蒸発器、
凝縮器を所定寸法の第１の蒸発器、第１の凝縮器と、各
第１の蒸発器、凝縮器とそれぞれ並設され、かつ各第１
の蒸発器、凝縮器の幅寸法よりも大きい幅寸法を有する
第２の蒸発器、第２の凝縮器より構成し、前記各第１室
、第２室に於いて各第２の蒸発器、第２の凝縮器をクロ
スフローファンの近い側に配置したものである。

作用 本発明は、上記した構造により、クロスフローファンよ
り近い側にある第２の熱交換器の通風抵抗を減少させ熱
交換器の風速分布の均一化を図ることができる。

その結果、熱交換器の効率がアップし、本体の冷房能力
の向上を図りつつ熱交換器の材料費を削減することがで
きるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図にもとづいて
説明する。

同図において、１は空気調和機本体、２は第１室（室内
側風回路）、３は第２室（室外側風回路）を示し、４は
前記第１室２、第２室３を区画するファンケーシングで
ある。５は、第１室２の第１の湾曲部４ａの内部に配し
た室内側クロスフローファン、６は周知の冷凍サイクル
を構成する蒸発器、７は室内側スタビライザ、８はエア
フィルター　９は前面グリル、１０は室内側吸い込み口
、１１は室内側吹き出し口である。前記第２室３の内部
には、前記ファンケーシング４の第２の湾曲部４ｂの内
側に配した室外側クロスフローファン１２と、周知の冷
凍サイクルを構成する凝縮器１３、室外側スタビライザ
１４が設けられ、室外側吸い込み口１５、室外側吹き出
し口１６と連通している。前記凝縮器１３は、空気調和
機本体１の背面に対し一端から所定角度α°をもって取
り付けられ、前記凝縮器１３の風上側でかつ下方には、
回転円板１７とモータ１８より構成され、前記蒸発器６
で発生した凝縮水を前記凝縮器１３側へ飛散させる蒸発
装置１９が設けられている。さらに、前記蒸発器６およ
び凝縮器１３は、フィン幅Ｓの小さいフィンチューブ式
の熱交換器より構成し、列方向に二分割し、上流側の第
１の熱交換器６ｂ、１３ｂの幅を下流側の第２の熱交換
器６ａ、１３ａの幅より短くし、かつ上流側の第１の熱
交換器６ｂ、１３ｂをクロスフローファン５．１２の近
い側に設けている。また、図中６０は、第１室２の内部
に設けられた蒸発器６のリターンベンドである。

発明の効果 以上のように本発明は、幅寸法の小さい第１の蒸発器、
凝縮器をクロスフローファンの近い側に設け、さらに前
記凝縮器を空気調和機の背面に対して一端の所定角度を
もって取り付けた構成により、クロスフローファンより
遠い側にある熱交換器の通風抵抗を減少させることがで
き、熱交換器の風速分布の均一化を図ることができる。

また、熱交換器の風速分布の均一化により熱交換器の効
率がアップし、本体の冷房能力の向上を図りつつ、熱交
換器の材料費削減を図ることができる。

さらに、前記熱交換器において、下流側熱交換器のリタ
ーンベンド、リードパイプが室内側風回路の内部にある
ため、リターンベンド、リードパイプよりの熱交能力も
アップする等、種々の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機の横断面図
、第２図は同空気調和機の斜視図、第３図は同空気調和
機の内部構造を示す要部分解斜視図、第４図は同空気調
和機の内部構成を示す斜視図、第５図は従来例を示す要
部横断面図である。 １・・・・・・空気調和機本体、２・・・・・・第１室
、３・・・・・・第２室、４・・・・・・ファンケーシ
ング、４ａ・・・・・・第１の湾曲部、４ｂ・・・・・
・第２の湾曲部、５，１２・・・・・・クロスフローフ
ァン、６・・・・・・蒸発器、６ａ・・・・・・第２の
熱交換器（第２の蒸発器）、６ｂ・・・・・・第１の熱
交換器（第１の蒸発器）、１３・・・・・・凝縮器、１
３ａ・・・・・・第２の熱交換器（第２の凝縮器）、１
３ｂ・・・・・・第１の熱交換器（第１の凝縮器）。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名／−−−空
気調和梯未株 ４−　ファンケーシング 、５−、／２−−−り汀スフローフ７ン６−−−黒糸Ｘ 窮　２　図 １３−一一祷１市器 第１図 第 図 第 図 ／７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機本体内に、第１室及び第２室に区画するＳ字
   型のファンケーシングと、第１室でファンケーシングの
   第１の湾曲部の内側に配した室内側クロスフローファン
   と、前記第２室でファンケーシングの第２の湾曲部の内
   側に配した室外側クロスフローファンと、前記１室側に
   配設した蒸発器と前記２室側に配設した凝縮器と、前記
   凝縮器の風上側で、かつ下方に位置し、前記蒸発器で発
   生した凝縮水を前記凝縮器側へ飛散させる蒸発装置を設
   け、前記蒸発器を、所定幅寸法の第１の蒸発器、第１の
   凝縮器と、各第１の蒸発器、凝縮器とそれぞれ並設され
   、かつ各第１の蒸発器、凝縮器の幅寸法よりも大きい幅
   寸法を有する第２の蒸発器、第２の凝縮器より構成し、
   前記第１室、第２室において、各第２の蒸発器、第２の
   凝縮器をクロスフローファンの近い側に配置した空気調
   和機。